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オクニョ運命の女(ひと)38話の詳しいあらすじネタバレ!


オクニョ38話のあらすじと感想

韓国ドラマオクニョ

あらすじ

チョン・ナンジョンはユン・ウォニョンに、明宗が会っている相手がオクニョでオクニョが王様を惑わせて自分たちを邪魔していると話しました。ユン・ウォニョンは身分が低いオクニョが政を論じ王様と小尹(ソユン)に対抗する策を練るはずがないと言いました。チョン・ナンジョンはオクニョは我々に復讐しているのだと言いました。
「オクニョを消しても得がない。だが主上がひそかにあの女と会っている事実は使える。うまく使えば主上の足元をすくえるだろう。」

夜。オクニョはキ・チュンスから大妃が呼んでいると屋敷に誘いました。オクニョが屋敷に連れられて行くとユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンが現れました。ユン・ウォニョンはオクニョに頼みたい話があると言いました。オクニョは二人を警戒しました。

カン・ソノの部下チョヒはカン・ソノをオクニョが入った屋敷に案内しました。
「ここはユン・ウォニョン大監の家だ。ユン・ウォニョン大監の家は漢陽(ハニャン)に八つある。ここはそのひとつだ。」

ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンとオクニョは部屋で話しました。ユン・ウォニョンは手を組まないかとオクニョに持ちかけました。オクニョは即答しませんでした。オクニョが屋敷から出てくるとカン・ソノが何をしていたのかと心配で声をかけました。オクニョはユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンに呼ばれて手を組んで昭格署(ソギョクソ)の復活を手伝うなどしてほしいと正直に話しました。

チョン・ナンジョンはユン・ウォニョンにオクニョを殺すべきだと言いました。
「そちは主上はオクニョになぜ会うと思う?主上も若く元気な男だ。主上はオクニョにご執心なのだろう。」
「ええ?主上がオクニョと情を交わしているというのですか?」
「そうかもしれぬ。だがオクニョは何者だ?昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)とはいえただのムーダン(巫女)だ。主上が宮殿を抜け出し巫女と情を交わすとは昭格署(ソギョクソ)を廃止した張本人が怪しげな巫女と情を通じている。皆が黙っているものか。」
「なるほど。世に知れれば主上の権威は失墜します。」
「何よりも主上を支えている連中は儒者だ。道教や迷信を忌み嫌っておる。その者たちが知ればその日のうちに主上は味方を失う。これは主上の足をすくう絶好の機会だ。」

日中のユン・ウォニョンの家。
スングムはユン・ウォニョンに飲み物を運びました。ユン・ウォニョンはなぜチョングムが来ないのかと尋ねるとスングムはチョングムが想像で身ごもったと医員に診断され騒ぎになったと報告しました。

チョングムの妊娠に心当たりのあるユン・ウォニョンは洗い物をしているチョングムに声をかけました。
「その姿はどうした。どうしてすぐに私に言わなかった。」
「奥様が怖いのです。」
「チッチッチ。いつまでもそなたにこのようなみじめな思いをさせるつもりはない。本当に私の子を身ごもったならばあいも手出しできぬ。もうしばらく、もうしばらく待っているがよい。」
「私、どんな試練があろうとも大監さまを信じて待ってます。」
「そうだ。私を信じて仕事を続けよ。」
ユン・ウォニョンはチョングムの肩に手を置いて言うと去りました。
「チョン・ナンジョンもチョン・スングムも見ていなさい。この私オ・ジョングムはこれからよ。あっ。すぐしなくちゃ。楽しいこと。全部洗ってやる。何でもいくらでも!アイゴ楽しい。アイゴ楽しい!あははは。」

平市署(ピョンシソ)。
ファン・ミョンゴルはユン・テウォンにミン・ドンジュの来訪を告げました。
ミン・ドンジュはトンチャンを伴い地方で買った品物を漢陽(ハニャン)へ運ぶ船がないので平市署(ピョンシソ)の船を貸して欲しいと相談しました。
ユン・ウォニョンは平市署(ピョンシソ)の船は平市署の品を運ぶだけで精一杯だと言いました。ミン・ドンジュは平市署の権限で商団から船を借りてほしいと頼みました。
「分かりました。考えましょう。」
「感謝しますナウリ。」
ミン・ドンジュとトンチャンはファン・ミョンゴルとチョン・セホにも丁寧に頭を下げて帰りました。
ユン・テウォンはミョンゴルとセホにミン・ドンジュ商団に船を課さないように命じました。

