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客主-객주ケクチュ15話の詳しいあらすじ

韓国ドラマ客主-ケクチュ-商売の神15話のあらすじと感想

韓国ドラマ客主-ケクチュ-商売の神

目次


あらすじ

チョン・ボンサムはチェ・ドリとソンドルと夜の山道を歩いているとキル・ソゲが現れました。キル・ソゲはキム・ハクチュンの死が側室ソホンが金欲しさにやったことだと嘘を言いました。
「江景(カンギョン)では悪名高い女だそうだ。あの女のせいで滅んだ客主が何人もいる。ボンサムもあの女の刺客に殺されかけただろ?ケトンと俺が通りがからなかったらおお前は死んでいた。俺も殺されかけた。」
「でもボンサムを救うために土下座までしたんだぞ。おかしくない?」
ソンドルは言いました。
ボンサムはキム・ハクチュンの側室に罰を与えると言いだしました。
「俺たちには、国の法より厳しい行商人の掟がある。」
「ボンサム。慎重になるべきだ。」
ソンドルはボンサムに言いました。
「あの女はキム・ハクチュンを殺しただけでなくソゲ兄さんの命も狙った。そんな女を許せるか!」
「どうやって懲らしめる?」
チェ・ドリは言いました。
「あの川だ。チョ客主とワンバル兄貴の霊がさまようあの冷たい皮に俺が沈めてやる。」
ボンサムはソホンを殺そうと思いました。
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ソホン(チョン・ソレ)は千家客主(チョンガケクチュ)の扁額に語り掛けていました。
「お父さん。やっとボンサムに会えました。はあ・・・。」

ボンサムはキル・ソゲとキム・ハクチュンの家に忍び込みました。ボンサムは見張りに立ち、キル・ソゲはソホン(チョン・ソレ)に会いました。キル・ソゲはソホン(チョン・ソレ)を殴って気絶させて縄で縛りました。ボンサムが部屋に現れるとキル・ソゲは慌てて千家客主(チョンガケクチュ)の扁額を隠しました。
「兄貴。どうした。」
「はやく縛れ。」
ソゲはボンサムにソホンの口にさるぐつわをはめさせました。目が覚めたソホン(チョン・ソレ)はボンサムを見て騒ぎましたが自由に話せませんでした。ボンサムとソゲは箪笥の中にソホン(チョン・ソレ)を押し込み鍵をかけました。
「(ボンサム。私よ。お姉さんよ。ここから出して!お父さん。助けて。)」

崖。
ボンサムとソゲ、チェ・ドリとソンドルはソホンが入ったながもちを運びました。
キル・ソゲはチョン・ソレが入ったながもちを崖から突き落とそうとしました。
「ちょっと待て。女に罪状を告げるべきだ。開けろ。私的な制裁じゃない。松坡馬房(ソンパマバン)を代表して行う京畿道商人の裁きだ。」
ボンサムは言いました。
「ボンサムの言う通りだ。人の命に関わることだから山賊みたいなことはできない。」
チェ・ドリは鍵を開けました。
「お前は、キム・ハクチュンを殺して松坡馬房(ソンパマバン)のチョ客主とワンバル兄貴に罪を着せて謀殺した。行商人がしてはならない重罪を犯した。」
「(ボンサム。お願い。話を聞いて。十八年も待ったのよ。やっと会えたのに。だめよ。)」
ソホン(チョン・ソレ)は心の中でボンサムに語り掛けました。
「松坡馬房(ソンパマバン)京畿道任房(イムバン)の名においてこの極悪非道の女に罰を与える。死をもって、罪を償え。閉めろ。」
ボンサムはソホン(チョン・ソレ)に言いました。ソホン(チョン・ソレ)は悲鳴を上げて抵抗しました。再び蓋が閉められ海に投げ入れられました。
「あの世で、客主様とワンバル兄貴に会ったら許しを請え。行こう。」
ボンサムはソホン(チョン・ソレ)に言いました。

「ボンサム~!ボンサム~!お父さん。今からお父さんのもとに行きます。ボンサムを、キル・ソゲからボンサムを、お守りください。それから、ボンサムが今日のことに気づかぬようお助け下さい。自分の手で罰した女が私と知ったら、ボンサムはきっと耐えられない。幼かったボンサムもいまでは立派な大人になりました。」
チョン・ソレは沈みゆく箱の中で叫び意識を失いました。
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朝の漢陽(ハニャン)の近くの港。
シン・ソクチュは妻のソリンと巫女のケトンと一緒に舟を降りました。するとメン・グボムが現れキム・ハクチュンがチョ・ソンジュンに殺されたと報告しました。

