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サイムダン師任堂1話のあらすじ-美術講師のソ・ジユンが上司の教授に陥れられる-Saimdang, Light's Diary Episode1


師任堂(サイムダン)、色の日記1話 完全版のあらすじと感想<世紀の大発見「金剛山図」>

師任堂(サイムダン)、色の日記 1話のあらすじと感想

目次


あらすじ

「チャングムの誓い」のイ・ヨンエ主演の韓国ドラマ「師任堂(サイムダン)、色の日記1話」がはじまりました。
物語の舞台はイタリア。
1551年のトスカーナ。
夜、雷が鳴り雨が降っていました。
城の中ではパーティーが催されチェンバロと笛などにより音楽が演奏されていました。
貴族たちは優雅に踊っていました。
二人の修道女は階段を上がるとイ先生と呼ばれる人の部屋をノックして食事を置きました。部屋の中には朝鮮人の画家がローソクの明かりを頼りに絵を描いていました。
男は無我夢中で女性の肖像画を描いていました。
男の心の中には一人の女性がいました。
男の名前はイ・ギョム(宜城君、ウイソングン)。
イ・ギョムは絵を描き終えると筆を置き、扉を開けて廊下を歩き出しました。
男の身なりは朝鮮の着物を着て髪は千々に乱れていました。
ひとりの少女が廊下で舞っていました。
「わーーーーっ。」
イ・ギョムは階下のホールに向かって叫びました。
一人の女性の美人画が完成していました。
舞踏会で踊っていた人々は皆イ・ギョムを見上げました。

韓国の大学。
ソ・ジユンは大学で朝鮮初期の王族の画家イ・ギョム(宜城君)が描いた気品ある「母犬図(モギョンド)」について生徒に教えていました。イ・ギョムは中宗(チュンジョン)の肖像画の制作に推薦されました。ソ・ジユンはイ・ギョムを「気品があり温かくてユーモラス」と評価しました。ソ・ジユンは次にシン・サイムダンの「草虫図(チョチョンド)」の絵を生徒に見せました。この二つの作品は朝鮮初期でも珍しい彩色画の技法が使われていると説明しました。

崔教授の自宅。
講義を終えたソ・ジユンは上司で教授のチェ・ジョンファンの家のトイレの詰まりを直していました。ソ・ジユンは教授になりたくてチェ家の家事全般を10年間無償で請け負っていました。

娘のウンスの運動会の日にはジユンにとって大事な発表がある日でした。

ソ・ジユンは帰宅したチェ・ジョンファンとその妻と姪を出迎えました。ソ・ジユンは用意しておいた料理と飲み物を振舞いました。ソ・ジユンはチェ家の壁に掛けられている大きな絵画がキム・ギョンハクの1980年の作品であることを言い当てました。ジユンが風呂で毛布を洗濯しているとスマホに親友から電話がかかってきました。ジユンは使用人の真似までしているのに全然昇進できないと言いました。

チェ教授が妻と姪を連れて自宅に帰ってきました。ジユンは三人を出迎え引っ越し祝いの食事まで作っていました。夫人はつまみ食いをしてその味に満足しました。ジユンは三人のために飲み物を提供しました。

ジユンは部屋に飾ってある絵を見てキム・ジョンハクの1980年代の作品ではないかと教授に話しかけました。そこに教授の娘が現れネットが繋がらないと言って暴れました。ジユンは娘を黙らせるために部屋に連れて行きました。

チェ・ジョンファンはソ・ジユンにアン・ギョン作の「金剛山図(クムガンサンド)」の論文を書くことを許しました。この絵は500年ぶりに見つかった新しい絵画で真作した。ソ・ジユンはこれで教授になれると思いたいへん喜びました。
「これでソ教授と呼ばなければいけないわね。長年の苦労が報われたわね。」
夫人はジユンに言いました。

ソ・ジユンが大学に走って戻ると門前では「非民主的な大学運営は即刻廃止せよ」と訴える人々が抗議していました。自分のことで頭がいっぱいのソ・ジユンは彼らには目もくれずに研究室に駆け込みました。

ジユンは金剛山図に近づくことを許されました。
ソ・ジユンはアン・ギョンの金剛山図を調べ始め、写真を撮っては論文をノートパソコンに書きました。
「おかしいわ。」
ソ・ジユンは絵に矛盾を感じましたが義母に親戚が集まるので来て欲しいと呼ばれたので家に慌てて帰りました。

ジユンは義母の家に行くと集まっている人たちに挨拶しました。義母は親戚の男性に「ジユンはもうすぐ教授になるのよね?」と紹介しました。親戚の男性はミンソクについて尋ねました。ジユンは冷やしておいたお菓子を取りに行きました。