昼間の素素樓(ソソル)。
ユン・ウォニョンはコン・ジェミョンに会いました。コン・ジェミョンはテウォンに頼まれた通り漢陽(ハニャン)中から外知部(ウェジブ)で文章を書ける者を集めていると言いました。
「オクニョとソン・ジホンの商団だがこのまま放っておくつもりか?」
「俺が何とかしましょう。」
「ははは。だったら高見の見物だ。はっはっはっは。」
コン・ジェミョンは安心して帰りました。

妓楼の女行首イ・ソジョンはテウォンに自分も外知部(ウェジブ)を育てるのに力を貸したいと言いました。テウォンは一旦断りました。イ・ソジョンは実は死んだ兄が外知部(ウェジブ)だったが無念の死を遂げだので恨みを晴らしたいと言いました。
テウォンはイ・ソジョンも外知部(ウェジブ)復活のための仲間に入れました。

大妃の寝殿。
御医が庭で文定大妃(ムンジョンテビ)に向かって薬をお飲みくださいと土下座していました。
そこに明宗が現れ薬を持って大妃の部屋に入りました。
文定大妃(ムンジョンテビ)は布団の中で目を閉じたまま息子に帰るように言いました。
明宗は大妃に薬の入った器を渡すと大妃はその器を逆さにして薬を捨てました。
「母上!」
「帰れと言いました。」
「母上。いい加減にしてください。」
「食事を摂り薬を飲んでどうだというのですか。主上に軽んじられて私は生きている意味がありません。母はこのまま死にます。主上も好きなようになさってください。わかりましたか?」
「母上!」

明宗が寝殿から出るとユン・ウォニョンが大妃の見舞いに現れました。

明宗の執務室。
ユン・ウォニョンは明宗に巷で王様が巫女(ムーダン)と会っていて情を交わしているという噂が立っていると言いました。
「一体誰が言ったのだ!」
「主上。これは私の妄言でしょうか?主上はオクニョという者に会っているのではありませんか?主上は昭格署(ソギョクソ)道流(トリュ)と宮殿の外で会っているところを見たという者が何人もいます。あの娘は昭格署(ソギョクソ)道流(トリュ)の前は官婢(クァンビ)だったそうです。昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)とは名ばかりでムーダンと変わらぬのではありませんか。主上。何故あのような者とお会いになるのですか?あの娘と情を交わしたとなれば・・・。」
「そのようなことはない!決してそうではない。領府事大監(ヨンブサテガム)こそ、そのような出まかせをよく言えたものだ。」
「ならばなぜあのような者とお会いになっているのですか。」
「そのようなことはいちいち領府事大監(ヨンブサテガム)話すほどの事ではない。外で誰と会おうと口出しされる理由はない。」
「殿下。王室の繁栄のためにも女人(にょにん)を何人おそばに置こうと口出しはしません。ですが今回は王室の体面に関わることです。殿下があのムーダンと情を交わされ万一お子を授かれば王室の根幹が揺らぎます。」
「やめよ領府事!」
「殿下。これが大妃様のお耳に入ったらと思うと私は怖くてたまりません。取返しの付かぬことになりそうで不安で胸が押しつぶされそうです。殿下は国を率いる尊い御身です。ムーダンと情を交わしているとなれば・・・。」
「やめてくれ!もうやめよ!違うと言ってるじゃありませんか。」
「ですがオクニョと会っているのは事実です。既に私の耳にも届きました。朝廷で論議の的となるのは明かです。さすれば殿下を支持する儒者にも背を向けられます。それなのにどうして殿下の叔父である私が黙って見ていられましょうか。殿下。この事態を収めるのはひとつしかありません。殿下が直接オクニョを罰するのです。あの女は巧みに王様を惑わせたうえ殿下の評判を貶める原因を作ったのです。王室の秩序を正さねばなりません。」
「それはならぬ。あの娘は私が王と知らぬのにどうして罰せられようか。」
「殿下。たとえ知らなかったとしても事実は変わりません。」
「やめてくれ。領府事大監。」
「殿下。どうかお聞き入れください。」
「・・・・・・。私に何を望んでいるのですか?」
「殿下。」
「私を脅し無実のオクニョを巻き込み何を企んでいる?」
「私めは、ただただ殿下の御身を案じているだけです。ですが、殿下がそこまでおっしゃるならあの者を生かすすべもあります。殿下。」
ユン・ウォニョンは国王に頭を下げました。

ユン・ウォニョンは自宅に戻りチョン・ナンジョンの部屋に行きました。ユン・ウォニョンはチョン・ナンジョンに王はオクニョのためなら何でもするというほど入れ込んでいると話しました。

