サイムダン(師任堂)色の日記 43話のあらすじと感想<完全版>
目次
サイムダン43話のあらすじ 旅立ちの時
ソ・セヤンから船の約束を取り付けた師任堂(サイムダン)は元造紙署(チョジソ)の職人から知らせを受けました。
現代では意識不明のジユンの病室にソン・ミギョンが現れました。
「少しは話があります。」
「今更何を話すっていうのよ!帰ってください!」
コ・ヘジョンはミギョンに怒鳴りました。
「少しでいいです。二人にしてください。」
ミギョンは言いました。
「わかりました。外に出ています。」
ハン・サンヒョンはヘジョンをなだめました。
「ひとつ聞きたいことがあるわ。病室を移したのは館長ですか?」
ヘジョンはミギョンに言いました。
「・・・・・・。」
「あるわけないよね。」
ヘジョンとサンヒョンは廊下に出ました。
ミギョンはジユンを見つめました。
回想シーン。
ジユンはギャラリーソンに出向きソン・ミギョンと会い詐欺を働くのは何とも思わないのかと言いました。
「贋作が国法となれば館長とミン教授は利益となるでしょう。それでいいのですか?真実は明らかになります。あなたは恥ずべき人間として歴史に記録されるでしょう。考え直してくれとは言いません。ひとつだけ、名誉とは何か考えてください。館長。真作の金剛山図を持っていると言ったら信じてもらえますか?館長の良心と名誉を守る最後の機会です。」
「ジユンさん。正直私は卑怯な事をたくさんやってきたわ。でも一度だって良心の呵責を感じることはなかった。それなのに今は最期のことを考えるの。考えたら、怖くなる。」
ミギョンはジユンの手を握りました。
「今話しても信じてもらえないと思いますがソ・ジユンさんに協力します。」
ソン・ミギョンは廊下に出るとヘジョンとサンヒョンに言いました。
「人を追い詰めておいて今更協力って、え?」
ヘジョンは怒りました。
「館長が私の立場なら信じると思いますか?」
サンヒョンも不快感を表しました。
「ですがソ・ジユンさんがくれた最後の機会を逃したくありません。すべてを取り戻す機会をください。」
ソン・ミギョンは言いました。
夜のソンジングループの会長室。
「今何と言った!」
「すみません。」
ミン・ジョンハクは会長から顔をそむけました。
「こいつめ!私を裏切るとは。クソ。何のコネもないお前を学長にしてやったのは俺だぞ!」
ホ・ヨンド会長はミン学長の襟首を掴みました。
「暴力はよくありません。」
ミン・ジョンハクはホ・ヨンドの手を払いのけました。
「こいつ!なら説明しろ!なぜ真作を燃やさなかった!この世から消せと何度も言っただろ!政府に知られたら我々は終わりだ!」
ホ・ヨンドのスマートフォンに電話からかかってきました。
「どうした!」
ホ・ヨンドは電話ごしに妻に怒鳴りました。
「金剛山図で問題が起きたのね。」
ミギョンはホ・ヨンドに言いました。
「お前がどうして知っている!」
「驚くほどのことなの?ソ・ジユンさんが取引に応じたわ。入院でお金が必要だったみたい。だからソ・ジユンさんには接触しないでちょうだい。それも取引の条件なの。真作はしっかり保管しておくわ。」
朝鮮時代の森の仲。
宜城君(ウイソングン)は内禁衛将(ネグミジャン)によって護送されていました。イ・ギョム(宜城君)は木でできた檻の中に閉じ込められていました。
「しばし休もう。」
内禁衛将は部下に言い行列を止めました。
「先は長いから少し休んでいきなさい。」
内禁衛将は宜城君に言いました。
「耽羅へ行く道は、通り過ぎたのでは?」
宜城君は低い声で言いました。
「・・・・・・。」
「殿下のご命令か。途中で殺せと。」
「・・・・・・。」
内禁衛将は沈黙しました。
「兄貴〜!」
イム・コッチョンたちが現れました。
「兄貴!助けに来ました!」
「私たちもいます!」
子分たちが武器にならない石を手に持ち勇気を出して言いました。
「叔父上〜!叔父上(タンス)〜!」
