オクニョ5話のあらすじと感想
あらすじ詳細
ユン・ウォニョンの家。ユン・ウォニョンの妻の兄チョン・マッケの妻でチョン・ナンジョンの執事ミン・ドンジュは主人のナンジョンにコン・ジェミョンがごろつき100名を率いて商売をしていてサムゲの渡し場で荒稼ぎをしてチルペの闇商人を後ろ盾として荒稼ぎして最近は市場通りを狙っている商人にして積み荷を奪われたと報告しました。チョン・ナンジョンはコン・ジェミョンの台頭に驚きました。
大行首(テヘンス)コン・ジェミョンの店。
ユン・テウォンは今こそチョン・ナンジョンに正面から挑む時期だと助言しました。コン・ジェミョンはチョン・ナンジョンの力はユン・ウォニョンを凌いでいるので戦いを仕掛けたりせずに今のままでよいと言いました。ユン・テウォンは自分が店に来たのは頂点を極めるためだと言うとコン・ジェミョンは困りました。
「(略奪を)わかるように仕向けました。チョン・ナンジョンに会ってテヘンス様に本物の商売をしていただきたいのです。」
ユン・テウォンは積み荷を奪った証拠をわざと残していたためチョン・ナンジョンに大行首の存在が知れてしまったのでした。
夜道。
大行首のコン・ジェミョンは早くも怖気づいていました。
「気が重い。」
「大丈夫です。これからはチョン・ナンジョンと対等に渡り合うのです。」
ユン・テウォンは主人を送りながら励ましました。
典獄署(チョノクソ)。
ユグムはオクニョに素素樓(ソソル)に行き酒を買ってくるよう頼みました。
チョン・ナンジョンの店。
コン・ジェミョンとユン・テウォンは唐物の調度が整えられた豪華な部屋に通されました。ミン・ドンジュが階段を降りてきて席に着きました。コン・ジェミョンはユン・テウォンを紹介しました。
「後ろ盾がチョン・ナンジョンと知っていたらあんな真似はしなかった。」
コン・ジェミョンは釈明しました。
「品物は返すな?」
「ただでは手放せん。」
「我々を敵に回すのか?」
「それしか道がないなら戦うしかない。」
「こちらにも落ち度がある。明の品々を相応の額で買い取ろう。」
ミン・ドンジュはチョン・ナンジョンに仕えるよう提案しました。
「蛇のしっぽより頭がいい。」
コン・ジェミョンは大きく出ました。
夜道。
オクニョは数人の黒ずくめの男に追われていました。
「俺は細く長く生きようと思ってたんだ。巻き込みやがって。冗談じゃない。」
コン・ジェミョンはユン・テウォンに言いました。するとオクニョが男に追われて逃げる様子をテウォンは見てしまいました。
「女が男に追われている。何をされるか・・・。」
テウォンは気になりました。コン・ジェミョンは関わらないように言いました。
オクニョは何人かの男を倒して逃げましたがとうとう剣を首につきつけられ目隠しをされて捕まりました。
暗い牢屋。
黒装束の武人服を身につけた捕盗庁(ポドチョン)の武官カン・ソノはオクニョに話しかけました。
「オクニョといったな。内密に話したかった。手荒なことをしたことを許せ。聞きたいことがある。典獄署(チョノクソ)で生まれたといったな。どういったいきさつだ。」
「詳しくは知りません。囚人だった母が私を産んですぐに死んだとしか。」
「これから話すことは誰にも言ってはならぬ。墓場まて持って行け。守れるか?」
「どのようなお話でしょう。秘密を守らねばならない理由は?」
「守らなければ命に関わる。」
「・・・わかりました。秘密は守ります。」
「表向きは捕盗庁の武官だが本当の私は違う。身分を隠し国に仕えている。時には明など諸国を行き来し己の命を懸けて任務を遂行する。お前は探体人(チェタミン)となる能力を備えている。どうだ。やってみるか?」
「・・・・・・。急なお話なのでどう答えていいかわかりません。」
「この場で答えるのは難しかろう。三日やる。誰にも相談してはならぬ。自分で決めるのだ。三日したら典獄署(チョノクソ)に会いに行く。」
