ドラマ武即天のあらすじネタバレ感想
中国のドラマ武即天の1話から5話あたりまでの感想です。このドラマは中国で2015年に放送され高い視聴率を獲得した人気のドラマです。武即天(ぶそくてん)は中国史上唯一の女性の皇帝といわれています。韓ドラの「テジョヨン」では常に渤海の敵として描かれていました。武即天は日本では即天武后(そくてんぶこう)といって親しまれています。武即天がいた時代は日本では飛鳥時代あたりで持統天皇の時代とかぶります。
まず中国の時代劇をドラマで見るのは初めてです。私はカンフー映画は割と子供時代は楽しめたのですが大人になってからは中国の映画には感情の表出が無く平和的なメッセージや心のやり取りを感じないのでいつの間にか見なくなりました。たまたま暇だったこともあって1話から5話くらいまで武即天を見ることにしました。
唐という朝廷が開かれてまだ二代目という時代、武即天こと武如意(ぶにょい、名前はにょい)というたいへん美しい美女が後宮に入宮しました。後宮には既に数人の位の高い后(きさき)がいてそこは美しく醜い戦場となっていました。
この如意を演じている女優さんファン・ビンビン(范冰冰, 1981年~)は日本の女優、武井咲さんにそっくりです!武井咲さんも妖艶に振る舞えばあんな美女になれるんじゃないかと思ったほど似ていました(笑)このファン・ビンビン、1981年生まれなのにドラマではまったくオバサンに見えません!!!その若々しさにびっくりです。ほかにも細くてきれいな女性が何人か出演されています。
まだ数話しか見ていませんが、後宮では皇帝の后がライバルの后に毒を持って殺すということが当たり前のように行われていました。どの后にも野心があってそこは美しく醜い場所でした。肝心の皇帝はというと・・・ドラマではあまり前面に出て来なくて日本人俳優の香川照之にそっくりなんですよね(うぇっwと言ったら失礼ですがwそう思ってドラマを見ると気分が悪くなる)。その香川照之に恋する美しい女性たち。やっぱり男は見た目よりも富と権力なんですね(笑)
はーっきりいって序盤の武即天はおもしろくありません。きれいなお姉さま方が皇帝のあそこをめぐって一喜一憂嫉妬して殺しまでする内容ですから面白いというよりキモチワルイです。また暇があったら続きを見てみたいと思いますが・・・。あの皇帝陛下もやっぱり感情が表現されてなくて無表情なんですよね。それが中国の演劇方法なのでしょうが、如意に惹かれる様子も強調して描かれてなくて、そこは演じていない間合いで想像しろというような表現なので正直見ていて疲れます。確かに実際の世の中では派手に鼻の下を伸ばして表したりしませんからね、そういうものといえばそれでおしまいですが、物足りませんね。
これからイケメン君が出てくるのかもしれませんが、今の段階では男性が見れば?というくらい女性だらけで男性向きのドラマかもしれません。
これからイケメン君が出てくるのかもしれませんが、今の段階では男性が見れば?というくらい女性だらけで男性向きのドラマかもしれません。