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王と妃-1話-あらすじネタバレ感想 韓国ドラマ 時代劇

王と妃 1話の感想 今日からBSで、「王と妃」がはじまりましたね! みなさんはもう観られましたか? 私も簡単にですが、第一話の感想だけ書きたいと思います。 まずオープニングの感想から。 じゃじゃーん・・・じゃーん、じゃーん、じゃーん。 猿の惑星みたいなあの曲から始まりますw どこかで聴いたことがある曲です。 「龍の涙」と同じ曲、同じナレーションです(笑) 画面も4:3と昔の比率です。 調べてみたら「王と妃」は 全186話 ! なっ、長ーーーーーい。 これは毎日見るのはちょっとしんどいので、私は飛ばし飛ばし見ていこうと思います。 ・・・といいつつ、全話見尽くしてしまいました\(^o^)/ 第一話はしっかり見ました。 さっそくインス大妃を「インス大妃」でインス大妃役を演じたチェ・シラが演じていましたねw そうです、話は首陽(スヤン)大君の前からはじまるいつも通りの展開のストーリーのようです。 世宗から登場していて病弱な文宗が死にそうなところからはじまります。 つまりイケメンが演じた「王女の男」と同じ時代です。 「王と妃」はパク・シフみたいなイケメン君は出てきません。 「テジョヨン」でヨン・ゲソムンを演じたあの人は今回内官役で出ていましたね。 ちょうど今やってます「大王世宗」の歴史上の登場人物も重なってでてきますね。 「王と妃」はいかにも平凡な朝鮮の人らしいドラマで面白そうですが 「大王世宗」は現代風に演出されて歴史を面白く感じるドラマです。

火の女神ジョンイ(全46話)のあらすじネタバレ感想 韓国ドラマ 時代劇

火の女神ジョンイ 総合-最終回までの視聴感想 韓国ドラマ 火の女神ジョンイの感想 BSの「火の女神ジョンイ」の最終回が終わりました。 結構長かったですね。 主人公のユ・ジョンは朝鮮ではじめて女性の沙器匠(サギジャン)となった人物で 豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に日本に無理やり連れてこられた陶工(とうこう)です。 ジョンはなんと九州で数百人もの陶工を指導したあと、土を求めてたどり着いた和歌山の有田焼の始祖となられた実在の人物です! 百婆仙とよばれ、長生きされたようですね。 同時期に連れてこられた巨関(こせき)という人物は、長崎県で窯を開き、 子の今村三之丞(さんのじょう)が窯をうつして三川内(みかわち)焼(佐世保市)を創始して、孫の今村弥次兵衛(如猿)が発展させました。 朝鮮出兵によって日本に「白磁」「釉薬」「絵付け」の技法がもたらされたのですね。 「火の女神ジョンイ」は朝鮮からもたらされた陶芸の技術によって発展してきた日本の陶芸史の一端が学べるドラマでした。 さて、ドラマではムン・グニョン演じるジョンが、沙器匠という役職を目指してがんばるサクセスストーリーでした。 沙器匠(サギジャン)とは、1752年に開かれた司饔院(サウォンオン)の分院(プノン)という約400人で構成される窯で器を作る陶匠のことで、郎庁(ナンチョン)という責任者のもとで王族に献上する器づくりをする身分のことをいうようです。 分院は豊臣秀吉の侵攻で破壊されて工員も殺されてしまったらしく、やっと復興したときには王室の財政が厳しくのちに1883年には民間に移譲されたようです。 調べたところ、韓国の広州にある 分院白磁資料館や分院里・白磁美術館 という施設が観光におすすめの観光施設です。 日本では百婆仙のお墓は和歌山の報恩寺(和歌山県和歌山市吹上1丁目)にあるそうですよ! 報恩寺は紀州徳川家の菩提寺でもありますので、みなさまもお参りに行かれてはどうでしょうか。 「火の女神ジョンイ」のお話はジョンの両親の世代の話から始まります。 ジョンの育ての父ユ・ウルタム、産みの母ヨノク、実父イ・ガンチョン(「ホ・ジュン」のチョン・グァンリョル演)の時代では、女性の沙器匠を目指していたヨノクがガンチョンに辱めを受けたうえ、ジョンを生み落して雷に打たれて亡く

奇皇后 第50話 「永の別れ」のあらすじネタバレ感想 韓国ドラマ 時代劇

奇皇后 50話 あらすじネタバレ感想 はあ・・・「奇皇后」の第50話、今見終わりました。 いよいよ終わりが近づいて、暗くなってきましたね。 みなさんはワン・ユとスンニャンが同時に登場するシーンだけスンニャンがピンク色の着物を着ていましたの、気が付きましたか? ピンク色は恋の色。 それぞれ別の人と結婚しても愛し合っているスンニャンとワン・ユ。 「永の別れ」というタイトルから今回ストーリーを察するのは簡単でしたね。 スンニャンは50話でやっと奇皇后に昇格しました。 位が高くなった奇皇后にブチキレル皇太后はメバクの頭であるコルタに唆されるままタファンを殺す決意をします。 タファンはソ尚宮からワン・ユとヤンの息子が亡くなった先のマハ皇子であることを確認し、このことを知る者を皆殺しにしようと思います。 マハ皇子の真実を知る関係者すべてを殺すことはヤンへの愛の証明でもありました。 高麗王に復帰を認めて高麗に旅立ったワン・ユ一向にタファン皇帝は刺客を差し向けます。 皇帝をなだめるタルタル丞相でしたが、丞相にできることはヤンに知らせることだけ。 タルタルから知らせをきいたヤンは急いでワン・ユの後を追う。 コルタからメバクにも刺客の情報が伝えられ、密偵から情報を得た村長とパン内官は急いで王のもとへと向かう。 城門に着いたワン・ユ一行を出迎えたのは・・・タファン皇帝でした。 チョンバギが「母ちゃん・・・」といって息絶え、ムソンも息絶える。 ワン・ユとタファンが対峙して、タファンは「そなたが死ねば、ヤンは生きられる」と言う。 それをきいてワン・ユは剣を捨て、 「スンニャンはお前の命を何度も救った」 「お前はスンニャンのために何をした。スンニャンがいとおしいと思うなら、ならば私を殺し、その証を・・・私が・・・死んでやる。ゆえにスンニャンを苦しめるな。」 「私は死んでも、スンニャンは最後まで守る・・・スンニャン・・・スンニャン・・・スンニャン・・・・」 おとなしくタファンの剣を受け、ワン・ユが殺されてしまいました。 まに合わなかったパン・シヌンと村長とヤン。 いやぁ、とうとうワン・ユがやられてしまいましたね。 物語を面白く盛り上げるためとはいえ、3人組が殺されてしまうのは可哀想でした。 ソ尚宮の死は・・・可哀想とは

