オクニョ49話のあらすじと感想
あらすじ
文定大妃(ムンジョンテビ)はオクニョを王宮の一角に閉じ込め脅迫しました。
「私はこれまで何度も命を奪われそうになりました。私は死など少しも恐れていません。私が死んでも何も変わりませんが、殿下は過ちを正されるおつもりです。国政で横暴を極めた小尹(ソユン)を断罪なさるでしょう。大妃様はご自分の望みを叶えるために多くの人の命を奪ってきたことが誤りであると身を持って知るでしょう。どうかすべて失う前にお気づきください。」
オクニョは文定大妃(ムンジョンテビ)に言い返すと大妃は手を高く上げてオクニョの頬を叩きました。
「貴様は命が惜しくないようだな。私が貴様を必ず殺してやる!」
「私は大妃様こそ、私に目をかけてくださった大妃様には感謝しています。大妃様と私は因縁の関係ですが、この気持ちは本心です。」
オクニョが言い返すと大妃は部屋から出ていきました。オクニョは椅子に縛られていました。
夜の王の執務室。
カン・ソノとユン・テウォンは大妃の部屋から戻ってきた明宗に状況を尋ねました。
明宗は母がユン・ウォニョン(尹元衡)とチョン・ナンジョンを釈放しなければオクニョを解放しないと取引を持ち掛けられたと言いました。テウォンは二人を放免することはオクニョも望んでいないと言いました。明宗とテウォンはオクニョを捜すことで意見が一致しました。明宗はハン・ジェソを呼ぶと内禁衛を動員して宮中をくまなく捜すよう命じ、カン・ソノにも部下を動員して都中を捜させるよう命じました。
兵士たちは王宮と都を捜索しました。
夜が明けました。
ユン・ウォニョンの家。
側室のチョングムはチョン・ナンジョンがいない隙にひそかに使用人のチルボクに巫堂(ムーダン)を呼んで来させ、屋敷の中に招き入れました。スングムはチョングムの行動を監視していました。
チョングムの部屋。
巫女はチョングムに「とどめを刺せるお札」を渡しました。
ユン・ウォニョン(尹元衡)の部屋。
チョン・マッケは大妃がオクニョを人質にとったことを報告し、すぐにナンジョンが放免されると言いました。
王の執務室。
明宗はテウォンに報告を求めました。テウォンはチョン・ナンジョンは自白していないと言いました。明宗はどうすればよいかわからず困惑しました。テウォンはオクニョの身分について申し上げたいことがあると言いました。
「殿下。オクニョの母は、中宗(チュンジョン)大王の承恩(スンウン)を受けたのでございます。殿下。オクニョは翁主媽媽です。殿下。オクニョは殿下の妹でありこの国の翁主媽媽(王女様)です。」
「今そなたが言ったことは事実なのか?オクニョがまことに翁主(王女)なのか?このことはオクニョも知っているのか?」
「はい。」
「一体、いったいいつから知っていた。」
「殿下。殿下に隠していたのは私の罪です。私を罰しオクニョをお助けください殿下。」
テウォンは明宗に土下座しました。
王宮の一角。
明宗は庭を眺めていました。テウォンはオクニョがこの事実を知れば王様が苦しむと思い黙っていたと言いました。明宗はテウォンから大妃もオクニョが王女であることに気づいたと報告を受けて深く思い悩みました。
「チェソや。大妃殿(テビジョン)に行く支度をしろ。」
文定大妃(ムンジョンテビ)の寝殿。
明宗は母に会いました。
「母上に従います。ゆえに今すぐオクニョを解放してください。」
「領府事(ヨンブサ)の蟄居を解き司憲府にいるナンジョンを釈放してください。それが確認できればオクニョを解放しましょう。」
「はい。そうします母上。」
司憲府(サホンブ)。
「いつまで私をこうしておくつもりだ。拷問すればよいだろう。貴様はこの私から何も聞き出せぬ。」
チョン・ナンジョンが怒号を吐くと、ユン・テウォンはナンジョンの頬を叩きました。
「おのれ!貴様!よくも私を!」
ナンジョンは逆上しました。
「しかと聞くがよい。お前は私が必ず断罪してやる。チョン・ナンジョンを釈放せよ!」
