オクニョ50話のあらすじと感想
あらすじ
ユン・テウォンはオクニョとチョヒを連れて山中の隠れ家に逃げました。オクニョはチョヒに都城(トソン)に戻り何が起きているか調べてくるよう命じました。テウォンはチョヒにチョンドンにテドク山にいると連絡を頼みました。チョヒは都に戻りました。
オクニョは王様の身に何かあったのかもしれないと思いました。
大妃の部屋。
文定大妃(ムンジョンテビ)は頭を押さえて倒れて以来、意識がありませんでした。
国王の寝所。
明宗も眠ったまま目覚めませんでした。
王宮の庭。
ユン・ウォニョンは刑判のチョ・サンホを隣に伴い内禁衛(ネグミ)将と義禁府都事(トサ)らを呼び息子で司憲府の持平(チピョン)ユン・テウォンが捕らえられた者の中にいるか尋ねました。都事(トサ)は捕らえた者や斬られた者の中にテウォンはいないと答えました。
「内禁衛(ネグミ)将よ。病に伏せっておられる主上殿下(チュサンチョナ)の代わりをつとめられている大妃媽媽(テビママ)のご命令だ。すぐに兵を動員して逃亡した者を見つけて捕らえよ。ユン・テウォンを見つけたら直接私に報告せよ!今すぐ取り掛かれ!」
ユン・ウォニョン(尹元衡)が命じると内禁衛将と義禁府都事(トサ)は兵を率いていきました。
チョン・ナンジョンの部屋。
チュ・チョルギはオクニョを仕留め損なったとナンジョンに報告しました。ナンジョンは必ずオクニョとテウォンを殺すようチュ・チョルギを脅しました。
ミン・ドンジュの商団。
チュ・デョルギは元探体人(チェタミン)の手下を集め、トクペとサンドにオクニョとユン・テウォンの知り合いを見張るように、チスに典獄署(チョノクソ)を見張るように命じました。
翌日の巫堂(ムーダン)の家。
チョングムは巫堂(ムーダン)に会いチョン・ナンジョンが勢いづいているとすがりつきました。巫女はチョン・ナンジョンは必ず天罰を受けて死ぬので懐妊するために大監(テガム)と床を共にするようアドバイスしました。チョングムはチョン・ナンジョンが司憲府に捕まりユン・ウォニョン(尹元衡)が蟄居を命じられた時にお酒を持っていき夜を共に過ごしたと言うと、巫女は必ず子を授かると言うと、チョングムは悶えて喜びました。
ユン・ウォニョン(尹元衡)の家。
チョングムは鼻歌を歌いながら家に帰りました。
チョン・ナンジョンはチョングムを部屋に呼びどこに行っていたのか尋ねました。
「私がいない間に巫堂(ムーダン)を連れてきたそうだな。それでも私がお前を許す理由はお前の腹の中に大監(テガム)の子がいるからだ。万一偽りだったら許さぬからな。そろそろ腹がふくらむ頃だな。楽しみにしているぞ。下がれ。」
チョン・ナンジョンは脅すもチョングムは強気で部屋から出ていきました。
オクニョの商団(サンダン)。
ヤン・ドングはチャン・ソンプンとチョン・ウチとコ・テギルに合流しソン・ジホンが謀反の罪で捕まりオクニョも加担したことになっていると話し合いました。チョン・ウチたちは動揺しました。ヤン・ドングは三人に用心するように忠告しました。
トチがウンスと街を歩いていると、オクニョとテウォンの人相書きを見て血相を変えました。
コン・ジェミョンの商団。
トチと経理のウンスはコン・ジェミョンと番頭のチャクトにこのことを伝えました。トチはコン・ジェミョンにテウォンを助けてほしいと頼みました。コン・ジェミョンはユン・ウォニョン(尹元衡)がテウォンと縁を切った今、庇護を受けられないので我々だけで手分けしてテウォンを捜そうと言いました。
素素楼(ソソロウ)。
キ・チュンスが現れテウォンの居所を訪ねました。
「命が惜しくばユン・ウォニョン(尹元衡)の居場所を言え。こやつらを連行せよ!」
ファン・ギョハとイ・ソジョンと執事は捕らえられてしまいました。