花たちの戦い-宮廷残酷史(全50話)のあらすじネタバレ感想 韓国ドラマ 時代劇

宮廷残酷史(きゅうていざんこくし)花たちの戦いの感想 あらすじネタバレ韓国ドラマ 宮廷残酷史の全話視聴感想 「花たちの戦い-宮廷残酷史」(全50話)を見終わりましたので感想を書きたいと思います。 まず、この物語の中心となる男性は「 仁祖 」といって在位1623年-1649年で1637年1月30日 「 三田渡の盟約」という 清国のホンタイジに三跪九叩頭の礼によって土下座したという第十六代の朝鮮国王です。 仁祖を演じているのは イ・ドクファ というあのおじさんw 見た人にはわかると思いますが1話から「おえ~っ」な展開でドン引きです。 「武人時代」でイ・ウィミンを演じたあの人です。 まずあの俳優が出てる時点でテレビの雰囲気がバカらしくなってしまいました。 イ・ドクファは時代劇となると、いつもの大げさな調子になるので面白味がありません。 まだ「ジャイアント」に出演していたときはおとなしかったですね。 その仁祖に何としてでもお嫁に行こうとするのが今回の花たちの物語の主人公となる ヤムジョン(チョ貴人) という娘です。 このヤムジョンを演じているのが「 キム・ヒョンジュ 」という女優さんで なんと 「商道(サンド)」のタニョン役をやっていた 人でした! いやー全然気が付きませんでした(笑) タニョンとはまったく正反対の役柄で!  うっそー、まじでー!とびっくりです!!! 見終わって調べてから気が付きました。 もうそれくらいヤムジョンがドラマの中でギャーギャー騒いでいるのでまったく別人ですわ。 みなさんも見るだけは見ておいたほうがいいですよ タニョンの女優さんがあんなに暴れている役は二度とみられないかもしれません。 話は第一話に戻ります、まずよくわからないまま イ・ドクファのラブシーン を見せつけられます(笑) 視聴者に対するセクハラでした が、こんな場面は二度と見られないと思います。 第一話からいきなりこれですから「えええーっ」とドン引きしましたが何とか耐えました。 ヤムジョンは両班と妾の娘で身分が低く、はじめはナム・ヒョクという没落した両班と恋愛をしていました。 朝鮮に清が攻めてきて、ヤムジョンの家の庭にも敵がはいってきました 。 敵を殺してしまうヤムジョンはのちのヤムジョ

根の深い木(全24話)のあらすじネタバレ感想 硬派でカッコイイチャンバラ時代劇

根の深い木(景福宮の秘密コード)の感想 最近「根の深い木」という面白い韓国時代劇を見ましたので感想を書きたいと思います。 チャン・ヒョクもかっこよかったですね!実は「根の深い木」の脚本を書いたのは「善徳女王」の脚本家だったのです。どうりで面白いはずです!まず謎解き時代劇だったので興味深々にみられました。主人公役のひとりであるカン・チェユン(チャン・ヒョク)がワンピースの漫画のような演技で常にコミックを読んでいるかのような感じ気になりますw チェユンが上から見下ろした決めポーズとか、腰を落とし剣の鞘に手を当ててななめに見上げた決めポーズはまさに漫画ですwカン・チェユンのコミックの一場面を切り取ったような表情がなんともいえません。それもそのはずで、主人公のひとりのカン・チェユンは幼いときに両親を殺されて、王様に復讐を誓います。目つきの悪い子どものまま武力だけを求めて北方で戦い王宮に就職したのです。 就職したカン・チェユンは世宗を暗殺する計画を練るところから物語ははじまります。話はすぐに過去にさかのぼり、カン・チェユンの子供時代にうつります。カン・チェユンの物語と並行して世宗セジョン李祹イ・ド(ハン・ソッキュ)の物語も進行していきます。世宗は3代目の王様の太宗テジョン李芳遠イ・バンウォン(ペク・ユン)に厳しく当たられて、その厳しさは殺意すら感じるほどでした。「大風水」や「龍の涙」を見てればイ・バンウォンの冷酷さはわかると思います。 物語の冒頭はイ・バンウォンがイ・ドの妻の父であるシム・オンを無実の罪で粛清し、シム家の奴隷であったカン・チェユン(幼少名はトルボク)と幼馴染のタムの親が拷問の末に殺されるところからはじまります。カン・チェユンとタムは目の前で親が殺されるも粛清から逃れ、子供時代のチェユンは森の中を、タムはイ・ドに救われます。その粛清事件と並行して秘密結社の密本(ミルボン)という闇組織もまた太宗バンウォンの軍と戦いでリーダーであるチョン・ドグァンが殺されドグァンの息子のチョン・ギジュンもまた復讐を誓います。森の中で世宗の護衛役のムヒュルと出会ったトルボクは戦い気を失ってパンチョン村の行首に預けます・・・ もうここまでで2回も見直してしまいました!話の内容が濃すぎて2回見ないとついていけませんでした。世宗、チェユン、密本(ミルボン)の

