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オクニョ運命の女(ひと)45話の詳しいあらすじネタバレ!Flowers of the prison

オクニョ45話のあらすじと感想

韓国ドラマオクニョ

あらすじ

真心痛(心筋梗塞)で倒れた明宗(オクニョの異母兄)はオクニョが見守る中目覚めました。なぜここにいるのかと言う明宗にオクニョは幸いだとハン尚宮(サングン)を呼ぼうとしました。明宗(ミョンジョン)は上体を起こしオクニョと話しました。オクニョは危篤の知らせにいてもたってもいられずに従事官ハン・ジェソとハン尚宮(サングン)の助けで駆け付けたと言いました。

文定大妃(ムンジョンテビ)は国王の寝所の前に現れました。

明宗(ミョンジョン)は世子(異母兄)が世を去ってから持病の真心痛(チンシントン)がいっそうひどくなったがオクニョが来たので良くなりそうだと言いました。部屋の外でハン尚宮(サングン)が内人(ナイイン)から大妃が来たと報告を受けていました。ハン尚宮(サングン)は部屋に入り明宗に大妃の来訪を伝えました。明宗は大妃が来る前にオクニョを帰す方法はないかとハン尚宮(サングン)に言いましたが尚宮はそれは難しいと答えました。

文定大妃(ムンジョンテビ)が王の寝室に入りました。大妃は御医はどこへ行ったと尚宮(サングン)に尋ねました。ハン尚宮(サングン)は御医令監(ヨンガム)は薬剤を煎じに行ったと答えました。大妃はハン尚宮を追い出し部屋で明宗と二人きりになりました。

オクニョは障子の裏に隠れて明宗は寝たふりをしていました。

「主上がお眠りになる姿を見られたのは久しぶりです。東宮殿以来です。主上は東宮殿にいらっしゃった頃からご病弱でこの母をたいそう心配させてくれました。ですが、お倒れになっても必ず回復して私を安心してくださいました。今回も主上はご回復なさると信じています。世子のおもちゃをまだお持ちでおいででしたか。世子が亡くなられたときも主上は声を上げてお泣きになることはありませんでした。母に心配をかけまいと悲しみを御隠しになっておられたことは知っていました。そのせいでこのような真心痛になってしまったのでしょうか。それとも、私が主上を厳しく責めたせいで主上は心をお痛めになったのでしょうか。以前主上は私にお尋ねになられましたね。先王様の毒殺を謀り尚宮(サングン)内人(ナイン)を殺したかと。」
文定大妃(ムンジョンテビ)は明宗に話しかけました。話が核心に迫り、オクニョは身をこわばらせました。

回想シーン。
お忍び姿の明宗(ミョンジョン)が王宮に戻ったその足で大妃の寝所に現れ寝間着姿の大妃にどうして先王を毒殺し女官を殺したのだと責めました。

「あの時の主上を恨めしく思いました。まさか主上(チュサン)が私をあれほどまで厳しくお責めになられるとは。主上がお生まれになってから私は主上のために何事も決めてまいりました。ゆえに主上が母を傷つけたように、私も主上を傷つけようとしたのです。あのようにきつい言葉で主上を責めました。心から悔いています。私が主上を病にしたように思えて胸が張り裂けそうです。ゆえにお目覚めになってください。私を想うなら目を覚ましておっしゃってください。病をになったのは母のせいではないと。すべては主上のためにしたことです。再びあの時に戻ったとしても母は同じ道(先王の毒殺ともろもろの暗殺)を選択します。たとえ天罰を受け地獄に落ちようとも主上のためなら母にできぬことはありません。東宮殿の尚宮(サングン)内人(ナイン)を必ず捜し出して殺すでしょう。真相を知る者や主上の前途を阻む者を一人残らず殺します。主上。早くお目覚めになってください。そして母に理解を示してください。主上は親孝行ではありませんか。どうか母を苦しめるのはやめて、母のせいで倒れたのではないとおっしゃってください!」
文定大妃(ムンジョンテビ)は実の息子に恨みを含む言葉で話しかけ主上の手を握りました。布団に横たわる明宗はもうひとつの拳を握りしめました。

寝所の外。
ハン・ジェソはハン尚宮(サングン)にオクニョはどうしたか尋ねオクニョが部屋にいると知り驚きました。
文定大妃(ムンジョンテビ)は自分の寝所に戻りました。

