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麗〈レイ〉のあらすじネタバレ感想〜Ryeo-달의 中二病のイ・ジュンギの演技が面白かった悲恋物のハッピーエンドです!

麗〈レイ〉〜花萌ゆる8人の皇子たち〜

麗〈レイ〉Ryeo

イ・ジュンギ主演の麗(レイ)を見終わりました。全体のあらすじの概要と視聴後の感想、そして各話のあらすじへのリンクをまとめています。韓国ドラマの麗(レイ)は一言で言うと、面白いドラマです。突拍子のないファンタジードラマでイケメン皇子様にヘ・スとなったコ・ハジンがメロメロになるストーリーです。感動するというよりは、まるで少女漫画を読んでいるかのようなお話なので、割と誰でも楽しめると思います。このドラマは中国の「Step by Step Starling」をもとにした創作です。

目次


あらすじまとめ

化粧品のセールスレディのコ・ハジンは友人に彼氏を奪われ失意の中、不思議な縁で高麗時代にタイムスリップ!平氏の娘ヘ・スの体に乗り移ったハジンは高麗建国の始祖王建(ワン・ゴン)の息子たちと出合い皇子たちが背負う運命に翻弄されていきます。

物語の舞台は944年あたりの松嶽(ソンアク、ケソン近辺の都)という高麗の首都。

父母に捨てられた(信州に養子に出された)せいで中二病のまま青年になったワン・ソ(王昭)皇子は未来から来たヘ・ス(中身はコ・ハジン)を愛するようになります。そのヘ・スは高麗に来て最初は王旭(ワン・ウク)皇子に恋をしたのですが王旭(ワン・ウク)は母のファンボ氏かヘ・スかの政治的選択を迫られた時に母を選んでヘ・スのもとを去っていきました。ワン・ソはもともと母に嫌われていますので、母への情愛を断ち切りヘ・スを選びました。

「あなたに会うたびに怖くなります。別の人に向かっていた心がいつの間にかあなたを無視できなくなりました。」
ヘ・スはワン・ソを愛し始めます。

ヘ・スを好きになったのはワン・ソや王旭(ワン・ウク)だけではありません。第十皇子のワン・ウン(王恩、架空の人物)もヘ・スがちょっぴり好きだったのです。

ヘ・スは政争に巻き込まれて王建(太祖)の側室になることを自らの身体を傷つけることで拒否すると皇宮の茶美園(タミウォン)のオ尚宮(サングン)の下で下級女官として皇子たちの世話をします。ところがまたヘ・スは政争に巻き込まれます。皇女のファンボ・ヨナ(皇甫妍華)は母の皇甫(ファンボ)皇后(=神静皇后)と画策して正胤(チョンユン)ワン・ム(王武)の毒殺を企てます。そうとも知らず毒入りの茶をワン・ムの席まで持ってきたヘ・ス。ヨナが毒を盛ったことを知ったワン・ソはヘ・スの茶をわざと飲んで血を吐き倒れてしまいました。ヘ・スは酷い拷問を受け牢屋に閉じ込められました。しかしオ尚宮(サングン)がワン・ムの茶に毒を入れた罪を被りヘ・スの身代わりとなり処刑されてしまいました。王建(太祖)が心から愛していたオ尚宮(サングン)が処刑されて満足する劉氏(オ尚宮はユ氏に毒を盛られて子を流産していた)。ヘ・スはこの件で心に深い傷を負い王昭(ワン・ソ)のもとを離れました。

12話でヘ・スの漢字名が登場します。ヘ・スの名前は「解樹」だったのです。王旭(ワン・ウク)は再度ヘ・スに求愛するも、ヘ・スは王旭(ワン・ウク)の軽薄さに失望して離れます。

そして事件から1年が経ち太祖(テジョ)26年(944年)になりました。

ヘ・スは最下級の女官として洗濯などの雑用を押し付けられて宮女にいじめられていました。ヘ・スは皇宮の争いに巻き込まれ大切な人が死ぬよりは全然マシだと思い耐えていました。王旭(ワン・ウク)皇子はそんなヘ・スのことが好きでも見て見ぬふりをする道を選びました。