カン・ソノは部下にオクニョの解放を命じました。
文宗大妃(ムンジョンテビ)の部屋。
明の使臣が先王の崩御に関わる証拠を握っていることを気にかけていました。ムンジョンテビはキム尚宮に内禁衛(ネグミ)のキ・チュンスを呼ぶように命じました。大妃はキ・チュンスに密命を下しました。
典獄署(チョノクソ)の地下牢。
オクニョは寝付けないとパク・テスに言いました。
「悩みがあるなら話してみよ。」
「あの・・・聞いてもいいですか?チェタミンってどんな人がなるんです?」
「なぜなんだ?チェタミンにでもなるのか?」
「いいえ、その。ちょっと気になっただけです。」
「決まった条件があるわけではない。死罪になった罪人や親兄弟のいない者で優れた者がいたら選ばれる。ありえない話ではないがもしお前にそのような話が来てもチェタミンになってはならぬ。死の危険がある。」
「でも誇りに思ってたんですよね?」
「ああ。そんな時もあった。若い頃は国のために尽くしている自分を誇りに思っていた。でもある時から下される命令を疑いはじめた。自分が政治に利用されているように思い疑念を抱いた。チェタミンとして生きていた頃は私の人生で最も華やかであったが、思い悩む日々でもあった。」
「はぁ・・・。私はこのままずっと典獄署(チョノクソ)の茶母なんて、なんだか悲しくて。母は典獄署(チョノクソ)の前に倒れていた。私は獄中で生まれ獄の字をとってオクニョ。囚人の世話をして終わるなんてみじめかも。」
「はっはっは。典獄署(チョノクソ)の茶母として生きるにはお前の力は余計かもしれんな。・・・誰か来る。隠れろ。」
パク・テスはオクニョに隠れるように指示しました。オクニョは隠れました。
「私はネグミのキ・チュンスです。重要な話があります。典獄署(チョノクソ)を出て再びチェタミンになれといわれたらどうしますか?任務を果たせばすべての罪を許され余生は穏やかに暮らせます。」
「どんな任務だ。」
「暗殺です。」
キ・チュンスが言うとオクニョは驚いて手を口で隠しました。
「誰を暗殺するのだ。」
「それは申し上げられません。」
「遠い昔、わが師を暗殺せよと命じられた。私は任務を拒み逆賊の烙印を押され二十年以上ここに囚われている。私に汚名を着せた連中に利用されるつもりはない。その話は断る。」
真夜中の王宮。
キ・チュンスはパク・テスが(使臣の暗殺を)断ったことを大妃(テビ)に報告しました。
山。
オクニョは崖の上に座ってチェタミンになるかどうかについて考えていました。危険な任務と危険を冒してでも母を捜したい気持ちの間でオクニョは揺れていました。
「捕盗庁の茶母おりチェタミンのほうがお母さんの死の謎が早く解けるかも。」
オクニョは立ち上がりました。
街。
モンシルは主人の両班の夫人イ・ソジョンに都の華やかさの感動を表していました。
「ああ、すごい・・・。」
「でもスリに気をつけなきゃ。」
チョンドンはイ・ソジョンの懐を狙いました。
ユン・テウォンはチョンドンに金を返してくるよう言いました。
「なんでです?」
「美人だから。」
「お嬢様。落としましたよ?俺を泥棒扱いするのか?悔しいなぁ。」
チョンドンは財布を夫人に返しました。
「感謝します。ありがとうございます。」
イ・ソジョンは丁寧にお礼をしました。
テウォンはその様子を見て笑いました。
素素楼。
太鼓を叩きながら舞っている美しい妓生がいました。テウォンはその美しさに見とれていました。ファン・ギョハは松都(そんど)から大金を積んで連れて来たとテウォンに言いました。ギョハはコン・ジェミョンを今夜素素楼に来てもらえるようにテウォンに頼みました。
夜の素素楼。
テウォンはコン・ジェミョンを妓楼に案内しました。執事のイ・ギョングクは明の皇帝陛下の使臣オ・ジャンヒョンを紹介しました。
「チェミョンよ。私がわからぬか?オ・ジャンヒョンだ。」
