韓国ドラマ花郎(ファラン)6話のあらすじネタバレ視聴感想
あらすじ
花郎(ファラン)となったキム・スホたち貴族の息子たちは正装して王宮の庭に整列していました。キム・ソヌに扮したソヌは真平王彡麦宗(サムメクチョン)とともにパク・ヨンシルの手下のドゴに誘拐されたアロを捜していました。
任命式には只召太后(チソテフ)をはじめ重臣のキム・ウィファやパク・ヨンシル、キム・スプたち保護者も参列していました。就任式はソヌたちが来ないまま始まりました。
ソヌ(ムミョン)と彡麦宗(サムメクチョン)は縛ら得て天井から吊り下げられていました。彡麦宗(サムメクチョン)はパオを呼ぶため口笛を吹いていましたがパオは来ませんでした。そこに大男が現れ
ました。
「何をするかわかるが、やめたほうがいい。私を殺すなど許されぬぞ!おのれ!来るな!」
彡麦宗(サムメクチョン)は騒ぎながら男の刀を避けました。
「蹴れ!今だ!」
ソヌ(ムミョン)は叫ぶと彡麦宗(サムメクチョン)は男の拳を蹴りました。刀を受け取ったムミョンは布を切り裂いて拘束を解きました。
「俺は刃物なんて嫌いだ!」
ソヌ(ムミョン)はそう言いながら大男と戦いました。
アロは同じ倉庫の別の部屋に監禁されていました。
「犬鳥(ケセ)の奴が大事にしている娘だ。特別に扱ってやろう。」
ドゴは目隠しされているアロに刀を突きつけました。
ソヌ(ムミョン)は一人で大男を倒しました。
「早く解け。」
彡麦宗(サムメクチョン)はソヌ(ムミョン)に命じました。
「偉そうだな。」
「無礼な・・・。」
「何だと?」
「助けてくれ。」
彡麦宗(サムメクチョン)が言うとソヌ(ムミョン)は王を地面に降ろしました。
王宮。
「キム・ウィファを花郎(ファラン)風月主に任命する。」
宣旨が読み上げられるとキム・ウィファは只召太后(チソテフ)から刀を賜りました。
「陛下がご推薦した者は来ませんでしたね。」
キム・ウィファは只召太后(チソテフ)に言いました。
「そなたの息子(サムメクチョンのこと)もな。」
「キム・アンジ様の息子ですか?」
「ならば推薦した者をどこへ隠した。」
「ウィファは太后(テフ)さまあのご命令に従い、風月主となります!」
キム・ウィファは大きな声で誓いました。
ソヌ(ムミョン)と彡麦宗(サムメクチョン)はドゴとその子分たちに襲い掛かりました。アロは叫びながら扉を蹴り、二人はアロを救出しました。アロは彡麦宗(サムメクチョン)を蹴り一番にそう(ムミョン)に抱き着きました。
「大丈夫か?」
「え〜ん。死ぬかと思ったわ。」
「俺がこうして助けに来ただろ。」
「私のことじゃない。あなたが死ぬかと思ったの。怖かったの。怖くて・・・。え〜ん。」
アロはソヌ(ムミョン)の身を案じていました。
「気持ちは分かるが、そろそろ行こう。」
サムメクチョンは言いました。
「すぐに捜せ!」
ドゴの怒鳴り声が聞こえました。
ソヌ(ムミョン)はアロを抱えて逃げました。
「まあいい。行こう。」
彡麦宗(サムメクチョン)はつぶやきました。
彡麦宗(サムメクチョン)はソヌ(ムミョン)とアロを先に行かせてパオの助けを待っていました。ソヌ(ムミョン)はアロを安全な場所に置いて彡麦宗(サムメクチョン)を助けに戻りました。アロは早く戻ってくるようにソヌ(ムミョン)に言いました。
ソヌ(ムミョン)と彡麦宗(サムメクチョン)はドゴとゴロツキたちと素手で戦いました。多勢に無勢で戦う二人。本当に彡麦宗(サムメクチョン)が倒され危機に陥った時、ウルクが物陰からドゴたちに矢を放ちました。身の危険を感じたゴロツキ達は逃げ出しました。
王宮。
パンリュとスホもキム・ウィファにより花郎に任命されました。
「花郎パンリュ。花郎徒(ファランド)の命令に従います。」
「花郎スホ。花郎徒(ファランド)の命令に従います。」
パンリュとスホが誓うと貴族の女性はうっとりしました。
キム・アンジも式典を見物に来ていました。
ソヌ(ムミョン)と真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)は任命式に現れました。
「シディを神国の花郎に任命する。」
キム・ウィファは彡麦宗(サムメクチョン)に刀を与えました。
