オクニョ11話のあらすじと感想
あらすじ詳細
ユン・テウォンが内禁衛(ネグミ)の従事官(チョンサガン)キ・チュンスに連絡したおかげでオクニョは文定大妃(ムンジョンテビ)に謁見することができました。これで探体人(チェタミン)のパク・テスという諜報員の死にユン・ウォニョンが関わっていることが大妃に明らかになりました。大妃と謁見しているオクニョの後ろには大妃の弟ユン・ウォニョンとその側室チョン・ナンジョンが呼ばれて座っていました。大妃はオクニョにパク・テスが死に際に何か言い残していなかったか尋ねました。「すべてはユン・ウォニョン大監(テガム)の陰謀だとおっしゃいました。」
オクニョは泣きながら大妃の問いに答えました。
「ネイノン!何を言うのだ。私がどんな陰謀を企んだというのだ。信じてはなりませぬ!」
オクニョの後ろに座っていたユン・ウォニョンは慌てて大妃に釈明しました。
「黙れ。」
大妃は弟に言いました。
「マーマー。このような卑しい者の話に耳を傾けてはなりませぬ!」
チョン・ナンジョンも加勢しました。
「黙らぬか!」
大妃はさらに厳しい口調でチョン・ナンジョンを叱りました。
「続けなさい。」
大妃はオクニョに言いました。
「ユン・ウォニョン大監とは昔から因縁があり私と共に任務に就いた探体人(チェタミン)にパク・テス様殺しをお命じになったのでしょう。」
オクニョは目を赤く腫らせて答えました。
「私がそちに力を持たせたのは主上とこの国を守るだめだ。ところでどうしてそのようなことをしたのだ。なぜ私に逆らった!」
文宗大妃は激高しました。ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンはオクニョをさらに悪く言いました。大妃は弟夫妻を許しませんでした。
謁見を終えたユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンは焦っていました。チョン・ナンジョンは大妃を説き伏せるようにウォニョンに言いました。
大妃の部屋に残ったオクニョは上司に罪を認めれば助かると言われたことを話しました。
「私はそなたの真心を信じる。望むことがあれば話して見よ。」
「これ以上望むことはございません。パク・テス様に探体人(チェタミン)を辞めるように言われました。私が典獄署(チョノクソ)の茶母に戻れるようお願いします。」
従事官のソン・ジホンのところに内禁衛の従事官キ・チュンスが現れチ・チョンドクとチョンドンが無罪なので釈放するように大妃の命令を伝えました。
捕盗庁の塀の外。
オクニョは釈放されたチ・チョンドクと会いました。チョンドクは捕盗庁のヤン・ドングのおかげで痛い思いをせずに済んだとオクニョの手を取り喜びました。
コン・ジェミョンの店。
釈放されたチョンドンはテウォンに会いました。テウォンはオクニョが助けてくれたとチョンドンの頬を叩いて笑いました。
典獄署(チョノクソ)の前。
チ・チョンドクは役所に戻って署長に怒られることを恐れていました。オクニョはおじさんの手をひき署長の部屋に行きました。オクニョは署長のチョン・デシクに謝罪しました。チョン・デシクは理由を聞かずに仕事に励むようオクニョを許しました。
「殴ってやりたいところだが何も聞かないことにする。今度何かしでかした時には命はないからな!」
チョン・デシクはチョンドクに対しては厳しく言いました。
「鶏頭。鶏頭。うちのナウリは鶏頭。」
署長室を出たチ・チョンドクはチョン・デシクに殴られなかったことを不思議に思いました。
チョン・デシクはキ・チュンスから大妃の命令でオクニョに事情を尋ねてはならないと命じられていました。
「私はオクニョのせいで酷い目に遭ったのです。」
チョン・デシクはキ・チュンスに言いました。
「大妃様の命令だ。あなたはユン・ウォニョン大監にオクニョの居場所を教えただろう。ゆえに大妃様に背く行為で罰しなければならぬ。だがしばらくそなたの様子を見守ることにした。」