「若様!まさか生きておられたとは!若様ーー!」
コン・ジェミョンはオ・ジャンヒョンは手を取り合い喜びました。
楼閣の庭。
テウォンは新しく来た妓女(キニョ、妓生の女)に声を掛けました。女性は軽くテウォンをあしらいました。テウォンは部屋から出てきた大行首にオ・ジャンヒョンとの関係を尋ねました。オ・ジャンヒョンの父は殺され奴婢となるところを明に逃れ宦官となり男を捨てて親の仇を取るためにのしあがり、コン・ジェミョンの両親は若様を逃がすために殺されたのだと説明しました。
「これは天から与えられた機会です!チョン・ナンジョンに対抗するための絶好の機会です!」
テウォンはコン・ジェミョンに言うと、ジェミョンはオ・ジャンヒョンにテウォンを紹介しました。
妓楼の部屋。
オ・ジェミョンは恩を返したいとコン・ジェミョンとテウォンの提案を受け入れました。
日中の捕盗庁。
男装したオクニョは優しい武官のヤンを見つけて声をかけました。そして次にカン・ソノに声を掛けるとカン・ソノは人目を気にしました。
「何をしている。典獄署(チョノクソ)に行くと言ったであろう。」
「三日も待てません。引き受けます。」
「ここは人目がある。ほかで話そう。」
ヤンは不思議そうに二人を見ていました。
山。
カン・ソノはオクニョにチェタミンでいると同時に典獄署(チョノクソ)の茶母であり続けるように言いました。オクニョはチェタミンとしての訓練を受けることになりました。
店。
テウォンは大行首から五千両を預かりました。
「俺の全財産だ。二十年間市場で必死に稼いだ金だ。俺の人生と財産を掛けた。意味はわかるな?」
コン・ジェミョンはテウォンに大事な仕事を任せました。
テウォンの友人のドチは心配しました。
「いっそのこと大行首に打ち明けたらどうだ?なんでチョン・ナンジョンに対抗したいか。」
「まだ早い。あと五日で明との交易品を揃えてくる。」
テウォンは行ってしまいました。
朝廷の一室。
ユン・ウォニョンはオ・ジャンヒョンに近づいて大妃を陥れる輩を捕まえるようにカン・ソノに命じました。
夜の迎賓館。
戦闘服に着替えたカン・ソノは部下に使節に近づく者を捕らえるよう命じました。黒装束の男は見張りの兵士を次々と殺してオ・ジャンヒョンの部屋に忍び込みました。驚いたオ・ジャンヒョン。
「誰だ。正体を明かせ。」
すると男は覆面を取ると恭しくオ・ジャンヒョンの前で跪き両手を頭上に掲げて手紙を渡しました。
「これを明の皇帝陛下にお渡しください。先の仁宗大王が八か月で逝去された理由とユン・ウォニョンと大妃が非道に政敵を葬り去ったすべてが記されています。」
男が言うとオ・ジャンヒョンは慌てて手紙を広げました。
部下のチュ・チョルギはカン・ソノに中門を見張っていたセジョンが殺された何者かが侵入したことを報告しました。
覆面の男は再び見張りを殺して逃げようとしましたがカン・ソノに捕まりました。
暗い牢屋。
手紙を渡した男はカン・ソノに拷問されました。
「使節に渡した書状の内容を言え!」
「知りたければ使節に聞くがよい。早く殺せ。」
「言われるまでもなく殺す。だが書状の内容を吐かねばお前をいつまでも拷問で苦しめる。チェタミンを知ってるか?私がそうだ。これから死にたくても死ねぬ苦痛をたっぷり味わうことになるぞ。言っておくが一日もたぬであろう。もう一度聞く。使節に渡した書状の内容は?」
「殺せ。」
「続けろ。」
「あーーっ。」
翌日の王宮。
カン・ソノはユン・ウォニョンに事を報告し密書の内容を教えました。
大妃の部屋。
「密使はかつてわれらによって処刑されたユン・ソクチュンの弟ユン・ソッコです。先の王にまつわる秘密とそのいざこざが記されています。大妃様。オ・ジャンヒョンが受け取った密書が明の皇帝の手に渡ったらもともこうもありません!」
ユン・ウォニョンは文定大妃(ムンジョンテビ)に言いました。