ある日、会評会(がっぴょうかい)という地方の豪族を皇宮に集めて王建(ワンゴン)の健在ぶりを示す宴が開かれました。第三皇子ワン・ヨ(王堯)は家臣を使って後百済(フベクチェ)の姫ウヒ(皇甫)を騙して王建を殺させようとして暗殺に失敗します。ウヒが皇帝に刃物を向けると王郁(ワン・ウク)が腹で刀を受けたのです。その夜、ワン・ソはヘ・スに求婚します。その様子を王旭(ワン・ウク)が見ておりウクはソへの憎しみをあらわにします。

13話。王建(ワンゴン)の表情には日に日に死相が現れました。王建はヘ・スを呼ぶと、チュ・ジモンと同じようにヘ・スが未来から来たことを言い当てました。王建は何もせずに傍観しているようヘ・スに命じると、オ尚宮(サングン)が娘のように思っていたのと同じように自分もヘ・スを娘のように思っていると言いました。王建の信頼を受けたヘ・スは皇帝に茶を入れるため近づくことを許されました。

ワン・ヨは正胤(チョンユン)のいない時を見計らい父が死んだら御所を襲って遺言をねつ造して自分が皇帝になるつもりでいました。王旭(ワン・ウク)もまた自分が皇帝になればヘ・スを得られると考えるようになっていました。妹のファンボ・ヨナに皇帝になる意欲を見せた王旭(ワン・ウク)。ヨナは皇帝の妃になれるなら王旭(ワン・ウク)が皇帝になってもよいと御所急襲計画に加担します。

ワン・ソもまた愛するス人ために皇帝になる意欲をヘ・スに見せました。

とうとう王建(ワンゴン)はヘ・スに正胤(チョンユン)のワン・ムを密かに呼んで来るよう命じて崩御しました。御殿(ごてん)は遺言によりパク・スギョン(朴守卿)とチュ・ジモンにより兵で守り固められ王の死は隠されました。

ヘ・スはワン・ムを呼びに行くため抜け道を知っているウヒのところに行きました。そこにソが現れウヒの正体を勘ぐるもウヒを信じます。ウヒは王郁(ワン・ウク)とともに天胤(チョンニュン)を呼びに行きました。王郁(ワン・ウク)は明日別れるならとウヒに口づけをし(一夜を明かし?)ました。

夜が明け、ファンボ・ヨナはワン・ソを足止めして御所に近づけば謀反として捕らえると脅しました。ワン・ソはヨナの脅しに屈せず父王の遺体と対面しチュ・ジモンとパク・スギョンに第三皇子と第八皇子の乱を伝えて兵を率いて御所を守るように命じました。

実弟ワン・ジョン(王貞)異母弟ワン・ウォン(王垣)の噂話を聞き父が死んだことに気づいたワン・ヨは王旭(ワン・ウク)とともに父が横たえられている御所に挙兵しました。ワン・ヨは異母弟の王旭(ワン・ウク)が自分に味方していると思い込んでいました。

ワン・ヨと刀を交えるワン・ソ。途中で天胤(チョンニュン)ワン・ムが王郁(ワン・ウク)と一緒に兵を率いて御所に帰還しました。すると王旭(ワン・ウク)は寝返りワン・ヨに刀を突きつけワン・ムに万歳と忠誠を誓います。ワン・ソ以下も皇帝になったワン・ムに忠誠を誓いました。

ワン・ソと王旭(ワン・ウク)は逃亡するワン・ヨを追い崖の上に追い詰めました。ワン・ソは冷徹に矢を番える王旭(ワン・ウク)に「獣のように兄を射るな」と言うも、自分もワン・ヨを刺してしまい、そんな自分に驚き嫌悪します。

茶美園に帰ったワン・ソはヘ・スの胸で嗚咽しました。

14話。ワン・ムは皇帝になり恵宗(ヘジョン)2年(945年)になりました。恵宗(ヘジョン)は王旭(ワン・ウク)の命令で風呂に水銀を混ぜたワン・ウォンの企みによって日に日に精神錯乱の呈を見せ始めました。契丹に殺される幻覚を見て怯ええる恵宗(ヘジョン)は正気を失い娘を契丹に輿知れさせようとします。嫌がる幼い姫にかつての自分を重ねたワン・ソは、姫を嫁がせないよう皇帝に言いました。すると恵宗(ヘジョン)はワン・ソに嫁がせワン・ソに譲位することに決めました。姫を哀れに思ったワン・ソは婚姻を結び、ヘジョンの娘を出家させたのでした。

