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オクニョ運命の女(ひと)16話の詳しいあらすじネタバレ!

オクニョ16話のあらすじと感想

韓国ドラマオクニョ

あらすじ詳細

オクニョたちはチョン・ナンジョンに金鉱の折版を持ち掛けることに成功しました。チョン・ウチは金鉱捜査官のイム・チャングクが追っている盗掘業者のチョ・ダロになりすましてナンジョンを騙しました。チョン・ナンジョンはイム・チャングクにチョ・ダロについて尋ねました。イム・チャングクはチョ・ダロのことを即刻処刑すべき重罪人だと教えました。

イ・ジハムはオクニョに疑り深いチョン・ナンジョンを焦らすためにコン・ジェミョン商団の名前を使うことを提案しました。

オクニョはコン・ジェミョン商団を訪ねましたがテウォンは素素樓(ソソル)の行首になったのでいませんでした。トチはテウォンが素素樓(ソソル)にいることをオクニョに教えました。

オクニョは素素樓(ソソル)に行きテウォンと会うと商団の名義を借りたいと頼みました。チョン・ナンジョンがコン・ジェミョン商団と取引をしてチョ・ダロのことを疑わなくすることが狙いでした。

イ・ソジョンは妓楼の庭でテウォンに声を掛けオクニョとの関係を尋ねました。
「特別な関係なのですか?」
「ははははは。そうだな。そのようなものかもしれん。」
テウォンが笑うとソジョンはテウォンの隣は自分じゃないことに気が付きました。

ユン・ウォンニョンは文定大妃(ムンジョンテビ)と謁見して27歳の王様が母の摂政を嫌がるのは当然だと言いました。

チョン・ナンジョンはイム・チャングクを部屋に呼び、いつピョンヤンに帰るのか尋ねました。イム・チャングクは三日後に帰ると答えました。チョン・ナンジョンは金鉱の開発で力を貸してくれたら将来を約束するとイムを誘いました。イム・チャングクはもし国法で禁止されている金鉱を掘れば明が金を献上するように要求してくるだろうと、そのために世宗大王が金鉱の発掘を禁止したのだと断りました。チョン・ナンジョンはイム・チャングクの誠実さをユン・ウォニョンに話してやると誉めました。

イム・チャングクは二人の部下にチョ・ダロを捕らえるように命じました。チョン・マッケは話を盗み聞きしていてイム・チャングクがナンジョンを見張るかもしれないと思いました。チョン・ナンジョンはイム・チャングクなどいつでも消せると言いました。
チョンドンはマノクとマンスを連れて市場で仕事(スリ)に励んでいました。ミン・ドンジュの手下のトンチャンは三人に顔を貸すように言いました。
「うちの集金係から金を盗んだな。1150両。こいつ!」
トンチャンがチョンドンを殴るとチョンドンはユン・テウォンに頼まれただけで何を盗んだか知らなかったと答えました。

トンチャンはミン・ドンジュにこのことを報告すると盗まれた手形が何に使われたか調べるように命じました。

テウォンが酒場で飯を食べているとチョンドンはトンチャンにやられたと言いました。テウォンはそれだけで済んでよかったとチョンドンを慰めました。チョンドンはテウォンに感謝しました。

オクニョたちは集まりました。チョン・ウチはチョン・ナンジョンと嘉会(カフェ)堂で会うことになりました。オクニョも万一に備えてチョン・ウチについていくと言いました。

イム・チャングクはチョン・ナンジョンの輿を追跡しました。すると輿の中から出てきたのは下女長のチョングムでした。

チョン・ナンジョンは密かに嘉会(カフェ)堂に行きました。オクニョは男装してチョン・ウチの後についていき嘉会(カフェ)堂の塀を飛び越え庭に侵入しました。

チョ・ダロに扮したチョン・ウチはチョン・ナンジョンに会いました。チョン・ナンジョンは重罪人と組むのは気が引けると私兵を呼びました。チョン・ウチは兵士に剣を突きつけられました。
「命が惜しければそちが知っている金鉱の場所を教えなさい。」
「約束が違うではありませんか!」
「私はそちと約束した覚えはない。」
「無理ですよ。誰にでも鉱山が掘れるわけじゃない私抜きではできません!」
「やってみようじゃないか。ははは。早く言え。貴様の金鉱の場所をすべて教えよ!」
「生涯かけて探し出した鉱脈です。死んでも教えられぬ!」
「こやつに吐かせろ。」
「奥様、お考え直しください。どうかお考え直しを・・・うっ・・・・・・。」
チョン・ウチは兵士に腹を殴られ連れていかれました。
チョン・ナンジョンはミン・ドンジュに何としてでもチョ・ダロに吐かせるように命じました。

