オクニョ26話のあらすじと感想
あらすじ
オクニョは昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)に採用され奴婢の身分から解放され漢陽(ハニャン)に戻ることができました。
王宮ではユン・ウォニョンがテウォンを呼び姉の文定大妃(ムンジョンテビ)に謁見することになりました。大妃はテウォンにとって伯母にあたりうまくいけば後ろ盾を得られる手はずになっていました。ユン・ウォニョンはテウォンを大妃に会わせました。
「先日お話しました私めの息子です。」
ユン・ウォニョンは大妃に言いました。
「私はユン・テウォンと言います。」
テウォンは大妃に挨拶しました。
ユン・ウォニョンとテウォンは大妃の前に座りました。
「父親譲りだな。端正な顔立ちではないか。」
「顔ばかりではありません。知恵も働きます。商団の不正を暴き没収した財産を国庫に納めました。」
「そなた、期待しているぞ。」
文定大妃(ムンジョンテビ)はテウォンに言いました。
カン・ソノは明宗に会うとソンジョン判書普雨(ポウ)が住職を務める奉恩寺(ポンウンサ)の改築を大妃が決めたと報告しました。
「飢えている民がいるのに寺の改築に浪費すべきではありません。この件は防がねばならぬかと。」
「わかった。そうしよう。」
明宗が文定大妃(ムンジョンテビ)の寝殿に行くと庭でユン・ウォニョンとテウォンが挨拶しました。テウォンはオクニョと会っていたのが明宗であることに気が付きました。明宗はテウォンを登用するためにユン・ウォニョンが法を変えたことに気が付きました。
明宗は母である大妃に会い民が凶作で苦しんでいるのに奉恩寺(ポンウンサ)の改築に浪費することに苦言を呈しました。文定大妃(ムンジョンテビ)は王室の金は使わないので安心しなさいと息子に言いました。
「殿下と民の平安を祈願するためです。」
「お気持ちはわかりますがこの件だけは認められません。」
「許可できぬと?私は納得できぬ。主上は母を軽んじてますね!」
「母上こそ私をお認めください。私が暴君になるのをお望みですか?私はこれまで母上に従ってまいりました。しかしこれは民の生死に関わります。寺の改築は許可できません。」
「主上!主上!」
大妃は息子を脅すように怒鳴りました。
テウォンは父の後に続いて歩いていました。大妃はウォニョンとテウォンに奉恩寺(ポンウンサ)の改築について話していました。
回想シーン。
「お前(テウォン)が奉恩寺(ポンウンサ)の改築に必要な金を工面してくれ。」
「私めは謹んで大妃様のご命令に従います。」
テウォンは答えました。
ユン・ウォニョンはテウォンにどのような手を使ってでも費用を工面するように言いました。
何者かがミン尚宮の後を尾行していました。するとカン・ソノが二人の男を呼び止めました。男は短い刀を抜いてカン・ソノに襲い掛かってきました。カン・ソノは男を追い払いました。
カン・ソノはミン尚宮に会うと尾行されていたことを教えました。ミン尚宮は驚きました。
「イ・ジョンミョン大監を監視する者の差し金です。」
「すみませんでした。気を付けます。ところでオクニョの消息はわかりましたか?」
「はい。海州(ヘジュ)で官婢として生きていました。」
「本当ですか。無事でよかった。なんとか官婢から救ってやれませんか?」
「助けるまでもなく漢陽(ハニャン)へ戻ります。」
「官婢の身でどうやって?」
「オクニョは昭格署(ソギョクソ)道流(トリュ)として漢陽(ハニャン)に戻ります。」
「ええ!?」
建物の裏。
「どうだった?」
カン・ソノの元部下チュ・チョルギは部下に尋ねました。
「失敗しました。」
「なんだと?」
「すみません。カン・ソノの邪魔が入りました。」
「何?」
チュ・チョルギはユン・ウォニョンの家に行くと、ユン・ウォニョンにカン・ソノがイ・ジョンミョンと繋がっていると報告しました。ユン・ウォニョンはチュ・チョルギにカン・ソノとイ・ジョンミョンの繋がりを詳しく探るように命じました。