ワン・ソが結婚したと知り拗ねるヘ・ス。しかしソの気持ちを知って誤解を解きました。口づけして抱き合うヘ・スとワン・ソ。

ところが生きていたワン・ヨが王都に戻り隠れて母に会っていました。母と会っている兄の姿に驚くワン・ジョン。王旭(ワン・ウク)の手下になっていたワン・ウォンはワン・ヨにウクが皇帝に毒を盛っていることを教えます。ワン・ヨは王旭(ワン・ウク)と会って同盟関係を結びます。

ワン・ウォン皇子は鏡に使う水銀を茶美園(タミウォン)に運び入れてチェリョン(彩玲)に手渡していました。ある日、ヘ・スが恵宗(ヘジョン)の入浴の世話をしていると、恵宗(ヘジョン)が湯殿で突然血を吐いて苦しみます。湯殿で皇帝の世話を許されているのはヘ・スと奴婢のチェリョンだけでした。その時ワン・ヨ皇子とワン・ウォン皇子が兵を率いて風呂場を急襲しヘ・スに皇帝に毒を盛った罪を着せました。恵宗(ヘジョン)はその場で息絶えました。遅れて現場に駆け付けたワン・ソとチュ・ジモンは兄の死に憤ります。怒れるワン・ソにワン・ヨはいつでもヘ・スを謀反の罪で殺せると脅し都から出ていくように命じます。

15話。ワン・ヨは湯殿で自分を殺して皇帝の座に就くか、人質となったヘ・スを生かすかの選択をワン・ソに迫ります。王昭(ワン・ソ)はやむなく「皇帝陛下万歳」と実兄のワン・ヨに忠誠を誓いました。

王旭(ワン・ウク)は皇帝となった定宗(チョンジョン)ワン・ヨに入れ知恵します。先の皇帝ワン・ムの忠臣パク・スリとその一家をワン・ギュの乱のどさくさに紛れて殺しました。そしてヨの最側近で叔父の王式廉(ワン・シンニョム)を佐平として迎え入れました。

ワン・ヨはパク・スギョンの娘のパク・スンドク(朴順德)と夫のパク・ウン(ワン・ギュの孫)が逃げたため追っ手を差し向けました。パク・スンドクはウンを守るため茶美園(タミウォン)に忍び込みヘ・スとチェリョンに匿ってもらいます。

後百済の姫ウヒは定宗(チョンジョン)に会い後百済の民の救済を申し出ました。定宗(チョンジョン)はペガ(伯牙)が我々の関係を知ったらどう思うだろうとウヒを脅しました。教坊に戻ったウヒはペガに自分は舞を教える女官になると言いました。

王昭(ワン・ソ)は定宗(チョンジョン)の湯に水銀を入れるよう命じたのはウォンではなくお前ではないかと旭皇子に言いました。王旭はそれを否定しました。

ヘ・スは定宗(チョンジョン)に茶を入れる係になっていました。定宗(チョンジョン)はヘ・スにお前が湯殿に水銀を入れたのかと問い詰めます。ヘ・スは入れていないと否定すると定宗(チョンジョン)は部屋に入ってきた王旭(ワン・ウク)に誰が水銀を入れたのかと尋ねます。王旭(ワン・ウク)は恵宗(ヘジョン)は病死だったと言いました。

ヘ・スの身を心配するワン・ソ。

ワン・ヨは自分にすり寄ってきたヨナに契丹に嫁(人質)に出すと言いました。

茶美園(タミウォン)に隠れているワン・ウンはパク・スンドクからの求愛にとうとう応じることになりました。

ヘ・スはジモンがいなかったため王昭(ワン・ソ)皇子に手紙をしたためます。

翌日、皇甫(ファンボ)ヨナが湯殿に現れるとウンとスンドクが遊んでいたおもちゃを発見します。へ・スは自分がおもちゃを作ったのだと否定しました。ヘ・スはワン・ウンとパク・スンドクがパク・スギョンと落合逃亡する時がやって来ました。逃亡を手伝っていたジョンは抜け道を出たところに兵士がいたと慌てて引き返して来ました。

16話。茶美園(タミウォン)に兵士が押しかけました。パク・スンドクはウンを守るために自ら囮として戦い殺されてしまいました。ウンは逃亡せずにスンドクのもとに駆け付けます。

