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オクニョ運命の女(ひと)37話の詳しいあらすじネタバレ!


オクニョ37話のあらすじと感想

韓国ドラマオクニョ

あらすじ

刑曹参議(ヒョンジョチャミ)のキム・スジョンは明宗の王命によりチン・スミョンの墓を掘り起こし再度検視するように命じました。

明宗はハン・ジェソを呼ぶと墓を掘り起こさせた外知部(ウェジブ)が何者か知りたいと調べるように命じました。

チョン・マッケは家に戻るとチン・スミョンに毒を盛ったことがバレそうだとミン・ドンジュに言いました。トンチャンは検視係も抱き込んであると楽観視しましたがミン・ドンジュは我々が抱き込んだ者は皆警戒されていると言いました。チョン・マッケはこうなったらチョン・ナンジョンに正直に話して解決してもらおうと言いました。ミン・ドンジュは抱き込んだ者をすべて殺してでも我々だけで何とかしなければと言いました。

ミン・ドンジュはトンチャンに検視係のチェと目撃者のチャン・マンボンを殺すように命じました。

チョングムは厨房で仕事中に吐き気を催しました。
「ついにその日が来たわ。私が旦那様の奥様になる日が・・・。」
チョングムはチャングムに言いました。
「何をしている。」
チョン・ナンジョンが厨房に現れました。
「何でもありません奥様(マニム)。」
「ごまかすな!なぜお前が旦那様の奥様だ?不届き者め。冗談で済むか。まさか旦那様とそういうあったのか?」
「あの・・・違います・・・。」
「スングム。すぐに医員を呼べ!お前は私について来い。」

チョングムはナンジョンの部屋で脈診を受けました。医員はチョングムはみごもっていないと言いました。
「時折子を望むあまりそういう症状になる者もいます。月のものが止まることもあります。強く望むことにより腹もでる者が・・・。」
医員はそう答えると帰りました。
チョン・ナンジョンはスングムを下女長に任命してチョングムにすべての雑用をするように命じました。スングムは喜びました。チョングムは泣いて謝りました。スングムはチョングムを引きずって部屋から出て行きました。

素素樓(ソソル)。
ファン・ギョハはイ・ソジョンにテウォンの様子を尋ねていました。そこに執事のソン・チャフムが現れテウォンは外知部(ウェジブ)をしていた者と会っていると報告しました。

テウォンは外知部(ウェジブ)をしていたという男に礼を言いました。
「私は外知部(ウェジブ)を復活させる。外知部(ウェジブ)を育て活かすのは長年の私の夢だった。力を貸して欲しい。」
テウォンは外知部(ウェジブ)のことについて教えてほしいと男に尋ねました。男は国は外知部(ウェジブ)を嫌っているのでまた追われることになると言いました。

王宮。
ソン・ジホンはチェジョンたち四人の部下を集めると昭格署(ソギョクソ)が廃止されることになり、大妃と小尹(ソユン)はもう昭格署(ソギョクソ)を利用できないので土台を崩す策について話し合いました。部下は大妃と小尹(ソユン)が民から奪った不法な土地の没収を提案しました。ソン・ジホンはチョ・グァンジョたちがかつて土地に踏み込んだだめ処刑されたと言いました。部下の一人は人事権を活かすべきだと言うと、ソン・ジホンは大尹(テユン)に粛清で身を引いた学者を登用しようと言いました。

王の執務室。
ソン・ジホンは小尹(ソユン)を抑えるため人事を明宗に提出しました。するとハン尚宮(サングン)が部屋に入って来て大妃が食事を絶って王に抗議していると報告しました。ソン・ジホンは大妃に揺らいではならないと言いました。明宗は大妃が寝込んだ後には王宮の内外に(粛清)の嵐が吹き荒れると心配していました。
「逆風は覚悟のうえで始められたのでは?我々は覚悟をしています。」

ユン・ウォニョンと小尹(ソユン)の大臣の会議。
イ・ヨンシンとチョン・サンホ、ファン・ジマンはユン・ウォニョンの前で若い王を誹謗中傷していました。そこに大妃つきの女官が現れ大妃が食事を絶って倒れたと泣きつきました。

