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客主-객주ケクチュ19話の詳しいあらすじ


韓国ドラマ客主-ケクチュ-商売の神19話のあらすじと感想

韓国ドラマ客主-ケクチュ-商売の神

目次


あらすじ

ソン・マンチは部屋で食事を頬張っていました。そこに子分のコムベが現れ松坡馬房(ソンパマバン)の食事の旨さを褒めたたえました。
「貴様いつからチョン・ボンサムの子分になった!」
ソン・マンチは食事をひっくり返しました。
「兄貴!飯がもったいない!」
「男は義理を大事にするものだ。奴の子分になるなど絶対許さん!」
「俺は兄貴の弟分ですよ。」
「ならば、チョン・ボンサムを殺せ。船上で隙を見て海に突き落とせ!」
「え?」
コムベには意味がわかりませんでした。
「(あなた約束したでしょ。チョン・ボンサムと戦って決着をつけると。)」
パングムは身振り手振りでソン・マンチに話しかけました。
「俺は約束を破ってない。破ったのはボンサムの奴だ。ボンサムの奴は子分たちを行商人に取り立てて馬房(マバン)で雇うと言った!」
「あ~あ~あ~(それでも約束は約束よ。あんたそれでも男なの?)」
「チョ・ソンジュンも松坡馬房(ソンパマバン)も皆奴に奪われた!このうえ子分まで奪われたらこのソン・マンチはどうやって生きていけるというんだ。」

「あう!あ~どうすりゃいいんだ!兄貴か、行首様か。どっちか選べだなんて無理だ。」
コムベは木の下に寝そべると頭を掻きむしりました。
「コムベや。俺と小便しよう。」
ソン・マンチが現れました。
「わかりました。誰が遠くに飛ばせるかで俺が態度を決めます。兄貴。男らしく遠くへ飛ばしましょう。なぜ女みたいな格好で・・・!なぜです?男の印が、男の印が見えません。」
コムベはしゃがみ込んでしゃがんで小便をしているソン・マンチのあそこをのぞき込みました。
「このソン・マンチが男の印を失ったのはあいつ、チョン・ボンサムのせいだ。どうするのだ。チョン・ボンサムを海に突き落とすか、今俺を川に沈めるか決めろ。コムベや。」
ソン・マンチはコムベに嘘をつき同情を誘いました。
「兄貴。俺は、俺は兄貴の子分です。最期まで兄貴についていきます。ほかのことは許せても・・・・・・男の印を斬り落とすなんてあんまりです。絶対に許せません。これは、こんなことは獣だってしませんよ!このコムベは命に代えてもチョン・ボンサムの奴を殺してみせます。」

夜になりました。
キル・ソゲはキム・ボヒョンの家にいました。
「日本の商人と話がつきました。米は群山(クンサン)で渡し、私が代金を金塊で受け取ります。」
キル・ソゲはキム・ボヒョンに言いました。
「やはりお前は抜け目がないな。」
キム・ボヒョンはソゲに言いました。
「米が消えたら誰かが責任を取らねばなりません。税穀船運搬の船団長の役人を義禁府に引き渡しては?」
「話がややこしくなる。そちが宣恵庁(ソネチョン)監察官として税穀船の上で奴を殺せ。」
「たやすいことですが義禁府に任せたほうが・・・。」
「だめだ。だめだ。チョン・ボンサムに弁明の機会を与えてはならぬ。」
「必ずチョン・ボンサムを殺せとおっしゃるのですか?」
「奴を生かしておくのは百害あって一利なしだ。船から降ろしてはならぬ。船上で決着をつけろ。」
「わかりました大監(テガム)様。」

キル・ソゲの家。
「悪縁は簡単には切れぬ。また会うだろう。そのときチョン・ボンサムを立ち直れないほどに打ちのめせ。それが私への恩返しだ。」
キル・ソゲはケトンの言葉を思い出していました。
「悪いなケトン。計画が変わった。ケトンには済まないがやはりチョン・ボンサムを殺さねばならぬ。ケトンのやつも諦めがつくだろう。ボンサム。ボンサム。」
キル・ソゲはつぶやきました。



