「刑事フォイル」第5話 あらすじとネタバレ感想
第5話 兵役拒否 前編 あらすじ
作家のデビット・ビールは戦争は道理に反する、何も解決しないといい、戦争に反対しました。しかしデビット・ビールは良心的兵役拒否と認めることはできないと審査会で兵役拒否を却下されました。国が戦争していても個人は選ぶ権利があると言いながら牢屋に収監されました。デビット・ビールは牢で全裸にされ良心的兵役拒否者だと虐待されました。ビールの妻は面会することを許されませんでした。デビット・ビールは牢で首をつって亡くなりました。ブルックスはヘイスティングはドイツからの重要な防衛拠点でありブルックスの200人の義勇防衛隊に情勢予想(いわゆる煽り)を伝えるとフォイル警視正に言いました。ガスコインはクリストファー・フォイルの煽ってはいけないという意見に賛成しました。
レイ・ブルックスは先の大戦の英雄でありましたがいまでは口うるさくて扇動的で助言も情勢に合わず今回の対戦では蚊帳の外でした。ブルックス考案の対毒ガス訓練を笑うガスコイン。
フォイルはサムにカルロという店まで送ってくれと頼みました。サムは下宿では午後6時以降の料理は禁止してるんですといいました。「おいで」とサムに言うフォイル。「ありがとうございます」とサム・スチュワートは喜びました。
フォイルはラザニアを注文しようとしましたがよい肉が入らないとカルロに断られました。口をへの字に曲げたフォイルとサムは豚肉のアルロスティータをすすめられてそれを注文しました。トニーにキヤンティー(水さし)を運ばせようとカルロはいいました。
トニー(アントニオ)はフォイルとサムに水を運んできました。トニーはイタリア語でサムに格好をつけました。フォイルはトニーはロンドン生まれで外国に行ったことがないとウソをサムにばらしました。
ガスコインの妻エミリーは預かった11歳の疎開児童のジョーが部屋で何かを盗んで逃げたことを叱りました。ガスコインはジョーはテーブルマナーもなってないといたずらぶりを不快に思いました。
フォイルとサムが食事を終えて店を出たところにトニーが黄色い花束を持って今度の金曜日にダンスに行きませんかと誘いました。花束を受けとったサムを見て、フォイルはむっつりして歩いて帰るといいました。
ジョーは疎開先のガスコイン一家を嫌っているようでした。ジョーは持っているノートにお絵かきをしました。ジョーはガスコイン一家に心を閉ざしているようでした。
ジャックは出所してトニーのところにやってきました。トニーはいやそうな表情していました。とめてくれよというジャックにトニーはおやじにきかないといけないといいました。ジャックはクソ判事にお礼参りをするといいました。ジャックはトニーに酒と食事を要求しました。
フォイルは「プレーすればするほど下手になる」と紳士の服装(ズボンに白いワイシャツとネクタイ、ベストと帽子)で同僚の友人リードとゴルフをしていました。友人は留置場で自殺をした作家のデビット・ビールの死について様子がおかしいと話し始めました。フォイルはやってみるよと引き受けました。
セオは神妙な面持ちでデビットの妻フローレンスのところを訪れました。
ジョーは部屋で鉛筆で絵を描いていました。ガスコインは部屋の下にだれかがいる気配を感じて様子を見に行きました。ガラスが割れる音をきいてジョーやガスコインの妻と娘は見に行きました。外から「お前にも裁きが下る」という投書が投げ入れられたのでした。
フォイルはガスコインの家に呼ばれました。ガスコインが徴用と良心的兵役拒否の仕事をしていてビールも扱ったといいました。フォイルは美しい家をほめました。ガスコインの妻は神殿のような屋敷を気に入っていて、ガスコインは広すぎるから引っ越したいといいました。
サムとフォイルが去ったあとに森から男(ピーター)がでてきました。
ミルナー巡査部長はビールがなくなった状況は水でぬれていてシャツもボタンを掛け違っていたと報告をしました。
