韓国ドラマ花郎(ファラン)3話のあらすじネタバレ視聴感想
あらすじ
新羅の都に貴族で美形の青年を募集するお触れが出ました。キム・スホとパンリュたち王族と貴族の若者は触書を目にしました。
キム・スホの父キム・スプは花郎(ファラン)の制度に賛成しました。ある貴族は我々の力を削ぎたいのだろうと反対しました。パク・ヨンシルはこのままでは賛成できないと太后(テフ)に王の許しを求めました。
アロは多易書(タイソ)の店主ピジュギに借金を返しました。ピジュギは割のいい隠密の仕事があるとアロに教えました。
キム・ウィファは部屋でヘタな笛を吹いていました。ピジュギは一人人材を見つけたとキム・ウィファの機嫌をとりました。
「凄腕の者に任せております!ご安心ください!」
アロは王族貴族の若者の様子を一人ずつ調べて観察結果を帳面に記録しました。
多易書(タイソ)にムミョンが現れました。
「友人は父上に会えたか?別に恩を売ろうというわけじゃない。」
「刀が欲しい。」
ムミョンはピジュギに言いました。
アロは真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)以外の若者を調べていました。
「たいへんな尾行です。一日中動き回っております。」
パオ真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)にアロの行動を報告しました。
真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)は街でムミョンとすれ違いました。
「奴だ!」
ムミョンは三麦宗(サムメクチョン)を追いかけました。
真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)はアロを追いかけていました。
「そんなに動き回るなよ。」
サムメクチョンはアロの後ろ姿を見て鼻で笑いました。
アロは木工所に入りました。
「どなたかいませんか。」
アロは暗い木工所の中で呼びかけました。すると扉が急に閉まり、彡麦宗(サムメクチョン)はアロの口を手で押さえました。
「んー。んー!」
「声を出そうとするな。私を狙う刺客に気づかれる。」
ムミョンも木工所の中に入りました。
「出て来い。」
ムミョンは言いました。
「お前は何者だ。」
「顔を見られるのがそんなに怖いか。」
「振り向かずに行け。また会おう。」
彡麦宗(サムメクチョン)はアロを解放しました。
「出口はどこなの?」
アロは緊張しました。
「お前は何者だ。」
「お前に借りがある。」
「私は他人に狩りを作った覚えはない。」
「お前に友を殺された。覚えてないのか?」
ムミョンは言いました。
「生きていた?」
「隠れてるのは卑怯だぞ!すぐに出て来い!」
ムミョンは叫ぶと彡麦宗(サムメクチョン)は逃げました。
「お前は開けてはならぬ扉の前に立っているようだ。」
「人が越えられない道、入れない場所、開けられない扉!そんなものがあってよいと思うか?そんな決まりはクソくらえだ!出て来い!」
「このまま去れば殺さずにおこう。」
「その必要は無い。俺は必ず、お前を殺すからだ。」
ムミョンは人影に刀を突きつけました。
アロは刀を突きつけられて驚きました。
「お前は、誰だ。」
「あの・・・その・・・。」
「ここで・・・何を?」
「違うの。」
アロは怯えました。
彡麦宗(サムメクチョン)がムミョンに襲い掛かって来ました。
ムミョンはアロを庇うと彡麦宗(サムメクチョン)と戦いました。
彡麦宗(サムメクチョン)とアロは逃げて行きました。
その場に宝飾品が落ちていました。
アロは脚が痛くなり座り込みました。
そこにムミョンが現れたのでアロは膝に顔を埋めてやり過ごしました。
「昼間から刀を振り回すなんて!」
アロは怒ると自分をかばったムミョンについて思いなおしました。
「飯の種。どうしよう。ピジュギが待ってるわ。」
アロは帳面を大事そうに抱えました。
ムミョンは彡麦宗(サムメクチョン)を捜しましたが見つかりませんでした。
酒場。
パオは真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)が王の証を落としたことを心配し守れなかったことを謝罪しました。酒場の客は真興王(チヌンワン)の一物が無いから姿を現さないのだと噂して笑いました。
「いっそうつけ者になりたい。そうだな。隠れるのは卑怯だ。」
彡麦宗(サムメクチョン)は弱音を吐き、ムミョンの言葉を思い出しました。
ピジュギはキム・ウィファとともにアロを待っていました。
「ついにわかります。若者たちの知られざる姿が!」
アロは戻ってくるなり水を飲み干しました。
「これが王侯貴族の御曹司の調査書です。ひとつ問題があります。慌てて書いたので私しか判読できません。」
「足で書いてもこうはならぬ。」
キム・ウィファは言いました。
「お代を頂ければご説明します。何も見えない暗闇にパーッと光が差すようになります。」
アロは言いました。
