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オクニョ運命の女(ひと)14話の詳しいあらすじネタバレ!

オクニョ14話のあらすじと感想

韓国ドラマオクニョ

あらすじ詳細

ミョンソはキム・テジョンの前で胸を射られました。オクニョは刺客を追って山中に入りました。すると複数の男たちがオクニョに襲い掛かって逃げました。ミョンソはテウォンに謝り亡くなりました。

ミン・ドンジュは部下の男からミョンソの口封じに成功したがオクニョに顔を見られたと報告を受けました。

夜になりオクニョとテウォンはキム・テジョン令監(よんがむ)にミョンソがチョン・ナンジョンの差し金でキム夫人に毒を盛ったことを話しましたがキム・テジョンは証拠が無いのでどうすることもできないと追及を断りました。テウォンはとても悔しがりました。

ミン・ドンジュはチョン・ナンジョンに暗殺の成功を報告しました。
チョン・ナンジョンは行首会議を招集しました。

テウォンは部屋で落胆していました。テウォンは14のときに実母と死に別れたとオクニョに言うと自分の無力さを責めました。
「俺がいくらあがいても大きな壁が立ちはだかっている・・・。」
オクニョはそんなことはないとテウォンを慰めました。
テウォンは酒場の屋台で飲んで酔っていました。そこにチョン・マッケがやって来て「ユン・ウォニョン大監(テガム)が助けたので会いたがっている」と言いました。テウォンは実父ユン・ウォニョンの恩着せがましさに不快になりチョン・マッケに去るように怒鳴りました。

ユン・ウォニョンはチョン・マッケから報告を受けました。

オクニョは獄中のイ・ジハムに相談しました。イ・ジハムは権力はいつまでも続かないと時期を待ちどうすれば分厚い壁にヒビが入れられるか考えるように助言しました。

次の日。オクニョは典獄署で茶母(タモ)として働いていました。するとチョン・デシクからユ・ジョンフェ参奉(チャンボン)に仕事を交代するように命じられていたチ・チョンドクは部屋に入ってきたジョンフェに文書の管理(雑用)を頼みました。チ・チョンドクはデシクに嫌われたユ参奉(チャンボン)をざまあ見ろと思いました。

オクニョが典獄署(チョノクソ)の外に出ると泥棒のチョンドンが指輪のことを知っている尚宮の護衛に剣を突きつけられたと言いました。オクニョは尚宮に会ってみたくなりました。

安国洞のキム夫人の家。
オクニョは夫人のために薬を煎じていました。するとテウォンがやってきました。オクニョが部屋に入るとキム夫人は口から血を吐いて倒れていました。
「母上。母上!」
テウォンは夫人を抱き起しました。
「もうだめみたいね・・・。テウォンや。お前の心にある恨みもあの世に持っていけばいいのに。恨みも復讐も忘れて自分の人生を生きなさい・・・・・・。」
「私が私らしく生きる姿を見せてください母上!」
「オクニョ・・・テウォンのことを・・・お願いね。」
キム氏は亡くなりました。
オクニョとテウォンは泣きました。

安国洞にコン・ジェミョンとトチとチャクトが弔問に訪れました。コン・ジェミョンはチャクトに盛大に葬儀をするように命じ、トチには声のよい泣き屋を捜すように命じました。

夜になりトチは四人の泣き屋を呼んできました。
「あいご〜。あいご〜。あいご〜。」
「だめだ。それじゃ心に響かぬ。もっと哀れにやってくれ。」
コン・ジェミョンは泣き屋に言いました。
「あいご〜。あいご〜。あいご〜。」
「それでよい。トチや。この二人に喪服を着せてやれ。」

チョンドンはトチに声を掛け従妹の子分のマノクと従弟のマンスを紹介しました。トチはマノクが気に入りました。チョンドンはマノクを気に入ったトチの気持ちを察しました。トチは仲を取り持ってくれるというチョンドンの頬に口づけをしました。

オクニョは通夜の配膳をしていました。

コン・ジェミョンはトチにオクニョがテウォンとどんな関係か尋ねました。

朝になりました。オクニョが膳を片付けているとユン・ウォニョンとチョン・マッケがやって来ました。

テウォンは義母の霊前でユン・ウォニョンと対面しました。
「そちがテウォンか。」
「何しに来た。」
「私が正妻を見送るのは当然だろう。」
「帰ってくれ!母上は毒殺されたのです。誰の仕業と思いますか?チョン・ナンジョンです!」
「こやつめ。チョン・ナンジョンを恨んでいるとはいえそのような出まかせを言うな!毒殺とは。」
ユン・ウォニョンはテウォンの頬を叩きました。
テウォンはチョン・ナンジョンが何人も人を殺していると言いましたがユン・ウォニョンは聞きませんでした。
「暴いてやる!覚悟しろ!」
テウォンは父に怒鳴りました。
帰り道。
「あの子の話を聞いたか。ほんとうにナンジョンの仕業なのか?」
ユン・ウォニョンはチョン・マッケに尋ねました。
「私は知りません・・・。」
チョン・マッケは嘘をつきました。