ヨジュの酒場。
チョンドンとマンスとチョレは部屋に集まり一杯やろうとすると、そこにマノクとチョヒが現れました。チョヒはテドク山にいると伝えると、チョンドンたちはすぐに部屋から出ていきました。
夜の禁府(クンブ)。
ユン・ウォニョン(尹元衡)と大臣のチョン・サンホ、イ・ヨンシンらは大尹(テユン)のカン・ソノたちを拷問して自白に導こうとしていました。
「いくらでも拷問しろ!私は苦痛など恐れぬ。」
カン・ソノはユン・ウォニョン(尹元衡)をにらみながら言いました。
「殿下はユン・ウォニョン(尹元衡)大監(テガム)をお許しにならぬでしょう。必ず罰してくださり死をお与えになるでしょう!」
ソン・ジホンもユン・ウォニョン(尹元衡)に言いました。
ユン・ウォニョン(尹元衡)はソン・ジホンの頬を叩くと兵士に拷問するよう命じました。
明宗の寝室。
明宗は起き上がると大妃殿の尚宮(サングン)が現れ大妃が危篤だと泣きました。
明宗は衝撃を受けました。
ユン・ウォニョン(尹元衡)の耳にも文定大妃(ムンジョンテビ)の危篤の知らせが入りました。
大妃の部屋。
明宗が慌てて駆け付けると大妃は眠っていました。御医は手の施しようがないと謝りました。
回想シーン。
幼い明宗の隣に摂政として文定大妃(ムンジョンテビ)が垂簾聴政(すいれんちょうせい)を行っていました。ユン・ウォニョン(尹元衡)は鳳城君(ポンソングン)に謀反の罪で毒(ササ)を与えるよう上奏しました。明宗は鳳城君(ポンソングン)は兄だと言いましたが小尹(ソユン)の大臣たちはホ・ジャやイ・オンジョク、ユン・ヨンピルとユン・サム、ユン・イムとユン・ウォルロ(尹元老)を罰するためにも鳳城君(ポンソングン)を断罪しなければならないと言いました。
「殿下。民心を安心させ綱紀をただすためにも必ず鳳城君(ポンソングン)と加担した者たちも処罰するのです。どうかお聞き入れください。」
ユン・ウォニョン(尹元衡)が言うと臣下たちも同じように声を揃えました。
回想シーン。
執務室に戻った明宗は母に泣きつきました。
「母上。私は大臣らに兄弟や親せきを殺せと言われることに耐えられません。」
「主上。涙をぬぐってください。泣いてはなりません。わからぬのですか。主上がかように弱くてはどうして国を守れましょうか。」
「申し訳ありません母上。」
「政治はお嫌いですか?怖いですか?心配いりません。主上には母がついています。怖いことはすべて私が解決してあげます。主上はこの母の言う通りにしていればよいのです。だから泣かないでください。母がすべてして差し上げます。」
文定大妃(ムンジョンテビ)は明宗の手を握り励ましました。
大妃の部屋。
文定大妃(ムンジョンテビ)が目を覚ましました。
「主上・・・。」
「ええ私です。ファンです。御医はおらぬか。母上を診るのだ。」
明宗は母の手を握り励ましました。
「よいのです。よいのです。心配いりません。まだ私はやることがあります。殿下のお子を見なければなりません。主上と領府事(ヨンブサ)とナンジョンが和解する姿も見なければなりません。それから主上の前途を阻む者を私が・・・私が・・・・・・。」
「母上・・・・。」
明宗はすすり泣きました。
「泣いてはなりません主上。この母が・・・・すべて解決します。」
文定大妃(ムンジョンテビ)は明宗の涙をぬぐいました。
「母上・・・。」
「この母が・・・・すべてやりますから・・・。」
文定大妃(ムンジョンテビ)はそう言うと力尽きました。
「母上・・・・。母上ーーー!!!目をお開けください。御医は、御医はおらぬか!母上!私を置いていかないでくださいーーー!!!母上ーーーーーーー!」
明宗は叫ぶと倒れて意識を失いました。
「殿下!殿下!」
尚宮(サングン)と内官たちは明宗を介抱しました。