ソリンの部屋。
「ママニム(巫女様)、ママニムに再会できるなんて。松坡でご結婚なさったのでは?」
ソリンはメウォル(ケトン)に会っていました。
「ほかに女ができたようです。捨てられました。」
メウォル(ケトン)は答えました。
「酷い男ですね。これほど美しく聡明な方を捨てるとは。ママニムのもとにいつか帰ってきますよ。」
「奥様。息子をお産みください。大行首(テヘンス)様の息子を産むのです。」
「それが義務だとわかっています。巫女様に吉日を教えていただきとうございます。」
「今日と明日。この二日間だけです。床を共にすれば必ず息子が授かります。母として生きなさい。奥様の美しいお顔は災いのおとです。幸せを阻んでいる現んです。」
「それはどういう・・・。」
「大行首(テヘンス)様の息子を産めば煩悩は消えます。子を産めば男の欲望の対象でなくなり平穏に暮らせます。」

辛家大客主(シンガテケクチュ)。
「大行首(テヘンス)様。松坡(ソンパ)と海賊の区別がつくように手を打ちました。それと役所で武器の支給を受けねばなりません。書類に印をいただければ我々が取りに行きます。」
ボンサムはシン・ソクチュに会いました。
シン・ソクチュは頷くだけで顔を背けていました。
「力ずくで暴れる海賊など取るに足らぬ。年貢米によだれを垂らす役人どもにはどうやって対処する?」
「宣恵庁(ソネチョン)堂上大監のことでしょうが今は何も考えていません。出港後にキル監察官に談判するつもりです。」
ボンサムが言うとシン・ソクチュは頷きました。
「大行首(テヘンス)様。」
メン・グボムが部屋に入って来ました。
「遅かったですね。武器の支給を受けないと。」
ボンサムはメン・グボムに言いました。
「そうだった。重大なことが起きたものではっはっはっは。」
メン・グボムは暗にシン・ソクチュのことを笑いました。
「それは、明日でよい。」
シン・ソクチュはメン・グボムの冷笑の理由に気づいていました。
「急用でもあるのですか?」
メン・グボムはシン・ソクチュに尋ねました。
「膝が痛む。雨になるだろう。火薬が湿ってはいかん。」
シン・ソクチュは言いました。
「ご老人の膝は実に不思議です。どうして天気をぴたりと・・・はっはっは・・・申し訳ありません。」
メン・グボムは笑いました。
「なぜ謝るのだ。私が老人なのは事実ではないか!」

チョン・ボンサムは庭に出ました。
「妙だぞ。ボンサム。何かなかったか?」
庭で待っていたチェ・ドリはボンサムに言いました。
「どういうことだ?」
ボンサムは二人に尋ねました。
「使用人の様子が変だ。」
ソンドルもボンサムに言いました。

辛家大客主(シンガテケクチュ)の門が閉じられました。

「あ~さてと。光陽(クァンヤン)からの物資がいまだに届かぬ理由は・・・。あっはっはっは。あっはっはっは!何だ?何の真似だ。」
メン・グボムはシン・ソクチュの席に座ると帳簿を閲覧していると使用人たちが部屋に入って来ました。
「連れ出せ!」
「あっあ~!あ~!」
メン・グボムは棒で殴られて連れ出されました。

「お嬢様!たいへんなことが庭で起きてます!」
ウォルはソリンに連絡しました。
「大声出さないで。お客様が驚かれるわ。」
ソリンはウォルに言いました。
「メン行首が暴行を受けてます。」
「どういうことだ。」
「分かりません。みんな耳を塞いでいるので聞けないし、門も全部閉まってます。」

メウォル(ケトン)は庭に行くと茂みの陰からメン・グボムの様子を盗み見ました。

「いくら使用人を追い出すにしても名分が必要です。このメン・グボムを追い出すには・・・三十五年もの間身を粉にして辛家大客主(シンガテケクチュ)に仕えてきました。一体どうして!どうして私が何の罪を犯したというのですか。」
メン・グボムは血を流しながらシン・ソクチュに言いました。
「こえだ。お前の部屋の天井裏にあった。」
シン・ソクチュは阿片の包みをメン・グボムに投げました。
「これは・・・。」
「入れ。メン行首が阿片を密売したという証拠はあるのか?」
シン・ソクチュは執事の男に尋ねました。
「・・・!」

