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オクニョ運命の女(ひと)34話の詳しいあらすじネタバレ!


オクニョ34話のあらすじと感想

韓国ドラマオクニョ

あらすじ

夜の昭格署(ソギョクソ)に明宗がオクニョを訪ねて来ました。ハン・ジェソは建物の外で警備をしていました。
「旦那様。どうなさいましたか?お呼びになれば参りましたのに。」
「いや実はな。当分そなたに会わぬほうがよいと思う。宮中で私の行動は監視されているようなのだ。そなたを危険に遭わせることはできぬ。チェソ(ハン・ジェソのこと)が安全な場所で会えるよう取り計らってくれるのでそのようにしてくれ。」
「はい。わかりましたナウリ。」
「驚かせたならすまぬ。」
「いいえ。もしやそうなったのは私のせいですか?」
「それはどういうことだ。」
「今まで私を助けていただいたことで旦那様のお立場が悪くなったのでは?」
「違う。そうじゃない。」
「私にできることはありますか?」
「大丈夫だ。今後も不審なことがあれば私に教えてくれ。当面はそなたも身の回りに気を受けてくれ。」
「ないナウリ。」
「そう。今日はこのくらいで・・・。」
「ナウリ。」
「ああ。何だ?」
「私の母のことで分かったことはありませんか?このような時に悪いのですが、次にいつお会いできるかわからないのでお尋ねします。ユン・ウォニョン大監が私の母を殺したことで何か進展はありましたか?」
「はあ・・・それは・・・・それはだな。」
「はいナウリ。」
「すまないがもう少し待っていてくれぬか。まだ調べているところで手がかりとなるものはない。」
「はい・・・。」
「すみない。」
「ナウリ。」
「いや。そなたの力になれぬくせにいつも振り回して。」
「いいえナウリ。こちらこそお役に立てず申し訳ありません。」
「今日は戻るとするか。今日は密かに出て来たのだ。長く居るわけにはいかぬ。」
明宗は立ち上がりました。
「ないナウリ。」
オクニョも立ち上がり明宗を見送ろうとしました。
「おおここでよい。大丈夫だ。」
明宗は帰りました。

オクニョはチ・チョンドクの家に帰りました。チ・チョンドクは眠れないのだと庭までオクニョを出迎えました。チ・チョンドクは部屋にオクニョを呼ぶとカン・ソノが尋ねて来てオクニョの母が女官だったらしいと言いました。チ・チョンドクはカン・ソノにオクニョを取り上げたケトンを紹介したとオクニョに教えました。
「オクニョや。俺は最近心配で眠れない。気味が悪いんだ。二十年前のことをきかれたことも髪飾りのこともお前に災いが降りかかりそうで怖い。オクニョや。頼むから危ないことはするな。もう離れ離れになるのはごめんだ。」
「おじさん。安心してください。大丈夫ですよ。」

カン・ソノはケトンからオクニョの母が死ぬ前に言い遺したことを聞いて考えました。オクニョの母はケトンに「名前はカビだ。内禁衛(ネグミ)の従事官イ・ミョンホに子が生まれたと伝えてほしい。」と言い遺していました。ケトンはイ・ミョンホに会いに行くと家の者は残らず捕らえられたので怖くなって帰りそのことは二度と話さない決意をしたとカン・ソノに話していました。
「どうしてオクニョに言わなかったのだ。」
「カビという方と従事官様がどんな罪を犯したかわからないけどオクニョが知ったらそのせいであの子に災いが降りかかる気がしてオクニョにも言わなかったんです。」

カン・ソノはイ・ジョンミョンの家に帰るとハン尚宮とミン尚宮(サングン)に会いました。
「ママニム。もしかしてイ・ミョンホ従事官は知りませんか?」
カン・ソノはハン尚宮に尋ねました。
「その方はカビが慕っていた内禁衛(ネグミ)従事官(チョンサガン)です。なぜご存知なのですか?」
ハン尚宮はカン・ソノに言いました。
「典獄署(チョノクソ)でオクニョを取り上げた女と会いました。その者が言うにはカビがイ・ミョンホに子の誕生を伝えるように言われたのです。しかしイ・ミョンホはおらず家の者は皆捕らえられました。それで怖くなって口を閉ざしたと。ママニムは何か知りませんか?」
「カビが宮殿を去り従事官様も姿を消しました。それからどうなったかは知りません。」