大妃の部屋。
文定大妃(ムンジョンテビ)は布団に横になり御医の監督のもと女医の脈診を受けていました。御医は食事を摂らねば危険だと言いました。ユン・ウォニョンは部屋に現れると自分の至らなさを謝罪しました。
「主上のためにこの手を血で染めて来たというのにこの功を大尹(テユン)に渡してたまるか。もう主上を説得しようとは思わぬ。主上の心を惑わす者を主上から引き離せ。大尹(テユン)が主上の傍にいる限り我々に勝ち目はない。主上が血を見る覚悟でいるなら、こちらも受けて立つしかない。覚悟しろ。」
「はい媽媽。」

夜。
家に帰ったユン・ウォニョンはチョン・ナンジョンに大尹(テユン)を廃する策を実行するよう命じられたと話しました。チョン・ナンジョンは自分が策を練ると言いました。

夜更けにチョングムは洗濯物を棒で叩いて痛む腰を抑えていました。スングムは偉そうに下女に洗濯物を運ばせチョングムの仕事を増やしました。スングムはチョングムのように偉そうにチョングムを叩きました。
「や~。チョン・スングムよチョン・スングム。殺されたくなかったら言われた通り洗濯しなさい。わかった?」
スングムが去るとチョングムは泣きました。

日中の山。
ヤン・ドングは使用人にチン・スミョンの墓を掘り起こさせました。

検視室。
検視係の男はヤン・ドングが見ているところでチン・スミョンの遺体を検めました。

チョンスが街を歩いているとトンチャンが一杯やらないかとチョンスをヨジュの酒場に連れて行きました。トンチャンはヨジュに誰も部屋に入れるなと言いました。

チョンドンはマンスと街を歩いていました。マンスはトンチャンに報告するためのネタが欲しいと言いました。チョンドンはマンスにテウォンが外知部(ウェジブ)を復活させるために人材を集めていると情報を教えました。

酒場。
トンチャンはチョンスに一財産稼げる仕事があると言いました。チョンスは人殺し以外なら請け負うというと、トンチャンはその人殺しが仕事だと言いました。ヨジュは部屋の外で聞き耳を立てていると、チョンドンとマンスが現れました。ヨジュはチョンドンとマンスに中でトンチャンが人を殺す話をしていると教えました。

ソン・ジホンの商家。
「大行首(テヘンス)様。お久しぶりです。」
チョン・ウチはオクニョにチャ・デミョンを引き合わせました。ペオゲ商団のチャ・デミョンは近く明国に出立するとオクニョに挨拶しました。オクニョはチャ・デミョンの護衛にケ・ヨンベとマ・チャンドつけると言いました。そこにチャン・ソンプンが現れ検視係のチェは首で他の者が三度の検視をしていると報告しました。そこに昭格署(ソギョクソ)のヨンジが兵を案内して現れオクニョを昭格署(ソギョクソ)の提調の命令で連れ去りました。

昭格署(ソギョクソ)提調のソ・ジェウンはオクニョが部屋に来るなり激怒しました。
「再び官婢となる覚悟はできてるだろうな。この私が届け出てお前を官婢にしてやる!」

王の執務室。
ハン・ジェソは明宗にオクニョが外知部(ウェジブ)だったと報告しました。ハン・ジェソはオクニョの養父が殺人の罪に問われたと経緯を王に報告しました。
明宗はハン・ジェソにオクニョに会うと命じました。

夜の街。
オクニョは再び官婢に貶められると言われ不安そうにしていました。そこにハン・ジェソが現れオクニョを明宗に引き合わせました。
「入りなさい。」
「ここは誰のお宅ですか?」
「オクニョが安全に会えるよう手配したのだ。」