回想シーン。
「阿片を売れ。シンの奴に勝つには裏金を作らねばならぬ。芥子の実を売ればよい。」
キム・ハクチュンはメン・グボムを唆していました。

「裏帳簿もありました。ここに書かれています。」
執事の男は言いました。
「あの時は私が我を失っていたのです。天に誓って言いますが、たった一度の過ちです!」
メン・グボムは釈明しました。
「人生に、二度目があると思うのか!人だけでなく、客主も、一度の失敗で滅ぶのだ。大きな山でさえほんの一瞬にして崩れる!」
「はっはっは。そうか。分かったぞ。私を追い出したいのだな。私が口を開くのをおそれているのだろう。妻にした女の醜聞が世に広まるのを。チョン・ボンサムとあの女の関係を隠すために、大行首(テヘンス)様は私を殺すおつもりですかーーー?」
「あれほど口に気を付けよと言ったのに。阿片の密売は国法で禁じられた大罪だ。六牟塵(ユギジョン)大行首(テヘンス)は六牟塵(ユギジョン)の掟で裁きを下す。始めろーーー!」
「はい大行首(テヘンス)。やれ!」
執事は使用人に命じました。

「お嬢様!お嬢様!メン行首が舌を切られます。」
ウォルは部屋にいるソリンに報告しました。
「メン行首の罪は何なの?」
「大行首(テヘンス)様に隠れて阿片を密売したとか。お嬢様!お嬢様!」
ウォルが答えるとソリンは腰をぬかしました。

日中の松坡馬房(ソンパマバン)。
「メン行首が追放されたって?あいつは番頭だろ?」
ソンドルはドリに言いました。
「嘘じゃない。あいつは舌を・・・切られたとか。大行首(テヘンス)が命じたらしい。」
「舌を?マジか?大行首(テヘンス)は残酷な人だな。何の失敗があって舌を切るんだ?罪状は?」
ソンドルはドリに言いました。
チョン・ボンサムの表情が蒼白になりました。
「それがわからないんだ。辛家大客主(シンガテケクチュ)の商人も、使用人もメン・グボムが何の罪を犯したか知らないんだ。」

ソリンの部屋。
ソリンは寝込んでいました。侍女のウォルは薬を運んで来ました。
「心配だわ。胸がざわめいて破裂しそう。」
「お嬢様。メン行首は阿片を密売しました。自業自得です。」
「阿片で舌を切られるなんて。はあ・・・罪状に合わないわ。旦那様はそんなことする人じゃないもの。ウォルや。松坡馬房(ソンパマバン)に行って。」
「出立祭のとき何かあったんですか?あの客主と何かあったんですね?」
「人目を避けて行きなさい。今すぐ松坡(ソンパ)に行って私の言葉を伝えてちょうだい。あの方の生死があなたにかかっているの。」
ソリンはウォルの手を握りました。

ウォルは辛家大客主(シンガテケクチュ)から出て行こうとするとシン・ソクチュが門に立っていました。

「お前は主人を救いたいか?」
シン・ソクチュは部屋にウォルを呼んで言いました。
「旦那様。お嬢様をお助けください。お嬢様に罪はありません。この際なにもかもお話します。お二人がご結婚なさる前にあの方が義州で川に落ちたお嬢様を助けたのです。それだけではありません。お嬢様を、お嬢様をお許しください。私が罰を受けます。」
ウォルは土下座しました。
「お前の主人を助けたければこれを、チョン・ボンサムの奴に渡せ。」
シン・ソクチュは手紙をウォルに託しました。