黒の旋律(全54話)を最初から最終回まで見終えた感想

韓国ドラマ黒の旋律のあらすじネタバレ感想 韓国ドラマ「黒の旋律」の感想です。 あまりの腹立たしさに、最後まで観てしまいましたw この手の韓ドラ現代劇は見る前から腹が立つのがわかっていたのですが見始めたらやっぱり腹立たしくて最後まで観て、最後も腹立たしく終わりました。 中年の双子の姉妹が入れ替わる物語です。 ピアノの先生をしていた主人公の女性 ミン・ジス (ハ・ヒラ演)。 あるとき嫌な元夫の チャ・ウソン (イ・ヒョンチョル演)がやってきて二人の娘の親権をめぐって争ってるうちに双子の妹ミン・ジウォンがウソンにやられて死んでしまいます。 復讐 を誓ったジスはジウォンになりきってウソンにやり返すス仕返しトーリーです。 見たことない人でもだいたい雰囲気はわかると思います。 とびっきりの嫌な男ウソンと子供ができていたため縁が切れなかったジス。 すべての元凶はここからはじまるのです。 野心いっぱいのウソンはソンミという金持ちの女と結婚してしまいます。 ソンミも冷たい女でもウソンが気に入っているので悪者どうし意気投合してジスを追い詰めます。 ジスには味方の イ・ソンナム (シム・ヒョンタク演)というソンミの腹違いの兄がいましてソンナムはずっと双子の妹のジュウォンを愛していたのですが、彼は次第にジスを愛するようになり、しまいにはジスの正体がバレてしまいます。 話は結構長いです。 毎回主人公の味方以外はみんな敵という最悪のストーリーの小腹を立てながら見ていました。 最後は「おい、 ソンナム ーーーーっ」ということで終わります(笑) 韓ドラらしい終わり方ですね。 韓国の人は自分を主人公に投影し、腹が立つ人をウソンやソンミに投影してストレス解消してるのかしら? 「黒の旋律」には特にイケメンや美女といった俳優はでてこないのですが、にっくきウソン役のイ・ヒョンチョルは時代劇の「チャン・オクチョン」で王子役で出ていました(全然気にしたことなかったです)。 ところで、「黒の旋律」にテジョヨン、大王の夢の主人公チェ・スジョンが出ていたのご存じでした? 私は全然気が付きませんでした。 チェ・スジョンはハ・ヒラの夫なんだって!へーーーーっ! 「黒の旋律」レビュー 腹立たしさ★★★★★ 復讐★★★

奇皇后 第49話 真の味方 のあらすじネタバレ感想 韓国ドラマ高麗時代劇

奇皇后 49話 真の味方 あらすじネタバレ感想 心の支えだったぺガン丞相を失ったタファン(皇帝)はキ・ヤンに席藁待罪(ソッコテジェ)を要求する。 (アルコール中毒で精神の脆くなっているタファン 大ショックです) タルタルがぺガン丞相が漢民族を虐殺する計画を立てていたことをタファン皇帝に明らかにしようとヤンに話します。 でもタルタルの身を案じやめるよう説得するヤン。 心配してもらってうるうるするタルタル(笑) 席藁待罪(ソッコテジェ)をしないヤンを問い詰めるタファン。 罪を犯していないのでお座りして罰を待つ必要がないとヤン。 (席藁待罪(ソッコテジェ)は大元帝国にもあったのかな?なーんて疑問) コルタがヤンを消しかけるようタファンに告げ口します。 タファン「ヤンよ鞭に打たれよっ」コルタのいう通りに行動しちゃうロボット君。 (タファンの精神弱すぎw) コルタ(メバクの頭)は右腕と企てをしています。 コルタ「ヤンがいなくなれば皇帝の主は私だ」 部下「米の価格が下がっている」 コルタ「しばらく様子をみて買い占めろ」 頭に扮したコリョ王の命令でため込んでいた米と金を売って交鈔(コウショウ)を買うメバクの手下 メバクと貴族がわれ先に米を売るので落ちた米に群がる元の民。 ヤンはタファンに別れの挨拶に来るもタファンに拒まれて寺に去る。 その様子に皇太后は喜ぶ。 野心を捨てろとヤンは皇太后に言うも自分の身を心配しろと皇太后。 ヤンが追放されてうろたえる元の官僚に剣を持ってグレがタファンが現れる・・・ (タファン、完全にグレてます) タルタルだけがタファンに正しい忠言をする。 NHK BSの奇皇后は全51話で残りあと2回です。 いや~タファンが乱心してしっかりしてないから政治も安定しませんね。 タファンの周りにはタルタル以外は悪い虫しか集まりません。 なんとも運のないタファン。 タファンの乱心を皇太后は好機と喜んでいます。 皇太后はタファンへの忠誠心は皆無です。 コルタも忠誠心ゼロの悪党ですw タルタル以外の臣下は命が惜しくて忠言すらしません。 現代医学では精神障害のタファン。 タルタルがタファンの

神々の晩餐(全32話)を見た感想 ソン・ユリ主演の韓国ドラマお料理劇

神々の晩餐 あらすじネタバレ感想 韓国ドラマ「神々の晩餐」の感想です。 「神々の晩餐」は私の好きなドラマのひとつです。 いわゆるお料理対決ドラマで、日本人の私には見たこともない五色餅などおいしそうなお料理が出てきます。 若くて美しい女性が功名な料理人となり経験も浅いのにずいぶんと偉そうにしているのには違和感がありましたが・・・ ふつうはそう簡単に20代ですべての料理をマスターできるものではないしw でもそんな矛盾はさておき、韓国のまだ知らない料理文化が見られるのでとても好きになったドラマです。 これは現代劇ですが、お料理を作るお店では、伝統的な韓国料理のコースが食べられる「アリラン」というレストランと、ライバル店のレストランとの対決のドラマでした。 そこに両レストランの会長の息子2人がまたイケメンでw よく見たら「善徳女王」で月夜(ウォルヤ)や「ジャイアント」で チョ・ミヌ 役で出演していた チュ・サンウク という俳優さんが「アリラン」の会長の孫役の公務員で、 「馬医」でイ・ソンハの役をしていたイ・サンウという俳優さんが匿名の料理人という魅力的な男性役として出ています。 アリランの会長のおばあちゃんは「ホジュン」の母(オモニ)役の人でいろんなドラマに出演しているベテラン女優です。 ライバル店のサナレ会長のペク・ソリはキム・ボヨンという女優さんで「ファン・ジニ」で行首(ヘンス)という重要な役をされていましたね。 この「神々の晩餐」というドラマの魅力はなんといっても韓国料理と「二人のイケメンのうちどちらが主人公の恋人になるのか」というところです。 ずーーーーっと最終回までどちらがコ・ジュニョンの恋人になるのかわかりませんでした! 私はサナレの息子さんのほうを応援していました、みなさんはどちらの男性を期待していましたか? 主人公のコ・ジュニョン(ソン・ユリ)は、このドラマでしか私は見たことがありませんが、被害感、やられている感を出すのがうまいですね。 ライバルにやられていや~な顔をするのですが、その微妙な表情がうまいんです。 ライバルといえばハ・インジュ役のソ・ヒョンジン 、彼女は「帝王の娘スベクヒャン」や「馬医」に出ていたのですね。スベクヒャンが一番よい役でしたね。 ソ・ヒョンジンが