明宗の部屋。
明宗は起き上がるとハン・ジェソとハン尚宮(サングン)が駆け付けました。明宗は隠れていたオクニョを呼びました。
「母上の話をすべて聞いたであろう。私はそなたに合わせる顔がない。」
明宗はオクニョに言いました。
「お気になさらないでください殿下。せっかくお気づきになられたのですからお体を大事になさってください。心配です。」
オクニョは明宗に言いました。
「そうか。回復したらまたそなたを呼ぼう。下がりなさい。チェソや。オクニョを家まで送りなさい。」
明宗はオクニョを帰すとハン尚宮(サングン)に大妃には目覚めたことを大妃に黙っているように命じました。

オクニョはハン・ジェソに導かれながら門の外に出ました。オクニョはチョヒが迎えに来たのでハン・ジェソと別れました。オクニョはチョヒに明宗が目覚めたことを伝えるように命じました。

夜の牢獄。
ヤン・ドングはファン・ギョハとイ・ソジョンをユン・テウォンに引き合わせました。牢なら慣れていると言うテウォンに二人の妓女(キニョ、妓生の女)は心配しました。テウォンは外知部(ウェジブ)をしたくらいで殺されることはないと言いました。イ・ソジョンはチョン・ナンジョンが捕盗大将(ポドテジャン)に外知部(ウェジブ)の追放を頼んだと話しました。

夜のユン・ウォニョンの家。
チョングムはもう一度ユン・ウォニョンと一夜を過ごそうと麝香を身に着けユン・ウォニョンに会い部屋に来るように言いました。
「大監さまのおこころをほぐしてさしあげます。」
チョングムが言うと、ユン・ウォニョンは国王が倒れて大妃も心を痛めている時にけしからん奴だと怒りました。チョングムと入れ替わりスングムが部屋に現れ国王が目覚めたと報告しました。

王の寝室。
大妃は明宗のもとに駆け付けました。
「母上にはたいへんな心配をおかけして申し訳ありません。」
心配する母に明宗は謝りました。大妃が御医に尋ねると、御医は静かに過ごさねばならないと言いました。

夜が明けました。
ヤン・ドングはユン・テウォンを典獄署の所長室に連れて行きました。ヤン・ドングは捕盗大将(ポドテジャン)が五日後に弁護をした罪でテウォンを裁くとオクニョに言いました。テウォンはチ胥吏に自分を早く牢に入れるように頼みました。ヤン・ドングはオクニョに捕盗大将(ポドテジャン)がチョン・ナンジョンに取り入っていると教えました。

署長室。
署長(注簿)のチョン・デシクはオンノムは刑曹で裁かれるそうだとイ・ヒョソン奉事(ボンサ)とユ・ジョンフェ参奉(チャンボン)とチ・チョンドク胥吏(ソリ)とユグムに話しました。ユ・ジョンフェは外知部(ウェジブ)の出入りを制限しないと署長にも火の粉が降りかかるのでコン・ジェミョンと縁を切るように言いました。チョン・デシクは動揺しました。

チョン・デシクは庭を歩いているとトチとチャクトが現れました。

コン・ジェミョンの家。
トチとチャクトは典獄署に出入り禁止になったとコン・ジェミョンに報告し指示を仰ぎました。トチはユン・ウォニョンに取り入るようコン・ジェミョンに言いました。

街。
チョンスとヨンベはチョン・マノ(ナンジョンとマッケの従弟)にわざとぶつかり因縁をつけて足で蹴って暴力を振るいました。そこにチョン・マッケが通りがかるとチョンスとヨンベは逃げました。

チョン・マノはチョン・ナンジョンとチョン・マッケに痛めつけられたことを大げさに話しました。

ユン・ウォニョンの家。
コン・ジェミョンが来るとユン・シネが迎えました。コン・ジェミョンはユン・ウォニョンに会うと五日後にテウォンが裁きを受けるので助けて欲しいと頼みました。ユン・ウォニョンは息子のほうから縁を切られたと知らない振りをしようとしました。コン・ジェミョンは親子の絆は切れず、オクニョと縁を切るように言い聞かせるのでと説得しました。そこにチョン・ナンジョンが現れコン・ジェミョンを追い出しました。コン・ジェミョンが部屋から出て行くと、ユン・ウォニョンはチョン・ナンジョンが冷たい態度を取るからテウォンが反発するのだと叱りました。チョン・ナンジョンは従弟のマノを殺そうとしたのはテウォンだと嘘をつき今回は口出ししないように言いました。

オクニョの執務室。
チョンスとヨンベがチョン・マノを懲らしめたとオクニョに言いました。
オクニョは命じていないと言いつつ二人の感情に理解を示して気を付けるように言うと下がらせました。