チョン・ナンジョンの部屋。
「お前が安国洞の妻を殺したのか?」
ユン・ウォニョンは側室のナンジョンに尋ねました。ナンジョンは違うと嘘をつきました。

コン・ジェミョンは姪のウンスに仕事を命じていました。ウンスは仕事に戻ってきたテウォンを見て色気づきました。
「私。ユン・テウォン行首のお嫁さんになりたい。」
「お前にテウォンはやらん。つまらうことを言ってないで早く仕事に戻れ。」
コン・ジェミョンは反対しました。

典獄署ではチョン・デシクが王命で恩赦を賜ったとオクニョとチ・チョンドクとイ奉事(ボンサ)とユグムに説明していました。そこにユ参奉(チャンボン)が遅れて入ってくるとチョン・デシクは急に不愉快になりました。

ユ参奉(チャンボン)は典獄署の前の酒場で不貞腐れていました。そこにヤン・ドングが現れ女将のおばさんの手に頬ずりをしました。ヤン・ドングは女将に惚れていました。
「そなたはよくも(あのようなしこめが)きれいだと言えるな。」
「あの一言が豚肉が牛肉になり鶏肉が烏骨鶏になるのだ。」
女将が気前よく丸鶏を持ってくるとヤン・ドングはうっとりしていました。ユ・ジョンフェは署長のチョン・デシクが憎いと愚痴を漏らし署長に取り入る手はないか相談しました。ヤン・ドングはこっそり耳打ちしました。

ヤン・ドングは捕盗庁(ポドチョン)のソン・ソグに餌をちらつかせればチョン・デシクに食いつくと助言しました。

さっそく告発を受けたソン・ソグはチョン・デシクの署長室を捜索しました。ソン・ソグは威張るチョン・デシクを殴り倒しました。
「民の声を受けての捜索である。この者を早く連れていけ!」
ソン・ソグが言うとユ・ジョンフェはチョン・デシクを助ける演技をはじめました。
「署長は何もしていない!署長を返せ!」
「どうした!こやつもすぐに連れていけ!」
ソン・ソグはユ・ジョンフェを捕らえさせました。

捕盗庁(ポドチョン)の牢屋。
チョン・デシクとユ・ジョンフェは椅子に縛られていました。
「すぐ放免する。」
ユ・ジョンフェはヤン・ドングの言葉を信じて待っていました。

「どうか許してくれ。そちのような忠義者を軽んじるとは。私はどうかしていたのだ。」
チョン・デシクはユ・ジョンフェに謝罪しました。ユ・ジョンフェはチョン・デシクに忠誠を誓い再び取り入ることに成功しました。
「アイゴ。アイゴ。新人がどうかしちまって。旦那様。すぐにほどきますから。」
絆が深まったところでヤン・ドングが入ってきて二人の縄を解きました。
チョン・デシクはすっかりユ・ジョンフェを信じました。

チョン・ナンジョンは大妃の信頼を取り戻したと部屋に呼んだソン・ジホンを誉め松都(ソンド)の実家の父を招いて宴を開きたいと言いました。

ソン・ジホンは帰る前にユン・シネに会い茶を飲みたいと頼みました。シネは明の皇室で飲まれるというお茶をジホンに差し出しました。
「私は野心が強い。お嬢さまとの縁談も好都合とおもって受けました。俗物だと思うだろうが事前に本心を伝えたいと思いました。」
「私は野心のない殿方は嫌いです。私がお支えしますのでどうかお望みのままになさってください。」
利害が一致した二人は微笑みました。

典獄署ではキム尚宮(サングン)がオクニョに会いに来ていました。
オクニョは尚宮(サングン)と宮中に上がりました。

チョン・ナンジョンは大妃の寝殿の前に現れ面会を望みました。キム尚宮(サングン)はチョン・ナンジョンにオクニョの来訪を教えました。

文定大妃(ムンジョンテビ)はオクニョに女官にならないかと誘いました。オクニョは典獄署の茶母(タモ)で囚人をささえたいと答えました。大妃は何か望みはないかオクニョに尋ねました。
「ひとつお願いがございます。パク・テス旦那様のご身分を回復してください。」
「そなたの気持ちはわかった。そのことは容易にはならぬだろう。」