「花郎シディ。花郎徒(ファランド)の命令に従います。」
彡麦宗(サムメクチョン)は誓いました。
「(なぜ私にこのような仕打ちを?)」
只召太后(チソテフ)は息子を見つめました。
「(私が姿を現す日は自分で決めます。母上。)」
彡麦宗(サムメクチョン)は母を見つめました。
「ソヌを神国の花郎に任命する。」
「(俺が、お前になっても?本当にいいのか?)花郎(ファラン)ソヌ!花郎徒(ファランド)の命令に、従います!」
ソヌ(ムミョン)は誓いました。
夜になりました。キム・アンジはソヌ(ムミョン)になぜ狙われているのか尋ねました。ソヌ(ムミョン)はマンマン村の砂金の上納をドゴが管理していたので何度も衝突したとソヌ(ムミョン)は答えました。キム・アンジはソヌ(ムミョン)にアロを危険に晒さないように忠告しました。
「お前はキム・アンジの息子で花郎だ。お前の言動の責任は私にある。」
「分かってる。俺が誰の身代わりなのか。」
ソヌ(ムミョン)は着物を着替えていました。そこにアロが現れソヌ(ムミョン)の肉体を見て目を伏せました。アロはドギマギしながらソヌ(ムミョン)の衣が破れていると拾って庭で縫いました。
ソヌ(ムミョン)は部屋で布団に寝ていました。傷の手当に来たアロはソヌ(ムミョン)に礼を言いました。
「誰にも頼らないと思ってたのに。初めて誰かに頼りたくなった。お兄さんができてうれしい。初めての気持ちだから怖いの。どうすればいいかわからない。お兄さんはお兄さんだから。本当のお兄さんだから。怪我をしないでね。二度と、怪我はしないで。」
アロはソヌ(ムミョン)の手当をしました。
「俺は、お前を想うと怖い。守れないかもしれないと思うと怖い。初めてだ。俺に頼っていい。もう一人じゃない。」
ソヌ(ムミョン)はアロの手を握りました。
「明日からしばらく会えないのね。」
アロは庭の台に腰掛けながら夜空を見上げました。
只召太后(チソテフ)は禁衛将(クミジャン)のヒョンジュに息子を国外に隠れてほしいと激高しました。護衛のヒョンチュは都には安全な場所がないので真興王(チヌンワン)が花郎徒(ファランド)に紛れたほうが安全だと言いました。
「望どおりになったが、気が晴れぬ。」
真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)はつぶやきました。
翌日。
ドゴはパク・ヨンシルにマンマン村の賤民がキム・アンジの息子となり花郎になったと報告しました。
パク・ヨンシルはソヌ(ムミョン)が王の顔を見たため花郎に任命されたのではないかと思いました。
ソヌ(ムミョン)はキム・アンジの家でどうやって正装するのかわからず悩んでいました。見るに見かねたアロはソヌ(ムミョン)の帯を結んであげました。
「こうやって見るとお兄さんは素敵ね。」
「はじめからわかってるだろ?美男子ですね。完璧。だろ?」
キム・ウィファと花郎徒(ファランド)は都をパレードしました。貴族の女性たちは美男子の行列を見て悲鳴を上げました。キム・ウィファはピジュギにウィンクしました。通りの女性たちの中にひときわ美しい女性がいました。スヨンは伊飡(イチャン、王族に等級)でキム・スホの妹でした。パンリュはスヨンを見て人目で気に入りました。副弟(プジェ)に任命されたミジンブはキム・ウィファに風月主が道を誤ったら遠慮なく正すと心意気を語りました。
パク・ヨンシルは息子を見に行かずに酒場でたむろしている郎徒(ナンド)を配下に収めるため観察に行きました。カンソンは友の部下なんてなっぴらだと荒れていました。
パオは行商人に扮して彡麦宗(サムメクチョン)を護衛していました。彡麦宗(サムメクチョン)は見世物になるのが嫌で行列に参加しませんでした。
ウルクというムミョンの養父はムミョンを見守っていました。
アロはソヌ(ムミョン)に手を振りましたがソヌ(ムミョン)は気が付きませんでした。そこにカンソンが現れアロはカンソンの衣を破ってしまいました。銀二十両では買えない衣をどうしてくれると言うカンソン。アロは衣を破ったことを謝るもカンソンが自分を押したと言いました。
