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韓国ドラマチャン・ヨンシル~伝説の科学者~21話のあらすじ詳細とネタバレ感想

チャン・ヨンシル~伝説の科学者~21話「受け継がれる夢」のあらすじ詳細とネタバレ感想

チャンヨンシル 韓国ドラマ

あらすじ

チョ・グァンはチャン・ヒジェを解放しました。
「なぜ殺さないのですか。」
「私が直接手を下さなくても朝鮮の将来を案じる者たちがお前が朝鮮と士大夫を裏切ったとして昼間にでも非業の死を遂げるであろう。恐怖に怯えながら生きるがよい。」
「実に恐ろしいことだ。だがその恐怖心はあなたの不安とはくらべものにならぬでしょう。あなたは格物で世の中が変わることを恐れている。格物の力を感じた士大夫が世の中の変化を感じるでしょう。主上が格物を振興なされば士大夫より職人が勢いづく世の中が来るかもしれない。」
「わかっておらぬな。貴様は格物に心酔し正気を失っておる。一体何のために経典を学んできたのだ。士大夫が経典を学ぶ意義がある。それは経典が聖人になるための教えだからだ。ところが格物は経典の教えに基づいていない。ゆえに格物は世の中を腐らせるだけだ。士大夫として腐っていく世の中は見ておられぬ。我々は士大夫の聖人としての責任を果たすために、格物を警戒するのだ。」
「格物はこの世を腐らせ経典は聖人にしてくれる。ふっ・・・はっはっはっは。」
「士大夫の手本である主上は本質を見失っているのだ。物事の道理を窮めた職人が朝鮮を滅ぼそうとしている。我々士大夫は命を懸けて朝鮮を守るだろう。そのためには格物の危険な芽を摘まねばならぬ。」
「そうしてください。それが士大夫の使命ならだれも止めません。しかし格物の芽を摘んだ瞬間に新たな芽が世の中に出てくるものです。夢があるから現れる。格物には夢があるのです。聖人になるという夢ではありません。昨日よりは新たな原理を発見したいという素朴な夢です。このような夢は決してなくせません。多くの人が死んだとしても、夢は、受け継がれるからです。」
「今日の日食を正確に予測したからといって主上や貴様らの夢が叶ったとでも?間違っているな。今日主上が成功した救蝕禮も悲劇を呼ぶであろう。主上と貴様らが二度と格物を夢見られぬほどの悲劇だ。悲劇と分かっていても夢を持ち続けられるか?ふっふっふっふふっふ。ふっはっはっはっはっは。ふははははは。」
解放されたヒジェは街の人々を眺めて微笑みました。ヨンシルがヒジェに気づいて駆け寄りとても心配しました。ヒジェは首に傷を負っていました。ヨンシルは観測記録を守ってくれたヒジェに感謝しました。
「ヨンシル。民の暮らしをはじめて目の当たりにした。喜怒哀楽。あの空に似ていると思わぬか。情熱的になればすぐ冷める。気分が晴れる時もあれば落ち込むときもある。ヘドンクムヌを作りながら天上時計も作りたいと思った。時計の人形に民の姿を重ねたのだ。どうした?」
「ああっ。不思議でなりません旦那様。私と同じことを考えていらっしゃるとは!旦那様にご覧に入れたい物があります。来てください。」
ヨンシルはヒジェの手を取り行きました。

ヨンシルは家にヒジェを招いて自分の図案を見せました。
「時計に山のような形をかぶせて日の動きを見せようと思っています。」
「お前には動かせぬ。私も同じだ。だが二人ならきっと動かせる。」
「はっはっはっは。私たちならきっと動かせます。歯車を利用した最高傑作を作りましょう。」
「ヨンシル。子供のころからお前を憎んでいた。つらく当たり成人してからも態度を変えなかった。お前を恨み続けた。それはお前のせいだ。お前以外にこの世に憎い者はいなかった。私よりもお前に責任があろう。」
「あきれた人だ。謝れないのですか?すまなかったと言えばいいものを。謝ってください。」
「理解したならもう行かないと。ヘドンクムヌの歯車を取り外し天上時計に利用するのだ。」
「今すぐに?」

夜になりヨンシルとヒジェは天上時計を作っていました。
「ヨンシル。角宿(カクスク)が見えるぞ。東方青龍のひとつで青龍の角にあたる。私は青龍のようになりたかった。暖かな春がやってくるな。」
ヒジェは夜空を指さしヨンシルに微笑みました。
しばらくして三人の両班の男が家を訪ねて来ました。男はチャン判事(パンサ)はいるかと尋ねました。ヒジェは自分だと答えると男はいきなりヒジェの腹を短刀で刺しました。
「格物に心を奪われ士大夫を裏切るとは。」
男はもう一度ヒジェを刺しました。
「ナウリ。続きは明日にしましょう。・・・ナウリ!」
ヨンシルが戻ってくると男たちは逃げました。
「ヨンシル・・・。無理はするな。」
「早く医員に見せなきゃ!あいつら絶対に許せません!」
「部屋の机にお前宛の手紙がある・・・・・・。一緒に作りたかったが・・・ヨンシル・・・お前ひとりで造らねばな・・・。民を表した天上時計は・・・私たちの・・・・夢だ・・・・・・。」
ヒジェは涙を一筋流すと事切れました。
ヨンシルはいつまでもヒジェを呼び続けました。
ヒジェは自宅に帰され布団に寝かされました。
ソヒョン王女がヒジェを弔いに来ました。
「殿下にお知らせしないと・・・・。」
ソヒョン王女は悲しみました。
「チャン判事(パンサ)からの手紙です。一人で重い荷物を背負っておられました。」
ヨンシルはソヒョン王女に手紙と手彫りの人形を渡しました。