シン・ソクチュはメン・グボムに香典を預けました。ケトンはここで別れると言うと、シン・ソクチュはケトンに相談の謝礼を渡し何かあったら自分に頼るように言いました。ケトンはもう二度とシン・ソクチュに頼ることはないが気持ちは頂くとお金を受け取りました。ケトンはソリンに男子を産むように言うと去りました。

ケトンはメン・グボムを追いかけ本当に犯人はチョ・ソンジュンか尋ねました。メン・グボムはケトンにチョ・ソンジュンのもとに嫁ぎに行くのかとからかうと船に乗って江景(カンギョン)に発ちました。ケトンは「二人(ボンサムとキル・ソゲ)の悪縁を断ち切らねば」とボンサムの心配をしました。

ボンサムはソゲに一緒に来ないかと尋ねました。キル・ソゲはケトンを捜すと言いました。
「馬房(マバン)を取り戻したら顔を出してくれ。塩辛を売るよりは割のいい商売だ。」
「お前の下で働けと?俺は親父とは違う。松坡馬房(ソンパマバン)を取り戻せ。」
「ありがとな。ケトンに会ったらよろしく言ってくれ。」
ボンサムとソゲは別れの盃をかわしました。

夕方。
ボンサムはソホン(チョン・ソレ)を鎮めた場所で海を眺めていました。
「何を言おうとしてたのかな。あの時、女の話を、聞けばよかった。」
ボンサムが言うとソンドルはボンサムは正しかったので女のことは忘れるように言いました。ボンサムとソンドルとソゲは公州(コンジュ)を目指して発ちました。

夜。
泥酔したキル・ソゲはソレにために酒を庭にまきました。するとソレの亡霊が庭に立っていました。
「ソレや。俺を恨むなよ。自業自得だ。飲めよ。なぜだ!なぜ刺客を放ち俺を殺そうとした!自業自得だ!俺は後悔してないぞ。一線を越えたらもとに戻れないと言われた時俺はわからなかった。このことだったのか?そんな一線は、何度でもこえてやる。チョン・ソレ。俺の親父が殺された時に、俺は一線をこえてたんだ。俺も考えた。ソレと、俺。ボンサム。すべて水に流し、元に戻れるんじゃないかと。ずっと昔、千家客主(チョンガケクチュ)の頃に。ソレや。俺が六牟塵(ユギジョン)の大行首(テヘンス)になるまで待っててくれ。この世で、一番大きな墓を建ててやる。」
キル・ソゲは泣きました。
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シン・ソクチュは漢陽(ハニャン)の辛家大客主(シンガテケクチュ)に帰りました。
「ここ降ります。商人の妻がどうして輿に乗ったまま門をくぐれましょうか。」
ソリンはシン・ソクチュの許しを得て輿から降りました。
「今日から、ここがそちの家だ。さあ。帰ろう。」

メン・グボムの部下はグボムの指示でシン・ソクチュの部屋の様子を探りました。
「私が、そちに何を望んでいると思う?」
シン・ソクチュはソリンに言いました。
「お食事であれ歌であれ踊りであれ舞いであれ何なりとご命令ください。十五万両分の働きはします。」
ソリンは言いました。
「息子が欲しい。」
「天の、助けがあれば息子の顔を拝めるはずです。」
ソリンが答えるとシン・ソクチュは蝋燭の灯かりを消してソリンの頬に触れ布団の上に覆いかぶさりました。シン・ソクチュは人の気配を感じて立ち上がりました。
「これは、天の助けでなく、そちの力が必要だ。今夜中に片付ける仕事がある。床は別にしよう。私は、そちの似顔絵を見て心動かされた。絵を見た瞬間、金儲け以外に興味のなかった私がときめいたのだ。美しい女人(にょにん)に心寄せるのは若者に限ったことではない。若者の心は美しいが、老いた者の心が皆醜いわけではない。」
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日中の松坡馬房(ソンパマバン)。
ボンサムとチェ・ドリとソンドルが馬房(マバン)に来ると、債権者たちが馬房(マバン)に押しかけて騒いでいました。そこにケトンが現れ債権者に説教をはじめました。ケトンは皆にクッパをごちそうすると言い案内しました。
「なぜあんたが馬房(マバン)をしきってるんだ?客主様と親しいのか?」
ボンサムはケトンに言いました。
「初代のことは知らないけど、二代目のこてゃ知ってる。」
「俺を知ってるのか?」
「恩返しすると言った約束を破っておいて、今度は知らないふりをするの?」
ケトンはボンサムに言いました。
「トン・・・トン・・・トン・・・・!」
ボンサムはケトンを指さしました。
「ケトン!」
チェ・ドリは言いました。
「私は、ケトンよ。ふふふ。」