キム尚宮(サングン)はチョン・ナンジョンに会いテウォンが大妃に会ったことを教えました。チョン・ナンジョンは今後も王宮の動向を教えるように頼みました。チョン・ナンジョンはテウォンが大妃に会った理由を考えました。
海州(ヘジュ)の役所。
「ナウリ。これから漢陽(ハニャン)へ立ちます。」
オクニョはソン・ジホンに挨拶しました。
「計画を実行するには準備が必要だ。当分は人目を引くな。」
ソン・ジホンはオクニョに言いました。
オクニョは酒場で飯を食べていたチョン・ウチとコ・テギルに会い二千両の手形を渡し商団をはじめるために屋敷をひそかに買うように頼みました。
ソン・ジホンは海州(ヘジュ)の長官に辞職を申し出ました。
「父上の件でか。気が変わったら私を訪ねて来い。」
長官はソン・ジホンに理解を示しました。
ソン・ジホンは吏房(イバン)のチャン・ソンプンを漢陽(ハニャン)に誘いました。
夜の素素樓(ソソル)。
イ・ソジョンは二人の妓女(キニョ、妓生の女)チェソンとタジョンに義禁府判事(パンサ)のパク・チャンジョンと礼曹判事(パンサ)チョン・サンホの相手をして部屋で話された内容について報告するように命じました。
パク・チャンジョンは大妃の寺の改築の件で儒者が不満を述べていると何かいい手がないか尋ねました。チョン・サンホは儒者も権力を手にしたいだけなのですべての文科で科挙を実施すれば不満はなくなると言いました。
イ・ソジョンは近々科挙が行われるとテウォンに報告しました。
典獄署ではユ・ジョンフェが苛立っていました。チョン・デシクは無言で後に続いていました。するとユグムとチ・チョンドクが現れました。チ・チョンドクは元気になったようで復職しました。チョン・デシクは優しくチ・チョンドクに仕事に励むように言いました。
「オクニョが生きてました!九死に一生を得まして昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)として漢陽(ハニャン)に戻ってきます。はっはっはっは。はっはっはっは。」
チ・チョンドクは喜びました。
「オバサン久しぶり!」
オクニョは酒場の女将に会いました。女将はオクニョを抱きしめて再会を喜びました。
「トジョン様は?」
オクニョが言うとイ・ジハムが駆け寄ってきました。
「オクニョや。会いたかったぞ!」
「師匠!」
オクニョとイ・ジハムはすぐに再会を果たしました。
「お前が生きてると聞いて海州(ヘジュ)に行ったんだが行き違いになったようだ。」
イ・ジハムはオクニョに言いました。
オクニョは喜びました。
イ・ジハムはオクニョが道流(トリュ)になったいきさつを尋ねました。
オクニョは習った周易や観相学が役に立ったといろいろ話しイ・ジハムに酒をついて自分も飲みました。
「これからどうするのだ?」
「師匠。私が幼いころなぜ捕盗庁(ポドチョン)の茶母(タモ)になりたかったかしってますか?実は私の母は典獄署の前で何者かに斬られ私を産んですぐ亡くなったのです。」
「そうか。知らなかった。」
「それを知りたくて捕盗庁(ポドチョン)の茶母(タモ)の試験に行ったのです。探体人(チェタミン)になったものそのためです。新たな目標ができました。パク・テス様の仇であるユン・ウォニョンに復讐します。私は探体人(チェタミン)や捕盗庁(ポドチョン)の茶母(タモ)になることで復讐できると勘違いしていました。私には力が必要です。富と力を得て対等に戦いたいのです。」
するとチョンドンが部屋に入ってきました。
「お兄さん!」
「お化けがしゃべった!」
「私です。お兄さん。私です。」
「生きてたのか?心配させやがって。生きてたんだな。よかったよ。お前を捜してどんなに苦労したか!」
チョンドンはオクニョを抱きしめました。
テウォンは部下のファン・ミョンゴルにチョン・セホにミン・ドンジュとコン・ジェミョンに大行首の会合を開くと伝えるように命じました。
コン・ジェミョンのところにすぐに連絡が行きました。コン・ジェミョンは行かないと怒りました。
チャクトとトチはコン・ジェミョンのかわりに平市署(ピョンシソ)のテウォンに会いに行きました。ミン・ドンジュも遅れて現れました。