「ヨンシル。亡き者となった私の願いを聞いてほしい。私が死んだからといって取り乱すでない。殿下にお伝えしないのは不忠であるが黙っていたほうがよい。殿下がお知りになれば憤慨なさるだろう。それに犯人を捜すのは時間の無駄だ。格物には何の役にも立たないと思うのだ。奴らはよくぞ私を選んでくれた。太宗大王とユ・テクサン、殿下とハ・ヨン大監の間で私は朝鮮をさまよい続けていた。実にふさわしい死だな。朝鮮の日食を正しく予測し天変地異でないことが証明できた。格物はすべての自然現象を理論で説明できるのだ。歴史的にも大きな変化が起きる時には受け入れるのに多くの犠牲を伴う。ヨンシル。私チャン・ヒジェは格物を作るために命を差し出した。誇りに思う。奴らは格物の発展を妨げるためにお前を狙うかもしれぬ。しかしヨンシル。その脅威を良いように考えるのだ。格物に集中するがよい。今思えば私は実に情けない男だった。お前のような天才に嫉妬してつらく当たった。それが己自身を苦しめるとは知らずに哀れな日々を送った。だが私は格物で世界が変わると信じた数少ない先駆者だ。他の士大夫もお前が朝鮮の発展に必要な人物であることに気づくだろう。ヨンシル。ヘドンクムヌを作りながら私は日の出と日没を観測できる天上時計を思いついた。ヨンシルと一緒に作りたかった。私があの世へ旅立つ前にこの話ができればよいのだが。もう話せたか?最後の頼みがある。ヨンシル。私がいなくても民の生活をよくするために天上時計を作り上げろ。」
ある夜。ヨンシルの家の工房にチョ・グァンと護衛武士がやってきました。チョ・グァンはヨンシルの自撃漏に感心した振りをしましたがヨンシルは嘘を見破りました。
「もしかしてチャン判事(パンサ)を殺めた者か?私を殺しに来たのだな?」
「チャン判事(パンサ)については私は関わっておらぬ。だがそちの死ぬ時期くらいは予測できる。チャン判事(パンサ)があの世へ行った原因はお前になるのだぞ。そちが自撃漏を作り民に与えようとしたからだ。もうひとつ大きな問題がある。そちの自撃漏のような公衆時計を利用すれば統治者は民をより一層縛り付けることができる。国が民にこう言いつけることもできるのだ。今やお前たちは時間がわかるゆえ国が定めた厳格な生活を送るようにとな。きつい仕事をさせる。そうなれば民は公衆時計を作ったそちを恨むだろうな。それだけではすまぬ。両班と民、主人と奴婢が争うことになる。ついには民同士が争い互いの時間に干渉するようになる。残忍な言い争いが世の中ではじまるのだ。」
「ええ。もしそうなれば恨まれるかもしれません。」
「気づいたか。だからそちは終わりにするのだ。」
「いいえ。民の怒りが私にしばし向かったとしてもすぐに統治者や搾取する者に向かうでしょう。私への恨みで公衆時計を壊した後に国王と士大夫を責めるため王宮へ向かう。」
「ではそちの言う時計や時間はとても危険なのだな。」
「それが道理というものだ。あなたのような士大夫は破滅する。」
「謀反だな。」
「あなたは何者だ。チャン判事(パンサ)は格物で世の中が変わると信じていた。あなたはどんな士大夫だ。ああ、この世が変わることをとことん嫌う器の小さな士大夫か。」
「私は朝鮮を守る純粋な魂そのものだ。私こそが朝鮮だ。
「あんたも謀反者だ。主上を差し置き何が朝鮮だ!チャン判事(パンサ)の死で涙に暮れていたが今の言葉で目が覚めた。今からあなたのような愚かな者たちに思い知らせるためにある物を作る。帰ってくれ。」
「そちはこの時計がもたらす影響を知っていたのか?愚かではないな。」
「あなたの言葉で思いついた。私は民のために作った。あなたも民のひとりだ。」
「そうか。私は、民か・・・はっはっはっは。はっはっはっは。ふっはっはっは。」
チョ・グァンと護衛武士は作業部屋から出て行きました。