「・・・。それはならぬ。どのような手を使ってでも食い止めねば。殺すのだ。殺してでも食い止めよ。」
そこに内禁衛のキ・チュンスが報告に現れました。
「明から来ていた使節が帰国するそうです。」
帰国まで五日残っている処を早くに使節が帰ることになりました。
チョン・ナンジョンの店。
ナンジョンの娘のユン・シネは店で商売を手伝いたいと叔母のミン・ドンジュに言いました。ミン・ドンジュはシネに自分を大行首と呼ばせることにしました。ユン・シネは喜びました。そこにチョン・マッケがやって来て麻布とからむし織がコン・ジェミョンの店に買い占められたと言いました。
コン・ジェミョンの店。
麻布にからむし織に虎の革が手に入ったが人参が手に入らないとドチは明との交易品が手に入らないことをテウォンに言いました。
素素楼。
テウォンはファン・ギョハに松都の娘に会わせてほしいと頼みました。松都の妓生はテウォンを見て「人の気を引く手が情けない」と笑いました。テウォンは人参を扱う商人を紹介してほしいと頼みました。
「仲立ちしたら何をしてくださいますか?」
「お前の心を奪う。この先頼みごとをしても見返りなど求めないほどにな。」
山。
カン・ソノの部下チ・チョルギ(演じているのはソドンヨの護衛武士役などのソ・ボムシクですがキャストに載ってません)はオクニョに武術を教えて鍛えました。オクニョは真剣で戦いましたが力で剣を押し倒されて負けてしまいました。
「まるで既にチェタミンの訓練を受けたかのようです。任務については支障はないはずです。」
チ・チョルギはカン・ソノに報告しました。
「ならば工程を省こう。最終訓練だ。」
カン・ソノは言いました。
夜。
オクニョは女官に扮装しキ・チュンスの護衛で宮殿を抜け出した大妃を備考しました。
典獄署(チョノクソ)の地下牢。
「断ったはずだ。話すことはない。」
パク・テスはキ・チュンスにチェタミンとなることを拒みました。キ・チュンスは恭しく後方を振り返りました。
「大妃様です。」
パク・テスは文定大妃(ムンジョンテビ)を見て立ち上がりました。大妃は微笑みました。
「歳月は何人もあらがえぬようだ。私の記憶にあった若いそなたはすっかり変わってしまった。忍びない。」
「私めを媽媽が生かしておいたのは大妃様だとお聞ききして恨みました。二十年もの間地下牢でみじめに生き延びねばならぬのに、私めは媽媽にどんな罪をおかしたというのでしょうか。私を今日まで生かしておいたのは何のためというのでしょうか。」
「私はそなたを処刑せよとは言えなかった。すまない。」
「ここへはどんな御用でしょうか。」
「私の頼みは既に内禁衛の従事官に伝えたはずだ。」
「おそれながら私めにはできません。」
「この国の命運がかかっているのだ。引き受けてください。」
「・・・・・・。」
文定大妃(ムンジョンテビ)とパク・テスは見つめ合いました。
日中のユン・ウォニョンの家。
チョン・ナンジョンは明国への交易権がコン・ジェミョンに奪われたと執事で義理の妹の大行首ミン・ドンジュの報告を受けて憤りました。
ユン・ウォニョン家の厨房。
下女長のジョングムは毒見と生じて豪華な食事を味わいました。
「おれおいしい!」
「これは鶏の睾丸ですよぉ?大監マーニーが精力をお付けになるためにお召し上がりなさるものですよぉ?」
「おえーっ。」
ユン・ウォニョンの部屋。
チョン・ナンジョンはユン・ウォニョンの食事を見守りながら、明の使臣とともに商売するコン・ジェミョンを何とかするように頼みました。ユン・ウォニョンは明に行くまでに死ぬことになると言いました。
山中の川。
「お前は優れている。これ以上教えることはない。最後の訓練だ。任務を成功させればお前はチェタミンとなれる。」
チ・チョルギはオクニョに言いました。
「私がやるべき仕事とは何ですか?」
夜の両班の屋敷の塀の外。