ソ・ジユンの夫チョン・ミンソクは韓国で五本の指に入るファンドマネージャーでした。ジユンと義母との関係は良好、息子のウンスは成績優秀でした。

義母はジユンに荷物が届いたことを伝えました。

ジユンが自室に行くと、豪華な机が置かれていました。ジユンは「すごく欲しかったの」と義母に抱き着きました。
「私の時代は苦しかったけど、あなたは自由にやって。」
義母はジユンに寛容でした。

ソンギャラリー。
ギャラリーではミン・ジョンハク学部長が韓国財団の館長で理事長のソン・ミギョン、新発見の金剛山図の国宝指定は確実だと報告していました。ミン・ジョンハクはキム学長が任期内に講師の管理を怠り学内の秩序を乱したので、自分が学長への昇格にふさわしいと暗に言いました。教授は金剛山図があればソン館長も文化部の長官になれるとおだてました。ソン・ミギョンはミン教授に「ウィン・ウィンの関係でいきましょう」と言いました。

ジユンの部屋。
ソ・ジユンは自宅で金剛山図の写真を調べていると江戸時代に登場した楓の模様がアン・ギョンのいた時代と一致しないことに気が付きました。するとJK銀行から電話がかかってきました。

ジユンは野菜ジュースを作って寝室に持って行き夫に飲ませてあげました。

ソ・ジユンは寝室で夫に金剛山図にアン・ギョン独特の優雅さや迫力が無い話とJK銀行からの電話について話をしました。
「下剋上でも狙っているのか?その辺にしておけ。巨人に小石を投げても無駄だ。」
ミンソクは言いました。
ジユンは夫の洗濯物を拾い集めました。
ミンソクは顔を洗って忙しい振りをして銀行の話題を無視しました。
ジユンは明日は学会でボローニャに行くとミンソクに打ち明けました。
ミンソクは「ウンスはどうする?」と言い出しました。
ジユンは先月既に話したと言い返しました。
ミンソクは頭を抱えました。
ジユンは拗ねて眠りました。

アン・ギョン作の金剛山図の発表の日。
ソ・ジユンはこれまでアン・ギョンの作品は夢遊桃源図(モンユトウォンド)のみだったが500年の時を経て金剛山図が見つかったと説明を皆にはじめました。金剛山図の映像が会場の前に表示されました。
「今後も彼女は役に立ちますよ。」
ミン・ジョンハクはソン・ミギョンに囁きました。
ソ・ジユンは皆に絵の発見者のミン・ジョンハク教授を紹介しました。
ミン・ジョンハクは金剛山図が韓国の美術史上どれほど快挙であるかについて説明をはじめました。
すると一人の男(解雇された若い講師ハン・サンヒョン)が立ち上がり質問をはじめました。
ハン・サンヒョンは短線点の皺が無いことや表地の絹の楓模様がその時代にはあり得ないので真作とは違うと主張しました。
ハン・サンヒョンは会場から追い出されようとしましたがミン・ジョンハクは解放するように警備員に命じました。
ハン・サンヒョンはソ・ジユンに真作ではない可能性を尋ねました。
ソ・ジユンはしばらく沈黙すると「よく分かりません」と答えました。
ジユンは内心慌てながらも教授と顔を見合わせるも、教授に反対してしまいました。

「先ほど表具の話をされましたね。確かに楓は江戸時代の模様ですがのちに表装のみ直す場合もあり材料だけでは真贋は判断できません。基本は画風と筆法の特徴で判断し不可能な場合は炭素を測定します。アン・ギョン研究歴30年の教授の前で釈迦に説法ではありませんか。鑑定番組の見すぎですね。」
ソ・ジユンが言葉を訂正して冷たく言うと、会場の人たちは質問したハン・サンヒョンをあざ笑いました。

「蓮池を濁すどじょうなど気にする必要はありません。」
発表会が終わり、ミン・ジョンハクはソン・ミギョンに釈明しました。
館長のソン・ミギョンはミン・ジョンハクに贋作の可能性はないかと尋ねると教授は三十年の研究人生で保証すると誓いました。
ソン・ミギョンを見送ったミン・ジョンハクは、ミギョンのことを「高慢な女」と毒づきました。
「ミン教授。申し訳ありませんでした。否定するつもりはなかったのです。」
ジユンが駆け寄り教授に謝罪しました。
「話題になるし、元講師のいう事など記事のネタが増えるだけだ。大丈夫だ。学会の準備を頼む。」
ミン教授は善人を装いました。
ジユンは教授に許してもらい感謝しました。

夜のレストラン。
ソ・ジユンは義母とウンスとレストランで夫を待っていましたが夫は約束の時間になっても現れませんでした。

会社。
オフィスは金融監督院の調査が入ることになり慌ただしくなっていました。
チョン・ミンソクは自分が代表をしている投資会社に捜査のメスが入りRテックの株価が急落して120億ウォンの損失が生じました。捜査員が部屋に入って来たのでチョン・ミンソクは逃げ出しました。