フォイルはドアノブに手をやりましたが、ドアを開けることをためらいました。フォイルは当時の看守を呼んでタバコを吹かす彼が裸のビールに服を着せたことを聞きだしました。彼は反戦主義者のビールは死んでもよいといいました。フォイルは過重暴行の容疑で君を逮捕する、そして免職処分にするといいました。男ははっとした顔で動揺しました。
ガスコインの娘スーザンはピーターと小屋で密会していました。ピーターは幸せじゃないのにこんなでかいうち、旧態依然とした屋敷はいらないだろうといいました。その様子をジョーはノートに絵にしました。
新聞から文字を切り取られた手紙を分析するミルナーは文字を切り抜いた新聞を突き止めました。
フォイルはビールの妻を訪問しました。妻はポーランド語でポーランド人のシェシコに頼み事をしてフォイルと部屋を出ていきました。フォイルはデビット・ビールのことは申し訳ないと謝りました。セオは納屋で干し草を整理していました。セオはデビットのエリオットに認められた文才を惜しんで怒りました。セオはスティーブンの父レイブルックスでガスコインと親しい男の息子だけが兵役拒否を認められたと辛辣にいいました。ガスコインの買収を知っていたデビットは死んであんたは真相に蓋をしようとしているとセオはいいました。フォイルは買収の証拠がないといいました。怪文書に心当たりはないかと問ううフォイルに対し、心あたりはないが俺もまったく投函者と同じ気持だとセオはいいました。
あの暗い場所には行くな、おそれよ、汝を待つ(暗い)抱擁をおそれよ、なぜなら一度触れたなら二度と離してはもらえぬゆえに。
セオはデビットの詩を言いました。
ミルナーは文字の2つは下流層の雑誌だとわかったことをフォイルに伝えました。帰宅したミルナーは妻にキスをしましたが、妻は嫌がりました。皿に盛られたソースのないハンバーグとグリーンピースとニンジンを食べる二人。
サムはトニーとダンスをしていました。トニーは新婚旅行でおやじのふるさとのナポリに行ってみたいといいました。ガスコインの娘とピーターも同じ店で踊っていました。トニーはサムにジャックを紹介したところ、サムはきっぱりと断りました。
同じころ、男がガスコインの離れに入り、ドアノブにワイヤーを結びつけていました。
ジョーはズルズルとスープをすすっていました。それを注意するガスコインの妻。匿名の電話が入り、ガスコインの離れにある手紙を見よといわれました。
寝坊したサムに夕べは?と訊くフォイル。遅刻は二度としませんとサム。
ジョーが小屋のドアを開けると小屋が爆発し、ジョーが殺されました。気分が悪くなるサムに車に戻ってなさいとフォイルは言いました。ミルナーはドアノブに手りゅう弾と結びつけられていたといいました。即死だったのが幸いだなとフォイルはいいました。ジョーの遺体が運び出されていきサムはショックで顔を真っ赤にして涙を流しました。
ガスコインはジョーはピアソンの疎開児童だったといいました。ガスコインはピーター・バッキンガムと個人的なことで口論になったといいました。ピーター・バッキンガムは工場で弾薬を作る仕事をしていて娘と交際していたがガスコインが別れさせて恨みを買っているといいました。
ガスコインの妻は警察を家に入れたことを不満に思っていました。お父さんのころなら(今はいない)使用人が追い返していただろうとガスコインはいいました。
感想
まさか子供が殺されるとはーっ!日本のサスペンスドラマでは私の知る限りではあり得ないことです。イギリスのドラマは辛口ですね。そして今回は戦争に反対する政治意見をもった小説家の虐待死がテーマのようです。どこの国でも戦争反対を唱える人は牢屋に閉じ込められて暴力されるところは同じなんですね。反対の政治意見を持つこと自体(左翼)が右翼が暴力を正当化する理由となっているようです。フォイルはこの手の暴力的な輩と会うのは嫌そうにしていましたね。スーザンとピーターはロミオとジュリエットです。
アッロスティート
焼いた、という意味で、肉を焼いた料理のことのようです。イギリスの料理よりおいしそうです。
ミルナー家の食事
味のなさそうなハンバーグと茹でただけのグリーンピースとニンジンがひとつの皿にのっていました。質素な夕食のようです。パンはないのかな!?