追跡者(チェイサー)ソク・ヒョンジュ主演(全16話)を見た感想-韓国ドラマ

追跡者(チェイサー) 概要 追跡者(チェイサー)は韓国題を「추적자 THE CHASER」と言います。2012年の5月27日から7月17日までSBSで放送された韓国現代劇です。主人公の刑事(42歳男)が娘の突然の死の真相を明らかにし、濡れ衣を晴らすために仲間とともに敵と戦うドラマです。このドラマは主人公を演じたソン・ヒョンジュのデビュー作です。最高視聴率は25.1%(最終回 TNMS調べ)。平均視聴率は15.2%(TNMS調べ)。 製作 演出 ジョ・ナムグク、ジン・ヒョク、ジョ・ヨウングァン 脚本 パク・ギョンス 主なキャスト ソク・ヒョンジュ(主人公役) おじさま俳優で美男子の逆。「黄金の帝国」「スリーデイズ」などに出演。 キム・サンジュン(悪役) 主な出演作は「宮(クン)」「シティーハンター in Seoul」「光宗大王」など。 その他の出演者 キム・ソンリョン、コ・ジュニ、チェ・ジョンウ、パク・ヒョジュ、カン・シニル、チョン・ノミン、パク・クニョン、チャン・シニョン 感想 韓国ドラマの「追跡者(チェイサー)」の感想を書きたいと思います。 「追跡者(チェイサー)」はいわゆる韓ドラの刑事もので、これが結構面白い。 多分トミー・リー・ジョーンズ主演のハリウッド映画「チェイサー」を参考にしていると思います。あちらの映画では黒人の逃亡者を白人の警官が追いかけるお話だったと記憶しています。 韓国版「チェイサー」の主人公はめっちゃブサイクなオッサン刑事のぺク・ホンソク(ソン・ヒョンジュ)w お世辞にも主人公の 見た目はかっこいいとはいえません 。 ソン・ヒョンジュは「黄金の帝国」で悪役で「ヒット」では刑事の課長役で出ていましたね。 ほかにもたくさんの現代劇に出演しておられる大ベテラン俳優さんらしいです。 このペク・ホンソクという名前の主人公が、交通事故で娘を轢き殺されるところから話ははじまります。 ペク・ホンソクは妻も失ってしまい、仕事までなくなってしまいどん底に陥ります。 失うものがなくなったぺク・ホンソクは仲間の刑事を頼りに復讐をするのでありました。 このドラマもやはり復讐をテーマにしていますね。 韓国の人は 復讐 が大好きなんですね。 PK・ジュンの不倫

シティーハンター in SEOUL(ソウル)全20話のを見た感想 韓国ドラマ

シティーハンターインソウルの視聴感想 シティーハンター in Seulの感想 「シティーハンター」を見終わりましたので、感想を書きたいと思います。 シティーハンターといえば、北条司先生原作のテレビアニメシリーズ! と、原作のコミックをまず連想します! 私は シティーハンター全巻大人買いした ほどシティーハンターが好きでした! (エンジェルハードがでてから作者が大嫌いになりました) 韓国ドラマはこの北条司先生のシティーハンターを参考に作ったドラマらしく、 エンドクレジットにもシティーハンターの原作を紹介していました。 韓ドラの「シティーハンターインソウル」はまず主人公が若い! 原作の冴羽亮(さえば・りょう)ちゃんは40才すぎてるくらいだと思うのですが、 韓ドラ版の主人公の イ・ユンソン という甘ちゃんなお顔をした男性はどう見ても20代です。 私ははじめ、「パク・ムヨル(武神のヤンベク役のパク・サンミン)」が冴羽亮の役をやるのかなーーーとちょっと期待していたのですが! パク・ムヨルは残念なことに1話で姿を消してしまいますw ユンソンの育ての親イ・ジンピョ(キム・サンジュン)のあの渋い顔は・・・なかなかマネできませんね。 キム・サンジュンは「追跡者(チェイサー)」にも悪役のしかめっ面で出ていますね。 一緒に見ている家族に「あの顔やってみて」と言ってキム・サンジュンのしかめっ面をやってみるのですが、普段からあの表情をやっていないと無理っ。 キム・ナナ(パク・ミニョン)は医者がタイムスリップドラマと同じで可愛いかったです。 パク・ミニョンはまるでお人形さんみたいにかわいい。 そしてユンソンのおじさんの役の人、キム・サンホはどこかで見たことあるなぁと思っていたら、まったく初めて見る人でした。 キム・ナナの女優さんのパク・ミニョンがドラマに出てくると、すごくドラマの雰囲気がかわいくなりますね。 もしパク・ミニョンがラブコメじゃなくてシリアスなドラマに出たらどうなるでしょうか。 「シティーハンター イン ソウル」は軽いノリでかる~く最後まで見られますのでドロドロに飽きられた方におすすめです。 原作とな何の関連もないストーリーでしたよ! もっこりもナシ! おすすめリンク

