韓国ドラマ花郎(ファラン)2話のあらすじネタバレ視聴感想
あらすじ
貴族の若者たちが喧嘩の見物に行ってしまい、語り部で美しい娘アロ(キム・アンジの娘)は誰もいなくなった部屋で真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)と出合います。真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)はアロに歩み寄ります。アロは思わず目を閉じ後ろずさりをしました。真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)はアロに顔を近づけました。アロはドキドキしました。
「三日ぶりだ。ここは、人もおらず、寝られるから。話の続きを。」
貴族のカンソンは宴会場に忍び込んだマンムンを倒して「お前ら賤民は虫けら同然だ」と斬り殺そうとしました。その時、編み笠を被った友人のムミョン(犬鳥・ケセ)が現れました。キム・スプも息子キム・スホもムミョンに注目しました。
「人生は運しだいだ。お前は今日、運が悪い。」
ムミョンは言いました。
「大丈夫か?俺は大丈夫じゃない。」
ムミョンはマンムンの無事を確かめるとカンソンに決闘を申し出ました。
アロは真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)から巾着を受け取り、彼が寝るまで話をすることにしました。
ムミョンはカンソンの刀を避け鞘で翻弄しました。
「行くぞ。」
ムミョンはマンムンの肩を支えて館から出て行きました。マンムンはわざと殴られて我慢していたことをムミョンに言いました。
只召太后(チソテフ)は真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)の顔を見た者を殺すよう禁衛将(クミジャン)ヒョンチュに命じました。ヒョンチュは兵士にマンムンの人相書きを渡して捜すように命じました。
ピジュギという多易書(タイソ)の店主は医者のキム・アンジに会いました。ピジュギはアンジの娘アロと同じ首飾りをしていた男を見たと言いました。
アロは彡麦宗(サムメクチョン)に君子が兵を乗り越え愛しい女性に逢いに行った話をして自分の母と重ね合わせ緊張して目覚めました。アロは既にいびきをかいて寝てしまっていました。
「あきれた女だ。」
彡麦宗(サムメクチョン)は笑いました。
キム・アンジは玉打閣(オクタガク)の女主人ミルヒャンに会うと先ほどの男(マンムンとムミョン)はどこに行ったか尋ねました。
禁衛将(クミジャン)ヒョンチュはマンムンを殺すため都中を捜させました。
ムミョンとマンムンは山の中で休んでいました。マンムンが同じ首飾りを玉打閣(オクタガク)で見たと言うと、ムミョンは捜しに行こうと言いました。
真興王(チヌンワン)彡麦宗(サムメクチョン)は馬に乗りながら護衛のパオとアロいまた会いたいと話していました。三麦宗(サムメクチョン)は自分の顔を見た者が殺されるのではないかと案じていました。
マンムンは美人の妹に会いに行く途中でした。一緒に歩いていたムミョンの意識が遠のき倒れそうになりました。そのときマンムンの後ろからヒョンチュが刀を抜いて襲い掛かって来ました。ヒョンチュはムミョンを斬りました。
「けっ・・・ケセーー!」
マンムンもヒョンチュに斬られました。
「来るな・・・・。じっとしてろ。動けば殺される。」
ムミョンはマンムンから染み出た血を自分とマンムンの口に塗りました。
「結局この者を殺めたのか。」
彡麦宗(サムメクチョン)ははヒョンチュに言いました。
「もうすぐ死にそうです。」
ヒョンチュは答えました。
医者のキム・アンジが夜道を歩いていると馬に乗ったヒョンチュとすれ違いました。
「俺は・・・・もうだめだ。」
マンムンは言いました。
「俺は、絶対見捨てない。」
ムミョンはマンムンを励ましました。
「お前は、俺の体の一部だ。生きるときも死ぬときも一緒だ。力を出せ。」
ムミョンはマンムンを抱き上げて運びました。
キム・アンジは血痕をたどるとムミョンとマンムンが死んだように倒れていました。キム・アンジはマンムンの身に着けている首飾りを見つけました。