「二つの商団にお願いがあります。もうすぐ科挙があります。今回の科挙は主上殿下(チュサンチョナ)の勅命ですべての部門で特別に開かれます。」
「科挙と商団がどんな関係が?」
トチは不思議に思いました。
「科挙となれば大量の紙が必要だ。」
ミン・ドンジュは言いました。
「私は両商団に試験用紙の取引を頼みたい。科挙を受ける者に紙を買わせるのです。」
「つまり紙を買い占めろということですか?」
「はい。これは両商団にしか教えないことです。紙の売値は商団が決めてください。商団は利益の三割を納めてください。決して損はない話です。」
トチとチャクトは嬉しくなりすぐにコン・ジェミョンにこのことを伝えました。
コン・ジェミョンは不快になりました。
ミン・ドンジュはチョン・ナンジョンに知らせました。チョン・マッケは寺の改築の件でわれわれも大妃に貢献すべきだと言いました。
夜の素素樓(ソソル)。
慌ててやってきたチョンドンはテウォンに会いオクニョが生きていたと報告しました。テウォンはすぐにオクニョに会いに行こうとするとチョンドンはオクニョが斬られて海州(ヘジュ)の官婢になった後昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)になったと教えました。テウォンはオクニョが斬られたと聞いて驚きました。
夜の昭格署(ソギョクソ)。
オクニョはチョンドンからテウォンがどうやって平市署(ピョンシソ)の注簿(チュブ)になったか聞いたことを思い出していました。
ファン・ギョハは徳興宮(トックングン)を妓楼で迎えました。徳興宮(トックングン)はかつてファン・ギョハに想いを寄せていたと軽く話しました。ギョハは徳興宮(トックングン)を部屋に招き入れカン・ソノに引き合わせました。カン・ソノはイ・ジョンミョンの大尹派を後押ししてほしいと伝言を頼みました。
「大妃とチョン・ナンジョンとユン・ウォニョンの横暴は見過ごせません。」
カン・ソノが言うと、徳興宮(トックングン)はオクニョに自分の息子が高い地位に就くと言われたことを話しました。
「息子が王になるだろうと聞き逆賊になる恐れよりも喜びが勝った。」
「大監がおこころに封印された野心を解いてはどうですか。もしやその神女はオクニョと言う者ではありませんか?」
「そちがなぜ知っているのだ。」
「以前から知っています。昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)として漢陽(ハニャン)に戻るそうです。」
「それはよかった。もう一度会いたいと思っていたところだ。」
日中の昭格署(ソギョクソ)。
提調(チェジョ)のソ・ジェウンはオクニョを呼ぶと近々行われる科挙で数名登用したいので参考になる周易の書籍を持ってきて欲しいと命じました。
オクニョが役所の庭にでると宮女のヨンジが人が会いに来てると言いました。
「オクニョや。なぜ生きていると教えてくれなかった!」
ユン・テウォンはオクニョにまくしたてました。
「・・・・・・。」
「いや。生きてくれたんだから何でもいい。漢陽(ハニャン)に戻ったら知らせろよ。なぜ知らせなかったんだ。寂しいとかとういうわけじゃない。顔色が悪いな。斬られたところがまだ痛むのか?」
「平市署(ピョンシソ)注簿(チュブ)になられたとか。」
「ああ。成り行きでなった。それより怪我の具合はどうなんだ?」
「ナウリ。私はナウリの口からユン・ウォニョン大監の息子と聞いてほんとうに戸惑いました。ユン・ウォニョン大監はわたしの師匠であり父とお慕いしたパク・テス様に罪を着せました。それで私はいつかパク・テス様の仇を討とうと決めました。」
「オクニョや・・・。」
「だけど私はユン・ウォニョン大監の息子であっても旦那様を信じていました。ユン・ウォニョン大監とチョン・ナンジョンのせいであなたも傷ついていたから。復讐したいという気持ちが同じだったからです。ところでなぜユン・ウォニョン大監の力で官職を得たのですか?」
「オクニョや。誤解しないでくれ。」
テウォンはオクニョの手を掴もうとしました。
オクニョはテウォンの手を払いのけました。