王の執務室。
明宗はハン・ジェソを呼びました。
「お呼びでしょうか。殿下。お顔の色がすぐれません。」
「ユン・ウォニョン大監にオクニョのことを知られた。私があの娘と会っていることを国王がムーダンと情を交わしていると言われた。悪い噂を打ち消すにはオクニョをこの手で罰しろと。」
「殿下。私が事実を知っています。私が領府事大監に事実を話してきましょう。」
「今更何を言っても無駄だ。私がオクニョと宮殿の外で会っていることやオクニョが昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)であることも事実だ。私があの娘に心を・・・。」
「殿下。」
「私は、どうすればよいのだ。」

平市署(ピョンシソ)。
ファン・ミョンゴルはユン・テウォンにユン・ウォニョンが桂洞の屋敷で呼んでいると報告しました。

テウォンはユン・ウォニョンの本家に行きました。
ユン・ウォニョンはテウォンにオクニョとの仲を尋ねました。
「まさか惚れたわけではあるまい?」
「はい。そうです。いけませんか?」
「こやつめ。あやつがどのような女かわかっているのか!典獄署(チョノクソ)で生まれ育った卑しい女だぞ!」
「私とさして変わらぬのにあんまりではありませんか?」
「何?あの女は主上と宮殿の外でひそかに会っている。殿下を誘惑して情を通じているのだ。」
「そのようなことはありません。」
「何だと?お前は二人のことを知っているのか?」
「はい。知ってます。殿下がオクニョと会うのは他の理由です。大監がお考えのようないやらしいことではありません。オクニョは主上が国王と知らずに会ってます。ですから大監はオクニョと殿下を非難することはおやめください。大監のお考えは事実ではありません。」
「ならば、主上があの娘を心から案じていた。まるで想い人のように。」
「殿下のご心中は私にはわかりません。ですがあの娘に邪心はありません。オクニョを苦しめるのはおやめください。」
「テウォンお前。あの娘と会ってはならぬ。これはお前のためだ。あの女と一緒にいると面倒に巻き込まれる。わかったな!」
「お言葉には従えません。」
「何だと?」
「今まですっと大監のお言葉に従って来ました。これだけは自分で決めます。お話がこれだけなら私は失礼します。」
テウォンは帰りました。
「主上があの娘と情を交わしていないとなるとまさか本当に政を論じているのか?」

庭。
「あの。私ユン・シネと言います。少しお付き合いしてくださいませんか?」
「急いでいるので。」
「少しだけ。どうしてもお話したいことがあるので。」
シネは部屋にテウォンを招きました。
「お父さまの好きな陳皮茶です。お兄様のお口にも会うかと思って。あの。お兄様と呼んでもいいですか?」
シネはテウォンに茶と菓子を供しました。
「話とは何ですか?」
「あの。私、この家でひとりぼっちなんです。お父様は仕事でお忙しいし、お母様は話も聞いてくれません。最近は一層寂しくてつらいです。だからお兄様とお話したかったんです。お兄様ならお話を聴いてくれそうで。」
「お嬢様。」
「畏まらないでください。」
「すみませんが、帰ります。」
「あ、お兄様。私がこうしているのに、もう少し礼儀を守ってくださっても。」
「お嬢様に必要なのは慰めと思いますが、私胃はお嬢様の胸中を察することができません。すみません。」
テウォンは帰りました。
「はあ。」
ユン・シネはがっかりしました。

ユグムはチ・チョンドクの家に行きました。ユグムが部屋に入るとチ・チョンドクは寝込んでいました。ユグムはチ・チョンドクの体の具合を心配していました。
「あのチ胥吏(ソリ)。考えたんですけど、私と一緒になりませんか?」
「ん?い・・・い・・・一緒ってどういうことだ?」
水を飲もうとするチ・チョンドクの手が震えました。
「私がチ胥吏をお世話しますから一緒に暮らしましょう。私、今回の件でチ胥吏がどれほど大切かわかったんです。前から考えることはあったけど年甲斐もないと思って諦めてました。でも今回の事で明日はどうなるかわからないと思ってチ胥吏がよければ一緒に暮らしましょう。」
「そっ・・・そっ・・・そっ・・・そう言われても、どう答えてよいかわからぬ。」
チ・チョンドクはドキドキしました。
「オクニョや。オクニョや。」
テウォンが家の外から呼びかけました。
「ユッ、ユッ、ユン・テウォンナウリが来たみたいだな。」
チ・チョンドクは恥ずかしくなりました。
「私が出ますね。」
「いっ・・・言ってくれ。アイゴ。いろんなことが次から次へとアイゴ。」