チョン・ボンサムはウォルから手紙を受け取りました。
「そうか。大行首(テヘンス)様の手紙以外に伝言とは何だ。」
「まずは書信をお読みください。」
ウォルが言うとボンサムは手紙を開けました。
「今逃亡すればお前ひとりは生き延びられる(シン・ソクチュの声)。」
「早く、早く逃げてください。今のはお嬢様のお言葉です。大行首(テヘンス)様でなくお嬢様がお伝えしろとお命じになられました。お嬢様の命も危ないんです。今大行首(テヘンス)様に会えば客主様が殺されます。会わなければお嬢様が・・・お気の毒に。かわいそうなお嬢様。どうしたらいいの。」

夜になりました。
チョン・ボンサムはシン・ソクチュに会いに行きました。
「座れ。」
シン・ソクチュはボンサムに命じると盃を渡しました。
「大行首(テヘンス)様。責任は私にあります。罰は私が受けます。奥様に罪はありません。」
「飲め。ここへ来たからには死を覚悟しているだろう。飲め。」
「・・・・・・。」
「どうした。死ぬのが怖いか。死を目の前にして怖くなったか?」
「怖くないと言ったら、嘘になります。」
「ふっふ。逃亡したいならそこを開けて出ていけ。最期に一度だけ生き延びる機会をやる。」
「・・・・・・。大行首(テヘンス)様。私が死ぬことで、終わりにしましょう。私の、命を奪うことで。どうか。終わりにしてください。」
ボンサムは盃を手に持ち目を潤ませながら酒を飲みました。

シン・ソクチュの家に何者かが忍び込みソリンをさらいました。

「く・・・あ・・・大行首(テヘンス)様。死にゆく者の最期の頼みです。松坡馬房(ソンパマバン)のソンドルを・・・船団長にしてください。そして税穀船を一粒残らず運んだら、約束通り、松坡馬房(マバン)をお救いください。すべて・・・この私の過ちです。奥様・・・奥様は・・・・・・どうか・・・・お許しくださ・・・・。」
ボンサムは急に苦しくなり地面に倒れました。

部屋。
ソリンは縛られていました。
ボンサムはソリンがいる部屋で目覚めました。
ボンサムはソリンの縄を解きました。
「あなた・・・。」
「なぜだ。なぜあなたがここにいるんだ!誰かいないか!どうなんだ。待ってろ。」
ボンサムは部屋を出て行こうとしました。

シン・ソクチュの部屋。
「本来口は飯を食うために作られた。それを人間どもは余計なことを言うために使う。だから死を招くのだ。」
シン・ソクチュは縄をウォルに投げました。
「客主様。私に首をつれとおっしゃいますか?」
「あの二人が死ねば醜聞を知るのはお前だけになる。お前の口を封じねば、その縄で首をくくるのだ。」
「・・・・・・私は、貧しい家に生まれ、妓楼に売られるときにお嬢様に救われました。だから・・・命をかけて恩返ししたいのに、お嬢様をお守りできませんでした。死にます。一人だけ生き残っても仕方ありません。」
ウォルは縄を首にかけました。
「卑しい侍女だが、心がけだけは見上げたものだ。その縄で、私を縛り上げろ。」
シン・ソクチュは酒を飲みました。
「え?」

門。
「誰かいないか~(イボシヨ)。誰かいないか~。」
チョン・ボンサムは人を呼びました。門が外側から堅く閉ざされていました。
「ここから逃げてもいずれ大行首(テヘンス)様に捕まります。私たちをお許しになる人ではありません。」
ソリンはボンサムに言いました。
「俺が死ぬから終わらせてくれと。毒酒を飲むときにあれほど頼んだのに。」
「一人で死ぬつもりですか?一緒に死ぬなら怖くありません。私が恐れるのは、一人だけ生き残ることです。」
「・・・・・・。」

シン・ソクチュの部屋。
「だめだ。もっと強く縛れ。身動きできぬよう縛るのだ。さもないとチョン・ボンサムとお前の主人を殺す。早くやれ。」
シン・ソクチュはソリンに足を縛らせていました。

