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韓国ドラマオクニョ運命の女(ひと)8話の詳しいあらすじと感想 ネタバレ!

オクニョ8話のあらすじと感想

韓国ドラマオクニョ8話

あらすじ詳細

オクニョは文宗大妃の弟ユン・ウォニョンにパク・テス殺害の濡れ衣を着せられて漢城府の牢屋に投獄されました。捕盗庁の役人に成りすましているカン・ソノはオクニョに面会すると拷問でユン・ウォニョンの名前を出さずに助けが来るまで耐えるように命じました。

牢に入ったオクニョは同室の女囚人のおばさんたちに挨拶をしました。

コン・ジェミョンの商家。
大行首(テヘンス)のコン・ジェミョンは全財産を無くしたと思い込んで昼間から酒を飲んでいました。そこにユン・テウォンとトチが率いる商団が帰って来ました。テウォンとトチたちは首をうなだれてつらそうな表情を浮かべていました。コン・ジェミョンは素素樓(ソソル)の行首(ヘンス)ファン・ギョハから明の使臣オ・ジャンヒョンの訃報を知り二人の苦労をねぎらいました。
「商売がどうなったか聞かないのですか?」
「お前たちを見たらわかるさ。わかっている。お前らが悪いわけじゃない。」
するとテウォンとトチは急に明るくなりテウォンはトチから銭を受け取り笑いました。テウォンとトチは大行首が卒倒するかどうか賭けていたのでした。執事のチャクトは怒り出し荷物を頭上に掲げてトチとテウォンを蹴りました。
夜の素素楼。
テウォンは商売が成功して金が五倍になったとコン・ジェミョンとチャクトに明国での成果を説明しました。明にはオ・ジャンヒョンの政敵のチン・ピロという朝鮮出身の高級官僚がいて彼を商団の後ろ盾にすることに成功したのでした。テウォンはチン・ピロに会うとオ・ジャンヒョンの死を告げて一番に暗殺の犯人として疑われるのは大監(テガム、お代官様)であると危機を真っ先に知らせたのでした。テウォンから情報を得たチン・ピロは無事に自分の身を守ることができたので見返りに商団に明国での商売を許可したのでした。コン・ジェミョンは「今日からお前が大行首だ」とテウォンに言いました。テウォンとトチはとんでもないと両手を床に突いてコン・ジェミョンをおだて返しました。
「トチや~トチや~。アイゴ~。」
上機嫌になったコン・ジェミョンはトチの両頬に手を当てて可愛がりました。

妓楼の橋で、テウォンはオクニョが武士の姿でオ・ジャンヒョンの命を狙っていた日のことを思い出していました。すると松都(ソンド)出身の妓生イ・ソジョンがテウォンに声を掛けました。
「楽しみに待ってます。ところでどうやって私の心を奪うつもり?」
「正直何も考えてませんでした。私ほどの者なら女人のほうから寄ってきいますから。はっはっはっは。」

ユン・ウォニョンの家。
下女たちが豪華な風呂に花びらを浮かべて入浴の準備をしていました。ユン・シネは温められた風呂に浸かりました。すると下女長のチョングムが来てタラク(駝酪)という王室の女人しか使えない乳が手に入らなかったと言うとシネは不機嫌になりました。

チョングムたちは捕盗庁の従事官ソン・ジホンと見合いをするために着替えたシネをおだてました。
「奥様の100倍わがままなんだから!」
チョングムは下女のスングムと噂話をしていました。ソン・ジホンが見合いに来られなくなったとシネが聞いてがっかりするとチョングムとスングムはいい気味だと笑いました。
「期限が治るまで三日はかかるわよ。お嬢様には近寄らないほうがいいわ!」

捕盗庁。
従事官(チョンサガン)のソン・ジホンはカン・ソノを呼び出し外出が多いがどこに行っていたのだと尋ねました。
「私は命じられた仕事をしているだけです。」
「兵曹の仕事とはまことですか?私が兵曹に問い合わせたが受け入れた記録はないそうだ。」
「兵判大監(ピョンパンテガム、兵曹判書の尊敬語)に直接お尋ねください。私は兵判大監の命を受けて動いています。」
「ほんとか?」