「・・・オクニョの背後には大妃様が就いてるのか。オクニョ、キ・チュンス、大妃ママ。チョン・デシク・・・アイゴー・・・大妃ママ。」
チョン・デシクは大妃に取り入ることを思いつきました。
ユ・ジョンフェは主上殿下(チュサンチョナ、王様)から(オクニョに)賜った料理を下の役人から茶母にも振る舞いました。
オクニョは皆にもう大丈夫だと挨拶をしました。
ユ・ジョンフェはオクニョが戻って明るくなったと言いました。
イ・ヒョソンもオクニョにいつまでも居てくれと釈放を喜びました。
典獄署(チョノクソ)の役人たちは楽しく食事と酒を楽しみました。
夜の橋。
宴が終わり、オクニョはテウォンと会いました。テウォンはオクニョに自分も大妃に紹介してほしいと冗談を言いました。オクニョは命を救ってくれたテウォンに感謝しました。
「俺は見返りを求めて助けたんじゃない。うちの大行首が典獄署(チョノクソ)にいるからしっかり世話をしてくれ。それで、このまま典獄署(チョノクソ)にいるのか?明に行って商売を覚えたいと言っただろ?通訳として雇っていいぞ。」
「今は典獄署(チョノクソ)のほうが落ち着くと思って・・・。」
「気が変わったらいつでも言ってくれ。」
「あの。お願いがあるのです。安国洞に一度お礼を言いたいのです。」
「一緒に訪ねていこう。今夜は遅いから。気を付けて。」
「わかった。ありがとう。」
日中の大妃殿。
文定大妃(ムンジョンテビ)はキ・チュンスを呼びユン・ウォニョンのすべての官職をはく奪するように命じました。
ユン・ウォニョンの家。
ユン・ウォニョンは姉の怒りを鎮める方法はないかとチョン・ナンジョンに尋ねました。チョン・ナンジョンは大妃のパク・テスへの恋慕の情がこのような結果を招いたのでしばらく静かするしかないと答えました。するとそこに大妃の命令を持ってきたとチョン・マッケが部屋に報告に現れました。
ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンが庭に出ると内禁衛の従事官キ・チュンスと多くの兵士が武器を携え屋敷を取り囲んでいました。キ・チュンスは主上の許可を得た大妃の命令をユン・ウォニョンに告げました。
「大妃様の命令を伝える。大監のすべての官職をはく奪します。今すぐ縄をかけ大監を連行しろ!」
キ・チュンスは部下に命じました。
「イエーッ!(兵士たちの声)」
捕盗庁。
ヤン・ドングは新入りの若い武将ソン・ソグから挨拶を受けました。ソン・ソグは母方の叔父は捕盗大将(ポドテジャン、捕盗庁の長官)で父方の叔父は弘文館(ホンムンガン)の大提学(テジェハク)でもうひとりの叔父は司憲府(サホンブ)の大司憲(テサホン)だと「それほどでも・・・」と謙遜しながら言いました。
「一族にただ一人の下級役人すらいないとは!新入りの部下はおぼっちゃん。まったくついてない。」
ヤン・ドングが嘆くとソン・ソグは飛び切りの秘密をヤン・ドングに囁きました。ヤン・ドングの表情が明るくなりました。
ソン・ジホンはユン・ウォニョンの家にいるチョン・マッケになぜユン・ウォニョンが連行されたのか尋ねました。チョン・マッケには理由がわかりませんでした。
典獄署(チョノクソ)。
チョン・デシクは(大妃との繋がりがほしいので)オクニョに自分の仕事を補佐させると言い出しました。
「オクニョは服装を整えなければ。茶母の服では補佐に合わぬ。」
オクニョは女官風の身なり着替えました。
チョン・デシクは「大妃様に私のことも頼む」とオクニョに財務と自身の財産管理をして財産を増やすように頼みました。チ・チョンドクはチョン・デシクにユン・ウォニョンが来ていると報告しいました。チョン・デシクは自分がユン・ウォニョンに殴られたことを思い出して不快な気分になりました。チ・チョンドクがユン・ウォニョンが囚人として来ていると言うと、チョン・デシクとオクニョとチ・チョンドクは慌てて外に走りました。