ユグムは庭に出るとオクニョは出かけていると答えました。チ・チョンドクも庭にでるとオクニョに何があったか尋ねました。テウォンはここで待たせてほしいと言いました。

チャンスはチャン・ソンプンに会い大行首(テヘンス)に会いたいと言いました。チャン・ソンプンはチャンスをオクニョに会わせました。チャンスはトンチャンに検視係と目撃者を殺さないかと誘われたと言いました。オクニョはチャンスに引き受けるように言ってほしいと言いました。

オクニョはチョヒに捕盗庁(ポドチョン)のヤン・ドング部将(プジャン)への事づけを頼みました。

オクニョはヨジュの酒場でヤン・ドングと会うと犯人はミン・ドンジュとチョン・マッケが首謀者で手を下したのがトンチャンなのでヤン・ドングが事件の再捜査をすすめてはどうかと言いました。

ミン・ドンジュ商団。
ミン・ドンジュとチョン・マッケはトンチャンに荷が入ったか尋ねました。するとそこにヤン・ドングが兵を率いて現れチン・スミョン殺しの罪でチョン・マッケだけを連行しました。ミン・ドンジュはトンチャンに事情を調べるよう命じました。

ユン・ウォニョンの家。
ミン・ドンジュはチョン・ナンジョンに助けを請いました。
チョン・ナンジョンはミン・ドンジュになぜ手を打たなかったのかと叱咤するとすぐに捕盗大将(ポドテジャン)に会うと言いました。

捕盗大将(ポドテジャン)はヤン・ドングを呼び出すとチョン・マッケを帰すように命じました。ヤン・ドングは証拠は上がっていると言うも捕盗大将(ポドテジャン)はヤン・ドングを叱りました

イ・ジョンミョンの家。
オクニョはハン尚宮(サングン)と会い髪飾りは中宗(チュンジョン)大王の寵愛を受けた証ではないかと大妃から聞いた話を言いました。ハン尚宮(サングン)がその話を聞いて驚くとともに認めました。オクニョは母が承恩(スンウン)を受けたのではないかとハン尚宮(サングン)に尋ねました。
「それはわからぬ。」
「ママニム。私は髪飾りの意味を知って戸惑いました。考えないようにしました。一人では耐えられそうになかったからです。ですがやはり知りたくなりました。教えてください。」
「カビは寵愛を受けたかもしれぬ。だがカビは一人で消えたわけではない。カビが消えた後に従事官もに姿を消したのだ。イ・ミョンホン様という方だが行方がわからぬ。確かめるためにイ・ミョンホン様を捜している。お前の父かもしれぬ。ゆえにイ・ミョンホン様が見つかるまで待っていてくれぬか?」

夜。
オクニョは落ち込んだ様子で道を歩いていました。チョヒはオクニョの心配をするとオクニョは大丈夫だと言いました。

カン・ソノはミン尚宮(サングン)に呼ばれて来ると、イチョン(おそらく利川のイチョン)からの手紙を渡しました。
「イ・ミョンホン様がイチョンに帰っています。あの方が戻ったら連絡をくれと実家の使用人に命じたのです。すぐに行かなくては。」
カン・ソノは驚きイチョンに馬で向かいました。ミン尚宮(サングン)はこのことをハン尚宮(サングン)に伝えると約束しました。

オクニョは家に着くとチェヒを帰らせました。テウォンが庭でオクニョを待っていました。オクニョは部屋にテウォンを入れました。
「俺が御使様(オサナウリ)に会わぬように言ったのに会っているのか?」
「ええ。何度か会ってます。」
「なぜ危険を冒す。あの方に会うのは危険だと言ったじゃないか。なぜ会っているのだ?」
「御使様(オサナウリ)から話は事情は聞きました。御使様(オサナウリ)は動きが見張られていると私も危ないから気を付けなければならないそうです。ですから必要な時だけ会っています。心配しないでください。」
「あの方にはもう会わないようにしてほしい。今は訳を話せないがこれ以上オクニョに危険な目に遭ってほしくない。」
「わかりました。旦那さまが御使様(オサナウリ)に会わないようにおっしゃるのなら、もう一度考えてみます。」
「俺は平市署(ピョンシソ)を辞めるつもりだ。平市署(ピョンシソ)を辞めてコン・ジェミョン様と外知部(ウェジブ)を始めようと思う。」
「外知部(ウェジブ)?」
「この前の裁きで弁護するお前を見てこの国には外知部(ウェジブ)が必要だと思った。ユン・ウォニョン大監の罪を俺が償いたい。」
「ナウリ。」
「オクニョ。お前が力を貸してくれないか?俺と顔を合わせるのはつらいのはわかる。だが外知部(ウェジブ)を育てるのに力を貸してほしい。」
「はいナウリ。考えてみます。」

