サイムダン(師任堂)色の日記 5話のあらすじと感想 目次 あらすじ 感想 各話のあらすじと感想 あらすじ 青葉茂る森の中、少女サイムダン(師任堂)は王族の青年イ・ギョムに 比翼鳥(ピイクチョ) という片羽の手彫りの圧印を渡しました。師任堂(サイムダン)はイ・ギョムにもう片方を彫って婚礼の日に合わせるように頼みました。イ・ギョムは自分のために手を怪我してまで印を彫ってくれたサイムダンのことがますます好きになりました。 「そなたに早く渡したくてたまらなかった。朝鮮では手に入りにくい代物だ。肝心なのはこれ(帯)だ・・・。」 イ・ギョムは中宗(チュンジョン)から賜った青墨の 龍煤墨(ヨンメモク)という高級な墨 と、髪を留めるための帯をサイムダンにあげました。 「これはすごい墨です。色に深みがあります。美しい黒だけど青みがかっています。この墨をおろすとどんな色になるでしょうか?」 師任堂(サイムダン)は帯よりも龍煤墨(ヨンメモク)に夢中になりました。 「あ・・・。いや今大事なのはそうではなく・・・。」 イ・ギョム(宜城君)は少しがっかりしました。 「もうわくわくします。すぐにでも描いてみたいです。画具を取って来ましょう!」 師任堂(サイムダン)が立ち上がろうとしました。 「そうではなく・・・。これを見てくれ。ただのシャクヤクではない。そなたを思いながら私が徹夜してひと筆ひと筆丁寧に描いたのだ。この世の中に一つしかない。」 イ・ギョムは帯に橙色で自分が夜を徹して描いた芍薬の花を説明しました。 「それで、このような墨は初めて見ます。ずっと使ってみたかったんです。私にくださるなんて!」 師任堂(サイムダン)はあまりの嬉しさにイ・ギョム(宜城君)に口づけをしました。 イ・ギョム(宜城君)は笑みを手で覆い隠しました。 夜の水辺。イ・ギョムとサイムダンな仲睦まじく過ごしていました。 「我らを引き合わせた金剛山図に、我らの気持ちを表す詩を添えてはどうだろうか。」 イ・ギョム(宜城君)は師任堂に言いました。 「河の水と海の水にしばし尋ねよう。」 師任堂(サイムダン)は詩を書きました。 「そうしてそなたと私の心はかようにも同じだろうか。」 イ・ギョムは師任堂(サイムダン)に続いて詩を金剛山図に書きました。 「ならば比翼鳥(ピイクチョ)の印を押して...
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