「旦那様がなぜあの者たちと手を組んだのかそれはどうでもいいです。旦那様のしたことで多くの者が傷つきました。ですからもう旦那様に会いません。」
「オクニョ。聞いてくれ。」
「いいえ。何を聞いても許す気になれません。もう帰ります。」
テウォンは落ち込んだ様子で平市署(ピョンシソ)に戻りました。平市署(ピョンシソ)の庭でソン・ジホンがテウォンを待ち構えていました。ソン・ジホンはテウォンの頬を二度殴りました。
「一体どうしてだ。私の父をあのような目に!答えろ。なぜ父上のお命を奪った。」
「お気の毒に。私は死なせるつもりはなかった。本当だ。」
「貴様は捕盗庁(ポドチョン)に捕まって私をチョン・ナンジョンの犬かとののしった。ところが今のお前はどうだ。出世に目がくらみユン・ウォニョンの犬ではないか。」
「お言葉に気を付けてください。ユン・ウォニョン大監は私の父上だ。」
「黙らぬか!」
「私は。私は非力なせいでお前などに虐げられるのはもうたくさんだ。だから注簿(チュブ)という官職を得た。それのどこが悪いのだ!」
「ユン・ウォニョン大監がどのような人かわかってて言ってるのか!」
「私の父上だ。あなたよりよく知っている。」
「ならばユン・ウォニョン大監が私の祖父や父上を殺したことはどうだ。そしてお前は育ての父を殺した。私に許しを請うても無駄だ。私はユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンのことは許さぬ。私はこの恨みを百倍にして返してやる!」
「好きにしてくれ。あなたの思い通りに行くものか。さっき殴られたのは亡くなられたソン・ファノクへの礼儀だ。俺はお前の知るユン・テウォンではない。命が惜しくば二度と顔を見せるな。」
テウォンはソン・ジホンを殴って行きました。
「オクニョや。どういうことだ。なぜここにいる?」
ハン・ジェソはオクニョに声を掛けました。
ハン尚宮(サングン)は明宗に内禁衛(ネグミ)の従事官ハン・ジェソが用があると言いました。
ハン・ジェソは明宗にオクニョが生きて昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)として漢陽(ハニャン)に来ていると言いました。
「オクニョが宮中にいるのか?」
「はい。」
「オクニョが生きていた・・・。」
明宗は嬉しくなりました。
捕盗庁(ポドチョン)の門前。
ソン・ジホンはヤン・ドングとソン・ソグに声を掛けました。ヤン・ドングとソン・ソグは父の件で何もしてやれなくて申し訳ないと謝りました。ソン・ジホンはヤン・ドングだけ連れて行きました。
チョングムとスングムはソン・ジホンを街で見かけました。
ユン・ウォニョンの家。
「お嬢様〜たいへんです〜。従事官ナウリが漢陽(ハニャン)に戻られました。」
チョングムとスングムはユン・シネに教えました。
「どこにいるの?」
シネは目を輝かせました。
オクニョはソン・ジホンと会いました。ソン・ジホンはオクニョにテウォンが紙の買い占めを商団に命じているので反撃したいと相談しました。
チョン・ナンジョンは文定大妃(ムンジョンテビ)に謁見しました。
文定大妃(ムンジョンテビ)は平市署(ピョンシソ)注簿(チュブ)に寺の改築の資金調達を命じたと言いました。チョン・ナンジョンは自分も大金を捻出できるので昭格署(ソギョクソ)の提調を動かして欲しいと頼みました。
「そなたの考えを詳しく聞かせてみよ。」
夜になりました。
オクニョは夜の街を歩いているとお忍びの明宗とハン・ジェソが現れました。
「オクニョや。」
「あ!ナウリ!」
オクニョは明宗におじぎをしました。
「あ、よい。」
明宗は人目があるので正式な挨拶を断りました。
「旦那様こそ何の御用ですか?」
「そなたこそどうしていた。近頃そなたの姿を見ないと思っていた。」
「実は事情がありまして・・・。」
「事情とはよくないことか?身なりがよくなったようだが、やつれたようだし顔色がよくないな。」
「ええ。実は事情というか大変な目に遭っていたんです。」
「一体どんな目に遭ったか話してくれぬか?」
酒場。
オクニョは明宗と自分に酒をつぎました。
