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韓国ドラマオクニョ運命の女(ひと)2話のあらすじネタバレ感想

オクニョ2話のあらすじと感想

韓国ドラマオクニョ

あらすじ

典獄署(チョノクソ)の署長の部屋

文宗王妃(ムンジョンワンビ)の実弟で文宗の義弟で朝廷で権勢を振っているユン・ウォニョンは囚人の学者イ・ジハムに相を見るように命じました。イ・ジハムは15歳のオクニョが優れた占い師であると言いました。ユン・ウォニョンの部下のチョン・デシクとチョン・マッケは少女が優れているはずがないと思いジハムを怒鳴りました。ユン・ウォニョンは今すぐ首をはねられても文句は言えないぞと脅すとイ・ジハムはそれでも構わないと自信を見せました。

チ・チョンドクとイ・ジハムは先に署長の部屋を出ました。
「旦那(オルシ)。あの子は大監(テガム)の運勢がわかりますか?」
チ・チョンドクはジハムに尋ねました。
「お前さんはオクニョの実力をわかっておらんな。あの子を養女にしたおかげで絹の衣が着られるぞ。」
イ・ジハムは笑いました。

ユン・ウォニョンはチョン・マッケに四柱をオクニョに渡すよう命じました。
「娘よ。私の運勢はどうだ。」
オクニョは四柱の書かれた紙を受け取るとすらすらと占いの結果を言い当てました。
「大監(テガム)様(マニ)は寅、申、巳、亥の揃った帝王の運をお持ちです。四孟格の四柱です。四柱命理では四孟格の男者(ナムジャ)はその地位が三公に至ると書かれています。三公は丞相(スンサン)、大尉(テイ)、御史大夫(オサデブ)のことをいいます。」
「朝鮮で最高位とは、領議政だな!」
「さようでございます。」
オクニョはさらにユン・ウォニョンが中流の砥柱であることを言い当て人を牽引し黄河の中流にある柱の形の砥石に似た石で激流に動じず乱世に義を貫き危機に立ち向かう大監のことであると言いました。ユン・ウォニョンとチョン・マッケはすっかり喜びました。

満足したユン・ウォニョンはオクニョの才能を褒め署長のチョン・デシクに彼女が典獄署(チョノクソ)にいる理由を尋ねました。チョン・デシクはオクニョが典獄署(チョノクソ)で産み落とされそこで育ったことを正直に話して嘘を付け加えました。
「哀れな身で追い出そうという者もいますが私が面倒を見ました。どうしてわたしがそのような人の道に背くことができましょうか。」
ユン・ウォニョンはオクニョにごちそうと褒美を与えると約束しました。

夜の典獄署(チョノクソ)の署長の部屋

チョン・デシクはオクニョにごちそうを振る舞い典獄署(チョノクソ)から出て行かないように引き留めました。ユ・ジョンフェもオクニョを褒めました。

典獄署(チョノクソ)の庭

オクニョはチ・チョンドクとユグムに典獄署(チョノクソ)を出て行かなくて済んだと喜びました。

牢屋

オクニョは勉強しながら腕立て伏せをしているジハムに差し入れを持ってきました。オクニョはジハムにユン・ウォニョンが刑死(キョンサ、刑罰によって死ぬ)の相が見えたがそれは言わずに子々孫々繁栄するとおだてておいたことを報告しました。

オクニョの養父チ・チョンドクは囚人のカン・マンボを呼び金を300両貸してくれるよう頼みました。マンボは金を工面するかわりに頼みを聞いてほしいと言いました。

昼間の都城の路地裏

チ・チョンドクはカン・マンボの仲間と接触しました。チ・チョンドクは証文を受け取ると男に感謝しました。

典獄署(チョノクソ)の署長の部屋

署長のチョン・デシクは300両が不足していることに気が付き部下のユ・ジョンフェに捕盗庁にチョンドクの横領を知らせてくるように命じました。イ・ヒョソンは何か事情があるはずだと釈明しましたがデシクは聞き入れませんでした。

街から戻ったチョンドクは家に証書を忘れて取りに帰っただけだとデシクに言い訳をしてことなきを得ました。

典獄署(チョノクソ)の囚人のいる庭

マンボはチョンドクは牢から自分を出すように要求しました。チョンドクは囚人を逃がすなどとても出来ないと断るとマンボはチョンドクを五日後に素素樓(ソソル)で会って宴会をしようと脅しました。

