オクニョ運命の女（ひと）13話の詳しいあらすじネタバレ！

オクニョ13話のあらすじと感想

あらすじ詳細

ユン・テウォンはチョン・ナンジョンに謀反の濡れ衣を着せられ捕盗庁（ポドチョン）で拷問を受けていました。テウォンの親友で部下のトチは役人に賄賂を払いテウォンと面会しました。テウォンは口から血を流して体のあちこちに傷がありました。テウォンは拷問には耐えられそうだがトチにはイ・ミョンウと取引したのは大行首（テヘンス）は知らず自分がやったことにして安国（アングク）洞の母には無事だと伝えるように頼みました。

内禁衛（ネグミ）の従事官、キ・チュンスは役所の部屋でオクニョの話を聴きました。オクニョはイ・ミョンウの死にチョン・ナンジョンがかかわっていると助けを求めました。するとキ・チュンスはオクニョを憶測だけで大妃様に会わせることはできないと断りました。
「この件は二度と口にするな。今日聞いた話は大妃様にはお伝えせぬ。これはお前のためだ。もう下がりなさい。」

素素樓（ソソル）ではイ・ソジョンはテウォンの心配をしながら右往左往していました。行首のファン・ギョハと秘書のチョン・チャフムが戻ってきて捕盗武将（ポドブジャン）に頼んでもダメだったと言いました。ソジョンはユン・ウォニョン大監（テガム）に会いたいと言いました。ファン・ギョハはチョン・チャフムにチョン・マッケに連絡を取るよう命じました。

オクニョは典獄署に投獄されているイ・ジハムに会い教えを請いました。イ・ジハムはオクニョが人の良い面しか信じない悪い癖があると大妃を信じないように言いました。

ポドチョンではヤン・ソグが上司のヤン・ドングに褓義禁府（ウィグムブ）で拷問されている者たちは皆イ・ミョンウとつながっていると金は謀反の資金ではなく賄賂だと報告しました。親の七光りのヤン・ソグは叔父の大将が賄賂の名簿に典獄署の署長チョン・デシクの名前もあったのでこの事件は裏があるとささやきました。

典獄署ではチョン・デシクが謀反の騒動に巻き込まれないようにイ・ヒョソン奉事（ボンサ）とユ・ジョンフェ参奉（チャンボン）とチ・チョンドクに話していました。ユ・ジョンフェはうっかり「逆徒のイ・ミョンウが死んだのに音さたなしなのは気になる」と言ってしまい（関連して捕まることを恐れている）チョン・デシクはユ参奉（チャンボン）の仕事をチ・チョンドクがするように命じました。イ・ヒョソンは言い返そうとするユ・ジョンフェの肩を掴んで連れて行きました。そこに捕盗庁（ポドチョン）のヤン・ドングが現れました。

ヤン・ドングは逆徒がイ・ミョンウから資金を得ていたがそれは戦費ではなく単なる賄賂で帳簿にはチョン・デシクの名前もあると教えました。
「そなた何か勘違いしている。イ・ミョンウが典獄署でよろしく頼むという心づけだから受け取っただけだ。あれを賄賂というなら俺はどうなる！」
「いくら受け取りましたか？」
「三百両もらった。そなたに百両やる。だからもみ消せ！」
「うひひひひひ。」

ユグムはオクニョに商団のトチが会いに来たと伝えました。

オクニョは典獄署の門の外に出てトチと会いました。
「テウォンは死んだかと思ったけど無事だ。元気にしてた。」
「ひどい目にあったんですね。謀反で無事な人なんていません。」
「ひどいよ。人のやることじゃない。あんなになるまで痛めつけるなんて・・・それなのにあいつは無事だ、心配するなと伝えてくれって。それと安国（アングク）洞の奥様を頼むと。」

オクニョは誰もいない署長室におじさんのチ・チョンドクに頼んで囚人のコン・ジェミョンを連れてきてもらいました。オクニョはコン・ジェミョンにテウォンが謀反で捕まったと教えました。

牢屋に戻ったコン・ジェミョンはチャクトに典獄署からすぐにでも出なければいけないと言いました。

捕盗庁（ポドチョン）ではテウォンが股の間に棒を入れられて拷問されていました。ソン・ジホンはテウォンが三度気を失っても罪を認めなかったと報告を受けました。ソン・ジホはチョン・ナンジョンの仕業というテウォンの言葉とミン・ドンジュがテウォンを消そうとしている理由が言えない話を思い出しました。
「こやつを起こし拷問を続けよ！」