大祚榮(テジョヨン)を見た視聴感想-韓国ドラマ

テジョヨン(大祚栄)のあらすじネタバレ感想 きょうは「大祚榮(テジョヨン)」の感想を書きたいと思います。 テジョヨンの感想 「大祚榮(テジョヨン)」の感想を一言で言いますと、 全134話 「はぁ~長かったわー」 ですw 「大祚榮(テジョヨン)」、かなり長い韓国時代劇でした。 もうあの暑苦しいご尊顔とだみ声をもう一度拝見するのは御免ですw あんなにだらだら続いていますのに、最終回近くにフクスドルがやられたときは・・・不覚にも目から涙が出ました! まるで一緒に冒険してきた仲間が死んだみたいに、です。 話ははじめのほうに戻って、チャン・ボゴ・・・いや、テジョヨンが「海神」のジャン・ボゴに見えて仕方なかったのです。 一緒といえば俳優(チェ・スジョン)が一緒なんですが、ジャン・ボゴ役のほうが違和感がなかったように思います。 「大祚榮(テジョヨン)」はまるで学芸会のノリでしたね、最後まで仲間とわいわい、敵も仲間とわいわい、そういえば、「広開土太王」 も似たようなノリでしたね。 でもそんなテジョヨン、私は正直者なので、テジョヨンがあっさりスギョン姫と結婚したあたりにはー感情的に同意できませんでした。 最後まで、私はチョリンの味方になっていました。 しかし契丹族のイ・ヘゴはほんとうに憎い役ですね、あの俳優チョン・ボソクは「ジャイアント」や「武神」でもいつも悪いやつの役ばかりですね。 ソリンギはいつみても「武人時代」のケリムのウィミンにしか見えないw彼イ・ドクファも「ジャイアント」にも出てましたね。 契丹族の軍師シン・ホン(キム・ギュチョル)、この人もしょっちゅう悪役やってますね。 例外的なのがタンギセ・・・いえ、ミモサ軍師(キム・ジョンヒョン)、この人は「ジャイアント」や「奇皇后」でバカ息子役をしていましたね。 私がキム・ジョンヒョンをはじめて見たのが「テジョヨン」だったので、後の悪役ばかりのドラマを見てショックでしたw 韓国の俳優さんは、いつも役どころが同じですね。 「大祚榮(テジョヨン)」は渤海国(698年 - 926年)を興した実在した人物がモデルとなっているようです。 「乞四比羽(コルサビウ)」も実在した

太陽を抱く月(全20話)を見終えたあらすじネタバレ感想-陰湿な敵に辟易、でも面白かった-韓国ドラマ-ハン・ガイン主演

太陽を抱く月の感想 「太陽を抱く月」、2回も観てしまいましたので、感想を書こうと思います。 まずハン・ガインちゃん、そのまっすぐでお高いお鼻にばかり視線がついいってしまいます。 お顔全体を見たいのだけど、高い鼻が手前にくるのでつい・・・ 冗談はここまでで、(この先も冗談ですけど) 韓国の時代劇ドラマで「星宿庁(ソンスチョン)」という部署をきいたのははじめてです! 後で見た「大風水」にも宮廷の占い処はでてきます。 ドラマでは人相占いとまじないをやっていましたね。 国巫(クンム)もほんとうにいたらしいです。 星宿(せいしゅく)や巫という漢字は日本と一緒ですね!超ふしぎ遊戯(あれっ。 巫女(ムニョ・みこ)も漢字が一緒だぁ。 あらふしぎ。 これは架空の物語なんですけど、面白いですねー。 正室となるはずだったホ・ヨヌ(ハン・ガイン)がイ・フォン(キム・スヒョン)世子と仲良くしてたのにユン・デヒョン(キム・ウンス)と大妃(ファン・ジニに出ていた妓生キム・ヨンエ)の陰謀で人生転落してウォルという巫女になっちゃうんですね。 このドラマの魅力は何といっても若い出演者がカッコいい、かわいいというところです。 みんな素敵! ハン・ガインは「赤と黒」でその本来の魅力を発揮していますね。ウォルの役がぴったりです。 キム・スヒョンは「星からきたあなた」でヘンなうちゅー人を、「ジャイアント」では似てもにつかないイ・ソンモの子供時代を演じてします。いかにも純愛、初恋という言葉が似合うお顔をされています。 陽明(ヤンミョン)君(チョン・イル)は現代の写真ではぱっとしないのですが、時代劇の王子様の服を着てるとかっこよくみえますね、不思議です。貴族の服を着るとどんな人でも決まって見えますね!ヨヌのために・・・命まで差し出す男の中の男です。ヨヌはヤンミョン君と一緒になったほうが・・・なんて思いませんでしたか!?私は一瞬でも思いましたw ソルちゃんは可哀想・・・思わず涙してしまいました。「太陽の帝国」でテジュの妹役をしていても全然気が付きませんでした、ごめんなさい。 チャンシルちゃんは「親愛なる者へ」で・・・あららっ恥ずかしいわ!という役をやってたなんてっきゃっ。 チャン・ノギョン役のチョン・ミソンは「