イ・ジョンミョンの家の庭。
「ママニム。カビは王様のご寵愛を受けたのでしょうか。」
ミン尚宮(サングン)はハン尚宮に尋ねました。
「カビが従事官様にオクニョの誕生を伝えようとしたなら従事官様がオクニョの父かも知れぬ。」
「しかし・・・・カビはなぜご寵愛の証を持っていたのでしょうか。」
「私にもわからぬんだ。」

王宮の大妃の部屋。
文定大妃(ムンジョンテビ)は机の引き出しから先王の寵愛の証を取り出して眺めていました。そこに内禁衛(ネグミ)従事官のキ・チュンスが呼ばれて現れました。キ・チュンスは髪飾りについて髪飾りを持っていたユ・ジョンフェはなぜ髪飾りが典獄署にあったか知らないようだと報告しました。
「待て。典獄署にオクニョがいたな。あの子なら何か知っているかもしれぬ。聡明で機転が利くゆえに頼むとしよう。あの娘を明日ここへ呼びなさい。」
「あの、大妃様。あの娘はもう典獄署(チョノクソ)におらぬそうです。実はあの者は海州(ヘジュ)の官婢となりました。詳細は知りませんがユン・ウォニョン大監とチョン・ナンジョン奥様が手を回されたようです。」
「何だと?なぜ黙っていた!」
「申し訳ありません媽媽。ユン・ウォニョン大監から強く口止めをされました!媽媽にご心配をおかけしたくなくて黙っておりました。申し訳ありません媽媽。私を罰してください。」
「あの娘が海州(ヘジュ)で大人しくしているはずがない。ただちに調べよ!」
「はい。媽媽。」

サムゲの渡し場。
オクニョは男装して労働者に指示を出していました。
「ここサムゲにはチョン・ナンジョンの商団とコン・ジェミョンの商団の荷物が入る。二人はサムゲにどの商団に何の荷物が入ったか調べなさい。」
オクニョは雇ったゴロツキのチョンスとヨンベに命じました。
すると女性の商人が悲鳴を上げました。
「てめえ誰の許可を得て商売ヤッてンだ!」
マン・チャンドは露天商の女性からショバ代を脅し取ろうと乱暴を振るっていました。
チョンスはオクニョにチャンドが何者かについて教えました。
「払いますから!」
女性は悲鳴を上げました。
「期限はとっくに過ぎてるぞ!」
「アイゴ。今はお金が・・・。」
「やめなさい!乱暴をやめてすぐに立ち去れ!」
オクニョはチャンドに言いました。
「何だと?やっちまえ!」
マン・チャンドは子分に命じました。
ゴロツキたちはオクニョに襲い掛かりました。
オクニョはマン・チャンドたちを倒しました。

酒場。
「チョンドンはまだ獄中か?」
トンチャンは子分と昼間から酒を飲んでいました。
「はい兄貴。」
「アイゴ。ただじゃおかねぇ。早く飲め。サムゲに行くぞ。」
塀の外からその様子を見て怯えていました。
チョンドンは頬を叩いて勇気を出しました。マンスは行きたくないと怯えました。トンチャンはマンスを励ました。
「兄貴!」
「チョンドンこいつ!」
「何だ?逃げきれないから来たのか?」
「兄貴。もう一度受け入れてください!」
「ああ受け入れてやろう。渡したいものがあったんだ。・・・・これでもくらえ!お前らが、ユン・テウォンの手下だと判ってるんだ!よくも騙したな!」
トンチャンは懐に手を入れるとその手でチョンドンとマンスを叩いて足で蹴って暴行を加えました。チョンドンとマンスは地面に転がりました。
「お許しください兄貴!違います兄貴。テウォン兄貴の手下というのは確かです。オクニョが殺されそうというのでテウォン兄貴に教えました。でもそれだけです。兄貴や奥様が内禁衛(ネグミ)に捕まったことはテウォン兄貴も俺たちも知りません!」
チョンドンとマンスはトンチャンの脚にしがみつきました。
「情けないなぁ。」
「兄貴。大行首(テヘンス)様がお呼びです。」
「ここから動くなよ!行くぞ。」
トンチャンはチョンドンを蹴って行きました。
「アイゴ。あいつしっかりしてるんだか間抜けなのか。うまくいったな。大丈夫か?」
トンチャンはが去るとチョンドンはマンスに言いました。

トンチャンはミン・ドンジュのもとに行くとテウォンが果物と干物を買い占めて値上げを防ぐ気だと言いました。
ミン・ドンジュは平市署(ピョンシソ)だけに儲けさせるわけにはいかないので先回りをするように命じました。ミン・ドンジュはトンチャンにチン・スミョンという者はどうなったと尋ねました。トンチャンは三日前に捕盗庁(ポドチョン)に捕まったと言いました。