定宗(チョンジョン)はワン・ウォンを伴いワン・ウンに矢を放ちます。そこに駆け付けたワン・ソはウンを守ろうとします。しかし逃げられないと悟ったウン皇子は王昭(ワン・ソ)に自分を殺すよう懇願します。ワン・ソは泣く泣く弟のウンを斬り殺してしまいました。ワン・ジョンはウンの死に深く傷つきました。

乱が終わり、ワン・ソは皇帝になる決意を固めます。

娘を殺されたパク・スギョンは苦々しい様子で皇帝を見つめ、皇宮から去りました。

パク・スギョンはひそかにワン・ソとペガとジモン密会し皇位を奪う計画を立てました。

王昭(ワン・ソ)は西京で王城の建設を命じられ、ヘ・スと別れて三年が経ちました。

ある日、ワン・ソは報告のため松嶽(ソンアク)に戻ってきました。定宗(チョンジョン)は病気がちになり顔色が悪く、恵宗(ヘジョン)と同じ症状を呈していました。

定宗(チョンジョン)はワン・ソと再会したヘ・スに矢を射ました。ワン・ソはヘ・スをかばい地面に伏せました。ワン・ソは矢傷を負い、部屋で治療のため眠っていました。ヘ・スはペガに人払いを頼み、眠っているワン・ソに付き添います。目覚めたワン・ソはヘ・スと愛を確かめ合いました。

ワン・ソはパク・スギョンとジモンと合流して定宗(チョンジョン)が倒れ、王旭(ワン・ウク)が城外の王式廉(ワン・シンニョム)のところに出かけている今が好機だと皇位を奪うことに決めました。

17話。具合の悪い定宗(チョンジョン)のもとに実母の劉氏(ユシ)が訪ねて早くジョンに禅位するよう迫りました。定宗はソの気持ちがわかったと母を部屋から追い出しました。

皇甫(ファンボ)氏は娘のヨナに皇太后になりたいなら兄の旭を捨てるように言いました。

王昭(ワン・ソ)はパク・スギョンと王郁(ワン・ウク)とともに皇宮に乗り込むと、定宗(チョンジョン)は遺言を書いている途中で亡くなりました。ヘ・スはただただその光景に心を痛めるばかりでした。ワン・ソは定宗の手の中から遺言書を奪うと、ヘ・スは「新皇帝万歳」と言いました。ジモンも定宗が陛下に禅位されたと皆に言いました。ワン・ソは光宗(クァンジョン)となり即位し王式廉(ワン・シンニョム)は殺されました。

ファンボ・ヨナは王旭(ワン・ウク)に自分を皇太后にするように頼みます。

ウヒは遺言がねつ造されたものだと噂を言いふらしているパク・ヨンギュを殺しました。そんなウヒにペガは求婚します。ペガはウヒが豪族の養女になれば問題はないと言いました。

パク・スギョンは疲れたと、本当に皇宮を去り隠居しました。

側近がいなくなり、兄弟も次々といなくなり、ジョンまでもが去ってしまい孤独で寂しいと光宗(クァンジョン)は不安定になっていました。ヘ・スは私がいるからと光宗(クァンジョン)を慰めます。

王旭(ワン・ウク)は光宗(クァンジョン)に会うと豪族を従えるためにはヘ・スを捨てヨナと結婚するしかないと迫りました。

光宗(クァンジョン)はヘ・スと結婚するつもりでしましたが、ヘ・スは医者から心臓病で余命が10年しかなく、拷問されたせいでじきに歩けなくなると言われ結婚よりもそばにいられるだけでよいと考えます。

18話。光宗(クァンジョン)はファンボ・ヨナを皇后に迎えました。ヘ・スは体に傷があるため妃になれないものの、光宗と逢瀬を重ねていました。光宗(クァンジョン)はワン・ジョンを反逆の罪で忠州(チュンジュ)への軟禁(帰郷刑)を命じました。母で皇太后の劉氏は憔悴しきり、危篤になりました。光宗は部屋にいたヨナを追い出し嫌がる実母を自ら看病し、これが復讐だと最期を看取りました。失望したワン・ジョンは一緒に遠くへ行こうとヘ・スに求婚しました。