両班の家。
明宗はオクニョと会い外知部(ウェジブ)について尋ねました。オクニョは外知部(ウェジブ)の仕組みと排除された歴史について明宗に教えました。
「もしも国が外知部(ウェジブ)をしっかり監督すれば民のための心強い味方になる。」
「はいナウリ。法に疎いため潔白でも典獄署(チョノクソ)に入れられる者は多くいます。外知部(ウェジブ)がいれば民も皆公正な裁きを受けられます。」
「主上殿下(チュサンチョナ)も外知部(ウェジブ)に強い関心を持っておられる。ここで聞いたことは主上殿下(チュサンチョナ)に報告しよう。ところで昭格署(ソギョクソ)道流(トリュ)のままで外知部(ウェジブ)になれるのか?」
「昭格署(ソギョクソ)には辞表を出しました。」
「道流(トリュ)になる条件で官婢から抜け出せたのでは?」
「そのせいで・・・私は・・・官婢になるかもしれません。」
「何?」
「提調令監(よんがむ)は御立腹で私を官婢にすると言ってます。心配しないでください。まだ決まったわけではありません。」
「そうだな。心配するな。そこまでするものか。ただ叱るために怒ったふりをしているのだ。」
「はいナウリ。」
明宗とオクニョは家を出たところで別れました。その様子を昭格署(ソギョクソ)提調のソ・ジェウンが見ていました。

日中の王の執務室。
明宗はソ・ジェウンを部屋に呼びオクニョを官婢にすると言ったことについて尋ねました。ソ・ジェウンは道流(トリュ)になる条件で官婢を解いたので官婢に戻すのが筋だと言いました。
「あの娘が辞職したら官婢にすると言ったのか?どのみち昭格署(ソギョクソ)は廃止され道流(トリュ)もなくなる。お前は母上が昭格署(ソギョクソ)を悪用していたことを知らぬわけではあるまい。昭格署(ソギョクソ)をなくすことですべてを水に流そう。それゆえ提調令監(よんがむ)もあの娘のした事も水に流すのだ。わかったな?もう一つ。私がこの件に関わったことは決して口外するでない。提調令監(ヨンガム)の判断であの娘を放免したことにせよ。万一この件が外に漏れたらそなたを赦さぬ。」

刑曹。
再度チ・チョンドクの裁きが開かれました。
オクニョは不正にかかわっている従事官を睨みました。
「オクニョ。参議(チャミ)令監(ヨンガム)が来られた。」
チョン・ウチはオクニョに教えました。
チ・チョンドクの服には血がしみ込んでいました。
刑曹参議(チャミ)のキム・スジョンが現れ裁きをやり直すことを命じました。キム・スジョンは新たな検視係に状況を報告させると検視係はチン・スミョンの死は沈毒を用いた毒殺だと言いました。従事官は毒殺であってもチ・チョンドクが刺していないことは証明できないと反論しました。
オクニョは前の検視も目撃者も証拠品もねつ造されたものだと主張しました。
キム・スジョンはしばらく話し合って従事官が挙げた三つの証拠のうち二つは否定されたが刀については解明できないので従事官の主張を認めると言い、国の法によると罪が明確ではなときには軽い刑を言い渡すと言い、チ・チョンドクは死罪には当たらないと裁きを下しました。
オクニョとチ・チョンドクは顔を見合わせて喜びました。判決を見に来ていたチョン・ウチとコ・テギルとチャン・ソンプン、ヤン・ドングも喜びました。
「チ・チョンドクはチン・スミョンを典獄署から出した罪で二十回の叩刑とする!もうひとつ。この事件は捕盗庁(ポドチョン)の無能さといい加減さを示しておる!捕盗庁(ポドチョン)の従事官は確かな証拠も確保できず解決前に遺体を埋葬した。本件を担当した従事官を全羅道(チョルラド)の判官(パングァン)に降格とする!!捕盗庁(ポドチョン)は必ずこの件を綿密に捜査し直し必ずチン・スミョンを殺した犯人を突き止めよ!」

「ありがとうオクニョや~。」
チ・チョンドクは泣きました。
オクニョはチ・チョンドクを抱擁して慰めました。

典獄署(チョノクソ)。
ユグムはチョン・デシクとイ・ソンジェにチ・チョンドクが死刑を免れたことを報告しました。チョン・デシクはカネを積まれても罪人を出所させてはいけないとイ・ソンジェとユ・ジョンフェに命じました。