ホン・マンジョンは「ヤン・ドング」の商団に現れました。チョン・ウチとコ・テギルはホン・マンジョンを手厚く迎えました。チャン・ソンプンはホン・マンジョンを部屋に案内しました。次にチャ・デミョン大行首(テヘンス)が商団に現れました。
「ついに貴人に会えますね。」
チャ・デミョンは嬉しそうに言いました。

商団の部屋にいくつかの商団の大行首(テヘンス)が集まりました。
「大行首(テヘンス)様です。」
チャン・ソンプンが言うと、オクニョが部屋に入って来ました。大行首(テヘンス)たちは立ち上がりオクニョを迎えました。
「昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)ではないか。」
チャ・デミョンは言いました。
「大行首(テヘンス)にお教えした東方の貴人とは私のことです。」
「私を騙したのか?そなた(チョン・ウチ)もそなた(コ・テギル)も私を騙したのか!」
チャ・デミョンは怒りました。
「お座りください。こうして大行首(テヘンス)にお集まりいただいたのは共に仕事をするつもりです。この商団についてお話したことはすべて事実です。我々の商団は朝鮮で一番を目標にしています。ここにいる我々商団が手を組めば損をすることはありません。我が商団には皆さんが思っている以上の人材と資金があります。大行首(テヘンス)がお持ちの船団と品物、人脈、明国との交易権があればこの朝鮮の商いを支配することができます。」
オクニョは太い声で皆に言いました。
チャ・デミョンとホン・マンジョンは大妃とユン・ウォニョンとチョン・ナンジョン、ユン・テウォンとコン・ジェミョンに挑んでも潰されるだけだと言いました。
「話だけでも聞いてください。最後まで聞いて納得いかなければ帰っていただいて結構です。大行首(テヘンス)たちは朝鮮で優れた商才と人材と知識をお持ちです。いつまでもチョン・ナンジョンやコン・ジェミョン商団の支配下のままでいいのですか?一体いつまで彼らの顔色を伺い続けるつもりですか?我々が力を合わせればきっと朝鮮一の商団になれます。必ず朝鮮一の商団を作って見せます。それを成し遂げる道筋が私にはあります。あとはそれを実行するだけです。今からその計画を最後までお聞きになってからお決めください。計画をお話する前にも一度言います。私は自信があります。商才をお持ちの皆さんが力を合わせ、信じてついてきてくれるならば、かならず皆さんに莫大な富が入ることをお約束します。」

平市署(ピョンシソ)。
チョ・セホとファン・ミョンゴルはチョン・ナンジョンから接触があったとユン・テウォンに報告しました。テウォンは二人の労をねぎらいました。

ウンスは大行首(テヘンス)のコン・ジェミョンが呼んでいるとテウォンに会いに来ました。

テウォンはコン・ジェミョン商団に行きました。
コン・ジェミョンたちはテウォンに「小さな商団をまとめているのが誰かわかった」と話しました。
「オクニョだ。小さな商団をまとめているのはオクニョだ。オクニョと組んでいるのはソン・ジホンだ。ホン・マンジョンはチャ・デミョンまで抱き込んだ。ただごとじゃない。」
コン・ジェミョンは言いました。
「ソン・ジホンがオクニョを使ってお前に復讐する気だ。オクニョがテウォンを裏切るなんて・・・。」
チャクトは言いました。
「どうするんだテウォン?」
コン・ジェミョンはテウォンに言いました。

典獄署(チョノクソ)。
ミン・ドンジュはチョン・デシクに会いに来ました。
「大行首(テヘンス)殿。典獄署(チョノクソ)に何の御用ですか?とりあえず御掛けに。」
チョン・デシクが言うと、ミン・ドンジュはチン・スミョンという者を典獄署から出所させてほしいと言いました。
「最近刑曹の監視が厳しくなっていまして・・・。」
「聞いてくださるならチョン・ナンジョン様から十分な謝礼をいただけます。」
「本当ですか?本来なら難しいのですがわかりました。」

「どうだった?奴が出所したらすぐに口を封じるのだ。」
典獄署(チョノクソ)の外で待っていたチョン・マッケは合流したミン・ドンジュに命じました。

チョン・デシクはチ・チョンドクを呼ぶとチン・スミョンの身代わりを内密に用意するように命じました。チ・チョンドクは命令に従うことにしました。チョン・デシクが去るとユ・ジョンフェが現れました。
「あ〜っ!」
チ・チョンドクは驚きました。
「チョン・デシクが何か企んでるな。私に隠したって無駄だぞ。」
ユ・ジョンフェは何か感づきました。