漢陽(ハニャン、都城)の街。
商人(サンド)の行列が明から買って来た絹を持ってコン・ジェミョンの店に向かっていました。チョン・ナンジョンとチョン・マッケは羨ましそうに行列を見ていました。

チョン・ナンジョンの店。
ナンジョンはマッケとミン・ドンジュからそれぞれ報告を聴いていました。チョン・マッケはユン・テウォンという者が功を立てたと説明しました。

コン・ジェミョンの店。
コン・ジェミョンとテウォンとトチとチャクトは絹を売りさばく方法について考えていました。
「はっはっはっは。」
「どうする?これはいい絹だ。」
「明国の最高の絹ですよ。」
「チョン・ナンジョンと張り合うために絹を買って来たんです。」
テウォンは説明しました。
「漢陽の商権はチョン・ナンジョンが握っているんだぞ?どうやって売りさばくのだ?テウォンや、ちょっとは慎重になれ。」
コン・ジェミョンは懸念を示しました。
「下手したらこっちがやられちまうぞ。」
「テウォンはチョン・ナンジョンのこととなるとやたらムキになるな。何かあったのか?」

チョン・ナンジョンの部屋。
ミン・ドンジュはユン・テウォンがナンジョンの積み荷を奪い歯向かっていると報告しました。チョン・ナンジョンはテウォンが自分への恨みを晴らすために刃を向けていると知っていました。
「奴を消すのは簡単だ。あ奴を消すのは簡単だが旦那様にあの者のことを思い出させてはならぬ。慎重にやらねば。」

食堂。
テウォンはチョンドンに飯をおごりオクニョの行方を捜すように依頼しました。
漢城府(ハンソンブ)
チョン・デシクは漢城府の牢の状況を尋ねました。漢城府の役人は典獄署(チョノクソ)の牢に囚人を受け入れるように頼むとチョン・デシクは断りました。チョン・デシクが帰ろうとするとオクニョたちが赤い縄で縛れ連行されるところを見て驚きました。
「オクニョ!なぜオクニョがここにいるのだ?オクニョや・・・。」
チョン・デシクは不思議に思いました。オクニョは目を伏せました。

典獄署(チョノクソ)。
チョン・デシクはチ・チョンドクらを呼んでオクニョがどうやら重罪らしいのだが誰も罪状を知らないのだと話しました。チ・チョンドクは署長にオクニョを典獄署(チョノクソ)に護送するよう頼みました。チョン・デシクはやってみようと言いました。

街。
チ・チョンドクは慌てて走っている途中にチョンドクと出会いオクニョのことを伝えました。

探体人(チェタミン)のアジト。
カン・ソノはユン・ウォニョンの言葉を思い出していました。ユン・ウォニョンは大妃に疑いを持っていてオクニョを始末するように命じました。カン・ソノはソナという娘を呼び出しオクニョのいる漢城府に潜入するよう命じました。

コン・ジェミョンの店。
チョンドクはテウォンに漢城府の牢にオクニョがいると報告しました。テウォンは何とかしてオクニョに会わせてほしいとチョンドクに頼みました。

牢屋。
男装したソナはオクニョと同じ牢屋に入りました。オクニョは呼び出されテウォンと面会しました。オクニョが帰ろうとするとテウォンはオクニョの腕を掴んで呼び止めました。

女囚人のソレとタンシムとクッスンは牢屋から出て別の牢屋に入るように命じられました。

ソナは牢屋が無人になると構造を念入りに調べました。

面会室。
テウォンは自分が使節様と明国で商売を夢見ていた頃にオ・ジャンヒョンの暗殺を考えていたと思うと許せないし正体を知らずにはいられないと告白しました。

回想シーン。
テウォンとヤン・ドングは捕盗庁の親切で平凡な役人ヤン・ドングに金を渡してカン・ソノについて尋ねました。
「あの人の正体はわからん。どこかへ行くことが多い。そちは探体人(チェタミン)を知っておるか?これは私の想像だが。探体人(チェタミン)は・・・。」