深夜のイ・ミョンホンの家。
カン・ソノはイチョンに着きました。使用人はイ・ミョンホンの具合がよくないと言いました。カン・ソノが部屋に入るとイ・ミョンホンは寝込んでいました。
「ナウリ。ナウリ。」
カン・ソノは声を掛けましたがイ・ミョンホンは眠ったまま起きませんでした。使用人は二日前に帰って来た時にはやつれていてもまだ意識はあったと言いました。

医員はイ・ミョンホンを脈診し鍼を打ちました。
カン・ソノが部屋から出るとイ・ミョンホンは目を覚ましました。

庭。
「ナウリは長い事追っ手から逃げ回る暮らしであちこちが弱っていました。」
使用人はカン・ソノに言いました。
「戻った時に、何か言ってなかったか?」
「死ぬ前に故郷に戻りたかったそうです。再び会えるとは思ってませんでした。」
すると医員が出て来ました。
「どうだった?」
カン・ソノは医員に尋ねました。
「お気づきになりました。」

部屋。
カン・ソノと使用人の男はイ・ミョンホンと面会しました。
「ナウリ。どうですか?」
「ああ。そう騒ぐな。この者は?」
イ・ミョンホンは起き上がり首を回しました。
「ナウリに会いに来ました。」
「イ・ミョンホン様ですか?私はカン・ソノと言います。」
「なぜ私を知っている?」
「旦那様はカビを知っていると聞きました。」
「お前は何者だ。なぜそのような事を聞く。」
「ご心配なく。私はハン尚宮(サングン)様の知人です。」
「ハン・グモム?」
「大殿内人のハン・グモム様です。覚えていますか?旦那様もお加減が悪いので手短に話します。カビ様がお子を産んだのは聞いていますか?」
「カビ様が無事にお子をお産みになったのか?」
「はい旦那様。ですがカビ様は子を産み亡くなられました。」
カン・ソノが言うとイ・ミョンホンは愕然とし涙を流しました。

回想シーン。
イ・ミョンホンはカビを守り逃げ回る場面。

イ・ミョンホンはカビとの逃亡の日々を思い出すと涙を流しました。
「ナウリ。その子を私とハン尚宮(サングン)様で守っています。私はその子のことを聞きたくてあなたの事を捜していました。」
カン・ソノが言うとイ・ミョンホンは頷きました。

回想シーン。
竹藪の中でイ・ミョンホンとカビは追っ手に囲まれました。カビは大きなおなかを抱えてもう逃げられないと座り込みました。イ・ミョンホンは都に行って人に紛れるように言うとカビを先に行かせました。イ・ミョンホンは刀を抜いて十数人の追っ手と戦いました。

王の執務室。
ハン・ジェソはオクニョから話があると明宗に伝えました。
明宗はオクニョを宮殿に連れてくるようにハン・ジェソに命じました。

夜の街。
ハン・ジェソはオクニョを呼び王宮に連れて行きました。

明宗は王の姿のままオクニョを待っていました。

感想

オクニョ38話の感想です。オクニョの正体がもうわかったも同然になりましたね。もしもオクニョが中宗(チュンジョン)とカビの娘としたら、オクニョは明宗の姉か妹になると思います。カン・ソノはオクニョが王女様かもしれない前提で動いてますね。でもカン・ソノって?まか探体人(チェタミン)なのか?王宮でも別途職を持っていて出仕しているのか?昼間は何をしているのか最近描写されてませんね。探体人(チェタミン)だとすれば大妃やユン・ウォニョンの命令があるはずなのに?そこはどうなってるのでしょうか。都合よく無関係になってるのかな?

テウォンは平市署(ピョンシソ)をやめて外知部(ウェジブ)を育てることに。テウォンと言えばいっぱいお金儲けしてチョン・ナンジョンを倒すことが目標だったはずでは???テウォンのチョン・ナンジョンへの復讐はいったん停止でしょうか?それとも何か策があって外知部(ウェジブ)を育てるのでしょうか。

逃亡中のイ・ミョンホンも無職なのにどうやって二十数年逃げ回ることができるのでしょうか?お金はどうしてるのか?肝心なところがわかりませんね。支援者でもいるならわかるけど、たった一人で逃げ回ってるなら生活費も稼がないといけないし、どうなんでしょうね?

いろいろと辻褄が合いません。

オクニョとテウォンの恋も・・・あれれ・・・ソン・ジホンは恋愛の面でも政治でも今回は出番なし。なんだからあっさりしすぎてますね。

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