イ・フは内禁衛(ネグミ)の兵士が刀を構えているのを見てイム・コッチョンの背中に隠れましました。
内禁衛将(ネグミジャン)は刀を振り上げると、檻の鍵を斬りました。
「何だ?」
皆はうろたえました。
宜城君は静かに外された鍵を見ました。
「刀をしまえ。」
内禁衛将は兵士に命じました。
「旦那様?」
兵士たちは動揺しました。
「刀をしまえと言ったのだ!何をしておる。」
内禁衛将(ネグミジャン)が言うとイム・コッチョンたちは宜城君(ウィソングン)を救出しました。
「兄貴!兄貴!大丈夫ですか?こちらへ。おいでください。」
「叔父上。行きましょう。」
イ・フはイ・ギョム(宜城君)の腕を支えました。
「待て!」
内禁衛将(ネグミジャン)が言うと宜城君(ウィソングン)たちは驚いて振り返りました。
「内禁衛将。」
宜城君は内禁衛将(ネグミジャン)に言いました。
内禁衛将(ネグミジャン)は馬から降りると宜城君(ウィソングン)の縄を解きました。
「よく聞け。お前たちはここで何も見ていない。また思い出してはならぬ。宜城君は!死んではならぬお方だ。道中、どうか、ご無事でお行きください。」
内禁衛将(ネグミジャン)は宜城君(ウィソングン)の前に片膝を突きました。
少年時代の回想シーン。
「王族を捜し出せ。」
内禁衛将(ネグミジャン)は部下に命じると黒装束の兵士は人々に暴力を振るい始めました。まだ少年だった宜城君(ウィソングン)は蹴り倒されました。
「お前の名は何という。」
内禁衛将はみすぼらしい服を着ている宜城君に言いました。
「イ・ギョムです。私を、ご存知ですか?」
あばら屋での回想シーン。
「宜城君大監。」
内禁衛将は青年になった宜城君に懇願するように言いました。宜城君は酒に酔っていました。
「お前も一杯やるといい。」
「明日は婚礼です。殿下が宜城君大監とお嬢様の婚礼を待ち望まれています。王宮で孤独に過ごされる殿下のことをお考えください。」
「もっと酒を持ってこい・・・。」
海岸での回想シーン。
「殿下を敵に回さないでください。恨めしくともお慕いしているふりをなさってください。それが申氏夫人を守る道なのです。」
内禁衛将は宜城君に言いました。
「・・・・・。」
宜城君は茫然と自分に跪く内禁衛将を見つめていました。
「兄貴。行きましょう。」
「叔父上。」
イ・フとイム・コッチョンたちは宜城君を連れて行きました。
「急ぎましょう。」
内禁衛将は宜城君が行ったのを見届けると、突然刀を抜き自分の腹に突き刺しました。
「旦那様!(ナウリ)」
部下たちが駆け寄ってきました。
夜の王宮。
「殿下。罪人イ・ギョム(宜城君)のことでご報告がございます。」
尚膳が王の部屋に現れました。
中宗は着替えもせず龍衣のまま腰掛けていました。
「話してみよ。」
「護送中に車輪が外れ崖から落ちたそうです。近辺で内禁衛将の遺体が見つかったようです。」
「罪人イ・ギョム(宜城君)はどうなった。」
「山の奥深い場所でして落ちた残骸はおろか罪人の遺体も見つからなかったそうです。」
「当然であろう。遺体はないはずだ。捜すな。どうせ余から離れた人間だ。」
中宗は目を閉じました。
夜の浜辺。
師任堂(サイムダン)は包みを抱えたまま宜城君を待っていました。
「奥様。」
イム・コッチョンたちは宜城君(ウィソングン)を連れて来ました。
宜城君は町人の身なりで師任堂に会いました。
師任堂は宜城君に微笑みました。
宜城君はゆっくりと師任堂に歩み寄りました。
「生きてくださりよかったです。」
「サイムダン。一緒に行こう。」
宜城君は師任堂(サイムダン)の手を取りました。
「急いでください。海で大きい船にお乗り換えください。その船に乗れば宜城君は朝鮮に存在しない人になります。どうか、もっと大きな世の中で、自由に生きてください。」
「・・・・・・・。」
宜城君はうつむくと胸元から比翼鳥(ピイクチョ)の刻印を取り出しサイムダンの首に掛けました。