ユン・テウォンはチョン・ナンジョンを釈放しました。ファン・ミョンゴルは戸惑いながら命令に従いました。
ユン・ウォニョンの家。
チョン・ナンジョンが帰宅すると、ユン・ウォニョンは国王と大妃の取引の経緯を教えました。チョン・ナンジョンはオクニョが生きている限り国王が自分たちを追及することはやめないので国王を交代させると言いました。
「そなた何を言うのだ。ほうっておかぬとは謀反を企てる気か。」
「生き残るためにはそれしかありません。王様は我らが即位させました。それと同じではありませんか。」
チョン・ナンジョンは大妃の意向を無視して東宮殿を手に入れると言いました。
「世継ぎに誰を据える気だ。」
「徳興宮(トックングン)の御子息、河原君(ハウォングン)様がよいでしょう。」
王宮の一角。
内禁衛(ネグミ)の従事官キ・チュンスはオクニョを解放しました。庭にカン・ソノとテウォンが迎えに来ていました。カン・ソノは王様が待っているとオクニョに言いました。
「申し訳ありません。媽媽(マーマー)をお助けするには御身分を明かすしかありませんでした。」
テウォンはオクニョに言いました。
王の執務室。
オクニョは明宗に会いました。
「オクニョや・・・・・・。」
「殿下・・・。殿下。私はこれまで殿下に多くの真実を隠してまいりました。私を罰してください。」
オクニョは明宗に頭を下げました。
「顔を上げよ。なぜそなたが身分を明かせずにいたかユン・テウォンから聞いた。その話を聞いて胸の奥が締め付けられた。私はそなたにどうして許しを請えばよいかわからぬ。翁主でありながら母が非業の死を遂げ王宮の外で育ち、それからユン・ウォニョン(尹元衡)大監(テガム)とチョン・ナンジョンに何度も命を狙われた。私のせいだ。」
明宗は申し訳なさそうな表情で言いました。
「殿下。そうではありません。」
「すべて、すべて私のせいだ。私を許してくれぬか?」
「いいえ殿下。私は殿下のおそばでお力になれただけでも光栄です。それに私も殿下に大きな罪を犯しました。殿下は私を助けるためにユン・ウォニョン大監(テガム)とチョン・ナンジョンを放免なさったと聞きました。私は殿下をお助けするどころかご迷惑をおかけしてしまいました。」
「よいのだ。あの者たちを罰する機会はまだあるだろう。ゆえに己を責めないでくれ。」
「殿下。」
「私が宮中に住まいをもうけるゆえ、これからはそこで暮らしてくれ。私がそなたの命を狙う者から守ってやろう。」
「なりません。なりません殿下。殿下がお志を遂げるまで待ってください。どうかお聞き入れください殿下。」
「オクニョや・・・。」
チョン・ナンジョンの部屋。
チョン・ナンジョンは娘のユン・シネに徳興宮(トックングン)の息子の河原君(ハウォングン)に嫁ぐことが決まったと言いました。
「あの方が王位を継ぐやもしれぬ。私が必ずお前を王妃にしてやろう。」
ソン・ジホンの家。
ユン・シネは門前まで行くとソン・ジホンに声を掛けました。ソン・ジホンは帰るように言いました。
「私に縁談が来ました。心配しないでください。旦那様には何も望んでいません。ただ縁談が決まるまでに一度お会いしたかったのです。私は徳興宮(トックングン)大監(テガム)の御子息、河原君(ハウォングン)に嫁ぐことになりました。ですが私がお慕いするのは旦那様だけです。」
「お嬢様。」
「では・・・。」
ユン・シネは泣く泣く家に帰りました。
ソン・ジホンは部屋にチェジョンとキュヨンを呼び出し河原君(ハウォングン)とユン・ウォニョンの娘との縁談について明かしました。
「とにかく奴らは動き出した。我々も動き出さねば。」
王の執務室。
ソン・ジホンは明宗に徳興宮(トックングン)の息子河城君(ハソングン)を引き合わせました。ソン・ジホンは 河城君(ハソングン)が韓非子をマスターしたと聡明さをアピールしました。
チ・チョンドクの家のオクニョの部屋。
チョヒはカン・ソノがオクニョに隠れ家を用意したと言いました。