チョングムは市場に行くと「例の物」を買いました。
「男は誰だってこの匂いをかいだら興奮しちゃいます!二十両です。」
店の男は言いました。
「お金は明日持ってくるわ!」
チョングムはツケで例の物を買いました。

チョングムがミン・ドンジュの店に行くとトンチャンが嬉しそうに現れ装飾品をチョングムにあげました。
「お前がかわいいからだよ。」
「何のつもり?あんたなんかこの私が相手をすると思うの?最低!いやらしい!」
チョングムはプレゼントをトンチャンに叩きつけて逃げました。

「これが効いたのかしら。まるで発情した獣みたいだったわ。大監様。待っていてください。このチョングムが大監さまのお心を奪いに。あ〜ん。このチョングムがあ〜ん。」
チョングムは懲りずにユン・ウォニョンを物にしようと思っていました。

トンチャンは不機嫌になっていました。そこに現れたチョンドンとマンスをトンチャンは殴りました。
「オクニョとユン・テウォンの動きをしっかり見張って報告しろ!早く行け!」

チョンドンとトンチャンはチョン・ウチとコ・テギルにこのことを報告して手を引きたいと言いました。
「兵法三十六計の六計。声東撃西。東に声して西に撃つ。お前たちが東で声を上げて引きつけた隙に俺と兄貴が西で撃つんだ。どんなにつらかろうとトンチャンに食らいつけってことだ。」
コ・テギルは言いました。
チョン・ウチは嫌がるチョンドンとマンスを励ましました。

王宮。
キ・チュンスは文定大妃(ムンジョンテビ)にオクニョは今、昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)となっていると報告しました。
文定大妃(ムンジョンテビ)はオクニョをすぐに呼ぶようキ・チュンスに命じました。

ソン・ジホンは官服を着て王宮に出仕しました。四人の部下はソン・ジホンの朝廷への復帰を祝いました。

ソン・ジホンは明宗に会い新たに登用する役人の名簿を提出しました。
「アン・ジョンホは余が何度も声をかけたのに出仕を断られた者だぞ。」
明宗はソン・ジホンに言いました。
「官職にはまるで興味がなく何度も門前払いを受けました。しかし粘って何とか口説き落としました。」
「素晴らしい。偏りのない人選だ。母上も小尹(ソユン)派も文句はいえまい。よくやった。」
明宗はソン・ジホンの労を労い下がるように言いました。
ソン・ジホンは退出しました。
明宗はハン尚宮を部屋に呼ぶと大妃と会うため準備するように命じました。

ソン・ジホンは王宮でユン・テウォンに会いました。
「久しぶりだな。」
「官職に就かれたのですか?」
テウォンはソン・ジホンに言いました。
「主上殿下(チュサンチョナ)の命令で吏曹正郎(チョンナン)となった。そちも役人となったのだ。知っておろう。私はそちが平市署(ピョンシソ)注簿(チュブ)の立場を利用して私服を肥やしていることはわかっている。ゆえに気を付けろ。私の判断で平市署(ピョンシソ)の注簿(チュブ)など明日にでも辞めさせられる。」
「・・・・・・。」

平市署(ピョンシソ)。
ユン・テウォンは役所に戻りました。
「ナウリ。何かありましたか?」
「吏曹正郎(イジョチョンナン)ソン・ジホンが商団を運営して小さな商団を吸収している。サムゲのホン・マンジョンやペオゲ市場のチャ・デミョンも商団に引き入れたようだ。どうなったか調べろ。」
テウォンはチョ・セホとファン・ミョンゴルに命じました。

昭格署(ソギョクソ)。
キ・チュンスが現れオクニョに大妃に会うように命じました。

王宮。
オクニョは大妃の部屋に行きました。
明宗も大妃の部屋に向かっていました。明宗とハン尚宮はオクニョが大妃の部屋に入るところを見て驚きました。明宗は大妃には会わずハン・ジェソに様子を調べるように命じました。