ユン・ウォニョン(尹元衡)が大妃の寝殿に駆け付けると女官たちが泣いていました。
「姉上ーーー!姉上ーーーー!どうしてこんな急に。姉上ーーー!!!」
ユン・ウォニョン(尹元衡)は庭に崩れ落ちて泣きました。
チョン・ナンジョンは娘のシネとミン・ドンジュを呼び婚礼の準備を進めるように言いました。
「シネや。お前が王妃となったら一族を率いるのだ。よいな?」
ナンジョンはシネに言いました。
「はい・・・。」
シネは力なく答えました。
その時チョン・マッケが部屋に駆け込み大妃の死を伝えました。
チョン・ナンジョンは驚愕しました。
夜が明けました。
トンチャンは妓女(キニョ、妓生の女)のスンシムを口説いていました。するとトンチャンは自分の人生を壊した敵(オクニョとテウォンの張り紙)を見つけました。
チョンドンとマンスとチョヒはテドク山に向かいました。
「スンシム。俺たちにも運が向いてきた。」
チョンドンを見張っていたトンチャンはオクニョとテウォンを売って賞金を得ようと考えていました。
ユン・ウォニョン(尹元衡)は気落ちした様子で家に帰りました。チョン・ナンジョンはこの機会に兵を動かし大尹(テユン)に反する者を捕らえてテウォンをオクニョとともに始末するように助言しました。
「ナンジョンそなたは恐ろしい女だ。今私は姉上を失った。どうして息子まで殺せというのか!」
「すみません大監(テガム)。言いすぎでした。ですが大監(テガム)がはじめたことは最後までやらねばなりません。媽媽(マーマー)が亡くなられ政局は混乱しています。政局を鎮めて尋問中の大尹(テユン)どもから自白を得なくてはなりません。そしてお世継ぎの件も急がねば。
山道。
チョンドンとマンスとチョヒは隠れ家に向かっていました。トンチャンは三人の後を追いかけました。
隠れ家。
オクニョとテウォンはチョンドンたちと合流しました。オクニョとテウォンは自分たちが逆賊となっていると知り驚きました。チョヒは王様が心筋梗塞で倒れた隙にイ・ジョンミョンが殺されカン・ソノとソン・ジホンたちが拷問されていると言いました。
チョンドンたちが帰るとオクニョはテウォンに手を打たねばならないと言いました。
ナンジョンの部屋。
チョン・マッケとミン・ドンジュはチョン・ナンジョンにユン・ウォニョンの様子を尋ねました。チョン・ナンジョンは旦那様は気落ちしているが今は志を遂げる好機だと言いました。
ミン・ドンジュ商団。
チョン・ナンジョンはチュ・チョルギから報告を受けました。
「もしもオクニョが勢力を集めれば脅威となるだろう。一刻も早く始末せねば。わかったな?」
チョン・ナンジョンはチュ・チョルギにオクニョの暗殺を命じました。
ミン・ドンジュ商団の門前。
トンチャンはナンジョンにオクニョの居場所を教えるかどうか迷っていました。ミン・ドンジュは部下にトンチャンの居所を尋ねました。男が答えられずにいるとミン・ドンジュは部下の頬を叩きました。その様子を盗み見てトンチャンは肝を冷やしました。
捕盗庁(ポドチョン)。
トンチャンはヤン・ドングを捕まえてオクニョとテウォンの居場所を知っていると耳打ちしました。ヤン・ドングは居場所を教えれば一生安泰だと言うと、トンチャンはテドク山の山中に二人がいると教えました。
「たっぷり懸賞金がもらえるぞ。どこかで酒でも飲んでろ。」
「感謝します。感謝します!」
トンチャンは酒場に行きました。
ヨジュの酒場。
トンチャンは個室に入るとヨジュに酒を注文しました。ヨジュは踏み倒した酒代を払えとトンチャンに要求しました。
「酒代はいいから出て行った夫(ヤン・ドング)を連れ戻してくれないかい?」
ヨジュはトンチャンに頼みました。
「あいご~スンシム~やったぞ~。」