ある日、光宗(クァンジョン)がワン・ウォンを問い詰めると、チェリョンが恵宗(ヘジョン)に毒を盛っていたことや、ウォンと内通してワン・ウンとパク・スンドクを死に追いやったこと、ヘ・スを逐一監視してファンボ氏や王旭(ワン・ウク)、ヨナたちに情報が漏れていたことを知り居ました。光宗はチェリョンを袋叩きの刑に処しました。チェリョンが殺されたことにショックを受け寝込むヘ・ス。光宗はヘ・スを見舞いに行き事実を告げました。ますます傷ついたヘ・スはとうとうワン・ジョンの誘いを受け入れるとペガに言付けを託します。

19話。恐ろしいことに何度も遭遇し、膝と心臓を傷めて病気になったヘ・スは皇宮を出たいと皇帝に申し出ました。王旭皇子は光宗(クァンジョン)を陥れるため貞観政要(唐の太宗の政治問答を記録した書)を読み狩りをして過ごしたいという兄を狙います。

ある日、奴婢となり奴隷としてこき使われている後百済の民が蜂起して数十名の豪族を殺す事件が起きました。光宗(クァンジョン)は民を守りたいと考え兵士に木刀や竹槍で武装させるよう命じましたが、王旭(ワン・ウク)は光宗(クァンジョン)に豪族を守ることが先決だと言いました。王旭(ワン・ウク)は先にペガ(王郁)を失脚させることを画策して皇帝にペガに軍を指揮させて暴動を鎮圧させるように上奏します。

武芸に不慣れなペガはウヒへの誤解を解くために先鋒を買って出ます。光宗(クァンジョン)は後百済の民を奴婢から良人へと解放し官職に登用するとの触書きを出しましたが民は皇帝の言葉を信じませんでした。心配して駆け付けたワン・ジョンに鎧の着替えを手伝ってもらうと、そこに後百済の民が押しかけてきました。

ウヒは後百済の民と愛するペガを守るために三韓統一という垂れ幕を掲げて城壁から身を投げました。死んだウヒを抱きしめて悲しむペガ。ペガは皇帝がウヒ(が死ぬこと)と取引したことに失望し、皇帝のもとを去りました。

ある日、王旭(ワン・ウク)は皇帝のために海東青(ヘドンチョン)という鷹を献上しました。すると鷹は(ワン・ウォンの密告により)献上する頃には死んでいました。逆に謀られた王旭(ワン・ウク)は処刑されるはずのところをヘ・スの願いで帰郷刑に処せられます。

ファンボ・ヨナはヘ・スにお前のせいで兄弟たちが殺されたと言い、図星のヘ・スは皇帝のもとを去る決意をします。

ワン・ジョンは定宗(チョンジョン)のヘ・スとの婚姻を許可した勅書があるのでヘ・スを娶りたいと皇帝に申し出ました。

ジョンとの婚姻を許さぬとヘ・スに言う光宗(クァンジョン)。

帰郷刑が決定した王旭(ワン・ウク)は最後に光宗(クァンジョン)に自分とヘ・スが、かつて婚姻を約束した仲であったことを明かし、あいつはいいやつだとジョンとの婚姻を許すように上疏(じょうそ、上奏)します。

チェ・ジモンもまたヘ・スを見捨ててはならぬと光宗(クァンジョン)に助言します。

光宗(クァンジョン)はワン・ジョンとヘ・スの婚姻を許し、ヘ・スは輿に乗り忠州(チュンジュ)に行きました。

最終回。ヘ・スはワン・ジョンと忠州(チュンジュ)で穏やかな余生を過ごしていました。ヘ・スは皇帝の子を身ごもっており、自力で立てないほど体は弱り切っていました。光宗(クァンジョン)は時折ジョンとヘ・スを監視しに来ていましたが、ジョンとヘ・スが仲睦まじくしている様子を見てからは連絡を一切立ちました。ヘ・スは光宗(クァンジョン)の似顔絵を石に描いていました。

ある日、ヘ・スは娘を生みました。ワン・ジョンとヘ・スは娘を恐ろしい皇宮に入れたくないと、子を乳母に預けて皇帝に秘密にしました。

ヘ・スは最後の手紙をワン・ジョンを通じて皇帝に送りました。

ヘ・スはとうとう亡くなってしまいます。

ジョンからの手紙を見ていないという光宗(クァンジョン)はジモンの指摘を受けて書簡の中身がすべてヘ・スからの手紙であることを知りヘ・スのもとへと急行します。

ヘ・スはすでに弔われて骨となっており、ジョンとペガのもとに光宗(クァンジョン)が現れました。光宗(クァンジョン)は私の人だと泣き叫ぶとジョンから骨壺を奪って皇宮に帰りました。