オクニョは辞退しようとしましたが、チョヒはそのほうが守りやすいと言いました。
「オクニョや。なぜこの人はお前を媽媽(マーマー)と言ったんだ?」
チ・チョンドクとユグムが驚きました。
「実は私の母は、東宮殿の内人(ナイイン、女官)だった頃に中宗(チュンジョン)大王の承恩(スンウン)を受けたの。おじさんが持っていた私の母の遺品は中宗(チュンジョン)大王の承恩(スンウン)を受けた証なの。そのおかげで私は自分の正体がわかりました。隠していてすみません。」
オクニョは言いました。
「アイゴ。翁主媽媽。知らなかったとはいえ翁主媽媽を典獄署(チョノクソ)で育てた私を罰してください。」
チ・チョンドクとユグムは土下座しました。
「謝らないでください。私はおじさんの養女です。おじさん。ユグムさん。」
典獄署。
チ・チョンドクは典獄署(チョノクソ)に出勤しました。
ユ・ジョンフェはチ・チョンドクに名簿を記録する仕事をしていないことで因縁をつけました。
「だからって囚人が逃げるわけないでしょう。あなたが仕事してみてくださいよ。偉そうに。」
「こいつ!おかしいのか?」
「ああ。おかしい。かかってこい。どうした!」
チ・チョンドクは強気に出るとユ・ジョンフェは逃げ出しました。
ユグムはチ・チョンドクを叱りました。チ・チョンドクはユ参奉(チャンボン)をからかっただけだと言いました。
「俺たちはこれからもう一生安泰だろう。お前さん。」
チ・チョンドクはユグムに言いました。
夜の王の執務室。
「ハン尚宮。ハン尚宮!」
明宗は胸を押さえて苦しみました。ハン尚宮はすぐに駆け付け御医を呼びました。ハン尚宮が医者を呼びに行っていると尚膳(サンソン、侍従長)が明宗の異変に気付いて大妃つきの尚宮に連絡をしました。
王の寝所。
明宗が眠っているところに大妃が現れ御医を叱りました。
「いったいどうすばよいのだ。」
大妃は困惑しました。
「媽媽。おそれながら申し上げますと殿下の意識が戻るのを待つほか手がありません。本日の発作はこれまでほど深刻ではないようです。しばらく待っているとお気づきになられるかと思います。」
御医(オイ)は文定大妃(ムンジョンテビ)に説明しました。
大妃の部屋。
文定大妃の部屋に内禁衛の従事官のキ・チュンスが現れ大尹(テユン)の名簿(殺生簿)を渡しました。
翌日。
文定大妃(ムンジョンテビ)は弟であるユン・ウォニョンの家に行きました。ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンたちは庭に出て大妃を出迎えました。
オクニョの商団。
オクニョのもとにヨンジから大妃がユン・ウォニョンの家に行ったと報告が入りました。
ユン・ウォニョンの部屋。
文定大妃は殺生簿(サルセンブ)をユン・ウォニョンに渡し今夜中に名簿の者を皆殺しにするよう命じました。
「名目は大尹(テユン)の謀反だ。謀反。殿下のそばに大尹(テユン)がついているかぎり災いの芽は絶えぬ。忌まわしき流れをここで断ち切るのだ。」
文定大妃は輿に乗り王宮に帰りました。
ユン・ウォニョンの部屋。
チョン・ナンジョンは大妃の言う通りに殺すべきだと言いました。ユン・ウォニョンは大義名分がないとためらいを見せました。チョン・ナンジョンはうまくいけば世継ぎを立てる口実ができると言いました。
「ユン・テウォンを生かしておけば取り返しがかなくなります。奴とオクニョを殺すのです。大監(テガム)!」
素素楼(ソソロウ)。
ファン・ギョハはユン・ウォニョンが呼んでいるとテウォンに言いました。
街。
チョン・ナンジョンはチュ・チョルギと会い、オクニョとテウォンを手ずから殺すよう命じました。
素素楼(ソソロウ)。
テウォンはユン・ウォニョンに会いました。
「よく来たな。人払いはしたか?」
「はい。どうしましたか?」
「父としてお前に最後の頼みがある。今すぐ都城(トソン)から離れろ。」
「それはどういうことですか?」