ユン・ウォニョンの家。
ミン・ドンジュはあくまでもナンジョンに報告しないと言い張りました。チョン・マッケはもう隠しておけないと部屋を出て行きました。

庭にチョン・ナンジョンが現れるとミン・ドンジュは地べたに土下座して謝りたいことがあると言いました。

チョン・ナンジョンはミン・ドンジュとチョン・マッケがチン・スミョンを殺したことを知り驚きました。チョン・マッケはチン・スミョンが女遊びなどでチョン・ナンジョンの裏金を使い込んだので殺したのだとチョン・ナンジョンに捜査の手が及ぶので助けを請いました。チョン・ナンジョンは激怒しました。チョン・マッケとミン・ドンジュは今まで尽くしてきたので今後は一層尽くすと言いました。ミン・ドンジュはオクニョが隠ぺいの妨げになったと言いました。

捕盗庁。
ヤン・ドングはチ・チョンドクに、チョン・デシクが身代わりで罰を受ける者を用立ててくれたので帰ってよいと言いました。チ・チョンドクは罰は自分で受けると言いました。
「ナウリ。すっきりと捕盗庁(ポドチョン)を出たいのです。身代わりは結構です。帰ってください。」
「私も金を受け取ったのに。わかった。もう帰る。」

捕盗庁の庭。
チ・チョンドクが刑台に縛り付けられました。
ヤン・ドングは部下に手加減するように命じました。
「今から、罪人チ・チョンドクの刑を執行する。始めよ!」
ヤン・ドングは刑の執行を命じました。
「はい!ひとおつ~!」
「ぎゃ~!」
「ふたつ~!」
部下は手加減しました。
「(ナウリ~!いつもどおりやってください。罰になりません。)」
「(変な奴だな。後悔するぞ。)おい。もう少し強くしろ!」
ヤン・ドングは言いました。
「みっつ~!」
「よっつ~!]
「ぎゃ~!なうり~。(痛い痛い痛い。)」
「半分に手加減しろ。再開しろ!」
「いつつ~!」
「むっつ~!」
「ぎゃ~!なうり~!(最初のでよかった~。)
チ・チョンドクは刑罰を終えて出所しました。

コン・ジェミョンの店。
テウォンはコン・ジェミョンたちと果物の買い占めについて話し合っていました。コン・ジェミョンは買い占めた果物と干物がもうすぐ都城(トソン)に着くといいました。チャクトはチョン・ナンジョンも果物の干物を買い占めていると言いました。トチは果物と干物を平市署(ピョンシソ)も買い占めているので値段が上がっていると言いました。
「心配しないでください。損するのはチョン・ナンジョンだけです。」
テウォンは値の暴落を心配するコン・ジェミョンたちに言いました。

テウォンは平市署(ピョンシソ)に戻りました。
ファン・ミョンゴルは干物と果物の買い占めを終えたと報告しました。チョ・セホはミン・ドンジュの商団がこちらが考えていた量の半分しか買っていないが三倍の価格で買い占めたと報告しました。
「二人は今からミン・ドンジュ商団が干物と果物を漢陽(ハニャン)に持ち込むための水路と陸路を塞いでくれ。漢陽(ハニャン)へ荷物を運ぶ船も馬も人もすべて平市署(ピョンシソ)で管理しろ。ミン・ドンジュ商団が買った品物は漢陽(ハニャン)へ運ばせてはならない。」
「そんなことをしたらミン・ドンジュ商団は痛手を被ります。」
ファン・ミョンゴルは驚きました。
「そなたらが心配する必要は無い。私がすべての責任を負う。すぐに取りかかれ。」

カン・ソノがイ・ジョンミョンの家に戻って来ました。カン・ソノはミン尚宮(サングン)とハン尚宮(サングン)に会うとイ・ミョンホンが人を避けて明国へ向かったようだがどこにいるかわからないと言いました。ハン尚宮(サングン)はオクニョが身分のことで何か気づいたようだと言いました。カン・ソノは真相がまだ明らかになっていないので我々も答えられないと言いました。ミン尚宮(サングン)はオクニョを守らなければならないと言い三人は同意しました。