チョン・デシクはなぜ漢城府(ハンソンブ)や義禁府(ウィグムブ)の牢でなく典獄署(チョノクソ)にユン・ウォニョンを投獄するのか理由を尋ねました。キ・チュンスは大妃の命令書をチョン・デシクに見せて決して便宜を取り計らってはならないと言いました。チョン・デシクはユン・ウォニョンを囚人として扱えば後で痛い目に遭うかもしれないことを恐れました。
チョン・デシクはイ奉事(ボンサ)とユ参奉(チャンボン)らを呼び集めユン・ウォニョンをほかの囚人と同じように扱うように命じました。
「おい。典獄署(チョノクソ)の署長はどうした。早く呼んで来い。」
ユン・ウォニョンは近くに来たチ・チョンドクに言いました。
「黙って私についてきなさい。」
チ・チョンドクはウォニョンに言いました。
「貴様なんだその態度は。私を誰だと思っておる。」
ウォニョンは苛立ちました。
「存じているからこそ言っているのです。丁重に接しているのです。普通なら叩きのめしていますよ!わかりましたか?何をしている!早く連れて行け!」
チ・チョンドクは部下に命じました。
「イェーッ!(二人の兵士の声)」
牢屋。
ユン・ウォニョンは牢屋に入れられました。
「新入りだー!・・・お入りください。」
チ・チョンドクは言いました。
「やいやい私をこんな連中と一緒にするのか?いっそ独房にしてくれ。」
ユン・ウォニョンはチ・チョンドクに言いました。
「叩かれたいですか?早く入ってください。誰か棒を持ってこい!」
チ・チョンドクが言うとユン・ウォニョンは黙って牢屋に入りました。
「署長を呼べ!おい!」
チ・チョンドクと兵士が立ち去るとユン・ウォニョンは大きな声でどなりました。
「やーやーやーやー!おい。うるさい。静かにしろ!」
同じ牢屋にいるチャクト(コン・ジェミョンの執事)が言いました。
「ネイノン!その無礼な態度はなんだ!」
「ネイノン?それでお前がどれくらい偉いのか教えてくれ。」
「何だと?くそっ。お前この私大監を知らないのか?」
「誰だよ?誰だ?だれだー?」
「そのくらいにしとけ。見た所、両班のようですな。しかしここでは両班は通用しない。」
コン・ジェミョンはユン・ウォニョンに言いました。
「端で静かにしてくれ。」
チャクトはユン・ウォニョンに言いました。ユン・ウォニョンは黙ってその通りにしました。
オクニョはチョン・デシクに財産を増やすよう頼まれたことを思い出していました。
「オクニョ!ユン・ウォニョンの奴はコン・ジェミョンと同じ房に入れられた。あいつらユン・ウォニョンの顔をしらないからな。懲らしめてくれるだろう。あいつの娘ユン・シネと間違えてお前を連れ去った時にお前を見捨てた奴だ。ざまあみろ。」
チ・チョンドクが来ていい気味だと言わんばかりにオクニョに言いました。オクニョは笑いました。
オクニョはチ・チョンドクに罪人の中で一番裕福な両班を教えて欲しいと頼みました。チ・チョンドクは罪人の中のひとりをオクニョに教えました。
「あいつだ。イ・ミョンウといって男者三番房で典獄署(チョノクソ)では一番の金持ちだ。紙問屋をやっていてチルペ市場で他にも手広く商売しているらしい。署長はもちろんユ参奉もイ奉事も特別に扱っている。見てみろ。」
チ・チョンドクはイ・ミョンウを指さしました。
街の飯屋。
両班の身なりをしているチョン・ウチはイ・ジハムに酒を注ぎました。
オクニョは二人と出会いチョン・デシクに金を増やすよう頼まれて困っていると相談を持ち掛けました。イ・ジハムはチョン・デシクの金を増やしてその金の一部を典獄署(チョノクソ)のために使えば囚人の暮らしがよくなると助言しました。
オクニョはユン・テウォンにチョン・ナンジョンに仕返しするチャンスだと取引を持ちかけました。
コン・ジェミョンの店。
テウォンはウンスという会計の若い女性を呼び千両出すよう言いました。トチとウンスは大金に驚きました。ウンスは大行首の許可がいると従いませんでした。
ユン・ウォニョン家の厨房。
スングムはチョングムに家が滅びたらどうしようと話居ました。チョングムはどんな罪かは知らないけど家門が滅びるはずがないと楽観視していました。