光宗(クァンジョン)はワン・ウォンを賜死させました。ジモンは死ぬ前にウォンにチェリョンからの血染めの遺言を渡しました。

チェ・ジモンは自分が皇帝として仕えるのは死んだワン・ム様おひとりだけだと皇帝のもとを去りました。

コ・ハジンはベッドの中で目覚めるとなんで仮面の男が出てくる悲しい夢を見るのかと涙をぬぐいました。

ある日、ハジンは化粧品の展覧会にてワン・ムによく似た不思議な男から、夢は偶然ではなく定めなのだと言われます。

ハジンは高麗時代の絵画の展示会に通りがかると、そこにはハジンが夢の中で見た光景が描かれていました。

光宗(クァンジョン)はその後も臣下を粛正して孤独になりましたが、聖君の中の聖君とほめたたえられていました。

コ・ハジンは「一人にしてごめんね」と光宗(クァンジョン)に何度も謝り涙を流しました。

高麗時代ではペガが光宗(クァンジョン)に王旭(ワン・ウク)の逝去を知らせ、また去りました。

光宗(クァンジョン)は一人になると「浮生(プセン)」という父の言葉を思い出し深い哀しみに包まれました。

ヘ・スと光宗(クァンジョン)が楽しく茶美園(タミウォン)でデートする様子が流れて「現代ならもっと心行くまで愛し合えたのに」と言いドラマは終わります。

麗〈レイ〉を見終わった感想(完全ネタバレ)

ヘ・スは解氏ですから、おそらくは高句麗か百済の貴族の末裔の氏なのでしょうね。ヘ・ミョン(解茗依)はヘ・スの従弟で王旭(ワン・ウク)の妃でしたが架空の人物でしょう。この王旭(ワン・ウク)皇子の娘が韓ドラの「千秋太后(チョンチュテフ)」その人とその妹なのですよ!ちなみに王旭の娘は光宗(クァンジョン、ワン・ソ)の息子景宗と結婚した後で王郁(ワン・ウク)と結ばれます(不倫)。主人公の光宗、つまりドラマではワン・ソ第四皇子についてですが、ワン・ソはドラマの中ででてきたファンボ・ヨナと結ばれるんですよ。主人公のヘ・スちゃんとは結ばれないワケ!!!

高麗の歴史で面白いのが皇后の諡号に「神」がつくものとそうでないものがあります。光宗と王旭のお母さんは「神」がつくんですよね。天胤(チョンニュン)をしていたワン・ム、つまり恵宗のお母さんには「神」がつかないのです。それは母の身分を現わしているのです。

高麗時代の面白いところは、まだ朱蒙(チュモン)がいた高句麗の初期の時代にあった楽浪郡とか、太守(テス)の血統が残っているのです!!!つまり、楽浪郡の太守の一族は一応王族レベルの身分だったといってもよいでしょう。もちろん新羅姫や後百済の姫も高麗時代に存在します。高麗時代の面白いところはまだあります。文宗(1019年頃)の時代の皇子たちの名前が金官侯とか、辰韓公などのかつての国の名前を冠した時もありました。高麗時代は安泰かと思いきや、建国から100年後には武人政権が誕生、モンゴルの平原から元が朝鮮を襲ってきて朝鮮が滅茶苦茶になってしまい高麗時代は元が、東では倭寇や武士が暴れたせいで国土は荒廃して終わってしまうのです。朝鮮から見たら日本は海賊も武士も同じ倭寇に思えるのは無理もありません。

さて、ドラマの舞台となる松嶽(ソンアク)はどこにあったのでしょうか?それはつまり、現在の開城(ケソン)にありました!豪族の王建(ワンゴン)は新羅時代から松嶽(ソンアク)を本拠地にしていました。松嶽(ソンアク)が開城(ケソン)になったのは919年です。ドラマではケソンと言わずにソンアクと言ってますね!