夜の牢獄

囚人の男(窃盗団の頭)は四日後に処刑されるので頼みを聞いてほしいとオクニョに子分への手紙を渡しました。

日中のサムゲの渡し場

オクニョは港に行きました。サムゲの渡し場の酒場にいる眼帯の男に囚人から頼まれた手紙を渡すためでした。オクニョは眼帯の男に会いました。
「テドク山の人?」
オクニョが言うと、男は建物の裏にオクニョを連れ出し喉元に短剣を突き付けました。オクニョは手紙を男に渡しました。男は盗賊の頭の話をオクニョから聞くと、ほうびは明日与えると約束しました。オクニョが去ると男は子分に手紙を届けるよう命じました。

しばらくすると捕盗庁の武官と盗賊は斬り合いとなり眼帯の男は武官に殺されてしまいました。

オクニョは先ほどまで生きていた男の死を目撃して衝撃を受けました。

夜の牢獄

オクニョは盗賊の頭に眼帯の男が捕盗庁の兵士に殺されたと言いました。消沈する頭にオクニョは同情しました。

日中の署長室

署長は高官のユン・ウォニョンが呼んでいるとオクニョに知らせました。

ユン・ウォニョンの豪邸

オクニョはチョン・マッケに屋敷の中を案内してもらいました。

花の浮かべられた豪華な浴槽にチョン・ナンジョンが入浴していました。侍女が駝酪(タラク、牛乳)を持ってくるとナンジョンは乳を湯に入れるよう命じました。

厨房では使用人のたちが宴会のごちそうを作っていました。使用人のスングムは国王の粥に使う駝酪(タラク)を風呂に使ったと聞いて不思議そうに首をかしげました。そこにチョン・ナンジョンが現れキム尚宮を呼び水刺間でも手に入らない高級な食材を使っているか確かめました。

チョン・ナンジョンは部屋にオクニョを呼び自分の運勢を占うよう命じました。オクニョは四柱を受け取ると「奥様は大監の弱い気を補っている」とほめました。チョン・ナンジョンはオクニョの占いをとても気に入りました。そこにナンジョンの娘のユン・シネが母のいる部屋に入ってきました。ナンジョンはシネの運勢も見るようにオクニョに言いました。シネは卑しい子に占ってもらうのは嫌だと言いました。オクニョはシネの顔が尊く長寿で両親の権勢と財産を受け継ぐ相だと占いました。

オクニョはマッケからおみやげを受け取ると、マッケは屋敷で働いてみないかと誘いました。

帰り道

ナンジョンから絹の服と髪飾りを与えられたオクニョが両班の娘の身なりでスキップをしていると突然三人の卑しい男が現れて連れ去られてしまいました。

典獄署(チョノクソ)

オクニョが帰ってこないのでチ・チョンドクはとても心配していました。

ユン・ウォニョンの屋敷

チ・チョンドクは茶母のオクニョが帰ってこないとユン・ウォニョンを尋ねました。ユン・ウォニョンがオクニョが男とでも会っているのだろうとあしらうと、文を括りつけた弓矢が飛んできました。チョン・マッケが文を読み上げると盗賊団の頭を解放しないとユン・ウォニョンの娘を殺すという脅迫内容でした。ユン・ウォニョンは血相を変えて妻の部屋に行くと娘のシネは大丈夫でした。オクニョはシネと間違えて誘拐されました。

賊のアジト

オクニョは自分がユン・ウォニョンの娘と勘違いされていることに気が付きました。オクニョは自分の命を守るために両班の令嬢ユン・シネになりきることにしました。
「無礼者!私を誰だと心得ておる。お父様はお前たちを絶対に許さないから!」

ユン・ウォニョンの家

チョン・ナンジョンは卑しい身分のオクニョが死んでもどうでもいいと思いました。ユン・ウォニョンも絶対に許さないと頭の処刑を遂行するように言いました。チョン・マッケはこのことをチョンドクに伝えました。

軍器寺

ユン・ウォニョンは賊に聞こえるように窃盗団の脅しに屈することなく処刑を実行し一味を根絶やしにすると言いました。盗賊団の頭が公衆の前の処刑台に連れて来られました。太鼓が鳴らされ処刑人は大きな刀を振り回して盗賊の頭を処刑しました。盗賊の子分たちは娘をむごたらしく殺してやると復讐を誓いました。チ・チョンドクはオクニョの命を危ぶみ囚人のチョン・ウチに何とかするように頼みました。チョン・ウチはすぐに収監されているテドク山の子分をチョンドクに会わせました。