ヨジュが部屋から出ていきトンチャンが床に寝転ぶと、そこに商人のチョンスが現れました。トンチャンはチョンスに一杯どうかと言いました。
「兄貴を捕まえに来たんです。兄貴。なぜ殴られたかわからないのですか?」
チョンスが言うと、手下たちはトンチャンを蹴り倒されました。
「バカめ。」
その様子をヤン・ドングが見守っていました。
典獄署。
注簿(チュブ)のチョン・デシクとチ・チョンドクたちはオクニョが逆徒になったことで困惑していました。
「翁主様が逆徒だなんてありえませんよ。」
ユグムはうっかり口を滑らせてしまいました。
「どういうことだ。オクニョが翁主(王女)とは?」
イ・ヒョソンは驚きました。
「オクニョは翁主媽媽なんです。逆徒のはずありません。」
チ・チョンドクは言いました。
「どういうことだ。」
チョン・デシクが尋ねると、チ・チョンドクは事情を説明しました。
コン・ジェミョンの商団。
チョンドンは慌てて駆け込みコン・ジェミョンにテウォンから預かった手紙を渡しました。
コン・ジェミョンは手紙を読んで驚きました。
夜になりました。
コン・ジェミョンとトチとチャクトは待ち合わせ場所でテウォンと会いました。
テウォンはコン・ジェミョンに頼みごとをしました。
どこかの部屋。
チョン・ウチとコ・テギルとチャン・ソンプンはチャ・デミョンたちを呼びました。そこに忍びの姿となったオクニョがやってきてすべてはユン・ウォニョン(尹元衡)とチョン・ナンジョンの仕業だと言い計画を打ち明けました。
オクニョはヨンべとチョンスに会い戦える仲間を集めるように命じました。
オクニョはテウォンと話し合いました。そこにチョヒが男を集めたことと大妃の死を報告しました。オクニョは大妃の死を聞き驚きました。
「母の仇をとろうとしてきたのに・・・喜ぶべきか悲しむべきか。いずれにせよこれは好機です。何とか小尹(ソユン)より先に攻撃を仕掛ければ状況を打開できるかもしれません。」
オクニョはそう言うと、チョヒに書簡を持たせてハン尚宮(サングン)を通じて王様に渡すように命じました。
チョヒはヨンジにオクニョからの手紙を渡しました。ヨンジが手紙を持っていこうとするとキ・チュンスに呼び止められました。ヨンジは大妃殿から伝言を頼まれたと言うと通行を許されました。
国王の寝室の外。
ヨンジはハン尚宮(サングン)に会いオクニョの無事を伝え手紙を渡しました。
国王の寝室。
ハン尚宮(サングン)は明宗に手紙を渡すとヨンジを呼ぶように命じました。ヨンジは国王に謁見しました。
「私は大妃殿の者です。媽媽(マーマー)が昭格署の道流(トリュ)の頃お仕えしておりました。」
ヨンジは答えました。ハン尚宮(サングン)もヨンジの身を保証しました。
「書状を預けるゆえオクニョに届けてくれぬか?」
明宗はヨンジに書簡を持たせました。
テウォンのもとにチョンスとヨンべ、チャ・デミョンとコン・ジェミョン、集めた男たちが集まりました。テウォンは皆にオクニョが翁主(王女)であることを伝えました。そこに武人姿のオクニョが現れました。
「ここにいる方々はそれぞれユン・ウォニョン(尹元衡)大監(テガム)とチョン・ナンジョンと小尹(ソユン)その商団たちと戦ってきました。そして今、あの者どもの悪行は極限に達しています。奴らは殿下の許しもないままカン・ソノ様やソン・ジホン様ら大尹(テユン)の人たちと捕らえました。その際に多くの人を殺しました。俺と翁主様を逆徒にして殺そうとしています。このまま奴らを掘っておけば我々は命を奪われるでしょう。」
テウォンは皆の前で演説しました。
「我々は力を合わせて行動しなければなりません。私は典獄署の茶母(タモ)でも商団(サンダン)の大行首(テヘンス)でもなくこの国の翁主として皆さんを率いるつもりです。王宮の王様と罪なく捕らえられた方々を救うために、そして小尹(ソユン)をこらしめて、この国を正すため、今皆さん力を貸してください。」