「お前玉打閣(オクタガク)の語り部か。ひそかな場所で話せば手立てが見つかるかもな。」
カンソンはアロの手を引きどこかへ行こうとしました。
彡麦宗(サムメクチョン)はカンソンの顔に金の入った巾着を投げました。
「銀塊二十個なのだろう?顔にぶつけた故に倍を払おう。それとも、また事故を起こそうか?」
彡麦宗(サムメクチョン)が言うとカンソンはサムメクチョンを殴ろうとしました。パオはサムメクチョンの腹を指で突いて脅かしました。カンソンは金を拾って立ち去りました。
アロはサムメクチョンに礼を言い借りは返すと言いました。サムメクチョンはアロの手首に三日月の印を描きました。
「借用書だ。入れ墨ではない。西域の顔料だ。しばらくは消えぬ。借りを返したら消してやる。都の世知辛さはそなたも知っておろう。必ず返せ。」
仙門の門前。
花郎(ファラン)たちは仙門をくぐりました。
「三盞一去(サムジャンイルゴ、三杯の酒を一気に飲むこと)!一杯目!二杯目!三杯目!」
花郎徒(ファランド)の前にそれぞれ盃が置かれていました。ソヌ(ムミョン)たちはきつい酒を飲まされました。ソヌ(ムミョン)は手を震わしながら酒を飲み干しました。
「同じ色の札を引いた者と同室になる。今夜、ここに規則はない。部屋が気に入らねば奪え。相部屋の仲間も己の力で奪ってよい。強い者は望みの部屋と仲間を手に入れる。」
キム・ウィファは花郎徒(ファランド)に札を引かせました。
ソヌ(ムミョン)とサムメクチョンは黒の札を引きました。スホとパンリュも黒の札を引きました。
ミジンブはなぜあのようなことをしたのだとキム・ウィファを責めました。
「酒に酔ったくらいで人を殺める者はいずれ人を殺める。派閥を組み弱者を虐げる。はっはっはっは。争わせればよいのです。そんなに心配なら副弟(プジェ)がその責任を教えてやっては?」
夜になりました。
「使用人の母から生まれたお前が花郎だと?身分を越えてここまで来たのだから歓迎してやろう。」
酔った花郎徒(ファランド)はソヌ(ムミョン)を取り囲みました。
「お前たちが何をしたいかわかるが、やめておけ。」
ソヌ(ムミョン)は言いました。
「半分のくせに!」
数人の花郎徒(ファランド)はソヌ(ムミョン)を地面の穴に投げ入れました。
「お前。俺を殴ったか?やっと酔いから醒めたぞ。」
ソヌ(ムミョン)は花郎徒(ファランド)をボコボコにしました。
「それを渡せ。私と相部屋は嫌だろう。」
酔ったキム・スホはパク・パンリュから黒の札を奪おうとしていました。
「お前が渡せ。私がお前に渡せば負けたと思われる。」
「お前の負けだ。出せ。」
「私を怒らせぬほうがよい。これは警告だ。」
「生意気な口を訊くな。警告だ。」
「今殺さずともいずれ殺し合うことになる。」
キム・ウィファは様子を静観していました。
「いやぁ〜。」
スホとパンリュはひっくり返りました。
「バカバカしい。やめておけ。」
「確かにお前はバカだ。」
「こいつ・・・!」
「殴られたのか?」
庭でぐったりしているソヌ(ムミョン)のところにサムメクチョンが通りがかりました。
「そうかもな。」
ソヌ(ムミョン)は言いました。
「お前は太后(テフ)の花郎(ファラン)なのか?」
「お前人を背負ったことはあるか?」
「私の人生でそのようなことがあるはずないだろ。」
「今が人生でその時とは思わぬか?」
「寝ぼけたことを。殴られたいのか?」
「よいしょ。お前も殴られたのか?」
サムメクチョンはソヌ(ムミョン)を背負って宿舎に入るとムミョンにやられた花郎徒(ファランド)は怯えて逃げました。
「どうした。美しい男は初めてか?失礼。黒色だ。では五人部屋だな。キム・スプの息子スホ。パク・ホの息子でパク・ヨンシルの養子パンリュ。キム・アンジの息子ソヌ。私はヨウル。ゆえにどこの馬の骨かもわからぬお前。五人。これから面白くなる。そうだろ?」
ヨウルはサムメクチョンに言いました。
感想
今回の花郎(ファラン)5話は面白かったです。主人公のソヌ(ムミョン)とサムメクチョン、スホとパンリュ、ヨウルという美男子が宿舎の相部屋となるとは!パンリュは悪役の息子なのになぜ同じ部屋にいることになったのか、これからムミョンと仲良くなれるのか!?続きが楽しみです。