王女の男(全20話)の感想-韓国ドラマ

王女の男の感想 韓国ドラマ時代劇 王女の男(おうじょのおとこ)の感想 「王女の男」のあらすじがネタバレの感想~韓国ドラマ。 2回観ましたので感想を書きたいと思います。 まず、ラブコメの役者2人を主演にもってきたことに驚きです! はじめて見たときは、キム・スンユ役のパク・シフがカッコいい必殺仕事人みたいだと思いました。 恋のライバルのシン・ミョン(ソン・ジョンホ)も香取慎吾ちゃんみたいでイケメン君。 首陽(スヤン)大君の役の俳優キム・ヨンチョルも極悪人!みたいに悪い顔をしていて憎々しい。 キム・ヨンチョルは「アイリス」にも出てきますけど、いつ観ても「スヤンテグンだー」と言ってしまいます。 セリョン(ムン・チェウォン)ちゃんはお人形みたいにかわいいっ。 キョンヘ王女(ホン・スヒョン)は「テジョヨン」を見る前に見て、その時は印象が薄かったのですが、今思うと気の強いキャラで、どのドラマでも気が強い! スンユの友人のチョン・ジョンも顔は不細工でも役どころは素敵です。 パク・シフは現代劇の「チョンダムドンアリス」というドラマで笑いをとる役をしているのですが、先にチョンダムドンアリスを見てしまいますとキム・スンユ(パク・シフ)に対する印象が変わってしまいます。私は「チョンダムドンアリス」を「王女の男」を見た後に、見、そのあとにもう一度「王女の男」を見ましたら、やはり印象が違って見えました。 この物語は、1453年の癸酉靖難(ケユジョンナン)をモデルに架空の登場人物を織り交ぜて作られており、首陽大君(スヤンテグン)の娘と、首陽大君の敵の官僚の息子の叶うはずもない恋物語です。 韓ドラってどうにもならなくと最後は病を得て得する(疾病利得)といいますか、男性が病気になるのはよくあるパターンなのかしらと思ってしまいました。 韓国には疾病利得、多いのかしら。 それはそうと、「王女の男」の音楽はすごくストーリーにマッチしていますね!悲しい騎士と姫の恋の感じといいますか、それがうまく旋律になっていて曲づくりがお上手です。 横恋慕のシン・ミョンは悪役ということで、あの手この手で悪に染まっていきましたね。 敵なのに友情を感じていたりして、でもキム・スンユを殺してセリョンを得たいという欲望のほうが大きくて悪いことをなんでもやってしまうおバ

韓国ドラマによく登場する王室の仕組み 大君(テグン)や公主(コンジュ)大妃(テビ)について

朝鮮王朝の根本 さて、少し歴史を学び、今回は李氏朝鮮の王宮の仕組みについて知りたいと思います。 朝鮮王朝について、日本の学校教育(高校世界史)では李氏朝鮮(りしちょうせん)という名前で学びます。李成桂(イ・ソンゲ り・せいけい)が1392年に建国した国です。李成桂は前王朝である高麗(コリョ)王朝の恭譲王(コンヤンワン)に譲位を迫り、前王朝を滅ぼし自らが初代国王となりました。 朝鮮王朝は日本により大韓民国が建国される1897年まで続きました。李氏による朝鮮支配は1910年まで続きました。 国王(大王) 韓国の歴史ドラマでは「殿下(チョーナー)や陛下(ペーハー)」と言われているあの人のことです。李氏朝鮮では一番偉い人が国王殿下です。朝鮮史で皇帝という諡号がつけられているのは、初代の李成桂と、22代目の李祘(イサン)、23李玜、24李奐、25李昪、26代目李熙、大韓帝国2代目の李坧です。 朝鮮の王になぜ大王と皇帝の称号があるのか、ちょっと不思議に思いました。 調べてみると、短い大韓帝国期の間、1899年に追尊という形で過去の王も皇帝の諡号がつけられたようでした。 大君(テグン) 王の正室が生んだ王子のことをテグンというそうです。テグンとクンでは位が違うようです。 王子(ワンジャ) 王や妃が自分より位の低い息子を呼ぶときにワンジャというそうです。いつまでワンジャと呼ぶのかについて詳しいことはわかりませんでした。王子のことを王子(ワンジャ)と呼べるのは王子よりも位の高い身分の人だけのようです。 元子(ウォンジャ) 確か「王と私」で燕様君のことをウォンジャといっていたように聞こえたのですが・・・ 調べたところによると冊封を受ける前の王子のことをウォンジャというそうです。 世子(セジャ) 王の世継ぎとなる王子のことです。中国の皇帝に冊封されて初めて正式な後継者になれました。 世孫(セソン) 王の世継ぎとなる王の孫のことです。 「イサン」が「セソン様」と呼ばれていましたね。 筆者がはじめて「セソン様」と連呼している様子を見て、イ・サンがセソンという名前の王子様だとしばらく思っていました。 世弟(セジェ) 王の弟のことのようです。 お次は女性編です。

韓国ドラマの時代劇によく登場する冊封(さっぷう)について

韓ドラの時代劇によく登場する部署について。 その前に、まず李氏朝鮮(イシチョソン)についてです。 李氏朝鮮は、1392年に李成桂(イソンゲ)が武力で高麗の恭譲(コンヤン)王から王位を譲り受けてはじまったそうです。 「大風水」や「龍の涙」で高麗王朝が滅びて朝鮮が建国された様子が演劇でよく現わされています。「大風水」では爽やかなイソンゲという武将を、「龍の涙」ではジジくさいイソンゲが演じられています。イ・ソンゲが登場するドラマに「シン・ドン」というドラマもあるようです。 この李成桂が軍事クーデターにより立てた王朝を歴史では李氏朝鮮と呼びます。 中国の明王朝から李氏朝鮮に対して正式に 冊封 (さっぽう)を受けたのは 1401年 となり、途中までは明国の属国として、後半からは清国の属国としての朝鮮王朝が運営されました。 日本史では中原を制した皇帝からの冊封(さっぽう)制度になじみがなく、高校の教科書にはそのようなことは書かれていません。 冊封とは、文字通り中国王朝の中に国を作らせて統治するという発想のものでの仕組みであり、冊封された国は中華の中にいくつかある国の一つということになりました。 同時に周辺国にも中華の文化が行きわたり、文字や文明が発展していくことになりました。 筆者も韓国の歴史ドラマを見るまでは、中原、冊封という思想や制度についてまったく知りませんでした。 中原の覇王が辺境の国の王を認め主従関係を成立させることを冊封というそうで、朝鮮は長い間中原の支配下にあったことが伺えます。 臣下となった国は、元や明、清に財物や奴隷の貢物を朝貢として贈っていたようです。 日本史では遣隋使や遣唐使、日明貿易(勘合貿易)ということを習いましたね。元とは敵対していましたので元と日本との交流はほとんどなかったのかもしれません。 遣隋使や遣唐使、日明貿易で中原と日本の関係がどのような関係であったかについては習っていないので詳しくはわかりません。 また、弥生時代に倭国から奴隷を献上していたことから、倭の卑弥呼は魏にご機嫌伺いすることにより宗主国の力を利用して倭の支配を画策していたことが伺われます。 話は戻り、冊封についてですが、面白い記述があります。冊封は宗主国と近隣の支配下の国との主従関係を結ぶ仕組みですが、冊封された国