盗賊のアジト

オクニョは両班の令嬢らしく「今すぐ返してくれたらお前たちを許してやる」と命乞いをしました。頭の処刑を目にした子分は復讐心に燃えオクニョを柱に縛るよう部下に命じました。オクニョはユン・ウォニョンの娘ではなく典獄署(チョノクソ)の茶母で頭の手紙を届けたのは自分だとほんとうのことを白状しました。
「お前の嘘でお頭を助ける機会をなくしたんだ!やっちまえ!」
オクニョが殺されようとしたときに弓が飛んできて捕盗庁の数十名の兵士たちが現れました。オクニョは命拾いをしましたが虚しく賊が殺されていく様子を見ていました。
「オクニョ!」
チ・チョンドクはオクニョを抱きしめました。
「おじさん!」
オクニョは泣きました。

夜の典獄署(チョノクソ)

チョンドクは酒を飲みながらオクニョのつらい心中を察していました。

夜の独房

オクニョは暗い部屋でひとり考えていました。オクニョはチョンドクからユン・ウォニョンは窃盗団より恐ろしいという話を聞いたことを思い出していました。しばらくして太っちょの茶母がオクニョに「それでも食べな。朝の支度に遅れるんじゃないよ」とおこげを投げ入れました。

王宮の王妃の部屋

チョン・ナンジョンは文宗王妃(ムンジョンワンビ)と会いました。ナンジョンは大妃に挨拶をすると、ユン・グクソンの屋敷に大尹(テユン、先王の仁宗の母の派閥)が集まって反旗を翻す気配があると報告しました。大妃は褒美にナンジョンの夫に吏曹判書(イジョパンソ、文官を管理する吏曹の長官)の人事を与えると約束しました。

ユン・ウォニョンの屋敷

ユン・ウォニョンは吏曹判書(イジョパンソ、文官を管理する吏曹の長官)になれて大喜びしていました。ナンジョンは側室の身なので堂々としていられないとウォニョンに言いました。ナンジョンは正妻の座を望みました。

典獄署(チョノクソ)

囚人のユン・テウォンはオクニョに短刀を用立ててくるように頼みました。オクニョは何かあったら自分のせいになると断りました。

チ・チョンドクは300両を借りた囚人のカン・マンボを放免できなかったというと、金を貸したマンボはチョンドクを殴りました。チョンドクは困り果てて泣きました。

顔に怪我をしたチョンドクを見てオクニョは何があったか尋ねました。チョンドクは何でもないと言いました。

オクニョはユグムからチョンドクの苦境を知りました。イ・ジハムも打つ手はないと言いつつも「悪人は悪人に戦わせろ」と助言しました。オクニョは誰を戦わせればいいか考えました。

ユン・テウォンはオクニョの東棟の三番房に移りたいと言いました。オクニョはそこはカン・マンボのいる牢なのにと不思議に思いました。オクニョは見返りにテウォンに頼み事をしました。

ユン・テウォンは希望の三番房に入れられました。オクニョはその様子を遠くから見守っていました。ユン・テウォンが座るとマンボの手下が儀式をはじめたいとマンボに許しを求めました。マンボの手下は生意気なユン・テウォンを殴ろうとすると、ユン・テウォンは床に倒したマンボの手下の背中を足で踏みつけました。ユン・テウォンは両手を突いてマンボに取り入るとすぐにマンボに気に入られました。

オクニョは署長のチョン・デシクに会い牢獄で他の囚人を痛めつける者がいると報告しました。デシクはすぐに三番房に行くとマンボは火鉢で温まってつまみを食べつつ春画を読んでました。怒ったデシクはカン・マンボを棒で叩き目を離さないように部下の役人に命じました。

マンボはチョン・デシクの弱味を見つけてくるように子分に命じました。

夜の牢屋

カン・マンボと子分たちは寝息を立てていました。ユン・テウォンは全員が眠っていることを確かめるとマンボの布団をめくり鼻と口を手で塞ぎました。

日中の典獄署(チョノクソ)

ユン・テウォンは出所しました。

感想

うーむむむ、明るい雰囲気ながらも描かれている内容はすっごく残酷!ほんと韓国時代劇らしいですね。ユン・テウォンとユン・ウォニョン、名前の感じがよく似ていてまぎらわしい!チョン・ナンジョンもいつの間にか側室になってるし。ユン・テウォンはマンボを典獄署(チョノクソ)から出してほしいとオクニョから頼まれたのかな?

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