面会室。
テウォンはオクニョが探体人(チェタミン)ではないかと尋ねました。
「あのお役人様から探体人(チェタミン)について聞いた。お前が国のために動いたとしたらなぜ捕らえられなければならないのだ!何か言ってみろ。じゃないと力になれないじゃないか!」
「私は・・・・何も言えません。ごめんなさい。」
「オクニョや!」
牢屋。
オクニョは牢屋に戻り、ソナと二人きりになりました。
「みんなどこ行ったの?」
「別の牢屋に行ったと聞きました。」
「私はオクニョです。」
「私はソナよ。」
「はぁ・・・。」
二人は沈黙しました。ソナはカン・ソノに探体人(チェタミン)のオクニョを殺すよう命じられていました。
「あなた、牢ははじめて?」
「ええ。」
「困ったことがあるなら力になるから。」
「はい。」

漢城府の前。
トチとチョンドクは役所から出てきたテウォンにどうだったかと尋ねました。テウォンはオクニョが何も話さなかったと言いました。
「酒でも飲みに行くか・・・。」
テウォンは放心していました。
トチは一緒について行こうとするチョンドクを蹴って追い払いました。
「トチの野郎め!」
チョンドクはついに言ってしまうとトチは石を投げて怒りました。

飯屋。
トチはオクニョが探体人(チェタミン)だったら関わらないほうがいいとテウォンに言いました。テウォンはおそらくそうだろうがオクニョのことが気になって仕方がありませんでした。
「おっ。テウォン。あれを見ろよ。あの者だ。間違いない。」
トチはチュ・チョルギを指さしました。
テウォンは慌てて通りに飛び出しました。

チュ・チョルギは私服姿の内禁衛の従事官キ・チュンスに一緒に来るように呼び止められました。チュ・チョルギは断りました。
「そなたが断るなら仕方ない。無理やり連れて行く。」
キ・チュンスが部下に合図すると私服姿の精鋭たちがチュ・チョルギを取り囲みました。テウォンはチュ・チョルギに加勢して内禁衛の兵士と戦いました。兵士はついに剣を抜いて二人に襲い掛かりました。テウォンとチュ・チョルギは素手で兵士を倒して逃げました。トチは柱の影に隠れて怯えながら様子を見守りました。

路地裏。
「はあ。はあ。はあ。お怪我はありませんか?私は宿屋で会った者です。」
テウォンはチュ・チョルギに言いました。
「ところでなぜ加勢した?」
「オクニョはなぜ漢城府の牢にいるのですか?オクニョは旦那様と同じ任務に就いていたのでしょう?」
「オクニョのことには関わるな。貴様には関係のないことだ。死にたくなければ関わるな。」
チュ・チョルギはテウォンの襟首を掴みあげると走り去りました。

探体人(チェタミン)のアジト。
「ナウリ。たいへんです。内禁衛の従事官キ・チュンスに連行されそうになりました。」
チュ・チョルギはカン・ソノに報告しました。

王宮。
カン・ソノはユン・ウォニョンにこのことを報告しました。ユン・ウォニョンは姉の大妃がパク・テスの死に疑いを持っていると察しました。
「必ずオクニョを殺すのだ。キ・チュンスには何があっても合わせてはならぬ!」

大妃の部屋。
文定大妃(ムンジョンテビ)は弟への疑念を深めていました。

夜の漢城府の牢屋。
オクニョは横になってテウォンと面会したときのことを思い出していました。オクニョを恨んだというテウォン。しばらくしてソナは起き上がろうとしましたがオクニョが眠っていないことを確かめると寝たふりをしました。
夜のコン・ジェミョンの商家。
コン・ジェミョンはチャクトに酒を注がせていました。そこにトチもやって来て一杯貰いました。
「テウォンのことだが、チョン・ナンジョンとどう関係があるのだ?」
「テウォンはユン・テウォン大監の息子です。」
「息子?」
「はい。テウォンのお母さんは正妻ではなくホンメといって素素楼の妓楼でテウォンを産んだんです。コン・ナンジョンが側室になってテウォンとテウォンのお母さんは捨てられたのです。テウォンのお母さんは貧しい家で病気になって薬も飲めずに死にました。チョン・ナンジョンという悪女のせいなんです。だからユン・ウォニョン大監への復讐がテウォンの人生の目標なんです。」
「だからといって父親への復讐は人の道に外れる。」
コン・ジェミョンは言いました。チャクトも朝廷の実力者への復讐なんて正気の沙汰じゃないと言いました。トチもテウォンは言う事を聞かないとチャクトの酒を奪って飲みました。