オクニョは文定大妃(ムンジョンテビ)に拝礼しました。
文定大妃(ムンジョンテビ)はオクニョに近くに座るように命じました。オクニョは大妃と同じ部屋の床に座りました。女官たちが部屋に入って来て茶と菓子を置いて下がりました。キム尚宮(サングン)が二人に茶を注いで下がりました。文定大妃(ムンジョンテビ)はオクニョに茶をすすめました。
「海州(ヘジュ)に官婢として流されたそうだな。何かあったら私に教えよと言ったではないか。」
「それは。媽媽のご迷惑になると思ったからです。」
「次からは何でも言え。己の力で昭格署(ソギョクソ)の道流(トリュ)になるとは。その聡明さはパク・テスゆずりだ。ゆえに娘のように思われたのだな。昭格署(ソギョクソ)は格別に私が目をかけている。これからは頻繁に来てもらう。用を頼むからそのときはまた頼む。」
「はい媽媽。」
「今日は頼みたいことがあってそなたを呼んだのだ。開けなさい。それが何かわかるか?」
大妃はオクニョの母の形見を見せました。オクニョはチ・チョンドクから聞いていた髪飾りを見て驚きました。
「私には、わかりません。」
オクニョは簪を返しました。
「今まで一度も見たことは無いのか?」
「はい媽媽。一度も見たことはありません。」
「実はこれは典獄署にあった。お前がそこで生まれ育ったならもしかしたら知っているかと思った。この髪飾りが典獄署になぜあったか調べてみてくれぬか?実はどうしても知りたいのだ。お前なら突き止めてくれると思って。」
「はい媽媽。」

王の部屋。
明宗は落ち着かない様子で知らせを待っていました。ハン・ジェソが戻りオクニョは昭格署(ソギョクソ)に帰ったと報告しました。ハン・ジェソはキ・チュンスが大妃の命令でオクニョを捜していて最近オクニョが昭格署(ソギョクソ)に来たことを知ったと話しました。

昭格署(ソギョクソ)。
オクニョが昭格署(ソギョクソ)に帰るとハン尚宮が待っていました。ハン尚宮はオクニョになぜ大妃に呼ばれたのか心配していました。
「母の飾りにどのような意味があるのですか?大妃様にあの髪飾りを見せられました。」
「大妃様にまた訊かれたら知らぬと答えるのだ。」
「大妃様に髪飾りが典獄署にあった経緯を調べよと命じられました。どうすればいいですか。」
オクニョは悩みました。
ハン尚宮はオクニョに大妃には知らないと言いとおすように言いました。
オクニョは髪飾りが何なのかハン尚宮に尋ねました。ハン尚宮は髪飾りが父の手がかりになるが誰がオクニョの父かはわからないので真相を知るのはもう少し待つようにとオクニョに言いました。

夜の典獄署(チョノクソ)。
チ・チョンドクはチン・スミョンに声をかけました。

オクニョは夜の酒場に行きイ・ジハムと合流しました。オクニョはタッカンマリをヨジンに出してもらうと立ち上がりました。イ・ジハムは話がついたので近々大きな金が必要になるとオクニョに言いました。オクニョはソン・ジホンが吏曹正郎(イジョチョンナン)になり、チョン・ナンジョンに復讐するにはより大きな力が必要だと言いました。イ・ジハムはその通りだとオクニョを誉めました。

日中の街。
ヤン・ドングが騒ぎを聞きつけて商団の家に行くとチン・スミョンというミン・ドンジュの商団の行首が刺殺されたと部下が報告しました。ヤン・ドングが死体を確認すると本当にチン・スミョンが死んでいました。

ヤン・ドングは兵を率いて典獄署(チョノクソ)に現れました。
チョン・デシクとチ・チョンドクは慌てました。
部屋にヤン・ドングが現れました。
「ただちに典獄署(チョノクソ)胥吏チ・チョンドクを捕らえろ!そちがチン・スミョンを殺したという証拠も証人もおるのだ!」
ヤン・ドングはチ・チョンドクを連行して行きました。

トンチャンは慌ててソン・ジホンの商団に行くとオクニョにチ・チョンドクが連行されたことを教えました。

感想

なんとチ・チョンドクおじさんが殺人の犯人として捕盗庁のヤン・ドングに捕まってしまいました!もしかしてチ・チョンドクに罪を着せたのはミン・ドンジュとチョン・マッケの仕業!?

ソン・ジホンはテウォンに宣戦布告とも言えることを言いましたがどこか頼りない。

オクニョは大妃に母の形見を見せられて窮地に陥りました。オクニョのお父さんは内禁衛(ネグミ)の従事官イ・ミョンホなのか、それとも・・・先の王様である中宗(「チャングムの誓い」や「師任堂、色の日記」に出てた王様)の息子、仁宗なのか!!?

慌ただしいオクニョも後半に来てオクニョの父親のことについてもわかりそうになってきましたね。

続きが楽しみです。

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