オクニョはテウォンとイ・ジハムに会いこのことを報告しチョン・ウチを助けることにしました。
オクニョとテウォンは闇夜にまぎれてチョン・ウチが囚われている屋敷に侵入しました。オクニョとテウォンは見張りの兵士を倒し牢屋の中にいるチョン・ウチを助けようとしました。チョン・ウチは口から血を流しながら言いました。
「ここれで私が逃げたら計画はどうなる。大丈夫だ。チョン・ナンジョンは私を殺しはしない。私が金脈のありかを吐かないうちは殺しはしないだろう。これはチョン・ナンジョンと私の戦いだ。見つかる前に早く逃げろ。テウォン。オクニョを連れて行け。」

捕盗庁(ポドチョン)ではソン・ソグがサムゲの渡し場で餅を盗んだ子どもの罪人の名を呼びました。子どもは泣きじゃくって腹が減ってたので 落ちてたらから拾って食べたと言いました。ヤン・ドングは子どもを放免しました。チョンドンとマノクとマンスが呼ばれました。ヤン・ドングは典獄署に送るように命じました。チョンドンは義理があるだろうと言いましたがヤン・ドングは認めませんでした。

典獄署ではイ・ヒョソンがオクニョを見かけないと心配していました。チョン・デシクは重要な任務を与えたと釈明しました。そこのユ・ジョンフェが部屋に入ってきて先日典獄署に来た刑曹正郎のイ・ギジュンは偽物で本物はパク・サンドだったと報告しました。

ユン・ウォニョンは素素樓(ソソル)に行くとファン・ギョハを呼び今夜妓楼を貸し切りたいと言いました。ファン・ギョハは大きな痛手になると言うとユン・ウォニョンは埋め合わせは必ずすると約束しました。ファン・ギョハは今夜高貴なお方が一人来るとイ・ソジョンと執事に話しました。

トンチャンはミン・ドンジュにテウォンが盗んだ手形で純金の金塊を購入したと報告しました。

チョン・ウチは拷問されていました。チョン・ナンジョンは口の堅いチョ・ダロを信用しました。チョン・ウチは金鉱の開発には銀貨で一万両必用だと言いました。チョン・ウチは開放されました。

打ちのめされたチョン・ウチは典獄署の前の酒場に戻りました。
「やりました。資金を用意すると言わせました!」
「でかしたぞ。そなたは偉い!」
イ・ジハムは喜びました。
「おじさん、すごい!」
オクニョも喜びました。
「早く酒を持ってこい。医者よりも酒だ!」

チョン・ナンジョンはチョ・ダロが命より金鉱を大事に思っているので信じることにしました。

ミン・ドンジュはチョン・マッケにテウォンが金塊を買ったことを報告しました。チョン・マッケはテウォンとチョ・ダロが手を組んだのだろうかと疑いましたがそれはあり得ないと思いナンジョンへは報告しませんでした。

夜になりユン・ウォニョンは素素樓(ソソル)に来た王様をもてなしました。
「男として今夜は楽しみましょう。」
ユン・ウォニョンは言いました。従者はユン・ウォニョンを失敬だと思いました。

オクニョは部屋に入ろうとする王様に会いました。
「典獄署の茶母(タモ)ではないか。なぜ妓房にいるのだ。」
「旦那様もどうしてここに?典獄署の米がつき民は飢えてるのに旦那様は妓房で過ごす余裕があるとはいいご身分ですね。」
「おのれ!このお方をどなたと心得る・・・。」
従者は怒りました。
「よいのだ。間違ったことは言っておらぬ。貧しき者は王でも救えぬと言う。王にもできぬのに役人にできるとでも?」
「そうは言いません。国から俸禄を貰うのであればせめて民のつらさをわかってほしいのです。ある女人が家族を死なせてしまいました。飢えた家族に食べさせるために港で拾ってきたわたはフグの毒だったのです。その女人だけ助かったのはなぜだと思いますか。家族に食べさせるために自分は食べなかったのです。その話を聞いて心が痛みました。典獄署の茶母(タモ)には何もできないのでつらいです。」
「・・・・・・。」
王様は言葉に窮しました。
テウォンが現れてオクニョを連れて行きました。
「叔父上おひとりでも楽しめるだろう。」
王様は部屋に入らず帰ってしまいました。

オクニョはテウォンにチョン・ウチがチョン・ナンジョンをうまく騙せたと報告しました。テウォンは先ほどの男は誰かと尋ねました。オクニョは刑曹正郎だと答えました。オクニョとテウォンは楽しそうに話していました。そんな二人を見てイ・ソジョンは嫉妬しました。