夜の馬房(マバン)。
ボンサムは帳簿を整理していました。ケトンは客をうまく返したとボンサムに言いました。
「こんなに美しい女性があんな真似を?似合わないぞ。」
ボンサムはケトンに言いました。
「それよりほかに聞くことはないの?望みをかなえてよ。」
「ああそうだ。ケトンの願いを言ってくれ。」
「あなたと、結婚したいの。妻にしてください。」
「アイゴ、ケトンや。ははははは。」
「あなたの妻になることが、私の唯一の望みなの。」
「・・・・・・。」
「なんなの?喜んでくれると思ったのに。」
「嬉しい世。嬉しい。馬房(マバン)はむさくるしいおとこであふれてる。かわいい妹ができたんだ。嬉しいよ。」
「妹ですって?」
「だめだ。できない。」
「そう。今は結婚どころじゃないわね。馬房(マバン)をとりもどし・・・。」
「馬房(マバン)。おまえは俺の命を助けてくれた恩人で妻にはできない。妹だ。俺は、心に秘めた女人(にょにん)がいる。」
「違う。違うに決まってる!あなたに会うために十年も行商しながら朝鮮全土を回ったのよ!吹雪の中で野宿擦る時、闇夜に山を越える時、崖から身を投げようと、何度も思った。あなたに聞慶(ムンギョン)の山で会って確信したの。この人に会うために、今まで苦労してきたのだと。あなたは、天が定めた私の夫。運命の人なの。」
ケトンは涙を流しました。
「俺の運命の人は、心に秘めているあの人だ。ケトン。落ち着け。先に寝ろ。俺は牛小屋の様子を見てくる。」
「私を愛せないなら、その人を想い続けてもいい。愛し合えればいいけど、そうじゃなくてもいい。義理であれ恩返しであれ私はあなたと結婚しなくてはならないの。」
「アイゴ~。こうして会えたのだから酒を交わして喜びたいが、ケトン。心が落ち着いたら、飲もう。」
ボンサムは部屋から出て行きました。
ケトンは少し泣くと短刀を取り出しました。

シン・ソクチュはキム・ボヒョンと会いました。キム・ボヒョンは金に換えて欲しいと松坡馬房(ソンパマバン)の権利書を見せました。メン・グボムは二十万両になると答えました。シン・ソクチュは地価の上昇が激しいと数年後に三十万両になると言いました。

ケトンは寝ているボンサムに小刀を突きつけました。
「天地神明に誓って約束しただろ?破ったら命で償うと!決めて。ここで死ぬか。私と結婚するか。」
「好きにしろ。お前に任せる。馬房(マバン)をとりもどせないまま死ぬのは心残りだ。ケトン。お前は恩人だから、好きにしていい。」
「私があなたを殺せないと思うの!?」

感想

客主15話の感想です。今回もまた酷い展開になってしまいました。正直客主は面白くないです。キル・ソゲがボンサムを騙してチョン・ソレを崖から落として殺してしまいました。確かソホン(チョン・ソレ)にはオ・ドゥッケというやり手の剣客がいたので、もしかしたらドゥッケがソホンを助けたかもしれませんが・・・どうでしょうね。やっぱりみんなソゲにやられちゃったのでしょうか。キル・ソゲは既に狂ってますね。どうしようもない男です。

狂ってるといえば、ケトンもおかいしですよね。運命の人とかいって、会ったばかりのボンサムにしつこく言い寄って。確かに人は誰でも運命の人を探して出会うものかもしれませんが・・・ケトンは強烈すぎます。チョ・ソンジュンも強烈な人でしたし、暴力的な風習は今でも北方系の誇りでもありますよね。

シン・ソクチュがソリンと床を共にする前にしておく仕事があるとは一体何のことなんでしょうね。優秀な行首メン・グボムを追い出すことなのでしょうか。キム・ボヒョンはキム・ハクチュンから勝手に奪った遺産松坡馬房(ソンパマバン)の権利書の販売をシン・ソクチュに仲介してほしいと頼みました。

これからどうなるのでしょうか。既に4分の1ほど話が終わりましたね。続きが楽しみです。

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