オクニョも演説しました。そこにチョヒが現れ明宗からの書簡をオクニョに手渡しました。
「旦那様(ナウリ)。殿下のご命令が下されました。宮中のことは殿下が収めるので我々に外のことをお任せになるそうです。」
オクニョはテウォンに言いました。
明宗の執務室。
「内禁衛将のキ・チュンスと禁府(クンブ)が掌握した兵はほとんどが翁主媽媽とユン・テウォンを捕らえるため宮殿の外に出ました。軍を動かすなら今すぐご命令ください。」
明宗はハン尚宮(サングン)に支えられながら部屋に入るとハン・ジェソから報告を受けました。
「わかった。チェソは今すぐこれを羽林衛(ウリミ、親衛隊)将に渡してくれ。残った兵を動員して義禁府に王命を伝えよ。捕らえられたカン・ソノやソン・ジホンら大尹(テユン)を解放して、それから王命なく兵を動かしたキ・チュンスをただちに捕らえよ。」
明宗はハン・ジェソに命令しました。ハン・ジェソが部屋から出ると明宗は苦しそうに胸を押さえました。
内禁衛(ネグミ)従事官ハン・ジェソと羽林衛(ウリミ、親衛隊)将は兵を率いて牢屋ろに行きました。禁府(クンブ)の武官とその部下は刀を捨てました。ハン・ジェソは牢屋の見張り番にカン・ソノたちを釈放させました。ハン・ジェソたちは次にキ・チュンスらのところに行き刀を捨てさせました。
「翁主媽媽のご命令だ。」
コン・ジェミョンは手下を引き連れて喪服姿の大尹(テユン)の大臣らを捕らえました。
オクニョとテウォンはチョヒらとともにユン・ウォニョン(尹元衡)の屋敷に乗り込み見張りの兵士を倒しました。チョン・マッケはすぐに逃げるようユン・ウォニョン(尹元衡)とナンジョンに言いました。オクニョとユン・テウォンは目を合わせて頷きました。
感想
オクニョ50話の感想です。とうとうオクニョも最終回の一歩手前に来てしまいました。あまり感情移入していなかった私ですが、明宗が母の死で嗚咽する場面は思わず感動してしまいました。幼い国王の代わりにという大義名分を盾に大妃自身が権勢を得たくて手を汚す母に息子である明宗はずっとストレスで苦しんできました。明宗は母の庇護のもと心が清い人物に成長したため、ストレスに弱く、清いところを汚されまいと必死で生きてきました。いわゆる毒親といいますか、悪人の母を持つ善人の明宗。明宗の苦しみは、とても健康でいられないほどになっていました。そんな息子の苦しみに無頓着な母。その母が死んで、やっぱりお母さん大好きで死んじゃうと悲しい。そんな演出でしたね。そしてオクニョは大妃の死を素直に喜べずにいます。トンチャンにはいつの間にかスンシムという恋人がいて尻に敷かれてます(笑)トンチャンは実のところ、女に頭が上がらないという可愛さを持っているやくざです。トンチャンはスンシムと結婚するためにお金が必要なのでオクニョとテウォンを売りました。売った先はヤン・ドングで、ヤン・ドングはトンチャンを捕まえて一時黙らせます。
オクニョはテウォンと合流し、王命を受けて小尹(ソユン)を捕らえてユン・ウォニョン(尹元衡)とチョン・ナンジョンに迫りました・・・。
今回出て来たわき役はオクニョの商団の手下とコン・ジェミョンの商団とその手下、そして街で集めたゴロツキたちでした。ゴロツキというと、正義の味方になるのか?と日本の価値観では疑問に思います。朝鮮の価値観ではゴロツキというものは偉い人の命令でなんでもしちゃう犬みたいな存在なんですね。
信頼し合うオクニョとテウォン。果たして結ばれる日が来るのでしょうか?
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