素素楼
テウォンは酔いつぶれてイ・ソジョンの前で倒れてしまいました。
「アイゴ~。どうしよう・・・。」
ソジョンは眠り込んだテウォンに困りました。

漢城府の牢屋。
夜も更けました。ソナは立ち上がり紐をオクニョの首に巻き付けました。オクニョはもがきながら立ち上がりソナと戦いました。オクニョはソナを投げ飛ばして手の骨を折って気絶させました。すぐに兵士が駆けつけてきて何度もオクニョを殴りました。

朝の素素楼。
テウォンはイ・ソジョンの部屋で目覚めて慌てました。
「記憶がないのですか?」
「俺はどうしたんだ?」
「すっかりもてあそばれました。」
「すまない。酒のせいだ。許してくれ。」
「うふふ。冗談です。ところでオクニョは誰ですか?どんなうわごとかはわかりませんでしたがオクニョだけは聞き取れました。」
「いや。何でもない。」

素素楼の庭。
テウォンは急いで帰ろうとしました。通りがかったファン・ギョハはテウォンに何か悩み事でもあるのかと尋ねました。執事のソン・チャフムは酔い冷ましを勧めましたがテウォンは行ってしまいました。ファン・ギョハはテウォンに妓楼を任せたいと思い、ホンメお姉さんの恨みをテウォンが晴らすことを助けたいと執事にその準備をするように言いました。

チョン・ナンジョンの部屋。
ミン・ドンジュはナンジョンにホンメとテウォンの繋がりについて報告しました。ナンジョンは憎い相手が慕っている人を一人ずつ殺して苦しめることが愉快だと語りました。ナンジョンはミン・ドンジュに安国洞に住んでいるユン・ウォニョンの正妻の食べ物に毒を少しずつ混ぜるよう命じました。

屋台。
チ・チョンドクはイ・ジハムと会いました。(なぜか)両班になったチョン・ウチもチョンドクに呼ばれて来ました。チョンドクは五人のオクニョと縁の深い知人にオクニョの現状を伝えました。
「もう私はどうしていいかわかりません。オルシ。どうかオクニョを助けてください。」

楼閣。
ユン・ウォニョンとカン・ソノは焦っていました。チュ・チョルギが戻って来て「失敗しました」と報告しました。ユン・ウォニョンはチュ・チョルギ自らオクニョを始末するように命じました。
「このままオクニョを生かしておけば大妃に知られる。殺せ!すぐに殺すのだ!」

牢屋。
オクニョは縛られたまま眠っていました。オクニョは縛られたまま犬のように飯を食べました。

感想

チョン・ウチは両班だったのかな?それとも両班に扮しているのか盗賊の「チョン・ウチ」へのオマージュなのか。カン・ソノとチュ・チョルギはオクニョを助けたいと思っていながら逆のことをしていますから、ちょっとストーリーが変ですね、また後で論理が破たんするのではないかと思います。テウォンはオクニョが探体人(チェタミン)であることを簡単に突き止めてしまいましたね。そしてユン・ウォニョンの庶子であるから差別される存在であると。ならばパク・テスの子孫はどうなでのでしょうか。ところで、なぜテウォンはチュ・チョルギに加勢したのでしょうね・・・まったくもって助ける道理がないし、ただ単にオクニョのことを聞きたかったというところでしょうか。そういえば日本語でコン・ジェミョンの役を演じているおじさんはファン・ギョハの名前をいう時にしっかり「キョハ」と韓国語読みをされましたね。今までこういった日本語での言い方はあまり聞いたことがなかったので、ちょっとした驚きです。

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