夜になりオクニョは安国（アングク）洞のキム氏の家を訪ねました。オクニョは厨房の中を確かめてからキム氏に声をかけました。キム氏はテウォンのことを尋ねるとオクニョは忙しいと言いました。
「ありがとう。それでなぜ汁物を避けたほうがいいのか教えてちょうだい。」
「よくわかりませんが医員の話によると汁物はお体によくないそうです。気力が戻れば何でも召し上がれます。そころでミョンソはどこですか？」
「最近ミョンソの様子がおかしいの。とても不安そうで・・・。訳をきいたけど答えてくれないの。」

「きゃ〜っ。助けてください。」
オクニョが悲鳴を聞いて塀の外に出るとミョンソが二人の男に襲われていました。オクニョは棒で男を叩いて追い払いました。
「ミョンソ。あなたは利用されたのよ。あなたの口を封じれば証拠はなくなる。奥様に毒を盛れと命じたのは誰なの？」
オクニョが言うとミョンソは泣き出しました。

「失敗しました。」
トンチャンともう一人の男はミョンソの殺害に失敗したことを雇い主の男報告しました。男はトンチャンを殴るとオクニョが邪魔をしたとミン・ドンジュに報告しました。トンジュはミョンソを直接手を下すように男に命じました。

オクニョはミョンソを都城の外に行ったとキム氏にうそをつきました。

オクニョは怯えるミョンソを連れ出しました。

チョン・ナンジョンは娘のユン・シネに大妃に会ってユン・ウォニョンとの仲を取り持つように命じました。シネはチョングムを連れて王宮に行きました。

シネは文定大妃（ムンジョンテビ）に挨拶しました。大妃は婚礼の相手はどうだったかと尋ね贈り物をしたいと言いました。シネは父と面会するように頼みました。

寝殿の外で待っていたユン・ウォニョンはシネをたいへん誉めました。

大妃はユン・ウォニョンと会いました。ユン・ウォニョンは謀反の一味を一掃するのでご安心くださいと力強く忠誠を誓いました。
「私にはそなただけだ。二度と私に逆らうな。」
「マーマー。私を信じてください！」

ユン・ウォニョンは上機嫌で家に帰りナンジョンのおかげだとチョン・マッケに言いました。チョン・マッケは素素樓（ソソル）のイ・ソジョンが会いたがっていると言いました。

夜になりユン・ウォニョンは素素樓（ソソル）に行きました。ファン・ギョハは酒を一杯注ぐとソジョンに交代しようとしました。しかしチョン・ナンジョンが素素樓（ソソル）に来て部下にソジョンを連れ出させました。
「美しい。大監が気に入るわけだ。私がなぜこうするかわからぬか。その美しい顔が大事なら二度と大監の相手をするでない。」
チョン・ナンジョンはソジョンの頬を叩きました。

「早くソジョンを連れてこぬか。」
ユン・ウォヨンはすっかり酔っぱらっていました。するとチョン・ナンジョンが部屋に入ってきました。
「ソジョンとかいう妓生には二度と会わぬようにと言いました。大監が典獄署にいる間私がどれだけ奔走したか。私は大監のためならなんでもします。大監もお心変わりのなきよう、わかりますか？」
「うん・・・。」

オクニョはチ・チョンドクとともに典獄署の地下牢にミョンソをかくまいました。オクニョは助かるには毒を盛るよう命じた人を明かすしかないと言いました。

チ・チョンドクは署長に知られたらと思うと心配になりました。オクニョは信じてほしいと言いました。

オクニョはミョンソに食事を与えました。ミョンソは話す決意を語りました。

ある日。チョンドンは子分となった二人のいとこにスリの技術を教えていました。
「いいか。よく見てろ。俺に惚れても知らないからな〜。ほら。見たか？鈴が鳴らなかっただろう。お前は飯抜きだ。」

チョンドンは子分を連れて街に盗みに出かけました。チョンドンは女性に狙いを定めると女性は追われていることに気が付き身を隠しました。すると二人の男がチョンドンの首に短剣を突きつけました。
「何者だ。言わないなら殺せ。」
ミン尚宮はチョンドンに言いました。
「あのっ。殺さないでくださいっ。捜してくれって頼まれたんです。二つの玉（ぎょく）の指輪を持ってるって人を。」
「なぜそれを知っている。」
「あなたを捜してくれって頼んだ人もそれを持ってるんです。典獄署で茶母（タモ）をやってるオクニョです。母の形見でなぜあなたが同じものを持っているのか知りたがっているんです。助けてください。」

ユ・ジョンフェは「汚い奴らめ」とチョン・デシクに面会するコン・ジェミョンを見てつぶやきました。チョン・デシクは賄賂を受け取りコン・ジェミョンを裁きの五日前に放免することに決定しました。

ユ・ジョンフェはチ・チョンドクを捕まえいくらもらったか問い詰めました。チ・チョンドクは一文ももらってないと言いました。ユ・ジョンフェは自分だけ賄賂をもらっていないとチョン・デシクに嫉妬しました。