「神国には三大勢力がいます。太后(テフ)派。反太后(テフ)派。中道派です。居西干(コンガン、朴赫居世パク・ヒョッコセ)の時代から朴氏、昔氏(ソクシ)、金氏が持ち回りで王に就いていました。よって真骨(チンゴル)には太后(テフ)様と張り合える者がいます。」
アロは説明をはじめました。
「知っておる。」
キム・ウィファは言いました。
「ここからが本題です。まずは中道派。神国(シングク)で最も麗しき若者を挙げるならこの者です・・・。万人の心を奪う魅力の持ち主はヨウル。彼は権力に興味を示さず根無し草のごとく、母は先王の姉で聖骨(ソンゴル)ですが、父は真骨(チンゴル)のうちの誰か不明なため、ヨウルが真骨(チンゴル)たちに父かどうか確かめに来るたびに真骨(チンゴル)の男たちは肝を冷やします。」
アロが言うと心当たりのあるキム・ウィファは肝を冷やしました。
「さあ、ここからが本題です。生まれながらに手綱から自由な馬。富と権力を持ち優れた若者たちの中でも特に抜きんでている二人。パンリュ。パク・ヨンシルの養子でパク・ホの実子。一言で将来が約束された男。知的で端正な顔立ちですがやや冷たい。でも女人(にょにん)は若い男に惹かれるのです。女人(にょにん)に冷たい冷血漢。パンリュが頭脳はならこちらは肉体派です。太后(テフ)派の長のキム・スプの息子キム・スホです。その勇猛さと腕力は都で一番。しかし女にだらしない。物事に熱心に取り組む若者もいます。好奇心がありよく笑うハンソン。そしてそんな弟を見守る兄タンセ。」
「ちょっと待て。ハンソンとタンセは兄弟だがなぜ違う派閥にいるのだ?」
キム・ウィファは言いました。
「生まれが違えば進む道も違うのです。」
ピジュギは言いました。
「生まれが違う?なぜだ。」
「父は同じですが、タンセの母は使用人の出なので、兄弟とはいえ違うのでしょう。」
アロは言いました。
「一人は真骨(チンゴル)。もう一人は半分。よくあることです。」
ピジュギは言いました。
「これで都の若者たちのことはおわかりでしょう。まだ調べられてない人もいます。別に知らなくてもいいです。報告は以上です。いつでも追加の調査をいたします。無論追加料金は必要です。今度ツケを天引きしたお題は頂にまいります。」
アロは仕事を終えました。
「借金まみれの聡明な娘か。」
キム・ウィファは言いました。
「だれのお嬢様か知りたいですか?」
ピジュギは言いました。
「誰の娘だ。」
「アンジ様です。賤民の母とアンジ様の間に生まれた半分。」
「アンジの娘か。見覚えがある。」
アロが家に帰ると家の前にムミョンがいました。
「なんなの。なんであいつがいるの?嫌がらせをするため?」
アロが再び家を見るとムミョンはアロの背後に回っていました。
「なぜここにいるのだ!奴の一味か!」
「この家の者です。ここに住んでます。」
アロが答えるとムミョンは自分を励ましてくれたアロのことを思いだしました。
「お前がアンジさんの娘だと?」
「これは・・・。」
アロはムミョンの裾をまくりました。
「何をする。」
ムミョンはひっくり帰りました。
「これはお兄様のために仕立てた服だわ!なぜこの服を?あなたは何者なの。どこでこの衣を?」
「来たか。」
キム・アンジが戻ってきました。
「王京では賤民をかくまった者も罰せられる。わかったな?」
キム・アンジはムミョンに言いました。
「ご心配いりません。あなたとは二度と会いません。」
「名をきかれたらソヌと答えろ。アロにいはそなたが兄と話しておく。」
「どういうことです?」
「ここにいろ。私の息子、アロの妹として。」
「ふざけるな。どうして俺があんたの子とあの子の兄に?」
「治療を続けなさい。そうしなければ気を失うことも多くなり傷も癒えぬ。何をするにも体が大事だ。ここにいろ。これは私の気持ちではなく、ソヌの気持ちだ。」
キム・アンジはアロにムミョンが兄と言いました。アロはあの男は危険だと言いました。キム・アンジはアロにあの男がアロとな時首飾りを持っていたと見せました。
ムミョンとアロは見つめ合いました。
「傷跡がない。川辺で転んだときの傷痕が残ってないわ。巣箱い触れて蜂に刺された痕もない。目も、口も、私と全然似てない。」
「そうだな。全く似てない。」
ムミョンが言うとアロは泣きました。
「偽物かもしれないのになぜか涙が出る。今まで兄という人は何人もいたわ。首飾りだけでは兄と信じられない。」
アロが言うとムミョンはアロを抱き寄せました。
「まだ残ってたか。傷痕が。」
「傷跡なんて誰にでもあるわ。兄のふりしないで。」
「昔のことを知りたければ、俺に聞け。お前が忘れても、俺は覚えている。」
・・・という感じのあらすじで、ちょっと話が面白くなってきました。アロは聡明さを演じるためにわざと早口で喋ってますね。アロの性格は奔放かつ慎重で、まさかムミョンがアロの兄になるとは意外でした。キム・アンジはなぜ貧しい暮らしをしているのかイマイチよくわかりませんね。真興王(チヌンワン)についてもなぜ隠れて王京(ワンギョン)にいるのかな?
とりあえず続きを見てみようと思います。