「捕盗大将の家だ。名前はユン・テギュ。謀反を企てている証拠を掴んだ。お前の任務はユン・テギュを殺すことだ。」
チ・チョルギはオクニョに命じました。
「謀反を企てているなら義禁府が兵を差し向けるべきでは?」
「主上(チュサン)殿下が即位されてから民が知るだけでも謀反は度々あった。再び兵を動かせば国が混乱する。内密にやれと上の方のご意思だ。できぬのか?できぬならチェッタミンとなるのはあきらめることだ。」
「やります。」
「ユン・テギュは腕が立つうえに見張りの私兵もいる。任務は困難を極める。覚悟してかかるのだぞ。」
チ・チョルギはオクニョの肩に手を置きました。
オクニョは見張りの私兵をみね打ちにしてユン・テギュの部屋に入り剣を抜きました。オクニョが寝ているユン・テギュに剣を突き刺そうとするとユン・テギュは布団を跳ねのけ剣を抜き戦いました。
「出会え!曲者だ!」
すぐに兵士がたくさん集まってきました。オクニョは狭い部屋で男たちと戦いましたがすぐに剣を打ち捨てられて覆面を剥がされ捕まってしまいました。
オクニョは任務に失敗しました。
真夜中。
文定大妃(ムンジョンテビ)は庭で報告を待っていました。
地下牢。
イ・ヒョソンは飯を持ってきました。パク・テスはキ・チュンスを呼ぶようにヒョソンに言いました。
捕盗大将の家。
オクニョは小屋の中に閉じ込められユン・テギュに誰の命令か白状するように頬を叩かれました。オクニョは水の中に頭を浸けられて拷問されました。
地下牢。
パク・テスはキ・チュンスにチェタミンとなることを引き受けると言いました。
捕盗大将の家。
ユン・テギュは棒でオクニョを殴ると、オクニョは気を失いました。しばらくしてオクニョは目覚めました。ぼんやりとする視界の中にカン・ソノが微笑んでいました。
「旦那様?」
「最後の試験は合格だ。お前はチェタミンだ。」
「ああっ・・・ああっ・・・・・・・。あああ・・・・。」
オクニョは大きな声で泣きました。カン・ソノもチ・チョルギも泣きだしたオクニョを見守っていました。
感想
話がややこしくなってきました!カン・ソノ(イム・ホ演)はなんと悪党のユン・ウォニョンの手下!優しい顔してワルの味方らしい。オクニョは自分の任務が正しいかどうか自分で判断せずにチェタミンになりたいために人を殺すという行動に出ちゃいました。これってオクニョの汚点というか、いくらなんでも分別なく行動したことは悪いことですから、実はあの任務はオクニョの悪を暴いて正義を果たすというポリシーに反する非道な行動なんですよね。韓ドラですからそんな論理の矛盾は面白かったら何でもアリなんでしょうけど、論理としては破たんしています。そして話の中からはチェタミンという職業が王の勅命で動く組織ではなく「上のお方」の命令で動いているという、案外いい加減な組織であることもわかりました。5話の段階ではオクニョは目的のためなら悪いことでも平気でできる女性として描かれているようですね!このオクニョの倫理観は物語が進むにつれて変化していくのでしょうか?
ストーリーからは文定大妃(ムンジョンテビ)とパク・テスがただならぬ関係であることが示唆されました。大妃とユン・テウォンの関係も一見すると朝鮮にとっては当たり前の一族がともに栄華を極める関係に見えつつも、大妃がひとり思いをはせる姿は単純に欲望うごめく女性とは異なる見え方がしてきます。パク・テスを見つめる大妃の瞳は色気づいていましたね。
そういえばカン・ソノの声優さんの声は「奇皇后(キファンフ)」で高麗の王子ワン・ユ(チュ・ジンモ演)の声優さんと同じですね~。
パク・テスとオクニョは互いにまたチェタミンであることを知らないことがもうしばらく続きそうですね!ユン・テウォンと、テウォンの恋のライバルとなる男性はまだ登場しないのでしょうか?続きが楽しみです!
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