カン・ソノは若い女の探体人(チェタミン)を呼ぶと任務を与えました。

カン・ソノはソン・ジホンの商団に行く当てのなくなったチョヒを商団で面倒見てほしいと頼みました。

カン・ソノは抜かりなくオクニョを守るようチョヒに命じました。

トンチャンはミン・ドンジュに干物と果物を漢陽(ハニャン)に運べなくなったと報告しました(※商団は船を所有していないようです)。

昭格署(ソギョクソ)の提調ソ・ジェウンはチョン・ナンジョンに呼ばれて部屋に行きました。
チョン・ナンジョンはソ・ジェウンに優しく接すると昭格署(ソギョクソ)を大妃様の力でよみがえらせると言いました。ソ・ジェウンは大妃が目をかけているオクニョという娘が王宮の外で王様と会っていると教えました。ソ・ジェウンは明宗を裏切りました。

夜の街。
キ・チュンスが現れオクニョに大妃が呼んでいると言いました。オクニョはチョヒに商団に帰るよう命じました。

どこかの場所。
「あの。ここは、どこですか?」
「入りなさい。」
キ・チュンスは屋敷にオクニョを案内しました。
オクニョが屋敷に入るとユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンが殿上からオクニョを見下ろしました。

感想

オクニョ37話の感想です。大まかなあらすじは、オクニョの活躍でチ・チョンドクの殺人の嫌疑が晴れて罪が正当なものになり罰を受けた後放免されました。チョングムは身ごもったような吐き気をもよおしましたが医者には妊娠ではないと言われます。テウォンはミン・ドンジュ商団に損失を与えるため買い占めた干物と果物の販路を絶ちました。ソ・ジェウンは今の地位を守るため王を裏切りチョン・ナンジョンに接近し大妃に取り入ります。カン・ソノはチョヒをオクニョの護衛につけて・・・。わからないのはトンチャンはこの話の中で検視係と偽の目撃者を殺したかとうかですね。トンチャンはまだチョンスというオクニョの配下のやくざに依頼したところですから、その話は次回あたりに出てくるかもしれません。カン・ソノがオクニョに護衛をつけるということは、やっぱりオクニョがイ・ミョンホンあるいは先の王様と女官との間にできたお嬢様であることを確信しているからでしょうか?もしも宮中の義禁府の武官と女官との恋だとしたら、それは許されないことなのでオクニョの社会的身分はどれほどのものになるでしょうか。王様と女官との娘であれば、どんな身分になるのかな?よくわかりませんね。明宗がオクニョのお母さんに特別な身分を与えない限り、オクニョは高貴な女子になれないのではないでしょうか。

しかしわからないのは朝鮮の人の忠誠心です。このドラマでは明宗に忠誠を誓う者と王の母である大妃に忠誠を誓う者などに分れているようです。日本でもたまに上皇と天皇とが対立したり、天皇とその兄弟が対立することはあったようですが、国王とその母とで勢力が分かれるというのは私が知らないだけかもしれませんが、聞いたことがありません。中国では唐の・・・武則天(如意)や清の西太后が思い浮かびます。どうやら王様とその母、兄弟などに味方すると、それぞれに取り入った貴族がおいしい思いができるということで勢力がまとまって権力を持つことで、お金と権力のために忠誠を誓っているだけで、そのやんごとなき人を心から尊敬しているとかそういうのじゃないみたいですね。表面的には忠誠を誓っていても、お金と権力というおいしいものがなくなると、あっさり裏切ってしまう。悪人の忠誠心はその程度のものなんだと描かれています。一方で清い道を志すタイプのやんごとなきお方には心から尊敬している部下というものがいて命を捧げているように描かれています。でもドラマでは正しいことを言っているかのようですが、当時の時代背景では汚いことは当たり前なので劇には描かれない側面というものがあります。たとえば今だってきれいごとを言っている有名人がセクハラ三昧していたとか、そういうことです。結局のところ、性的嗜好や家族への振る舞いまで知っておかないと人を信用するかどうか正しい判断はできないということかもしれません。

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