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オクニョ運命の女(ひと)17話の詳しいあらすじネタバレ!


オクニョ17話のあらすじと感想

韓国ドラマオクニョ

あらすじ詳細

オクニョは捕盗庁(ポドチョン)に行って従事官のソン・ジホンと会いパク・テスがソン・ジホンの祖父でありユン・ウォニョンは仇であることを明かしました。ソン・ジホンは興奮して激高しました。

捕盗庁(ポドチョン)まで来ていたユン・シネは武官のソン・ソグとヤン・ドングに許嫁のソン・ジホンが誰と会っていたか尋ねました。ヤン・ドングはオクニョと一緒にいると答えました。シネはオクニョが自分の身代わりで盗賊団に誘拐されたときのことを思い出し聡明なオクニョを警戒しました。

ユン・テウォンはコン・ジェミョンがユン・ウォニョンと繋がっているというトチの話を聞いて商団に向かいました。

テウォンはコン・ジェミョンがユン・ウォニョンにテウォンを助けるように頼んだことが気に入りませんでした。コン・ジェミョンはテウォンの後ろ盾になろうとするユン・ウォニョンの気持ちがわかると言うとテウォンは反発しました。コン・ジェミョンはユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンが対立して破滅するかもしれないので今回の提案を飲むことをすすめました。
夜になりました。
仕事を終えたオクニョは自室に戻りソン・ジホンと会ったときのことを思い出していました。ソン・ジホンはオクニョが差し出したパク・テスの形見を拒絶しました。オクニョは革に描かれた地図を広げ、次にパク・テスの手紙を読みました。

「私の孫チョンフンよ。寂しくつらい思いをさせたな。この手紙を読んだところでそなたの心の傷は癒えぬだろう。だがどうしてもすまないと謝っておきたかった。この手紙を受け取る頃に私はこの世にいないだろう。この手紙とともにそなたにこの地図を託そう。最後に、手紙を託したオクニョは私の大切な友人で弟子でもある。オクニョが困っていたら力になってやってくれ。」

オクニョは泣きながら地図と手紙を眺めました。

ソン・ジホンは素素樓(ソソル)にいながらオクニョの言葉を思い出していました。

ユン・ウォニョンは妓楼に現れるとソン・ジホンと席を共にして酒を注ぎました。
「そなたがどれほど飲めるか見極めたい。さあ飲め。」
ソン・ジホンは勢いよく酒をあおるとユン・ウォニョンにパク・テスについて尋ねました。ユン・ウォニョンはパク・テスへの憎しみをさらけ出しました。
「謀反の罪を着せ片付けた。私に睨まれたら人生は終わったも同然だ。」

テウォンは妓楼でファン・ギョハに会いました。ファン・ギョハは実の息子を差し置いて婿候補をかわいがってるユン・ウォニョンに嫌悪感を示しました。テウォンはユン・ウォニョンとソン・ジホンが親しくしている様子を遠くから見ていました。

妓楼からの帰り道、ソン・ジホンは祖父がユン・ウォニョンに濡れ衣を着せられたと知り怒りがこみ上げて石垣を叩きました。
「あ〜っ!」
日中の典獄署の署長室。
署長のチョン・デシクは政治は民の腹を満たせればよいのにそれすらもできないと義憤に駆られていました。

オクニョは米を確保するために典獄署で囚人を外で働かせて収入を得てはどうかと提案しました。チョン・デシクは利益の一部を懐に入れられると知り話に興味を示しました。オクニョは自分の知り合いの刑曹正郎(ヒョンジョチョンナン)のキム・テジョン(実は王様の明宗)に掛け合ってみるとよいと教えました。

典獄署の前の酒場。
イ・ジハムとチョン・ウチが酒場にやって来ました。女将は姪っ子たちが典獄署に囚われているので憂鬱でした。イ・ジハムもチョン・ウチも典獄署で多くを学んだと女将を励ましました。

女将は次にやってきたオクニョに気持ちを打ち明けました。オクニョはチョンドンがいるから大丈夫と女将を励ましました。

オクニョとイ・ジハムとチョン・ウチは酒場の部屋で合流しました。イ・ジハムは塩を売ってはどうかと提案しました。

オクニョはコン・ジェミョン商団に行きテウォンに会いました。テウォンは塩の商売はチョン・ナンジョンが独占していて入り込めないと教えました。オクニョはチョン・ナンジョンに入札で勝って平市署に塩を納めたいと言いました。