典獄署(チョノクソ)。
オクニョはテウォンに差し入れをしました。テウォンはオクニョも一緒に食べようと言うとおいしそうに食事を食べました。オクニョは(女性は夫と一緒に食べないという慣習を守り)テウォンの食事を見守りました。テウォンは外知部(ウェジブ)の仕事をして法も権力者の武器に過ぎないと悔しさをにじませました。オクニョはチョンスとヨンベがチョン・マノを襲ったのは法で解決しなかったからだと悪に染まる不安を打ち明けました。

街。
カン・ソノの手下チンミョンは尾行に気づかれチュ・チョルギに刀を突きつけられました。
「久しぶりだな。カン・ソノナウリの指示か。お前は選択を誤ったな。」

街。
「ナウリ。」
チンミョンはチュ・チョルギに刀を突きつけられたままカン・ソノの前に現れユン・ウォニョンと大尹(テユン)にさからえば命は無いと警告しました。
カン・ソノはチュ・チョルギにユン・ウォニョンから離れないと命を落とすぞと警告しました。
チンミョンは無事解放されました。
カン・ソノはチンミョンたちにチュ・チョルギにいっそう気を付けるよう命じました。

郊外の寺付近。
チョヒは上司のチスに脅されチュ・チョルギのもとへ連れていかれました。

チュ・チョルギはチョヒに会い命が惜しくなければ自分の味方になるよう脅しました。

夜になりました。
チョヒはオクニョの寝ている部屋に忍び込みました。
「なにをしている。なにをしているのだ。」
オクニョは起き上がりました。
「媽媽。チュ・チョルギナウリに会いました。媽媽を裏切りチュ・チョルギの味方になれと言われました。」
「どう答えたの?」
「考えさせてほしいと言いました。」
「手下になると言いなさい。」
「ええ?どうしてですか?」
「私に考えがあるからそうしなさい。」
「はい。」

翌日の王宮。
明宗は御医の鍼治療を受けていました。明宗は御医と話したいので人払いをしました。明宗は御医に自分の病状はどうだと尋ねました。御医は真心痛を治すのは無理だと言いました。明宗は自分がいつ死んでもおかしくないことを悟りました。御医は殺してくださいと土下座しました。

大妃の部屋。
ユン・ウォニョンとイ・ヨンシン、チョン・サンホともう一人の大臣は明宗が倒れたのは我々の責任だと大妃に謝罪しました。
文定大妃(ムンジョンテビ)は主上の変化に気づかなかった自分のせいだと言うと、ウォニョンらに政治をしっかりやるよう命じました。
ユン・ウォニョンは明宗の世継ぎについて問題提起しました。イ・ヨンシンとチョン・サンホはユン・ウォニョンを後押ししました。ユン・ウォニョンは文定大妃(ムンジョンテビ)に後継者候補と会って決めてはどうかと言うと、大妃は怒りだしました。
「黙れ!主上は必ずや完治しご回復なさる!これ以上聞きたくない。皆ただちに下がりなさい!」

部屋を追い出された大臣は我々で跡継ぎを決めようとユン・ウォニョンに言いました。
ユン・ウォニョンも了承しました。

大尹(テユン)のあつまる部屋。
ソン・ジホンとチェジョンとキュヨンは大尹(テユン)の動向に懸念を示しカン・ソノに機会を逃してはならぬと言いました。

オクニョの商団。
オクニョのもとにチャン・ソンプンとチョン・ウチとコ・テギルとチョンドンとマンスが集まりました。オクニョはチャン・ソンプンに買値の三倍(90両)で5000斤の人参を売るように頼みました。チャン・ソンプンは怖気づきながら引き受けました。

ミン・ドンジュは融資の二倍の額になると商人の大行首(テヘンス)チャ・デミョンとチャンドを呼びました。ミン・ドンジュは明国が皇后の命令で人参を買い付けに来るので有り金をすべて出すように持ちかけました。チャ・デミョンたちは融資を断りました。そこにトンチャンが戻って来てチャン・ソンプンという者が人参を買い占めていたと報告しました。

素素樓(ソソル)。
チャン・ソンプンはマノクが見守る中でミン・ドンジュと会いました。ミン・ドンジュはどこかで見た事があるとチャン・ソンプンに言うと、チャン・ソンプンは外知部(ウェジブ)の裁きの場でミン・ドンジュを見たことを思い出し酒をこぼしてしまいました。マノクはチャン・ソンプンをフォローしました。ミン・ドンジュはチャン・ソンプンから人参(インサム)を買いたいと申し出ました。