「比翼鳥を彫った。彫ってやると言ったのに・・・・何年も経ってしまった。」
宜城君は無念そうに言いました。
「これで、翼と目が揃いました。」
師任堂が言うと宜城君(ウィソングン)は頷きました。
「あなたに会えて・・・・・・本当に幸せでした。」
宜城君は言いました。
「もっと・・・幸せになってください。」
師任堂が言うと宜城君はただ惜しそうに何度も頷きました。
「そろそろ急ぎませんと。」
船頭が声を掛けました。
「行ってください。早く。どうぞ行ってください。早く行ってください。」
師任堂は宜城君(ウィソングン)に包みを預けると顔をそむけました。
宜城君は涙をすすると舟へと向かいました。
「兄貴・・・・兄貴・・・・・・。」
イム・コッチョンたちは泣きました。
宜城君は振り返るとまた歩き出し舟に乗りました。
師任堂は涙を流しながら宜城君に背を向けました。
宜城君は師任堂の背中を見つめていました。
「兄貴〜!兄貴〜!どうかお元気でいてください〜!」
イム・コッチョンは叫ぶと宜城君に拝礼しました。
師任堂はただ涙を流して耐えていましたが、とうとう振り返りました。
師任堂は宜城君を見送りました。舟は岸を離れ、宜城君の表情は見えなくなりました。宜城君はいつまでも師任堂を見つめていました。
「兄貴〜!お気を付けてお行きくださ〜い。」
宜城君は舟の中で包みを開け手紙を読みました。
「思えば若様(トリョンニィ)のために衣を縫ったことがありません。これからのご健勝を祈りながら縫いました。どこにいらしても、あなた様が感じるものを感じ、御覧になるものを私は見るでしょう。会えなくとも別れではないということを。永遠に。」
明国。
宜城君は明国に入りました。
砂漠。
宜城君は砂の吹き荒れる砂漠を歩いていました。
スイス(?)
吹雪が吹く山脈を宜城君は独り歩いていました。
海の上。
商船に乗りながら宜城君は寿進坊(スジンバン)日記の間に挟まっていたジユンの詩を詠みました。
「二人の魂は一つゆえ私が離れていても・・・。」
宜城君は遠くを見つめていました。
海岸。
宜城君は暑い浜辺を歩いていました。
イタリアのトスカーナ。
宜城君は(現代の?)イタリアのトスカーナの街道を馬で駆けました。
現代。
「学長!」
助手はミン・ジョンハクにライブ中継をしているスマートフォンを渡しました。
「断言いたします。金剛山図はアン・ギョンの真作ではありません。ミン学長はこの事実を認識しています。私と夫のホ・ヨンド学長は事実を隠して利用しました。」
ソン・ミギョンは記者会見を開いていました。
「お前が偽物の金剛山図でいくら儲けようとかまわん。私はそれ以上を貰う。」
ホ・ヨンドの音声が流されました。
「館長の絵を担保に数百億の融資を得たはずです。十分では?」
ミン・ジョンハクの音声が流れました。
「アン・ギョン以外にも昔の画家ならたくさんいるから大丈夫だろ?一度やれば次からは慣れて大丈夫になる。」
ホ・ヨンドの声が流れました。
「金剛山図だ。ソンジングループは巨人だ。ゆえに学長を目指す理由はそこにある。」
ラドの代理が録音したミン・ジョンハクの音声が流れました。
「質問です。本物の金剛山図の真作が別にあるのですか?」
記者は質問しました。
「はい。元助手のソ・ジユンさんが本物と証明できる古文書を発見しました。寿進坊(スジンバン)日記という申師任堂の直筆です。」
ソン・ミギョンは答えました。
「その文書は本物ですか?」
「本物であると鑑定しています。スジンバン日記は申師任堂個人の日記と断言できます。師任堂の人生の記録です。」
「首脳会談で展示する絵は模作なんですか?」
「模作ですが炭素年代測定により真作と同年代の物でせいた。画風や筆遣いがアン・ギョンと違います。よって真作ではなく、当時アン・ギョンを模写したものと考えられます。ミン・ジョンハク学長は真実を知るソ・ジユンさんとその友人の口を塞ぐため脅迫しました。さらには殺害まで企て真作を奪おうとしました。」