テウォンはオクニョに塩の作り方を詳しく教えました。

ミン・ドンジュはピョンヤンから戻ってきたトンチャンから金鉱査察官のイム・チャングクが漢陽(ハニャン、首都)には来ていないと報告を受けました。

ミン・ドンジュはチョン・マッケにイム・チャングクは偽物で騙されたと言うと悔しがりました。チョン・マッケはナンジョンには黙っているように言いました。今話せばテウォンを引き取ろうとするユン・ウォニョンとナンジョンの関係に亀裂が入るからでした。

捕盗庁(ポドチョン)ではヤン・ドングとソン・ソグが典獄署に現れたキム・テジョンという刑曹正郎は実在しないとソン・ジホンに話しました。自分の一大事で精いっぱいのソン・ジホンは「任せる」と言うだけで乗り気ではありませんでした。

明宗(ミョンジョン)は文定大妃(ムンジョンテビ)と会いユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンが横暴を働き朝廷では小尹派が権力を牛耳り民心はすさんでいると言いました。大妃はナンジョンと弟は自分を助けてくれているので恩恵を受けて当然だと言いました。

素素樓(ソソル)ではチョン・ナンジョンの間者の妓生がファン・ギョハたちに問い詰められていました。

素素樓(ソソル)にテウォンに殴られた王宮の警備を担当する内禁衛(ネグミ)の護衛兵が仲間を連れて現れ暴れました。テウォンは数人の護衛兵と戦っているとユン・ウォニョンが現れました。
「何を騒いでおる。今すぐやめないか!貴様ら官服で醜態を晒すとは、殿下への冒涜だ!」
ユン・ウォニョンは護衛兵を並べてひとりずつ殴りました。
「大監(テガム)!どうか今回だけはお見逃しを!」
「内禁衛将(ネグミジャン)に伝えろ。貴様らを厳しく罰すると!失せろ!」
ユン・ウォニョンは兵士を追い払いました。

「けがはないか?話したいことがある。私に付き合ってくれないか。」
ユン・ウォニョンは優しくテウォンに言いました。
「何もお話しすることはありません。」
テウォンは行ってしまいました。
テウォナ!」
ユン・ウォニョンは寂しそうな表情を浮かべました。

典獄署ではオクニョが凶悪犯以外の囚人を働かせて塩で商売をしようとチョン・デシクたちに提案しました。チョン・デシクは名簿にある囚人を集めるようにチ・チョンドクに命じました。

チョン・デシクは庭に集まった囚人に賃金と引き換えに塩づくりをするように言いました。囚人たちは金が貰えると聞いて喜びました。話を聞いてオクニョに駆け寄り働きたくないと言うチョンドンとマノクとマンス。オクニョはマノクとマンスに本当の仕事が何かを教えたいと考えていました。

典獄署の囚人たちは塩づくりに駆り出されました。行列を見物していたミン・ドンジュとチョン・マッケは怪訝に思いました。

囚人たちは海水を釜で加熱することで塩を作りました。

テウォンはこれなら塩の入札に参加できそうだと思いました。

コン・ジェミョンはテウォンを呼びチョン・ナンジョンと戦う覚悟を問いました。

塩づくりの話はチョン・ナンジョンの耳にも届きました。

チョン・ナンジョンはテウォンが塩づくりに関わっていることを知り様子を探るようにチョン・マッケに銘じました。

明宗(ミョンジョン)はハン・ジェソからオクニョについての報告を受けました。二人の話を立ち聞きしている武官がいました。
オクニョは夜道を歩いているとハン・ジェソとキム・テジョンに扮した明宗(ミョンジョン)が現れました。オクニョはキム・テジョンが刑曹正郎でないことを見抜いていました。キム・テジョンは自分は王の密命で働く密使だと言いました。オクニョは身分を示す札を見せたら信用すると言いました。キム・テジョンは次に会ったときに見せると言うとオクニョは失礼しますと帰ろうとしました。慌てたキム・テジョン(明宗)はハン・ジェソに「アレ」を持ってくるように命じました。