シネはなぜ父が捕まったのか母のチョン・ナンジョンに質問しました。チョン・マッケが戻って来て典獄署(チョノクソ)にウォニョンがいると報告しました。チョン・ナンジョンは面会したいと言いましたがチョン・マッケは面会が一切禁じられていると言いました。
役人はユン・ウォニョンの独房の前に来ました。ユン・ウォニョンが洗っていない木の椀を差し出すと不味そうな粥が一杯汲み入れられました。
「コン・ジェミョン大行首、差し入れです!」
チ・チョンドクは差し入れを持ってきました。チャクトはチョンドクに金を握らせました。チャクトが箱を開けると豪華なごちそうが中に入っていました。
「私が素素楼に頼みました。」
チャクトはコン・ジェミョンに言いました。
ユン・ウォニョンはうらやましそうに見ていました。
「おいお前、同じ房に入った縁だ。食ってみろ。」
コン・ジェミョンはユン・ウォニョンに言いました。
「いらん!」
ユン・ウォニョンはそっぽを向きました。
「腹が減ってはどうにもならん。食ってみろ。」
コン・ジェミョンがすすめるとユン・ウォニョンは肉料理をつまみはじめました。
「あんたは金を持ってそうな両班だ。差し入れはないのか?これも何かの縁だ。お互い名乗り合おうじゃないか。私はコン・ジェミョンだ。」
コン・ジェミョンは言いました。
「そなたは言ってはならぬが、私は、ユン・ウォニョンだ。」
「あんた一体なんて言った?」
「ネイノン。ユン・ウォニョンだ。」
「・・・・。」
「やいチクショー。ふざけやがって!」
コン・ジェミョンは怒ってユン・ウォニョンを蹴り倒しました。
「よりによってユン・ウォニョン大監だって、ふざけるのもいい加減にしろ!」
チャクトもユン・ウォニョンを蹴りました。
「おい待て!俺は本当にユン・ウォニョンだって!」
「おい、こいつを隅にやれ!」
コン・ジェミョンが面会室に行くとテウォンとトチがいました。コン・ジェミョンは同じ牢屋の生意気な男が自分がユン・ウォニョンだと言って頭がおかしいと笑いました。テウォンは本物のユン・ウォニョンだと言うとコン・ジェミョンはユン・ウォニョンを蹴ってしまったことを後悔しました。テウォンはコン・ジェミョンに復讐の機会が来たと相談しました。
オクニョはチョン・デシクと会いイ・ミョンウを典獄署(チョノクソ)から出せば大金が得られると助言しました。イ・ミョンウを釈放すると自分の首が飛ぶと心配するとオクニョはミョンウを釈放せずに外に出す方法があると言いました。
テウォンはコン・ジェミョンにイ・ミョンウを外に出せばチョン・ナンジョンは打撃を受けると言いました。コン・ジェミョンはテウォンに金を使うことを許しました。
オクニョとテウォンは会い計画がうまくいったことを報告しました。
コン・ジェミョンは独房に戻るとユン・テウォンに土下座しました。
「ユン・ウォニョン大監だ。お前ら何をしている。早くご挨拶しろ!」
「ゆっ・・・ゆっ・・・・てユン・ウォニョン大監。」
チャクトたちも土下座しました。
「お前たちの首をはねてやるところだが知らずにやったことだ。どうするかはお前たち次第だ。」
「誠心誠意お仕えいたします。」
「あっっ・・・・お許しください!」
チャクトは小さくなりましたがユン・ウォニョンのチャクトへの恨みは消えませんでした。
夜の素素楼。
テウォンはファン・ギョハと会い父が投獄されて気持ちは複雑だと言いました。テウォンの晩酌をしているイ・ソジョンはかつてファン・ジニのような名妓を目指したが夢は叶わなかったと言いました。
「初めてお会いしたときから行首様をお誘いしております。」
「私は鈍いから築かなかったな。もうちょっとつつけば落ちたのに。」
「ではつつきいましょうか?」
「いや。今日はやめておこう。ある人が典獄署(チョノクソ)に投獄された。祝杯をあげないといけない。」
テウォンは酔っていました。
次の日。
チョン・デシクはイ・ミョンウの身柄をオクニョに任せました。
「恩に着る。」