ソン・ミギョンが言うとやくざが絵を奪おうとする動画が流れました。
「ですが、ソ・ジユン博士は真作の金剛山図と寿進坊(スジンバン)日記を守り抜きました。それから、事実を言います。ギャラリーソンのオーナーでもあるホ・ヨンド会長は柄を本物だと偽り巨額の融資詐欺を働きました。それから融資で得た資金で株価を不正操作し一人のファンドマネージャーを破滅させました。」
「もしかしてIHファンドの手配中の男性ですか?」
「はい。そうです。ホ・ヨンド会長はその人に資金洗浄に絡む裏帳簿の存在を知られたためにその人を殺すよう殺害教唆しました。その人は無実で被害者です。ここに裏帳簿の秘密が入っています。記者会見のあと警察に提出するつもりです。被害者の皆さまにお詫び申し上げます。私はどんな処罰も真摯に受け止めるつもりです。申し訳ありません。心からお詫びいたします。」
ソン・ミギョンは頭を下げました。
「かっこいい。」
ミギョンの娘はサンヒョンに言いました。
病室。
「ジユン。気が付いたか?俺だ。俺を見てくれ。俺は生きていた。戻ってきたんだ。」
チョン・ミンソクは目覚めたジユンに呼びかけました。
「あなた・・・。」
「そうだ。俺だ。」
ミンソクは泣きました。
ジユンは夫の頬に指を伸ばしました。
警察の前。
「お気持ちをお聞かせください!」
「ホ会長!」
ホ・ヨンドは記者たちに囲まれました。
「うるさい!若造のくせに!」
ホ・ヨンドは怒鳴ると刑事に連行されました。
学長室。
ミン・ジョンハクは落ち着きなく窓を開けました。
「はあ。」
部屋がノックされ刑事が現れました。
「ミン・ジョンハクさん。あなたは器物損壊および文書偽造、暴行の教唆、詐欺、業務上背任の容疑で逮捕します。」
刑事は言いました。
「多いな。」
病院。
「ジユン。ジユン。」
ヘジョンとサンヒョンが駆け付けて喜びました。
「すべて終わった。長い旅から戻って来てくれた。」
ジユンのお父さんは言いました。
「ジユン。ソン館長から話は聞いた?」
ヘジョンは言いました。
「僕たちが勝ったんだ!」
サンヒョンもジユンを励ました。
「ジユン。」
夜の屋台。
「今まで構ってくれなかったのにどうして?」
ソン・ミギョンの娘アンナはサンヒョンに言いました。
「大丈夫か?」
「なぜ?泣いてると思ったの?」
アンナの机の上に焼酎が置かれていました。
「泣くほうがマシだろ。妙な考えを起こすなよ。」
「心配してくれてありがとう。」
「両親でも罪は償うべよ。パパが悪いことしてるの知っててもどうすることもできなかった。よかったわ。パパを止められた。」
「元気出せ。」
サンヒョンは乾杯しました。
「すっきりしたわ。」
「もうお前からの連絡を無視したりしない。いつでもしてこい!」
「本当?」
「おう。」
「約束!」
夜の病室。
「顔を見せて。ずっと会えなかったのよ。近くに来て。」
ジユンはミンソクに言いました。
「酷い顔だぞ。」
「変に思わないでね。眠っている間にいろいろなことが起きたの。あなた。私たち、幸せに暮らしましょう。」
「ああ。あなたがいればいい。」
「あなたに言われると力が湧いてくる。」
「ありがとう。」
「私こそ。」
ある日のクラブの一室。
「寿進坊(スジンバン)日記と金剛山図は文化部に渡すけど、美人図はどうする?」
復職したヘジョンは片付けをしながらジユンに尋ねました。
「この美人図は、私たちだけの秘密にしましょう。」
ジユンは美人図に歩み寄ると絵に触れそうなくらい指を近づけました。
朝鮮時代の寿進坊(スジンバン)。
師任堂は縁側に腰掛けて晴れた空を眺めていました。師任堂は立ち上がろうとすると胸が痛んで苦しみました。
「奥様〜。」
「母上〜。」
ヒャンと子どもたちが駆け付けました。
「奥様〜若様たちです〜。」
ヒャンが言うと子どもたちが集まってきました。
「ヒョルリョンが首席に首席合格でした。シジンも及第です。」