オクニョが寝殿から出るとチョン・ナンジョンが待っていました。

大妃は次にチョン・ナンジョンと会いシネの縁談について尋ねました。チョン・ナンジョンは側室の娘のまま嫁ぐことになり面目が立たないので助けてほしいとチョンギョンプインにするように頼みました。

家に帰ったチョン・ナンジョンはチョン・マッケとミン・ドンジュと話し合いました。
「大妃様がお許しになった。大妃様が私をチョンギョョンプインとして認めてくださった。お兄様。側室だった私がようやくチョンシル(おそらく正真という漢字)夫人になれました。」

チョン・デシクはオクニョに飢饉で今後三月食糧が入ってこないと相談しました。オクニョはひと月も囚人の空腹を満たせないと答えました。チョン・デシクはチョン・ナンジョンの蔵は満たされてるのにこの国はどうなっていると困り果てました。

テウォンは素素樓(ソソル)の女将ファン・ギョハからチョン・ナンジョンが正妻に昇格したと教えられました。ファン・ギョハはテウォンに素素樓(ソソル)を引き継いでほしいと頼みました。イ・ソジョンはテウォンが妓房の行首になればチョン・ナンジョンに対抗できると後押ししました。

テウォンは港に行きトチの荷下ろしを指示しました。オクニョとテウォンは港で出会いました。オクニョは典獄署に米が入らなかったとチョン・ナンジョンの蔵にある米を奪いたいと相談しました。

オクニョはチョン・ウチと出所したイ・ジハムにも相談していました。
「狙いは小さなヒビだな。よし。その意気だ!」
イ・ジハムは理解を示しました。

テウォンはサムゲに入る穀物船でチョン・ナンジョンの船をトチに調べてくるように頼みました。

ユン・ウォニョンの家ではチョングムとスングムたちが豪華な料理を作りながら松都(そんど)一の富豪の息子のソン・ジホンの父親の噂話をしていました。

ユン・ウォニョンはソン・ジホンとその父ソン・ファノクをもてなしていました。ソン・ファノクはジホンを実の息子と思ってほしいと言いました。その場はおおいに盛り上がりました。

ミン尚宮はカン・ソノと会いました。ミン尚宮は「大監(テガム)」から宮中でおとなしく時を待てとの伝言を教えました。

チョンドンはマンスから標的が見つかったと報告を受け市場に行きました。チョンドンとマノクとマンスは「オクニョ」をスリの標的にしました。オクニョは財布を掴んだマンスの手首をつかみました。
「何するの。」
マノクはオクニョを邪魔してマンスと逃げました。

チョンドンはオクニョの財布を開けると見覚えのある指輪を見つけました。
「それ私のよ。あなたたちは?」
「こいつら新米でさ、許してやってくれよ。挨拶しろ。オクニョだ。」
チョンドンは二人に銘じました。
「典獄署には来ないでね。」
オクニョは二人に言いました。二人が去るとチョンドンはパク・テスの孫が見つかったとオクニョに教えました。

チョンドンが言うには何とパク・テスの孫はソン・ジホンでした。

オクニョはソン・ジホンに会いに行きました。

感想

なんと捕盗庁(ポドチョン)の従事官ソン・ジホンが探体人(チェタミン)のパク・テスの孫だというのです!ソン・ジホンは育ての親の財力を得てぬくぬくとエリート武官に育ち、ドラマの中では「俺は野心があるんだ」と、「どんな野心」かはまだ秘密のようですが最短距離で権力を得ようと濡れ衣の手伝いにも励んでおられますね。ミン尚宮は「旦那様」からの命令をカン・ソノに伝えました。旦那様と言うからには王族以外の男の主人でしょう。これまでカン・ソノが旦那様と思うお方はユン・ウォニョンとパク・テスしかいませんし、ユン・ウォニョンがミン尚宮を殺したくても匿う理由はありませんからパク・テスが生きているのかもしれません。チョン・デシクの周りはお笑い係、コン・ジェミョンとファン・ギョハはテウォンの支援係といった位置づけですね。どんな主人公でも理解ある支援者なくして活躍はあり得ないみたいです。ドラマの雰囲気からしてバッドエンドは無いと思いますが、あらすじの先がまったく読めないドラマです。

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