部屋。
「国師堂(ククサダン)の巫女様は私の容貌が災いの原因で男に害をなすと言われました。まさかあなたに災いを与えるとは。」
ソリンはボンサムに言いました。
「これも俺の運命だと思ってる。あなたと一緒に死ぬことも、俺は後悔しないし恐れもしない。泣かないでくれ。泣いたらだめだ。笑って死のう。あの世への道がどれほど遠いか知らないが、俺は、この手を離さない。共に手を取り笑って歩いていく。」
ボンサムはソリンに言いました。
「ええ。必ずそうしてください。離さないでください。私も離しません。あなたの胸で最期を迎えられるなら、私は幸せです。」
ソリンはボンサムの手に手を重ねました。
ボンサムはソリンの頬に触れるとソリンを抱擁しました。
ボンサムはソリンを見つめると、優しく口づけをしました。

シン・ソクチュの部屋。
シン・ソクチュは完全に縄で縛られていました。
「大行首(テヘンス)様は息子を産まれます。体が丈夫で賢い男の子です。大行首(テヘンス)様をしのぐお方になられます。」
シン・ソクチュはメウォルの言葉を思い出して悔しくなりました。
シン・ソクチュはボンサムとソリンが抱き合っているところを思い出して悔しくなりました。

国師堂(ククサダン)。
メウォルは侍女と仙人像に向かって何度も祈っていました。お札には船団長チョン・ボンサム。監察官キル・ソゲと書かれていました。
「鶏が鳴く頃、船団長チョン・ボンサムと監察官は税穀船に乗ります。無事に航海が終わるように厄を御払いくださいませ。」
するとメウォル(ケトン)は突然ふらつきました。メウォル(ケトン)はお香をつまむと頭を押さえました。
「あ・・・。」

朝になりました。
「お嬢様!お嬢様!庭に来てください!」
ウォルは庭からソリンに呼びかけました。
ソリンはボンサムと同じ布団で眠っていました。
「あなた。」
ソリンはボンサムを起こしました。
「お嬢様。お知らせがあります!」

庭。
「大行首(テヘンス)様が俺に船に乗れと?」
ボンサムはウォルに聞き返しました。
「船団長なしでは税穀船を出せません。西江(ソガン)に行ってください。」
ウォルはボンサムに言いました。

ソリンの部屋。
「お前(恋人に呼びかける言い方で適当な日本語がなかったです)。これで俺は大行首(テヘンス)に命の借りを作った。」
ボンサムはソリンに言いました。
「私もまた救われた恩は忘れません。」
ソリンはボンサムに言いました。
「今日が最後だ。あの方に、命を助けてもらったからには裏切ることはできない。」
「どうか、道中ご無事でお行きなさい。あなたの夢を、かなえてください。」
ソリンはボンサムに服を渡しました。
ボンサムは服を受け取ると部屋から出て行きました。
ボンサムが去るとソリンは安堵したように表情を緩めました。

感想

客主19話の感想です。またまたド派手な展開になってしまいました。まずメン・グボムが舌を切られて追い出されて、ボンサムとソリンを殺そうとしたシン・スクチュは、ボンサムもソリンも相手を見捨てて逃げるような卑怯者ではないと知り、ソリンとできていたとしても仕事も恋も誠実なボンサムを憎くても手放したくなくなり一晩我慢してボンサムと商売を継続する決断をしました。ここではシン・ソクチュがソリンを本当に妻として気に入っているところと、シン・ソクチュが必要としているのは本心から自分に忠誠を誓ってくれる商売のパートナーであることがわかります。

縛られているシン・ソクチュの姿は興味深いものがありましたね。自分の激情に耐えるために自分を縛り付ける人の姿はなかなか見られるものではありません。一晩たってシン・ソクチュもこの大きな苦しみを乗り越えたら心が大きく成長しているはずでしょう。

今回の見どころのひとつにチョン・ボンサム演じるチャン・ヒョクのキスシーンがあります。チャン・ヒョクは半グレみたいな演技なんですが、恋人との抱擁とキスシーンとなると繊細なまでに優しく女性を扱う♂になってます。アイリス2でもチャン・ヒョクのベッドシーンがありましたけど、こちらのドラマのほうがもっと優しい振る舞いをしている感じがします。

しかしソリンは結婚中の身。ボンサムが未婚の状態のソリンとイチャイチャしていた時と状況は違います。こんな時に主人を裏切っていいのかな???という疑問は残りました。

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