「すぐここを発たねばたいへんなことになる。理由を聞かずに急ぐのだ。これが最期の頼みだ。生き延びる道はすぐに都城(トソン)を離れることだけだ。テウォナ。従うのだ。これが父としてお前のためにできる最後のことになるだろう。」
ユン・ウォニョンはそう言うと部屋から出ていきました。
夜の素素楼(ソソロウ)。
「ミョンソンを借りてもいいか?」
テウォンはマノクを部屋に残らせオクニョに連絡を頼みました。
街。
内禁衛の兵士が名簿の者の家を目指して走っていました。
イ・ジョンミョンの家。
「大監(テガム)に謀反の容疑がかかっています。すぐに義禁府(ウイグンブ)へ連行せよとの大妃様のご命令です。すぐに従わねば首をはねよとのご命令です。」
キ・チュンスは寝ていたイ・ジョンミョンの首に刀を突き付けました。
「なんだとお前ら殿下がお許しになると思うか?」
「私はもう警告しました。」
キ・チュンスはイ・ジョンミョンを斬り殺しました。
次々に名簿の者が捕らえられました。
テウォンはその様子を見てオクニョの家に駆け出しました。
テウォンがオクニョがいる家に着くとオクニョとチョヒはチュ・チョルギと間者たちと戦っていました。テウォンは刀を抜いてチュ・チョルギと戦いオクニョの手を引いて逃げました。
夜が明けました。
明宗の部屋。
ハン尚宮が明宗の腕を揉んでいると明宗は目覚めました。
「殿下。すぐに御医を呼んでまいります。待っていてください。」
ハン尚宮が部屋から飛び出すとハン・ジェソが現れました。
ハン・ジェソは大妃が大尹(テユン)の重臣を捕らえたと報告しました。
「イ・ジョンミョン大監は殺されカン・ソノ様やソン・ジホン様たちは義禁府へ連行されました。」
ハン・ジェソは王様に報告しました。
するとすぐにユン・ウォニョン(尹元衡)を筆頭とする小尹(ソユン)の大臣らが部屋に駆け付け土下座して回復を喜びました。
明宗は大尹(テユン)を捕らえるとはどういうことかと尋ねると、ユン・ウォニョン(尹元衡)は謀反だと言いました。
「謀反などある訳ないだろ。すぐにあの者たちを放免せよ。」
明宗が言うと、ユン・ウォニョンは大尹(テユン)は私兵(※実は王の私兵のこと)を集めて訓練していたと言いました。
「黙れ。母上がこの国の王だと言うのか!なぜ母上が兵を動かさねばならぬ!余が信じると思うのか。事実のはずない。」
明宗が言うと、ユン・ウォニョン(尹元衡)らは必ず罪を明らかにしてみせると大声で騒ぎました。
テウォンはオクニョとチョヒを連れて逃げました。テウォンはユン・ウォニョン(尹元衡)が仕掛けたことだとオクニョに言いました。オクニョは大妃の指図に違いないとユン・ウォニョン(尹元衡)の家を大妃が訪ねたことを教えました。
王の執務室。
明宗はハン尚宮に支えられ部屋に行きました。ハン・ジェソは大妃が殺生簿(サルセンブ)を作ったと報告しました。
「その殺生簿(サルセンブ)にオクニョやユン・テウォンも載っているのか?」
「はい殿下。」
「それで、それでクニョはどうなった?」
明宗はハン・ジェソに尋ねました。
「申し訳ありません。翁主媽媽とユン・テウォンは行方がわかりません。」
ハン・ジェソは答えました。
明宗は大妃の寝殿に向かおうとすると、大妃が部屋を訪ねてきました。
「お倒れになられたのに何をなさっているのですか。それにしても謀反とは。」
大妃が言うと、明宗はハン尚宮(サングン)とハン・ジェソを部屋の外で待たせました。
文定大妃(ムンジョンテビ)はイ・ジョンミョンが謀反を企てたので心配で様子を見に来たと言いました。
「あの者どもは殿下への御恩も忘れとうてい許せぬことをしました。殿下があの者たちが私と殿下の仲を引き裂こうとして結局こうなるとわかっていました。領府事(ヨンブサ)が気づいて阻止しました。これを機にあの者たちを排除すればあの者どもに振り回させることはありません。ゆえに殿下は何の心配もいりません。すべて領府事(ヨンブサ)と私が解決します。」
「母上。」
「なんでも言ってください。」
