麗〈レイ〉2話
目次
主なキャスト
- イ・ジュンギ(主人公の光宗)・・・「朝鮮ガンマン」主人公。
- アイユ(ヘ・ス役)・・・「ドリームハイ」
- カン・ハヌル(ワン・ウク, 王旭役)・・・「相続者たち」生徒会会長
- ホン・ジョンヒョン(チョンジョン, 定宗役)・・・「親愛なる者へ」主人公の夫。
あらすじ
ヘ・ス(コ・ハジン)はワン・ソが乗る馬に轢かれそうになりました。ワン・ソはよろめいたヘ・スを馬に乗せるとしばし走り乱暴に降ろします。ヘ・スはワン・ソに道は人が馬より優先だと文句を言うとヘ・スは気にもせずに馬で去りました。ヘ・スは侍女からあの男が第四皇子だと聞きました。
皇子と皇女たちはワン・ソを待っていました。第十皇子ワン・ウンは兄の足を踏んだ時に殺すぞとワン・スに言われたことがあると怖がりました。第十皇子ワン・ジョンも母が同じなのにろくに話したことがないと言いました。第九皇子ワン・ウォンはソは雰囲気を壊す天才だと言いました。そこに第四皇子のワン・ソが現れました。第三皇子のヨと第八皇子のウク以外の弟と妹たちは立ち上がり兄を迎えました。ワン・ソはワン・ヨとは正反対の席に着きました。第十三皇子のペガ(ワン・ウク)は兄を見て怖気づきました。妹のファンボ・ヨナはソに皇宮の外にある自分の家に滞在するようにソに言いました。第八皇子のワン・ウクも同意しました。
「ウクや。無理するな。ソには人間より獣の言葉のほうが通じる。」
第三皇子のワン・ヨは言いました。
「どうりで。兄上の話はよくわかる。」
ワン・ソは嫌味を言いました。
茶菓子が用意され、ヘ・スは顔を隠してワン・ソを盗み見しました。第八皇子の王旭(ワン・ウク)はヘ・スの様子を観察していました。すると、第十皇子のワン・ウンは、ヘ・スが風呂場に現れのぞき見した女であることに気が付きました。
「もしや、会ったことが?のぞき見の女か!」
「違いますよ~!」
ヘ・スは驚いて茶器を落としてしまいました。
ファンボ・ヨナはヘ・スを叱るとヘ・スは一旦逃げました。第八皇子のワン・ウクは微笑ましそうに笑い、盗み見したのはあの娘ではないと言いました。
ワン・ウンは庭に出てヘ・スを捜しに行きました。ワン・ウンは衣を脱ごうとしているチェリョンをのぞき見ると、それに気づいたチェリョンは悲鳴を上げました。ヘ・スはワン・ウンにチェリョンに謝るように言いました。ワン・ウンは侍女ごときに謝る気はないと怒って逃げようとしました。ヘ・スはワン・ウンを捕まえるとワン・ウンはヘ・スを倒して逃げようとしました。ヘ・スも負けじとワン・ウンと取っ組み合いの喧嘩をしました。騒ぎを聞きつけた皇子たちが庭に出ると、ヘ・スはワン・ウンに馬乗りになり頭突きを食らわせました。
「セクハラ男!反省するまで殴ってやる!」
ヘ・スが手を振り上げるとワン・ソがその手を掴みました。皇子たちは覗きがバレて逃げるワン・ウンを見て笑いました。
ヘ・スはワン・ソを追いさっきから行いが悪いと言いました。
「よかろう。私から謝罪を受けたら、命はないぞ。」
ワン・ソはヘ・スに顔を近づけました。そこに又従姉妹のミョン(第八皇子の妃)が現れヘ・スを引き取りました。
第八皇子の家の敷地内。
ミョンはヘ・スに子宝を願う石の塔やヘ・スの回復を願う石塔を見せました。第八皇子との間に子がないミョンはヘ・スが娘のように思っていることを伝えました。ヘ・スは自分がミョンと第八皇子に引き取られ養女として育てられていることを知り泣きました。
チェ・ジモンはワン・ウンのあざを診察しました。皇子たちはウンのあざを見て笑いました。皇子たちは運命の女人(にょにん)かもしれないとウンをからかいました。そこにワン・ソが通りがかると三人の皇子とチェ・ジモンは柱の陰からワン・ソを見ました。
ワン・ソは第三皇子ワン・ヨに挨拶しました。部屋にはユ氏とその息子ワン・ジョンもいました。ワン・ソは母に挨拶しました。ユ氏は武芸の鍛錬をしているのかとワン・ソに尋ねると、ワン・ソはそれを否定しました。ワン・ヨは遠まわしに犬や狼に劣る狼犬が現れたとワン・ソの悪口を言いました。ユ氏はワン・ソにもう顔を見せなくてよいと言いました。
「二年ぶりですよ。」
「母のためにすぐ帰れ。」
ユ氏はカン家の養母のために土産を持たせると言いました。
ワン・ソは母に簪を贈ろうとすると、先にワン・ジョンが赤いサンゴの簪を贈りました。ワン・ソは喜ぶ母を見て部屋から出て行きました。
ワン・ソが扉を開けると扉に張り付いていた他の皇子たちがよろめきました。
