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仮面の王イ・ソン11話のあらすじ感想 Ruler:Master of the Mask 李煊

仮面の王イ・ソン11話のあらすじと感想 あらすじ 感想 関連記事 あらすじ 「あの玉座は実に孤独だ。朝廷の臣下たちは口々に異なることを言うだろう。誰の言葉を信じるか何が正しいかわからなくなる時が来るだろう。」 かつてイ・ユンは息子のイ・ソンに言いました。 「その時が来たらどうすればいいですか?」 「ただ、心の声を聴くのだ。誰もお前の代わりになれぬ。お前以外に責任を取る者もおらぬ。それが、王だ。」 夜のキム・グァンリョルの家。 世子イ・ソンは父の言葉を思い出していました。目の前には挙兵して辺首会(ピョンスフェ)を討つ 強硬論 を唱える大将軍(テジャングン)の チェ・ホン と、 民を第一 に考え血を流してはいけないという吏曹判書(イジョパンソ)の ウ・ボ がそれぞれ正座しながら異なる意見を唱えていました。 「私は・・・辺首会(ピョンスフェ)を倒したい。」 イ・ソンは言いました。チェ・ホンは意見が通ったと思い息を大きく吸い込みました。 「私の父上と母上に復讐し、禁軍別将(ピョルチャン、チョンウンの父)の仇を・・・キュホ様(ハン・ギュホ)の仇を討ちたいです。すぐにテモクと辺首会(ピョンスフェ)を討ちに行きたいです。」 イ・ソンが言うとウ・ボは失望したようにうなだれました。 大妃(テビ)の部屋。 右議政のソンギは妹の大妃に謁見しチェ・ホンが辺首会(ピョンスフェ)を倒すために北方から挙兵したがっていることを知らせました。 大妃はチェ・ホンの4万の軍ならテモクを破れるだろうと思い、挙兵を期待していました。 「お祝い申し上げます媽媽(マーマー)。」 ソンギは大妃に祝辞を述べました。 大妃もテモクに勝ったつもりでいました。 キム・グァンリョルの家。 「だが。そうはできません。まだ辺首会(ピョンスフェ)の実態を調べられていません。国境の軍を動かしたとしても辺首会(ピョンスフェ)を根絶できるとは限りません。私は王位に戻ることができるでしょう。ですが罪のない大勢の民が傷つきます。また、国が混乱すれば国境から野人(ヤイン)が攻めてくるかもしれません。内乱を起こし敵の侵入を許す王、そんな王にはなれません。国境の軍は動かしません。」 イ・ソンは言いました。チェ・ホンはイ・ソンに

仮面の王イ・ソン10話のあらすじ感想 Ruler:Master of the Mask 李煊

仮面の王イ・ソン10話のあらすじと感想 あらすじ 感想 関連記事 あらすじ ハン・ガウンはヤンや亡き父の仇を討つため、民を辺首会(ピョンスフェ)から守るためと正義感に駆られて王室の宮女となりました。 「お父さま。お父さまは正義を命より尊んだ自分をわかってほしいとおっしゃいました。これであの時お父さまがどんな気持ちだったかわかる気がします。生命よりも尊いものが私にもできました。私は辺首会(ピョンスフェ)と手を組んだ国王を引きずり下ろします。」 紅を差し身なりを整え宮女の服に着替えたカウンはハン尚宮が迎えに来た輿に乗りました。カウンはコムルを切なそうに抱き締めました。 城門の前。 「カウンナ!」 カウンが輿から降りて王宮に入ろうとすると世子イ・ソンが王宮入りを阻止するために必死で走ってカウンのもとに向かっていました。 「若様(トリョンニ)。私も辺首会(ピョンスフェ)と戦います。あの者たちが正義となるのは我慢できません。」 カウンは心の中でイ・ソンに言うと、王宮の門をくぐりました。 イ・ソンは城門で兵士に阻まれ門が閉ざされました。 ♪女性ヴォーカルの歌♪ 「カウンナ!カウンナ!カウンナーーー!!!」 イ・ソンは何度も愛しいひとの名を呼びました。 薬草房。 イソンのお母さんはカウンが宮女(クンニョ)になり二度と出宮できなくなったことに衝撃を受けて嗚咽していました。 イ・ソンと護衛武士のイ・チョンウン、ウ・ボもカウンの宮入りに衝撃を受けました。イソンのお母さんはカウンが何も言い残さずに行ってしまったと泣きました。イ・ソンは怒りに任せてカウンを連れ戻しに行くと出かけようとしました。イ・チョンウンはカウンは自らすすんで宮女になったとイ・ソンの腕を掴んで引き留めました。 「今のお前はどうやってカウンを連れ戻すのだ?すぐに行かねばあの子が死ぬというのか?宮女(クンニョ)だ。王の女だ。お前だけでなくカウンまで危ない目に遭うぞ。待ってイソンに会ってみろ。イソンなら力になってくれるかもしれん。」  ウ・ボはイ・ソンを叱って助言しました。 夜の王の部屋。 「主上(チュサン)。この子は父親を亡くして身よりもなく寂しく生きてきたのです。哀れでしたので私が面倒を見ようと