「あ〜おいしい。あ〜すっきりした。何か?」
オクニョは酒を飲み干しました。
「ああ、いや。なんでもない。それで何があったのだ?」
「実は私、海州(ヘジュ)に行ってました。刑曹の裁きで官婢にされてしまって。」
「そうか。あ、あ、そうか。一体何があったのだ?」
「それは申し上げられません。」
「わかった。ならば聞かぬ。ところでどうやって昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)になったのだ?」
「実は私、官婢(カンビ)として海州(ヘジュ)に送られる途中山賊に襲われてやっと海州(ヘジュ)の役所へ逃げ出したんです。ある日来た昭格署(ソギョクソ)の提調令監(よんがむ)がやって来て道流(トリュ)に認められました。」
「官婢がどうやって道流(トリュ)になれたのだ?」
「実はトジョン様に周易を習ったんです。」
「周易を知ってるのか?ほほう。すごいな。変わったおなごと思っていたが、かわり者どころか恐ろしいな。」
「はい?ナウリ!」
「とにかく無事に戻れて本当によかった。昭格署(ソギョクソ)にいるとは知らずチェソの奴に骨を折らせた。」
「え?どういうことですか?」
「いや。なんでもない。暑いな。さあ飲め。ところでそんなに困っていたのになぜ私を頼らない。言ってくれたら力になってやれたのに。」
「私は旦那様がどこにお住まいなのか知りません。お名前も知りません。」
「私が名前を言ってなかったか?」
「刑曹正郎のイ・ジギュンと聞いたけど本名ではありませんよね。名前もわからないのに探せるはずないじゃないですか。」
「私の名前は。私の名前はイ・ファンだ。覚えておいてくれ。」
「はい。」
「さあ。もう一杯。」
「食べましょう。」
「大変だったな。」
オクニョと明宗は庶民の酒と食事を楽しみました。
日中の昭格署(ソギョクソ)。
チョン・ナンジョンが提調に四柱を見て欲しいと伝えました。
「占いだったらオクニョが得意だな。一緒に行こう。」
提調のソ・ジェウンはオクニョを連れてユン・ウォニョンの屋敷に行きました。
チョン・ナンジョンとチョン・マッケはソ・ジェウンの隣にいるオクニョを見て驚きました。
「なぜお前がいるのだ!なぜここにいるのだ!」
感想
ソン・ジホンとオクニョ、明宗とオクニョの距離が急に接近してきました。三人の貴公子がオクニョを好いています。テウォンは衝動的な言動を見せてオクニョに好意を示しています。テウォンは父とチョン・ナンジョンに恨みを抱いているはずが、父の思惑通り振る舞い悪の手先tおなることで力をつける道を選びました。オクニョは何とどこで手に入れたのか?パク・テスがソン・ジホンに遺した財産なのかジホンとともに二千両で店を構える作戦に出ました。文定大妃(ムンジョンテビ)は政治派閥のお仲間の僧侶のために寺を改築すると言いだし政治勢力を維持拡大するために大金が必要になりました。
明宗は派閥のためにやりたい放題する母の文定大妃(ムンジョンテビ)のやり方の汚さが嫌いで何とか王として力を振るいたくてもいつも母に支配され思うようにいきません。このドラマではどうやら文定大妃(ムンジョンテビ)はかなりの悪女なようですね。この文定大妃(ムンジョンテビ)はライバルの妻が生んだ子供を処刑させてます。文定大妃(ムンジョンテビ)にとっての唯一の息子は明宗だけであとは娘しか産みませんでした。先の正室の息子仁宗は即位たった八か月で崩御しているらしく、病弱と記録があったにせよ毒でも文定大妃(ムンジョンテビ)に飲まされていたんじゃないかと思います(笑)
ちなみに徳興宮(トックングン)の母昌嬪安氏はもと宮女で優れた人物らしく文定大妃(ムンジョンテビ)も認めていたそうですから、もしかしたら生き残るために大妃の手下として器用に振舞っていたかもしれませんね。
朝鮮の歴史によると、王の母とその兄弟というのはたいへん横暴を働きやすくてそのせいで現職の王は憂き目に遭うこともあるみたいです。
ネタバレはしませんけど、明宗もその例外ではないようです。
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