王宮。
明宗は庭を眺めながら自分がいつ死んでもおかしくないことについて考えていました。

王の執務室。
明宗はハン・ジェソを呼びチェソからテウォンがオクニョとともに外知部(ウェジブ)を育てていることを知りました。明宗はチェソにテウォンを呼ぶよう命じました。

街。
ユ・ジョンフェが口ずさみながら街を歩いているとチュ・チョルギの手下のチスらが現れました。

部屋。
チュ・チョルギはユ・ジョンフェを脅し庚子の年に典獄署で死んだ女について聞き出しました。ユ・ジョンフェはチ・チョンドクなら知っていると答えました。

典獄署(チョノクソ)。
典獄署(チョノクソ)に戻ったユ・ジョンフェはチ・チョンドクを呼び止め庚子(キョンジャ)の年もいたか尋ねました。

酒場。
ユ・ジョンフェは典獄署前の酒場にチ・チョンドクを連れて行きました。ヨジュは温かく二人を迎えました。ヨジュはチ・チョンドクがユグムと結婚したことを祝いました。ユ・ジョンフェはチ・チョンドクを酔わせて話を聞き出しました。
「庚子の年に女が死んだそうだな。覚えているか?」
「女人?あ~はいはい。いましたとも。斬られて死にそうでした。私が典獄署に運んだんです。あの女人(にょにん)のお産まで手伝いました。そうして生まれたのがオクニョです~あははははは。オクニョは昔から典獄署にいるんです。知りませんでしたぁ?」

王の執務室。
ハン・ジェソは明宗にテウォンが投獄されていると報告しました。
明宗はすぐにテウォンを釈放するよう命じました。

典獄署(チョノクソ)。
テウォンは釈放されました。オクニョはテウォンを見て不思議に思いました。そこにファン・ミョンゴルが現れ王からお呼びがかかっているとテウォンに報告しました。

夜のチョン・ナンジョンの部屋。
チュ・チョルギはチョン・ナンジョンにカビの娘がオグニョだと報告しました。

夜の王の執務室。
テウォンは明宗に会いました。
明宗は捕盗大将(ポドテジャン)に無実のテウォンを投獄した責任を必ず問うと言いました。テウォンはオンノムが罪に似合わぬ刑を受けそうだと明宗に打ち明けました。明宗はテウォンの訴えを聞き入れました。明宗はテウォンに自分の命がいつまでもつかわからない状況だと打ち明けました。明宗は自分が倒れたときにオクニョの命が危険になるのでテウォンに何があってもオクニョを守るよう命じました。

夜の街。
家に帰ろうと道を歩くオクニョにチュ・チョルギは声を掛けました。
「オクニョや。」
オクニョはチュ・チョルギを見て驚きました。

感想

なるほどね!展開が読めてきました。どうやら明宗はテウォンにオクニョを守るように言ったのは、ズバリオクニョと結婚しろという婉曲表現ですね!鈍い人だと気が付かないかもしれません。テウォンもオクニョを守るには結婚しかないと考えることでしょう。

明宗が短命であることは韓国の人ならだれでも知っていることだと思います。文定大妃(ムンジョンテビ)はドラマの中で、息子を気遣うふりをしながら傷つけていましたね!!!酷い母ですが、ああいう人は自分が息子を傷つけていることに気づいていないのでしょうか?自分の欲望が勝ってしまい、なんでも自分に都合よく考えてしまうということなのかな?ああいう人の気持ちはわかりませんが、息子のためと言いながら自分のことしか考えていないことは間違いないでしょう。

オクニョは買い占めた人参を(たぶん市場価格の三倍の値段で)ミン・ドンジュに売りつけてしまおうと思っています。人参が三倍の値段になれば、売るときにはさらに利益分を上乗せしなければなりませんから実売価格はもっと高くなるはずです。そんなにおいしい話があるわけないのですが、おそらくミン・ドンジュは騙されてしい、最終手段は刀での実力行使しかないというところまで行き着いてしまうのだろうと思います。

ソン・ジホンは完全に影を潜めてしまいましたね。韓国での受けが悪かったのでしょうか?爽やかな好青年のイメージよりも、情熱的であるほうが韓国の人は好きなんですね~。

真心痛は、たぶん、脳の神経伝達物質の病気なんじゃないかと思います。ストレスでそういう物質が寿命を迎える前に使い果たして栄養不足などで枯渇してしまったというか、あまり怒ったり不安になったりしないほうが長生きの秘訣というのは案外当たっているかもしれません。

あと5回ほどでオクニョんも最終回。続きが楽しみです。

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