マンション。
ジユンたちが義母と息子を連れて家に帰ると何人もの債権者が待ち構えていました。チョン・ミンソクは電話でジユンに家族を連れて逃げるように言いました。ジユンはその日のうちに家を追われて義母とウンスを連れて親友ののコ・ヘジョンの家に泊まりました。

朝。
「靴を舐めろと言われたら、舐めてでも教授になる。」
ジユンは料理をしながらヘジョンに言いました。

飛行機の中。
ジユンはイタリアのボローニャの学会に向かう飛行機の中でミン・ジョンハクのために作った原稿を指示通りに手直ししていました。ジユンは通路に跪いて教授に侍っていました。

イタリアボローニャのホテル。
ジユンは教授のためにチェックインをしました。ジユンは業界で著名な人を見つけるとサインをしてもらいました。その人はインターネットで動画が出回っているとジユンに教えました。インターネットに金剛山図が贋作だという動画が出回っていました。ジユンは動画を見るとショックを受けました。ミン教授もハン・サンヒョンの講義動画を見て悔しくなり本国に「全員クビだ」と電話しました。ミン教授はソン・ミギョン館長に釈明しようとしましたが、ソン館長は事態の収拾を命じました。ジユンはミン・ジョンハクにしっかりと張り付いていました。

ジユンはシャワーを浴びた後、親友に電話をしました。ジユンは化粧ポーチを持って来ていなかったことに気が付き頭を抱えました。

ジユンは化粧をしている女性に口紅を借りようとしました。女性は拒否しました。ジユンはパーティーに「トラウマとなっている元カレが来るので」と英語で話しかけました。女性はジユンにすべての化粧品を貸してあげました。

パーティーが始まりました。
ミン・ジョンハクとジユンは正装していました。

ミン・ジョンハクはソ・ジユンに靴下と歯磨き粉と電動歯ブラシを買いに行くように命じました。ジユンはスーパーに言って言われた物を買いました。レジの順番待ちをしていると親友から「ファイティン」というメッセージが届きました。

ジユンは教授に品物を渡そうとしました。
「帰りなさい。私の言っていることがわからないのか?専攻を変えなさい。二度と私の前に現れるな。美術界にはいられなくしてやる。」
ミン・ジョンハクは冷たく言いました。
「教授。誤解です。」
ジユンは釈明しましたが教授は無視して去りました。

ホテルの部屋の前。
ジユンの部屋の前に、すべての荷物が置かれていました。ジユンは部屋に入れなくなりました。

ロビー。
ジユンはフロント係に訴えましたがホテルから追い出されてしましました。

ジユンは仕方なく街に出ました。親友から電話がかかってきました。ジユンは学会をさぼって買い物をして解雇されたことになっていました。親友のヘジョンは教授がジユンを陥れたのだと言いました。
「金剛山図が贋作という証拠がない限り奴の天下のままよ!」
ヘジョンは言いました。
ジユンは泣き出しました。

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感想

1回目の視聴感想(2017年)

1話から意味不明なストーリーでした。こりゃダメかなぁと思いながらドラマを観ていました。どうやら主人公のソ・ジユンという一児の母で大学の講師の女性は上司の教授に博士にならせてもらうのに5年仕え、教授になるためにさらに5年仕えていたという設定です。博士になるには・・・日本では28歳あたりか29歳が最短ですから、それ+10年となるとソ・ジユンの年齢は38歳か39歳あたりということになります。

なぜイタリアのお城みたいなところに朝鮮のウィソングンがいるのかというと、考えられる答えはタイムスリップという架空のファンタジーしかあり得ません。

私はタイムスリップ物が好きじゃないので・・・どうでもいいことですが・・・このドラマはそういう系統のハチャメチャな展開になりそうですね。

2回目の視聴感想(2020年)

2020年の6月1日からBSテレ東でまた放送がありました。懐かしくなって見返してみると、当時は主人公のソ・ジユンが置かれた境遇についてあまり理解をできていませんでした。ジユンはヘジョンという女性と親友で互いに美術界で働いていました。長年の目の上の瘤のごとくミン・ジョンハク教授が居座っていました。

少し成長した自分から見ると、1話の時点のソ・ジユンは「たいへんつまらない人物」として写りました。なぜなら使用人として10年もミン・ジョンハクに媚を売っていたからです。もしもミン・ジョンハクがジユンに対して靴を舐める以上のことを要求してきたらどうなるのでしょうか?ジユンには人間としての分別が備わっていないことが明らかとなっていました。お金持ちのファンドマネージャーの妻としての人生なら教授になるという人生の目的は必要ありません。教授になりたいという動機は、世の中の何の役にも経たない考えだからです。もちろんミン教授もソン館長もつまらない人物であることに違いはありませんが、ジユンもまたそれに劣らずつまらないことを人生の目的にしているところは評価に値しないと思います。

後でそんなジユンとはくらべものにもならない立派な人たちが朝鮮時代に登場します。

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