「母上が私から腹心を奪い、私が政治できぬよう仕組んだのでしょう。」
「何を言うのですか?」
「ですが母上を責めるつもりはありません。母上は私を王に据えたのですから、その母上が私の兵を動かして私の腹心を殺しても、どうして責められましょう。」
「殿下は私に罪を着せるおつもりですか?」
「悪いのは王座を守れぬ無力な私です。世の民を苦しめ腹心すら守れぬ私は王の器ではありません。ふがいない私を王に据えたのは母上ですから。王座から降ろすのも母上の役目です。」
「王位から降ろすとはどういうことですか?」
「私は、禅位します。」
「禅位とは?」
「王位を譲りたい王子がいます。決めました。」
「主上は王座を盾にとって母を脅すのですか?」
「いいえ母上。私は王座に何の未練もないと言ってるのです。」
「なりません。禅位など断じて許しません。いけません殿下。」
「母上のお許しがなくとも私は禅位します。」
「主上!」
「母上。私は病で先は長くありません。大臣も異を唱えず私の禅位を認めるでしょう。都承旨(トスンジ)に命令を下しますゆえ私の最後の頼みを母上にお聞き入れいただきたいのです。母上にはこれで私の気持ちをご理解いただけたかと思います。」
明宗は立ち上がると母に礼をしました。
「主上!主上!私が悪かったのです。どうか禅位をお取下げください。」
「私の心は決まってます。」
「主上!母が悪かったのです。心から謝ります。主上。主上を即位させるためどれだけ母がどれほど手を汚してきたかご存知でしょう。すべて無にするつもりですか?」
文定大妃(ムンジョンテビ)は明宗に脚にしがみつきました。
「母上。母上の欲のために犠牲になった者たちのためにも私が王座を降りるべきと母上はわからないのですか?」
「私のせいで死んでいった者たちの魂を慰め罪を償えるなら、私はそのためならすぐに王位どころか命を捨てても惜しくはありません。」
「主上。私が悪かったのです。禅位はお考え直しください。」
「私の意思は変わりません。」
明宗は部屋から出ていきました。
「主上・・・・・・。」
文定大妃(ムンジョンテビ)は床に座り込みました。
大妃は部屋から出てきて息子の部屋を振り向くと倒れました。
感想
オクニョ49話の感想です。あと2話で最終回かな?いよいよラストステージになりました。オクニョとテウォン、ソン・ジホンとカン・ソノは謀反の濡れ衣を着せられて命を狙われました。ここに来てオクニョは養父のチ・チョンドクとユグムに正体を明かし、チ・チョンドクは何だか嬉しそうでした!
ここに来て大尹(テユン)の領袖ということになっているイ・ジョンミョンが殺されてしまいました!イ・ジョンミョンについてはあまり深く掘り下げられていなかったので涙が出るほど悲しいという人はいないと思います。
さてどうなんでしょうね。重要人物は死んじゃうのでしょうか??ドラマを面白くするために、誰か主要キャラが死ぬのかな?
ソン・ジホンはユン・ウォニョン(尹元衡)が河原君(ハウォングン)を推すと知り、 河城君(ハソングン)を先に明宗に引き合わせて自分たちが後ろ盾となることをアピールしていましたね。王子が王様になるにはどうしても重臣のバックアップが必要ということになるでしょうか?それはつまり、一人の国王に付き従うというか、国王が忖度しなければならない派閥がひとつに固定されてしまうことを意味してるんじゃないかと思います。
ラストは文定大妃(ムンジョンテビ)と明宗の会話です。明宗はなぜ心を痛めているのか文定大妃(ムンジョンテビ)にはさっぱりわかりません。善人と悪人とでは同じ言語でも別のお国の人みたいに言葉の定義(意味)が違うから、コミュニケーションができないということでしょう。私たちの身近にもそういう人、いますよね。IQが違いすぎたり、持ってる情報が違いすぎたりすると、話が通じないって人。
ではまた来週!
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