ファン・ギョハは商売あがったりだと腹を立てていました。

次の日の典獄署ではイ・ギジュンという役人は実在しないという話が持ち上がりました。

チ・チョンドクはオクニョに米は大丈夫か尋ねました。オクニョは心配しなくていいと言いました。

王宮の庭では王様がオクニョの言葉を思い出して悩んでいました。王様はオクニョについて詳しく調べるように護衛の武官に命じました。

イム・チャングクはチョン・ナンジョンにチョ・ダロと手を組まないように言いました。チョン・ナンジョンはこの件について話すことはもうないと言いました。
夜になりテウォンは銀子を運ぶ荷役の部下を連れてオクニョとチョン・ウチとイ・ジハムと合流しました。チョン・ウチは荷役を連れて待ち合わせ場所に行きました。

チョン・ナンジョンは一万両をチョン・ウチに見せました。チョン・ウチは金鉱の地図をナンジョンに渡しました。
「明日、卯の刻にソンパの渡し場で。」
チョン・ウチが言い終わるや否や矢が飛んできてチョン・ウチの胸に刺さりました。
「奥様!イム・チャングクです!」
ミン・ドンジュは慌てました。
「金が・・・金が・・・。」
「馬鹿言うな。金より命だ!」
チョン・マッケは妹の腕を引きました。
チョン・ナンジョンは一万両を置いて逃げました。

「兄貴。兄貴。起きてくださいよ〜。」
イム・チャングクに扮していたチョン・ウチの弟分コ・テギルは言いました。
オクニョとテウォンも集まりました。
「この一万両、どうやって運ぼうか!はっはっは。」

チョン・ナンジョンはイム・チャングクを罷免して一万両を取り戻そうと焦りました。チョン・マッケはそれはダメだと一万両をあきらめるように言いました。

翌日の典獄署。米が底をついてチョン・デシクたちは焦っていました。するとオクニョが三か月分の米を運んで来ました。
「オクニョや。でかしたぞ。よくやった!」
チョン・デシクたちはオクニョを誉めました。
囚人たちにおかわり自由のおにぎりが配られました。

チョン・デシクはオクニョがどうやって米を手に入れたか尋ねました。オクニョは安心するようにチョン・デシクに言いました。

コン・ジェミョンはユン・ウォニョンから父親の役目を果たしたいと相談を持ち掛けられていることについて考えていました。
「私は息子の力になりたいのだ。テウォンに秘密で私が商団の後ろ盾になってやろう。」

コン・ジェミョンはトチとチャクトにユン・ウォニョンをどう思うか尋ねました。トチはテウォンを傷つけた人だと言いました。チャクトは思ったよりも人間らしいと言いました。コン・ジェミョンはユン・ウォニョンの使いと会いました。

トチは素素樓(ソソル)に行きテウォンにコン・ジェミョンとユン・ウォニョンが繋がっているようだと話しました。

シネはチョングムに捕盗庁(ポドチョン)に行っていいなずけのソン・ジホンに会いたいと言いました。

オクニョは捕盗庁(ポドチョン)に行きソン・ジホンに会いました。

シネが捕盗庁(ポドチョン)に行くとオクニョとソン・ジホンの話している中に割り込みました。ソン・ジホンはシネに帰るように言うとオクニョを連れて行きました。シネは不機嫌になりました。

ソン・ジホンは部屋にオクニョを入れました。オクニョは典獄署で会ったパク・テスについて話し始めました。ソン・ジホンはなぜパク・テスが20年も牢にいたのか尋ねるとオクニョは大妃の命令だと答えました。
「パク・テス様が従事官様のおじい様なのです。パク・テス様に罪を着せたのはユン・ウォニョン大監(テガム)です。」
「何だと?私を謀反に加担した者の一味にするつもりか!黙れ!聞きたくない!」
ソン・ジホンは怒りました。

感想

ユン・ウォニョンの父らしい一面と富と権力のためには他人に罪を着せて殺すことも厭わない悪の側面が同時に提示されました。オクニョとテウォンとトチはユン・ウォニョンの悪がユン・ウォニョンと信じ、コン・ジェミョンとチャクトはユン・ウォニョンの人間らしいところを認めていました。いわゆる天使と悪魔、どっちの仮面を信じるかによって人間の印象が違うというか、人間が一面的にしか物事を認識できないことを今話で物語っていましたね。

今回はチョン・ウチというあのチョン・ウチ(田禹治)そのものなのか?彼がチョン・ナンジョンを騙して一万両を盗むことに成功してそのお金で米を買って典獄署の囚人の腹を満たすことができました。

オクニョは王様やソン・ジホンとの関係も深めていきました。

今回のオクニョもあっさりとスピーディに話が進んでいきましたね・・・。見ている方としては慌ただしくて・・・ゆっくり見てられません(苦笑)

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