韓国ドラマの時代的によく登場する官庁 後編

韓国ドラマの時代劇によく登場する官庁について、後編です。 捕盗庁(ポドチョン) ポドチョンといえば、「トンイ」の従事官(チョンサガン)や「奇皇后」のハ・ジウォン主演の「茶母(タモ」を連想します。李氏朝鮮の 成宗代から 中宗代にかけて創設された、漢城府及び京畿道の警察業務を担当する部署だそうです。従二品官の左右の大将(テジャン)、左大将と右大将が最高職のようです。 現代日本でいえば警視庁のような存在でしょうか。 司憲府(サホンブ) 司憲府(サホンブ)は捕盗庁(ポドチョン)よりも格上の官庁です。長官は大司憲(テサホン=長官)と呼ばれます。副長官は執義(チビ)と呼ばれます。以下は掌令(チャンリョン)持平(チピョン)監察長、監察(下っ端)、下働きの茶母(タモ)などで役所が構成されています。司憲府(サホンブ)の仕事は主に両班の事件を担当しています。規律はたいへん厳しく上司より先に登庁しなければなりません。 司憲府(サホンブ)のことを徹底して描いたドラマに「ヘチ」があります。オッスオッスの熱血漢がたくさん登場します。 現代日本で言えば特捜部のような捜査機関になるでしょうか。 義禁府(ウィグムブ)  韓国ドラマではいつも無実の人を捕まえては拷問をしているイメージしかないウィグムブ。従一品の判事が最高職のようです。判事、日本にも同じ言葉がありますね。 図画署(トファソ)  「イサン」や「風の絵師」「師任堂(サイムダン)、色の日記」で舞台となった図画署(トファソ)」。いつも風流な割にものすごくいじわるな人たちがいて、ほんとにこれが絵を描く人の心なの?と思うくらい酷い部署・・・いえ、朝鮮王の代々の肖像画を描く大事な部署のようです。いつも官僚にぺこぺこしている印象があります。最高職でも品位は従6品と女官の尚宮よりも身分が低かったようです。朝鮮史でも「風の絵師」の金弘道(キムホンド・檀園ダヌゥォン)が有名なようです。「風の絵師」はいいドラマでしたね。「サイムダン」もうっとりするような素敵な恋愛ドラマでトファソはロマンティックなドラマが多くて嬉しいです! 議政府(ウィジョンブ) 李氏朝鮮王国を描いた韓国ドラマに欠かせない部署といえば、「議政府(ウィジョンブ)」です。左右の議政がいて、領議政(ヨンイジョン)が最高位で正一品の位と

韓国ドラマの時代劇によく登場する官庁 前編

今日は、韓国ドラマの韓国歴史ドラマによく登場する部署について覚えたことを書き記してみたいと思います。 「水刺間(スラッカン)」 王様のお料理を作る部署で筆者が「チャングムの誓い」ではじめて覚えた王宮の部署です。「オクニョ~運命の女」でも後半に水刺間という言葉が登場しました。女性の女官が料理をして尚宮、最高尚宮(架空の地位)という上司がいるようです。正式には提調尚宮(チェジョサングン)が最高の位らしいです。チャングムに出てきたポン尚宮の「細~く、長~く」という台詞が印象に残っています。女官長の品位は正五品だそうです。当時は石鹸も消毒薬もなかった時代ですから衛生面ではどうだったんでしょうね。やっぱりしょっちゅうお腹が痛くなってたのかな? ドラマ「ヘチ」12話にも水刺間が登場します。大王大妃(テワンテビ)が直接見に来ていることから王様の妃でも食欲に釣られてやって来る場所なのかもしれません。 「内侍府(ネシブ)」 いわゆる宦官を統率する部署のほうです。 「内侍府事(ネシブサ」という言葉は「王と私」というドラマで覚えました。 ネシブは王の身の回りや財産の世話をする部署で従二品の判内侍府事(パンネシブサ)が最高位で「王と私」に出てくるように膳尚(サンソン)もしくは大殿内官(テジョンネグァン)と呼ばれたそうです。幼いうちにあそこ(どこかな・・・)を紐で括って血流を悪くさせて壊死させて落としてしまうと「王と私」に描かれていました。何とも嫌な職業ですね。 「内禁衛(ネグミ)」 2014年放映の「根の深い木」で日本でも存在が明らかになった「内禁衛(ネグミ)」。ネグミといえばムヒュルというイメージしかありません。内禁衛(ネグミ)は王の護衛をする部署のようです。内禁衛将(ネグミジャン)は従二品が最高位のようです。内禁衛(ネグミ)の部署はいくつかに分かれているそうです。「三銃士」という韓国ドラマでは翊賛(イクチャン)という役職が出てきました。よくあるのは内禁衛(ネグミ)の従事官(チョンサガン)という肩書です。 内医院(ネイウォン) 「ホジュン」や「チャングムの誓い」、「天明」「馬医」でメイン舞台となった内医院(ネイウォン)。宮廷の中にある医院です。ほんとに王様以外の低い身分の治療もやっていたのかな!?国王の医者である御医(オイ)、