オクニョは明宗(ミョンジョン)をいつもの酒場の部屋に連れて行きました。

オクニョは部屋を出ると女将に耳打ちしました。

オクニョと明宗は部屋で食事を一緒に食べました。
「いや〜美味である。」
明宗は庶民の食事に舌鼓を打ちました。
するとテウォンとトチがいきなり部屋に入ってきて明宗の襟首をつかみ上げました。
「なんでオクニョに近づく!何が王様の密使だ。うそつきやがって!お前は何者だ!」
テウォンは明宗を庭に引きずりだしました。
するとテウォンの首に護衛兵の刀が突きつけられました。
明宗は部下に剣を収めるように命じると、オクニョに身分証を見せました。
オクニョは急に態度を改めかしこまりました。

明宗が去るとテウォンはあの優男には会わないほうがいいと言いました。

次の日の塩工房。
囚人たちが塩づくりに励んでいました。
テウォンは塩が湿気ないように炭を積むように指示しました。チ・チョンドクは囚人たちに発破をかけました。

典獄署(チョノクソ)。
チョン・デシクは自分の懐にいくら入るかオクニョに尋ねました。
オクニョは百両だと答えるとチョン・デシクは落胆しました。チョン・デシクはユ・ジョンフェには何も与えずチ・チョンドクに利益の一部を与えるように命じました。

ソン・ジホンは典獄署まで来てオクニョに祖父の形見を見せてほしいと言いました。
オクニョはすぐにパク・テスの形見を渡しました。

チョンドンとマンスとマノクは出所しました。女将さんはチョンドンの口に出所祝いの豆腐を押し込みました。

チョン・ナンジョンはユン・ウォニョンの部屋を訪ね平市署の長官に今度の入札でぬかりなくするように頼みました。ユン・ウォニョンは金に執着するチョン・ナンジョンを嫌がりました。チョン・ナンジョンは大妃の資金を自分が商売で利益を出して管理していると強く言いました。ユン・ウォニョンは何も言い返せずチョン・ナンジョンに従いました。

チョンドンはミン尚宮の部下に脅されオクニョに手紙を渡すよう命じられました。

チョン・マッケはユン・ウォニョンの部屋に入りテウォンから素素樓(ソソル)で会いたいと連絡があったと報告しました。ユン・ウォニョンは嬉しそうにしました。

夜になりテウォンとユン・ウォニョンは素素樓(ソソル)で会いました。
「嬉しかったぞ。そなたが連絡をくれるとは。話とは?」
「お願いがあります。」
「何だ?なんでも言ってみろ。」
「近々平市署で入札があります。私の商団が入札できるようにお取り計らいください。手を回せというのではありません。入札が公正にできるようお願いしたいのです。」

感想

うーむ。まるで紙芝居を見てるかのようです。というのもオクニョは小説のように抒情的でもないし、ユン・ウォニョンがコミカルに演じることで怖い人間を親しみのあるキャラにしています。次々と目まぐるしく場面が変わってとんとん拍子に話が展開していって、そこはアメリカの忙しい人のためのドラマのテンポとまったく同じですね!「まるで本屋で本を立ち読みしているみたい」な感覚を覚えます。確かにドラマを消費して次を消費というのもわかりますけど、情感もないかわりに感動も無いです。

サクサク見られる韓国ドラマ。一言で表すとコレでしょう。サクサク感。サクサクストレスなく見られるかわりに、心が感動で満たされた感じがしない。

今日のオクニョは犯罪者の社会復帰訓練みたいな感じで塩の独占に割り込んでチョン・ナンジョンを崩して復讐する目的も兼ねているようです。

ソン・ジホンはユン・ウォニョンが祖父の敵と知って韓国人の大好きな「復讐してやる〜」なパターンにはまりました。何なのでしょうね。この「復讐テンプレート」は(笑)何度も韓ドラ見てると韓国人が大好きな「型」が見えてきます。どのドラマを観ても韓ドラは復讐という形式があって、どうしてそれを必須にしなきゃならないのか私にはまったく理解できません。

オクニョは自分が善い信じる結果になるなら汚い手も使う子です。とんとん拍子に大きな仕事が思い通りになる様子はまさに韓国人労働者の理想像「夢」といったところでしょうか。賄賂が無いと動かないチョン・デシクをうまく操って、テウォンの商団にも利益を与えてうまく協力を得ました。

韓国の人に共通した価値観かどうかわかりませんが、巨悪に抗い生き延びるために汚い手を使うということが美徳とされ社会規範ガチガチの人間は二番手という印象付けがオクニョも含めたドラマによくありますね。

今回は特に感想らしい感想はなかったです・・・ユン・ウォニョンがよい父親を演じはじめたところが面白かったです。

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