イ・ミョンウはオクニョに言いました。オクニョはイ・ミョンウにテウォンが助けてくれたから外に出ることができたと教えました。
イ・ミョンウはコン・ジェミョンの店に行きました。
「私はコン・ジェミョン商団の部下です。」
テウォンはイ・ミョンウに挨拶しました。
イ・ミョンウはチョン・ナンジョンの配下としか紙の取引はしていないと、チョン・ナンジョンに無理やり取引を強いられ彼女のせいで投獄されたと怒りをあらわにしました。
テウォンはイ・ミョンウに典獄署(チョノクソ)に戻ったらユン・ウォニョンが投獄されていることを確かめられると言い、チョン・ナンジョンに復讐できる絶好の機会だと教えました。
チョンドンはオクニョに大出世したなと褒めパク・テスの孫探しと指輪の持ち主探しは順調だと言いました。
チョンドンは飯屋の女将に大金を前金として渡し、事がうまくいったら二倍払うと約束しました。
チョンドンは人を集めてパク・テスの息子パク・チョングクの息子を捜してほしいと頼みました。四つのときに松都の養子になったことが手がかりでした。
チョン・ナンジョンはミン・ドンジュに大妃に先王の毒殺を知っている最後の生き残りの女官を暗殺するという贈り物をして許しを得る計画を話しました。
ミン・ドンジュは安国洞のミョンソに会い毒を増やすよう命じました。オクニョは二人が合っているところを目撃しました。
テウォンはイ・ミョンウが返事に時間がかかるとオクニョに言いました。
オクニョは妙な感じがすると不安になりました。
テウォンはオクニョを連れてユン・ウォニョンの正妻キム氏の家に行くと、キム氏は部屋で倒れて血を吐いていました。
チョンドンは街でミン尚宮を見かけてあとをつけました。ミン尚宮は見られている気配を感じて逃げました。
安国洞の夫人の家。
キム氏は針治療を受けました。オクニョは毒が原因ではないかと医員に訪ねると医者は疲れがたまっているだけだと答えて帰りました。目覚めたキム氏は力無く起き上がり心配しないように言いました。
オクニョは厨房に行き壁に隠してあった薬を探しました。すると使用人のミョンソが戻って来てオクニョは厨房から追い出されました。オクニョは考えました。
典獄署(チョノクソ)。
チ・チョンドクと部下は牢屋の人数を確認していました。すると牢屋の中でイ・ミョンウが首を吊って死んでいました。オクニョは驚きました。
イ・チョンドクは捕盗庁の従事官ソン・ジホンを現場に案内しました。
「朝の見回りをしておりましたら、くっ・・・首を吊っているのを見つけました。」
チ・チョンドクはソン・ジホンに言いました。
「遺体を調べよ。」
ソン・ジホンは部下に命じました。
「手の拳が堅く握られており足の状態からも自ら首を吊ったようですね。」
部下は答えました。
ソン・ジホンも自殺だろうと言いました。オクニョは黙っていました。
チョン・デシクはオクニョを呼びイ・ミョンウを外に出したのがばれたら自分はおしまいだと慌てました。
オクニョはチョン・デシクにこれは殺人だと断言しました。
感想
オクニョは何とか窮地を脱し大妃の覚えも得られました。しかしチョン・デシクから新たな難題を突き付けられ・・・。今回のオクニョのあらすじは突拍子もないもので、トンでも展開しています。オクニョのBGMは上品で時代劇らしい感じがします。ユン・ウォニョンがコン・ジェミョンとチャクトにやられる笑いを誘う場面もあり、視聴者を笑わせ、楽しいドラマにしようとわざとらしい感じもしたけど、論理は矛盾以前に壊れていて中身がありませんね。お芝居なのでそういうものだと思うことに・・・。視聴者って伝えたいことの半分もわからない人がほとんどでしょうから、中身がなくてもイメージをよくするだけで売れる商品みたいな。・・・と私は最近、思います。酷い目に遭っても楽しく明るい主人公が恋人とともに敵を倒すコメディタッチの感覚重視といった感じですね。復讐も明るく楽しく♪これが最近の韓ドラの流行なのかもしれません。
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