メチャンは言いました。
二人の子どもたちは師任堂に拝礼しました。
「御恩に感謝します。私と弟は新しい名前を得て無事に過ごしています。私と弟を助けてくださった母上のおかげです。」
ソン・シジン(ミン・ジギュン)は師任堂に言いました。
「いいの。立派にやり遂げてくれて私のほうこそ礼を言うわ。」
師任堂は引き出しから紙を取り出しました。
「ジギュンや。弟とこの場所に行きなさい。二人が行くべき場所よ。」
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感想
うーん、せっかくの今生の別れという重要な場面もあったのに、現代バージョンがその感動をダメにしています。韓ドラって終わり方がへたくそなんですよね。師任堂が愛する宜城君を別れる場面なんですが、ただ心を込めてお別れしただけで、なんだかその時の宜城君の衣装が「朱蒙(チュモン)」の主人公に似ていて、せっかくのいい場面なのに、ちょっと引いちゃいます。別れの場面で宜城君も師任堂も激しい感情を表現してわーわー泣くのではなくて、心の波が穏やかなんですよね。大人の恋人同士の健全な別れってそんなものかもしれないけど、どうも納得し難いものがあります。師任堂はひたすら耐えて泣いていて、宜城君はそんな師任堂の心情を刺激しあおるような声かけはしませんでした。抱きしめると、演出上よくないとか、師任堂の品位を汚すとか、我慢するからそこが良いし時代の価値観に近かったとか、そういうところがあるのかもしれませんが・・・。これが白人のドラマとなると激しい抱擁とキスで派手な音楽が流れて、というシーンになるのでしょうね(笑)そんな場面を想うと、静かな別れのほうが合ってますね!
あそこで内禁衛将(ネグミジャン)が切腹するとは!前々から何だか武人としてかっこつけてるな〜と思ったんですよ。で、朝鮮にも切腹という文化があったのでしょうか?どうもわかりませんね。内禁衛将(ネグミジャン)の人生もクソみたいなもので嫌ですからね。死ぬ以外に途中で辞職することはできなかったのでしょうか。
執拗に宜城君を殺そうとしていた中宗なのに、どうしてラストだけ善人ぶって逃亡を赦すとか言ってるのか意味わかりませんね。コイツはどうもおかしい人間なので、おかしくて当たり前なのでしょう。朝鮮には正常な王様なんていないと思ってます。
そして面白くない現代のシーン。なぜかソン・ミギョンが「私がやりました」と正直に告白しちゃってます。ソン・ミギョンは大恥をかきたくないという欲望と、ホ・ヨンドを失脚させたい狙いもあったのでしょう。このホ・ヨンドって何者でしょうね。俺が稼いでやったとか言ってますけどソンジングループって名前からしてソン・ミギョンの一族の財閥でしょうか。
一番解せないのはソ・ジユンの夫がなぜ宜城君テガムのソン・スンホンじゃなくてミンソク(イ・ヘヨン)なのかということです(笑)このイ・へヨンという役者さんは朝鮮時代ではイ・テゲを演じています。ミン・チヒョンを演じたチェ・チョロは現代では刑事を演じています。恋愛ものだったら、来世で結ばれましょうというお決まりの約束があるじゃないですか(笑)ジユンは何度も重症になって正気で目覚めてオツムのほうは大丈夫なのかしら。
寿進坊(スジンバン)では師任堂の息子が二人増えて合計6人になりました。残る子どもはあとお1人なのですが〜あと一人って???下世話な想像しちゃいますよね(苦笑)お下品ですみません。歴史ではイ・ユルゴクという三男がテゲと並ぶ儒者になるそうです。ドラマでは長男がイ・ソンで次男がイ・ヒョルロンで三男がイ・ウですから全然違いますよね。江原道(カンウォンド)で生まれたとありますので、ヒョルリョンあたりがユルゴクのモデルになってるのかな。
舞台背景となる時代は織田信長あたりでしょうか
まだ続きがあるようなので次回も見たいと思います。
サイムダン各話のあらすじと感想