話はドラマに戻り、ドラマの皇子たちは年齢が史実とまったく異なりいろいろねつ造されています。そのうえで、主人公のワン・ソ(光宗)は実母の皇后皇甫氏に幼い頃に顔を傷つけられて信州に養子に出されて捨てられました。なぜワン・ソが捨てられたかというと母のユ氏氏が王建が妃を次々と迎えたことに嫉妬したんですね。ワン・ソは母の夫に対する嫉妬心をぶつけられてそのまま憎まれ続けたのです。史実ではユ氏の先にも王妃がいますから、ユ氏もまた嫉妬される立場でありました。

ワンゴンが世を去りワン・ムが恵宗(ヘジョン)に即位し、定宗(チョンジョン)、光宗(クァンジョン)と皇帝は続きます。しかしドラマではワン・ムとワン・ヨを殺した首謀者はなんと王旭(ワン・ウク)皇子様だったのです!!!あの優し気な皇子さまがなんと冷徹なマーダーだったとは!!!なんと恐ろしい!ウクはウォンとチェリョンと豪族を操り、そんな王旭(ワン・ウク)をヨナが操ります。

後半で衝撃的な事が起こりました。それはかわいいワン・ウンとスギョンが殺され、ヘ・ス自身も余命10年を宣告され、大好きなワン・ソ皇子と結婚できなくなってしまうのです。

とんでもない展開で私もどう反応してよいやらお手上げです!!!

定宗(チョンジョン)は王旭(ワン・ウク)に殺されてしまいました。どさくさにまぎれて光宗(クァンジョン)が無理やり即位します。

ラストではヘ・スはワン・ジョンと結婚して娘を出産して光宗(クァンジョン)を陥れようとした王旭(ワン・ウク)が逆に皇帝に陥れられて帰郷刑となり、ワン・ウォンも賜死してしまいました。

なんだかもうすごい展開になって、ヘ・スも死んでしまい、結局登場人物はみんなあの世に行ってしまったという悲しいお話です。

ヘ・スという少女も魂はすでに死んでしまってハジンが乗り移っていたのですから悲しいですね。

このドラマには朝鮮の土着の宗教であるシャーマニズムの要素(憑依や転生)が物語のベースとなっています。

コ・ハジンが光宗(クァンジョン)の寂しい姿を描いた絵を見て、愛する人を失い孤独に生きる姿を見て涙する場面が切ない・・・。過去に最愛の人を置いて行ってしまったというか、光宗(クァンジョン)もまたジモンからヘ・スがこの世の人ではないと言われてヘ・スが生きている世に行ってやると決意するところとか、本当は感動するところなのでしょうが、ちょーっと突然すぎてすんなりとは受け入れにくい話でした。

たぶん現代のどこかに光宗(クァンジョン)は転生していて彼とコ・ハジンが出会う運命であると、ワン・ムに似たおじさんは婉曲表現で言っていたのだと思います。

だからコ・ハジンと光宗(クァンジョン)の転生した人物は現代で会ってハッピーエンドということになるのでしょう。

一応はめでたし、めでたしなのです。

さて、ヘ・スを好いていた皇子様は王旭(ワン・ウク)が一番目にヘ・スを好きになったのか?そしてワン・ジョンが二番目に好きになったのか?ワン・ウンが三番目で王昭(ワン・ソ)が四番目にヘ・スを好きになったという話になるでしょうか。王郁(ワン・ウク)とワン・ヨ、ワン・ムはそれぞれ恋人または妻がおりましたからヘ・スとは恋愛関係にありません。

ドラマの作戦としてはヘ・ス(に自分を投影した女視聴者)が、よりどりみどりの皇子さまと恋愛関係になって楽しい時間を過ごす娯楽の時間を提供するというコンセプトだと思います。もちろん対象外の人でも楽しめるように作られています。みなさんは好みの皇子様は見つけられましたか?皇子(ファンジャ)媽媽の中でまともだったのはワン・ジョンとペガこと王郁(ワン・ウク)、ワン・ウンの三人だけだったと思います(笑)あとは主人公も含めて性格が偏ってる自己中ばかりでした。ワン・ムも正気だったら・・・どうなっていたでしょうね。

私は最後まで誤解していたことがあります。チェ・ジモンはワン・ムのことを息子のようにかわいがっていたように思いましたが、最終回では「友」という言葉が出てきました。年齢差があったので親子愛かな~と思っていたのですが・・・主人かつ友という表現で終わっていました。