日本人からみたよくある「韓国ドラマの台詞」

きょうは、よくある韓国ドラマの台詞についてみていきたいと思います。 これはしょっちゅう繰り返す言葉についてだけ覚えられる日本人にしかわからないと思いますので、わかった言葉だけを書いてみたいと思います。 「(絶対に)許さない」 もうこの言葉をきかない韓国ドラマはないといってもよいでしょう。 主人公は必ず「テメェ、許さない!」といって復讐を誓います。 その言葉の通り、敵はやられます。 このセリフを言う人は、とても悲惨な目に遭ってます。父母や家族を殺されていることがしばしばというか、かなりよくあるパターンです。自分や家族が悲惨な目に遭うことで韓国ドラマに欠かせない「復讐」の動機が成立するのです。 「おのれー(ネイノン)」 韓国語では「ねいのぉー」といってるように聞こえますが、筆者は日本語しかわかりませんので、どういっているかよくわかりませんが、この言葉は時代劇では必ずといってもいいほど出てきますので覚えてしまいました。 ネイノンと言ってる人は、たいてい時代劇の両班のオヤジや敵キャラです。たまに王妃や大妃、側室といった位の高い女性もこのセリフを使います。 そういうことで「おのれ」という言葉を使う人は身分が高い人がほとんどです。低い身分の登場人物は「おのれ」と言うことが反逆を意味するので命が危うくなるのでしょう。 「貴様(イノミ)」 韓国語では「いのみー」といっているように聞こえます。日本語では「この野郎、こいつめ!貴様」がしっくりくるかと思います。時代劇で「イノミ」を聞かない劇はないように思います。 貴様と言っているのは主に両班の大臣や官僚クラスの偉い人と男の主人公、そして武人キャラです。 日本で他人を貴様と言ってるドラマは旧日本軍や少年漫画くらいしか見たことがありません。 「チョナ」「チューナー」「ペーハー」「○○マーマー」 陛下、媽媽、という意味でしょうか。マーマー(媽媽)は王子様に対しても言っているようなので、朝鮮では男性に対しても使われるようです。殿下(チョナ、チューナ)は王様に対する呼称です。日本人の私には「チューナー」としか聞こえません。 朝鮮半島で陛下と呼べる対象は高句麗や高麗の国王くらいでしょうか?確か新羅のドラマ「善徳女王」でも陛下と言っていたような気がします。 「すぶに

日本人からみたよくある韓国ドラマの登場人物

よくある韓国ドラマの登場人物 今回は韓国ドラマでパターン化された登場人物について述べたいと思います。 思い人(恋愛対象) 日本語の字幕では「思い人」と翻訳されています。本場の韓国ではどのように表現されているのか知りません。なかなかよい翻訳のように思います。思い人は、主人公に一途に恋するタイプと、主人公が一途に恋するタイプの二通りがあるようです。 主人公が身近にいる異性を慕っている状況です。あるいは主人公の傍にいる登場人物が主人公を慕っている状況です。 主人公に一途に恋する人(片思い・見守り役) 韓ドラには必ず 主人公に恋するも想いが報われない異性 が登場するようです。女性が主人公の場合は恋人になる男性と、主人公の女性を思い続けるいい男という登場人物が出てきます。男性が主人公の場合も、たいていは2人の女性がでてきます(1人目が亡くなり2人とも妻にする男性にとってはおいしい話もあります)。男性がこの役の場合は、主人公を助けて、ときには思いを告白し、精神的な絆を恋人というギリギリのところまで深めます。 例: 時代劇「イ・サン」のパク・テス 例: 「太陽を抱く月」の陽明君 思い人に恋する人(恋敵) いわゆる主人公の思い人に恋する 恋敵(こいがたき) です。要するに主人公のお邪魔虫です。しかし主人公と同じ社会に属するパターンが多く、あからさまに敵意を見せるのは物語の後半からのタイプがよくあるタイプです。たいていは、主人公の死を望むようになるようです。たいていの場合は敵の先兵となってがんばって主人公をあの手この手で倒そうとします。 韓国ドラマでは四角関係がよく見られるようです。 さらに、韓国ドラマに欠かせない登場人物についてみていきましょう。 おじさん・おばさん 親を失った主人公を育てたり、主人公を助ける立場となる登場人物です。たいていは身分が低く、屋台の飲食店を経営していたりします。 師匠 主人公やライバルの師匠となり、師匠にも悪役と主人公の味方の二通りの役柄があります。 仲間(子分) 主人公の仲間となり、主人公を助ける立場となる登場人物です。たいていはマヌケで身分が主人公より下になる役柄となるようです。 王様(または会長) 韓国ドラマには必ず王様、または財閥の会長という人が

日本人からみたよくある韓国ドラマのストーリー

韓国ドラマのあらすじよくある基本パターン ここ数年、BSなどで無料で韓国ドラマがみられることもあり、何度かドラマを見てそれなりに視聴経験が多くなりましたので、今回はは韓国ドラマそのものを総合した感想を書きたいと思います。韓国ドラマを数多く見てきますと、 ストーリーに一定の法則がある ことがわかりました。韓国ドラマの法則をいくつかのキーワードとともに感想を書きたいと思います。今回はよくある韓国ドラマのストーリーと登場人物についてみていきたいと思います。 主人公が生まれる前 よくある韓国ドラマのパターンのひとつに主人公が生まれる前のストーリーが1話から描写されていることがあります。主人のお父さんとお母さんが恋愛して結ばれた結果、主人公が生まれたというあらすじです。主人公は父母に愛されて産まれて来たパターンが多いようです。主人公の父母は高い身分でしたが政治で迫害されて身分と命を落としてどん底から始まるパターンがよくあります。出自を重要視する朝鮮の文化のあらわれともいえます。 「推奴(チュノ)」の男主人公は自ら両班であることを捨てて汚い職業に就きました。 「太陽を抱く月」の女主人公は高官の娘で世子嬪になるところでしたが、ライバルにやられて巫女という賤民がする職業に就きました。 「オクニョ」というドラマでは訳ありの女主人公が奴婢から始まっています。 悲劇(起) 直接的な言葉を使いますと、主人公の敵となる登場人物の犯罪行為が行われる章です。日本人である筆者がはじめて韓国ドラマを見ましたときは主人公の人生の転落ぶりや敵の激しさにたいへん驚きました。筆者の価値観ではあり得ないことですが、よくよく考えてみますと日本にもこのような主人公が死ぬしかないような境遇に追いやられるいじめや職場での嫌がらせがあることが共通しています。ここで敵となる登場人物への憎しみが視聴者にも沸き起こるのです。 現実に存在する悪い人がやっていることをドラマの悪人がやっているのでリアリティーや腹立たしさがあるのです。 身分の剥奪(承) 敵となる登場人物による犯罪行為の結果、親が死ぬなどして主人公と主人公の親は所属する社会で身分が最貧層などへ転落します。日本人である筆者がはじめて韓国ドラマを見たときは、なぜそのようになるのか理解ができませんでした。しかし日本と共

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