仮面の王イ・ソン9話のあらすじ感想 Ruler:Master of the Mask 李煊

仮面の王イ・ソン9話のあらすじと感想 あらすじ 感想 関連記事 あらすじ 夜、キム・ファグンは5年振りに祖父のテモクを訪ねると「頭領様は私がお慕いしている方です。もしもその方が死ねば私も自害します」と行商人の頭領(イ・ソン)に刺客を差し向けないよう頼みました。テモクは孫娘の気迫に思わず固唾を飲みました。 テモクが放った刺客により傷を負った世子のイ・ソンは布団で眠っていました。ハン・ガウンはイ・ソンの手当を行いイ・チョンウンは世子の傍で見守っていました。そこに駆け付けたパク・ムハはテモクの刺客に世子が襲われたと聞くなり怒りを募らせました。カウンは詳しい話をパク・ムハから聞こうとすると、ムハは頭領がお嬢様を危険に晒したくないのでカウンに自分の正体を秘密にしていたと打ち明けました。カウンはチョンス若様(イ・ソン)が自分の身を案じてずっと他人の振りをしていたことに気づきました。 女性ヴォーカルの歌が流れる♪ 回想シーン。 イ・ソンがカウンの前で別人として振舞う数々の場面。 「だから危険なことを一人で引き受けて私に知らぬふりをしたのね・・・。」 カウンは理解すると深いため息をつきました。 辺首会(ピョンスかい)。 「頭領を殺したらお前も自害するだと?この祖父を脅しに来たのか?」 テモクは孫娘に尋ねました。 「脅しに来たのではなく取引をしに来ました。」 キム・ファグンは堂々と答えました。 「では頭領の命と引き換えに何を差し出す。」 「おじい様であるテモクを超える大辺首(テピョンス)になります。私がその大辺首(テピョンス)になります。」 ファグンが答えると、部屋に入って来たファグンの父、キム・ウジェは思わず立ち尽くして手に持っていた書物を床に落としてしまいました。 「謹慎していろといったはずだ。」 テモクは息子に言いました。 「ご報告がありまして・・・。」 キム・ウジェは父に言いました。 「急ぎか?」 「違います。急ぎのご用なら私にお任せになりませんよね。」 「もう下がれ。」 テモクが言うとウジェは部屋から出て行きました。 「頭領の命を救えば大辺首(テピョンス)になるだと?元老にお前を紹介せねばな。」 テモクは机を何度

仮面の王イ・ソン8話のあらすじ感想 Ruler:Master of the Mask 李煊

仮面の王イ・ソン8話のあらすじと感想 あらすじ 感想 関連記事 あらすじ 国王となったイソンは温室に籠りハン・ガウンが亡き父の無念を晴らしたいと言っていたことを思い出して哀れみと自責の念に駆られて叫びました。 「お嬢様のために何かしたかったのに傷口をえぐっただけだった。お嬢様は今頃泣いているだろう。私が行ってお慰めできれば・・・・・・。」 イソンが言うと、護衛のヒョンソクは彼に同情しました。 城門の外。 カウンが落ち込んだ様子で歩いていると世子のイ・ソンが現れました。頭領がなぜ来たのかというカウンにイ・ソンは「揚水庁長(ヤンスチョンジャン、チョ・テホのこと)が来たから薬草房に行ったら王宮に向かったというので。」と答えました。「私の心配をしているのですか?」というカウンに「そうだ」とイ・ソンは答えて咳払いをました。 「あの、大丈夫なようで何よりです。行きましょう。揚水庁長がまた来るかもしれませんので。」 女性の歌♪ 「私にお話しでもあるのですか?」 「主上殿下(チュサンチョナ)に呼ばれて王宮に行かれたようですね。王様にお会いしたのですか?」 「はい。会いました。」 「殿下は、殿下はどうお過ごしでしたか?」 「恨めしいことにお元気なようでした。ところで、お話はそれでおしまいですか?」 カウンはイ・ソンを見つめました。 「そのおじさんがチョンスお兄様なの?」 コルムが二人を見て言いました。 薬草房。 カウンはイ・ソンとコルムを連れてイソンのお母さんに会いました。イソンのお母さんは本当に頭領なのかと聞きました。コルムはイ・ソンに独身なのかといろいろ尋ねました。 「一度お姉ちゃんと付き合ってみたら?」 「子どものくせに余計な事言わないの。」 カウンはコルムの頭を小突きました。 「私に任せといて!」 コルムは無邪気に言いました。 「では私はこれで失礼します。」 イ・ソンは茶を飲み終えると立ち上がりました。 「今日は送っていただきありがとうございました。」 カウンはお礼を言いました。 「(カウン)・・・・・・。」 イ・ソンは心の中で切ない声をあげました。 王宮の大妃(テビ)の部屋。 大妃は尚宮(サングン)

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