「誰ですか?」
マンムンは言いました。
「来るな。」
ムミョンは言いました。
「これはこの子のか?ソヌや。父だ。ソヌや。父が来たぞ。」
キム・アンジの手が震えました。キム・アンジは泣きながらマンムンの傷口を押さえました。
「なぜ何もしない。助けろ。助けろ。」
ムミョンはキム・アンジに言いました。
「ソヌや。」
回想シーン。
高貴な服を着たキム・アンジが幼いソヌを抱いていました。
「父上。父上。俺は・・・会いたかった。ケセ(犬鳥)・・・。」
マンムンは血を吐きながら言いました。
「ソヌや。」
「だめだ。マンムン。」
キム・アンジとムミョンは叫びました。
マンムンは息絶えました。
夜が明けました。
キム・アンジはマンムンを山中に葬り生き残ったムミョンを背負って帰りました。
アロは玉打閣(オクタガク)で目覚めて慌てました。
「どうしよう。どうしよう!」
「どうやって外泊を弁明すればいいの。」
アロはスホの妹スヨンに相談しました。アロは通りで自分を助けてくれた男と、拒めない提案をする二人の男に会ってこれからどうなるのだろうと言いました。
角干(カクカン)パク・ヨンシルは只召太后(チソテフ)に謁見しました。パク・ヨンシルは非情な只召太后(チソテフ)を快く思っていませんでした。
彡麦宗(サムメクチョン)は女将のミルヒャンからキム・アンジとアロ、そして弟(ムミョン)について話を聞いていました。
アロは家に帰り父の顔を見ると、キム・アンジの顔に血がついていました。キム・アンジは患者がいると蒼白な表情を浮かべていました。キム・アンジは誰かが訪ねてきたら往診に行っていると答えるようにアロに言いました。
「生きるのだ。必ず生きろ。」
キム・アンジはムミョンを治療しました。
五日後。
ムミョンは目覚めました。
「ムミョンは?」
「ソヌは私が葬った。」
「なぜ助けなかった。医員なら助けるべきだろ。なぜ何もしなかった!あんたが賤民の村に送り俺といたせいで死んだ。なぜだ!なぜ殺した!」
「自分を責めてはいけない。」
「あんあたに会いたがっていたのに。家族を捜したいと。」
「捜した。国中をさまよい捜し歩いた。私のせいだ。息子を奪われてしまった。愚かでバカな私のせいだ。」
キム・アンジは泣いているムミョンに言いました。
キム・アンジはムミョンの脈を診てよく気を失うだろうと言いました。キム・アンジはムミョンに服と通行証を与えました。ムミョンにはなぜ自分とマンムンのような者が蔑まされるのだと言いました。キム・アンジはそれが神国(新羅)の掟なのだと答えました。ムミョンはマンムンを殺した者を憎みました。
アロは食事を食べていない患者(ムミョン)に声を掛けました。
「あの。何も召し上がらないので心配です。少しは食べないと。」
アロが言うと、ムミョンは美人の妹がいると言っていたマンムンの話を思い出しました。
「妹は、優しい子だ。」
ムミョンはつぶやきました。
「何?とにかく生きないと。食べてくださいね。」
ムミョンはマンムンの墓に行きました。
「待っていろ。お前を殺した者はただじゃおかない。」
パク・ヨンシルは私兵のドゴから禁衛将(クミジャン)が賤民を追っていたと報告を受けました。パク・ヨンシルは賤民を捕らえるように命じました。
ウルクというムミョンとマンムンの養父は息子たちの帰りを心配していました。
「オヤジ。マンムンが死んだ。」
ムミョンがウルクのもとへ帰ってきました。
「死ぬ運命だったのだ。自分を責めるな。」
ウルクが慰めると、ムミョンは仕返しがしたいと言いました。
「生きていたら、必ず戻ってくる。」
ムミョンは旅立ちました。
只召太后(チソテフ)は赦免したキム・ウィファを呼びました。只召太后(チソテフ)は全権をキム・ウィファに与えました。キム・ウィファはさっそく花郎(ファラン)という神国のためになる美形の人材を集める制度を作りました。
感想
話が単純で、マンムンという若者はムミョンがこれからがんばって強くなって悪い奴を倒すために作者の犠牲となりました(笑)
アロは王様とムミョンという二人の男のヒロインとなる気配がします。
感想らしい感想は特にありません。
裏も無いので何も考えなくていいドラマですね。