日が沈み辺りが薄暗くなると、ヘ・スになりきったコ・ハジンはこの時代にもホームレスと同じ人がいたと温泉地の中を捜しました。
ワン・ソは上着を脱ぐと、風呂に入りました。その身体には虐待された傷痕が生生しく残っていました。風呂の中から突然ヘ・スが現れるとワン・ソは顔の傷を一瞬隠しました。ワン・ソはヘ・スの首を掴むと見たことを忘れるように脅しました。ワン・ソは母への簪を落として行ってしまいました。
ヘ・スは家に帰り世話をしているチェリョンからワン・ソについての話を聞きました。
「第四皇子を見かけたらお逃げください。生母は忠州院様で養母は側室のカン氏夫人です。強力な外戚を持つ方だけど冷酷だという噂です。幼い時から獣を殺すことが趣味で信州の狼を根絶やしにしたと。人も殺すそうです。特に顔を見た人を。皇子様だからあの顔でも都に入れるのです。」
「(容姿と家柄が物を言うのは千年前も同じなのね。腐ってるわ!)」
コ・ハジンは心の中で思いました。
日が昇りました。
第三皇子のワン・ヨは母のユ氏と正胤(チョンユン)の第一皇子を儺礼(ナレ)の場で暗殺する機会を伺っていました。
儺礼(ナレ)の当日。
儀式の道具が皇宮の庭に運ばれました。仮面をつけた皇子は正胤(チョンユン)のワン・ムとともに剣舞を儀式の後に披露することにしました。
ワン・ソは正胤(チョンユン)の身代わりに方相氏の仮面を被りました。
夜になり皇子たちは太祖(テジョ)の前で悪鬼を追い払う剣舞を披露しました。すると、見覚えのない鬼の仮面を被った刺客が正胤(チョンユン)に襲い掛かりました。皇子たちは仮面を脱ぎ捨て刺客と戦いました。
世祖は正胤(チョンユン)がワン・ソと知り正胤(チョンユン)を呼びました。正胤(チョンユン)のワン・ムは仮面を取り父に姿を見せました。
「ソや。」
太祖(テジョ)はソに話しかける言葉もありませんでした。
「追います。」
ワン・ソは走り去りました。
街。
ヘ・スは侍女チェリョンと手を繋ぎ祭りを楽しんでいました。
ワン・ソは屋根の上を逃げる刺客を追いかけました。
ヘ・スは刀を抜いて走り回るワン・ソを見つけて後を追いかけました。
白樺の林。
刺客は林に逃げ込みワン・ソに襲い掛かりました。
ヘ・スは刺客が第三皇子にひれ伏したところを手下に斬り殺される場面を目撃してしまいました。
ワン・ソは刺客の一人に刀を突きつけ黒幕を吐けば命を助けると言いました。ヘ・スはワン・ソの前に現れると刺客の人質になりました。
「助けてください。本当に殺されます。」
ヘ・スの首に血が滲みました。
「そんな娘はどうでもよい。黒幕を言え!」
ワン・ソが言うと、失望したヘ・スは男から逃れました。刺客は何者かが投げた刀によって息絶えました。
「なぜだ!もう少しだったのに!」
ワン・ソがヘ・スの襟首を掴みました。
「離してやれ。」
第八皇子がワン・ソに刀を突きつけやめるように言いました。
「断る。」
ワン・ソは言いました。
感想
麗(レイ)2話の感想です。面白い!!!いやはや。タイムスリップなんてつまらないドラマが多いのでこのドラマもまったく期待していませんでしした。中二病のワン・ソが一番年上の兄のワン・ジョンのために身代わりになって刺客に狙われるという典型的なヒーローで。ヘ・ス(コ・ハジン)を見守る父のような男、第八皇子のワン・ウク(王旭)がまた養父なのか保護者的な見守り隊長なのか、まだはっきりしたことはわかりませんが、ヒロインを守る男1号を名乗り上げましたね。
イ・ジュンギとペアになる女性ってどうしていつも「童顔」のロリコン系女性なんでしょうね。幼稚なアホ女の守られたい系(これがイ・ジュンギの主要なファン層なのでしょう)をターゲットとしたマーケティングなのかもしれません。それで、これがまた面白い。細面の強い男と幼稚女の組み合わせとなると、ドラマのシナリオがコメディと中二病のミックスになってしまうのですから。
日本の女性にも受けてるみたいで結構DVDが売れてるみたいですね。
イ・ジュンギとペアになる女性ってどうしていつも「童顔」のロリコン系女性なんでしょうね。幼稚なアホ女の守られたい系(これがイ・ジュンギの主要なファン層なのでしょう)をターゲットとしたマーケティングなのかもしれません。それで、これがまた面白い。細面の強い男と幼稚女の組み合わせとなると、ドラマのシナリオがコメディと中二病のミックスになってしまうのですから。
日本の女性にも受けてるみたいで結構DVDが売れてるみたいですね。