ヨンシルは学者や弟子の職人たちと歯車を何個も作りました。

世宗は自動の時報装置が付いた自撃漏を1434年陰暦7月1日に朝鮮の標準時計として公表しました。自撃漏の時刻は昼夜測候器である日星定時儀(イルソンチョンシイ)で修正し正確にあらわしました。世宗が成し遂げた業績の中ではずせないのが甲寅字です。1434年イ・チョンはキム・ドンやキム・ビン、チャン・ヨンシル、イ・セヒョンやチョン・チョク、イ・スンジをはじめ当時の科学技術者を総動員して甲寅字を発明しました。二十数万個の文字で大小の活字を混ぜて効率的に出来ていました。従来の活字である庚子字に比べて印刷の速度が二倍速くなりました。竹に固定しただけなので銅を使う庚子字よりも組み立てが容易であり活字もしっかりしていました。知識はより速く広まるようになりました。世宗実録には1434年10月に仰釜日晷(アンブイルグ、日時計)を民が集まる恵政橋(ヘジョンギョ)と宗廟(チョンミョ)に設置しました。十二支を描くことで感じを読めない人にも時刻がわかるようにしました。
「これを手本にすれば民でも仰釜日晷を作れるようになる。」
そのような記録があります。仰釜日晷は朝鮮最初の時計です。

チェ・マルリは仰釜日晷を見ていました。

イ・チョンは1436年平安道観察使(ピョンアンドカムチャルサ)に任命されその後四年間は閭延(ヨヨン)郡と江界(カンゲ)郡に城を作り国境の警備を強化しました。

ソックは北方のイ・チョンに会いに来ました。イ・チョンは自分の定めだと言いました。ソックは碧瀾渡(ピョンナンド)の港(高麗時代礼成江イェソングァン河口の貿易港)が高麗時代はにぎわっていたのにさびれているのは朝鮮が商業を軽視しているからだと商業の振興に力を入れる決意を語りました。イ・チョンはソックにヨンシルと似て来たなと笑いました。ソックはヨンシルが作った携帯型の時計を商人たちに渡して商売に活気が出るか調べていると言いました。ヨンシルは水力を使わず自動で動く時計を作りたいと言っていたとソックはイ・チョンに言いました。
「夜の時間を知ることができれば夜でも人と約束して会えるし移動できるな!そうなれば女真族が攻めてくるかも。アイゴー。これはたいへんなことになりそうだな。」
すっかり白髪となったイ・チョンは笑いました。

世宗はシン・スクチュらと新しい文字を声帯と合わせていました。
「ヒウッキヨッシウッ形も音も素晴らしいです。殿下おひとりでお考えになったとは。」
「ヨンシルは天上時計を作っているか?」
「昼夜を問わずがんばっているとか。殿下はチャン大護軍とよく似てらっしゃいます。」

北京のユン・ボンの屋敷。
ユン・ボンは朝鮮の弟から皇帝に睨まれているのでそろそろ朝鮮に帰ろうと説得されていました。弟はヨンシルに我慢できないと言いました。ユン・ボンは王も人間だから嫉妬心でもうすぐ朝鮮の王がヨンシルを追い出すだろうと言いました。ユン・ボンは朝鮮の臣下が皇帝に送ろうとした親書の束を弟に見せました。皇帝が朝鮮の上疏を知ればチュ・テガンと自分を殺すだろうと親書を渡す時期を見極めると言いました。

朝鮮の王宮の官僚たちの会議ではヨンシルが奴婢から大護軍に上がったことを問題とする声が上がりました。メン・サソンとハ・ヨンは格物に反対する過激な若手官僚を諫めようとしましたが老いぼれと言い返されてしまいました。

夜の工房。ヨンシルはソヒョン王女の手伝いで新たな時計を研究していました。
「こんな時チャン判事(パンサ)がいれば手伝ってくれるのに・・・。

「チャン判事(パンサ)に会いに行きましょう。」
ヨンシルはソヒョン王女と夜空の青龍を見上げました。
ヨンシルは星と太陽、四季と人々すべてが関係していることを時計で伝えたいと言いました。ソヒョン王女は人々がこのことに気づけば意見が異なっても人を傷つけなくなるだろうと言うと夜空のチャン判事(パンサ)に祈りました。



感想

嫌な予感はしていたんですよ。ここにきてまさか優男のヒジェ様が殺されてしまうとは!科学の研究を拒絶するような両班が朝鮮に本当にいたんですかね。確かに格物の発展は大量虐殺とその正反対の大量増殖、つまり大量殺人や大量絶滅と救命繁殖の正反対の現実が100年前あたりから生じているんですけど、それは人間に今よりもっと分別がなかった時代のことなんですね。私たちは、特に男性は最近になってからストレスと引き換えにすぐ暴れる本能を抑えつけて何とか思考を変容させて時代に適応してきました。しかしそのことが不満となり過激勢力が前史のように一部で発芽してますけどね。人間暴れるのは簡単だけど壊した物を再興するのはその何百倍も時間がかかります。現代の問題については教育という形で人類の闇に希望をもたらしているのはなんだかんだいって自由な考え方の影響なくして語れないところもあり格物の力で多くの人が難民となるも、志ある人の尽力で多くの弱者を救って世の中を変えていることも事実です。人生五十年だった当時の朝鮮、急がないと死んじゃいますからせっかく優れた人材が出ても長くは研究していられなかったでしょうね。

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