コン・ジェミョンは商家に戻ると姪が出迎えました。姪はチャクトを捕まえいくら払ったのかと問い詰めました。チャクトが答えるとその額に姪は驚きました。

コン・ジェミョンはテウォンはユン・ウォニョンの息子であることを明かして放免してもらおうとトチに言いました。トチはテウォンがさらに追い詰められたらたいへんだと反対しました。

コン・ジェミョンはユン・ウォニョンに会いました。チョン・マッケは面会に反対しましたがユン・ウォニョンは典獄署で世話になったからと言いました。
「そなたのおかげで典獄署でも快適に過ごせた。わけてもらった差し入れ、あの味は忘れられぬ。妻と誤解があるようだな。妻に会っていくといい。」
「それで大監にお願いがございます。ユン・ウォニョン様はユン・テウォンをご存知ですか？テウォンが大監のご子息であることは存じています。テウォンは今謀反の疑いで捕盗庁（ポドチョン）につかまっています。もしテウォンがやってもいない罪で拷問に耐え切れずに死んだら・・・どうかテウォンをお助けください。実はテウォンは前から奥様の商団と争っているのです。それで奥様がテウォンに謀反の罪を着せたのです。これというのも私の至らぬせいなのです。母親の復讐を止めることができませんでした。どうかテウォンの命をお救いくださいませ！」

ユン・ウォニョンはチョン・ナンジョンの部屋に入りました。
「ユン・テウォンに謀反の濡れぎぬを着せ捕盗庁（ポドチョン）で拷問を受けさせているそうだな。すぐに放免しろ！」
「できません。」
「なんだと？」
「あの者は決して放免しません。これまでユン・テウォンが私に何をしてきたか知ってますか？あの者は私に石を投げたこともあるのです！」

回想シーン。
「母上の仇を必ず取るからな！」
子供時代のテウォンはチョン・ナンジョンに石を投げました。
チョン・ナンジョンは一度だけ先輩の芸妓（テウォンの母）に銘じて許しました。

ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンは口論になりました。
「今すぐユン・テウォンを放免しろ！」
「できません！」
「よくも私にそのような事を！今すぐ放免しろ！」

チョン・マッケとミン・ドンジュは今回は実の息子なのでチョン・ナンジョンに譲るように強く言いました。

チョン・ナンジョンはソン・ジホを部屋に呼びユン・テウォンを釈放するように命じ巻いた。ソン・ジホは体面が傷つくことをおそれていました。

「今すぐユン・テウォンを放免せよ！」
ソン・ジホは捕盗庁（ポドチョン）に戻るとヤン・ドングに命じました。

テウォンは釈放されました。トチはヤン・ドングに感謝しました。ヤン・ドングは「ユン・ウォニョン様の親子の情は深い」と納得していました。

オクニョはイ・ジハムに会い策を求めました。イ・ジハムは刑曹のキム・テジョンという学友がチョン・ナンジョンを恐れない知り合いがいると教えました。

ミン尚宮は建物の影からオクニョを見張っていました。

オクニョは走ってテウォンに会いに行きました。テウォンは布団から起き上がり死ぬ前にオクニョに会いたかったと冗談を言いました。オクニョはミョンソを地下牢に匿っていることを教えました。

チョン・ウチはキム・テジョンに会いました。
「法に守られることなく死にかけている者がおります。その者のお話を聞いてください。」

チョン・ウチはキム・テジュンをオクニョと引き合わせました。
「イ・ジハム様に教えられましたが茶母（タモ）の身でお目通りを願うのは難しいと思いこのような形になりました。」

チョン・ナンジョンはチョン・マッケとミン・ドンジュとまずはミョンソを殺そうと作戦を立てていました。

オクニョはミョンソをテウォンに会わせました。ミョンソは後悔して泣き出しました。三人はキム・テジョンのもとに行きました。ミョンソが真相を話そうとすると矢が飛んできてミョンソの胸に刺さりました。

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感想

あらら！ミョンソがやられちゃいましたね。「濡れ衣、口封じ」こういったことは韓ドラの時代劇の定番ですね。韓国だけじゃなくて中国のドラマでもよくあるみたいですね。ユン・ウォニョンはもしかしてテウォンにもひとかけらの愛情が残っているのでしょうか！？？ユン・ウォニョンって一体何人子供がいるのでしょうね。シネだけだったら家門の相続ができないから男の息子（両班）もいるはずですよね。いないのかな？そしてイ・ジハム様は一体何者なのでしょうか。あれでもイ・ジハムは一応両班ですよね。チョン・ウチは偽物の両班で。オクニョってほんとに不思議な女性ですね。チョン・デシクとか汚い男たちのまわりで手を汚すことなくうまく立ち回っていて、それと並行してお母さんの秘密を探っていて。オクニョが何を信念として生きているのか、まだそこがよくわかりません。

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