チェ・ジモン(崔知夢)の正体

チェ・ジモンは本名を崔聰進と言って王建に知夢という名前を貰った占星術師です。どうやらチェ・ジモンは神童だったそうですよ(笑)シャーマンかつ天文学者ですね。しかも長生きだったそうですから、博識から栄養についての知識も外来の文献から習得していたのではないかと思います。正六品ですから下級の役人です。この文字を見ると鄭夢周(チョン・モンジュ)のことを思い出してしまいます。夢を知る、と夢をめぐるという意味の言葉、モンジュもまた神童だったと思います。ジモンのお父さん、崔昕は新羅の孝恭王の時に地元の豪族だったそうです。つまるところチェ・ジモンは生まれながらのお坊ちゃま。崔知夢は天文学に詳しく18歳の時に王建が三韓を統一することを予言しました。喜んだワンゴンはジモンに崔知夢という名前を授け、近くに置いたそうです。恵宗(ヘジョン)2年、945年にジモンは「流星犯紫微 國必有賊」と予言します。つまり流れ星が紫微(シビ)を犯したため、国に逆賊がいると予言しました(私の自前の翻訳です)。また王規の反逆(ワン・ギュの乱)を予言して「近將有變 宜以時移御」と遷都を予言しました。即位してワン・ギュの乱を平定した定宗(チョンジョン)ワン・ヨは金銀をジモンに下賜しました。チェ・ジモンが登場するドラマは「輝くか・狂うか(2015)年」があります。

ジモンについて、中国の百科サイトで調べてみると、ジモンは全羅南道の嶺安郡出身でした。もしかしたら百済の系統の人かもしれませんね。


恋愛について

あれこれとはちゃめちゃな内容の愛と憎しみという単純なファンタジードラマでも、それなりに表現していたことがありました。それはいくつかの愛の種類について描かれていました。いくつかというより多種類の愛を描いていました。まず一番わかりやすかったのはヘ・スとワン・ウンの恋です。この段階はせいぜい中学生あたりで誰もが経験するような、ちょっと気になるな、好きだなという程度の幼い恋です。次はヘ・スが王旭(ワン・ウク)に恋する恋です。女性がイケメンで優しい美男子に本能のまま惹かれる単純な恋として描かれています。つまり相手の内面に達する以前の段階の恋ですね。この段階で結婚する人も多くいそうです。そして三番目の恋は、行動をともにするうちに相手を理解する愛といいますか、似たような境遇から困難を乗り越えて育む恋愛とでもいいましょうか、夫婦になる前の段階の恋愛、つまりはヘ・スと光宗(クァンジョン)との愛ですね。これは彼氏彼女の関係を描いた性愛をともにするやや濃密な恋愛とでもいいましょうか。四番目は、ヘ・スがワン・ジョンから受ける愛です。これは本物の愛であり、無償の愛です。ワン・ジョンは報われなくてもヘ・スを愛し、ヘ・スの連れ子も引き取る成熟した愛です。本当は大人の愛と表現したいところですが、まともな大人も少ないですから、大人という言葉は抜きで表現したいと思います。ラストはペガとウヒの愛です。許しがいるとかいらないとか、そんなところを超越した愛、究極の愛です。報われないといえば、ヘ・ミョンが夫の王旭(ワン・ウク)を愛するところです。ヘ・ミョンは仏様のような深い慈愛が見られました。一番達観しているペガとウヒでした。あとは意地の悪いファンボ・ヨナの横恋慕と計画的で心を得られない自己愛。ワン・ウンとパク・スンドクの幼くかわいらしい恋愛。熟女は権勢を得るのに忙しくて政略結婚で恋愛してませんね・・・(たぶん)。ああ、忘れてました。チェリョンの片思いの恋。ワン・ウォンはチェリョンの情を利用して、それを承知で従う馬鹿な女だと心打たれます。

レビュー

胸キュン: ★★★☆☆(人による)
チャンバラ: ★☆☆☆☆☆(ほとんどなし)
逆ハーレム: ★★★★★
イケメン: ★★★★☆
かわいさ: ★★★★★
幼稚さ: ★★★★★
史実: ★★★☆☆(一応は歴史通りの出来事あり)
総合:★★★★☆(一見馬鹿げた内容でつまらないと思うも、後半面白くなって引き込まれていきました)

麗の特徴を簡単に格付けすると、このようになりました。

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