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韓国ドラマチャン・ヨンシル~伝説の科学者~4話のあらすじ詳細とネタバレ感想

チャン・ヨンシル~伝説の科学者~4話「高麗復活の謀略」のあらすじ詳細とネタバレ感想

チャンヨンシル 韓国ドラマ

あらすじ

真夜中。チャン・ヨンシルは山の中の研究小屋に戻りました。小屋は全焼してソックが縄で縛られた状態で泣いていました。ソックはヨンシルにアジトをキム・ハクチュにばらしてしまったことを謝りました。ヨンシルはソックを解放するようにハクチュに言いました。武官のキム・ハクチュは意地悪そうにヨンシルを見つめて「お前も小屋と共に燃やしてやりたかった。せっかくの火が惜しい。私の楽しみは一つだ。さっさと逃亡せよ。お前を生きたまま切り刻みたい」と憎しみの感情をぶつけました。
「私が逃げてもお望みの楽しみは味わえないでしょう。」
ヨンシルが口ごたえするとキム・ハクチュはヨンシルを剣の束で殴り倒して足で首を踏みつけました。

ヨンシルとソックは縄で縛られて山中で材木を二人だけで切り倒すようキム・ハクチュ命じました。二十人が五日かけても切れないほどの重労働を強いられたのです。キム・ハクチュはヨンシルが逃げ出し殺す機会ができるのを待っていました。

チャン・ソンフィは研究小屋に戻ると灰となった機械に衝撃を受けて咳込み苦しみました。ソンフィは兄のチャン・ギベの家に行くと倒れて意識を失いました(この時点でギベは生きている)。
ヨンシルとソックは斧一本でひたすら木を叩いていました(朝鮮にはのこぎりがなかったのでしょうか)。
「ソックや。お前に言えなかったことがある。実は、明国に行こうとした。」
「ととととと逃亡!?」
ソックが驚いて声を上げるとヨンシルは静かにするように言いました。すぐそこにはキム・ハクチュが見張っていたのでした。ヨンシルは自動で動く渾象(ホンサン)の謎が解けないので諦めかけていました。すると急に雨が降り出しヨンシルは水滴を受ける木の葉(このは)を見て何かひらめきました。
「水がこぼれた葉がもとに戻るように水車に重りをつければ回転しない。水がおもりより重くなればひとつ回る。そうか!わかったぞ!ソックや。明国に行けるかもしれない!」
ヨンシルは喜びました。

夜の王宮の一室。
ユ判事(パンサ)は決起した者の血の連盟状(確かこれを時代劇「秘密の扉」ではメンイと言いました)をチャン・ヒジェに見せました。チャン・ヒジェは指を切り自らの血で署名しました。
「イ・バンウォンに見捨てられ父は恨みのあまり自ら命を絶ちました(いつの間に!?シーンはカットされたのかな。)。私は署名します。」
「ヒジェ。高麗王朝の復活を望んでいる者たちに密書を送らねばならぬ。」
「高麗王朝の邪魔をする者は皆消せばなりませぬ。私にお任せください。」
チャン・ヒジェが高麗王朝への忠誠を誓いまずは忠寧大君に取り入り心を掴むと約束しました。ユ判事(パンサ)は国の心臓部に高麗王朝復活の秘密を隠しておいたとヒジェに言いました。
「その秘密により朝鮮の王朝と民たちは混乱するだろう。そなたは忠寧(世宗)に仕え頃合いを見て始末せよ。」

街にはユ判事(パンサ)が手下に張らせた朝鮮王朝を否定し高麗王朝の復活を約束する怪文書出回っていました。その文書には「天象列次分野之図」にこの国の主は高麗人であることが記されているとイ・バンウォンの暗殺を示唆する内容が書かれていました。

太宗は怪文書を読みました。
日照りで民は苦しみ暴徒と化していました。重臣は日照りを何とかできないかと書雲観に尋ねました。書雲観の役人は世子が太陽を否定したから雨が降らないのだと忠寧(チュンニョン)大君を批判しました。ある若い書雲観の学者は石板に書かれた星座を見て何かに気が付きました。

世宗の姉のソヒョン王女は父に目通りを願いましたが断られてしまいました。

忠寧(チュンニョン)大君(世宗)は怪文書に惑わされてはならぬと側近に言いました。
「尊い命は民を守るために使ってください。」

忠寧(チュンニョン)大君は通りがかったソヒョン王女に星の動きを詳しく説明できれば節気がわかる(ので農業に失敗しない)と教えました。

ヨンシルとソックは父チャンフィと再会しました。チャンフィは咳が酷くなり病状が悪化していました。

キム・ハクチュはヨンシルとソックが昼夜を問わずに働きすべての木を急いで切り倒して仕事を終えたことに疑問を持ちました。

ヨンシルとチャンフィとソックは水運で動く渾象(ホンサン)の制作を急ぎました。木で作った歯車と水車を組み合わせ、その中に渾象(ホンサン)を置きました。

キム・ハクチュは部下から報告を受けてヨンシルが逃げ出す瞬間を待ちわびていました。

夜、ハクチュの部下はヨンシルたちの家を見張っていました。すると言えからヨンシルが出てきて武官に飯を差し入れました。
「旦那様に逃げるのは明日だと伝えてください。今夜じゃないので帰ったほうがいいです。」
ヨンシルが飯を手渡すと武官は握り飯を食べました。

ヨンシルは武官が飯を食べている間にこっそり山の中に行って仕掛けを作りました。

朝になりました。チャン・ソンフィは空を眺めていました。ヨンシルは父に声を掛けました。チャンフィは水時計が正確な時を刻んでいても日時計は同じ時を示さなかったことがあったと言いました。ヨンシルは太陽の周り方を理解していないせいかもしれないと言いました。太陽の動きの観測のために人生を懸けて来たというソンフィはヨンシルに太陽の周り方を探るように言いました。ヨンシルは必ず解明してみせると約束しました。
「さあ。別れの挨拶をするのだ。まさか言わずにここを出ていくつもりか?」
チャンフィが言うとヨンシルは父に丁寧に拝礼して泣きました。ソンフィはヨンシルの手に自作の羅針盤を握らせました。
「これがあれば道を迷わずに済みます。」
ヨンシルは泣きながら父に言いました。
「迷っても良い。心を悩まさず気力を保てばよい。固い意志を持ち強く生きるのだ。」
「旦那様・・・(ナウリ)。」

鍛冶場。キム・ハクチュがヨンシルを見張りに来ました。ヨンシルは逃げずに戻ってきて「今日、今すぐに発つ」と言いました。
「早く逃亡しろ。」
キム・ハクチュが意地悪く言うと、ヨンシルはハクチュに頭突きを食らわせて山に逃げました。

キム・ハクチュと部下は馬でヨンシルを追いかけました。ハクチュが木の上を見ると縄が複雑に縛られていました。縄が切れる音がして仕掛けが動いて部下は丸太を食らって気を失いました。
「私はここです。逆さ吊りにしてあげます。」
ヨンシルはハクチュに言いました。ハクチュは剣を抜いて怒りました。ハクチュが目の前に置かれた縄を避けると落とし穴にかかりヨンシルは仕掛けの縄を思い切り引っ張りました。キム・ハクチュは木の上に宙づりになりました。
「な!何をする貴様ーーー!すぐに降ろすのだーーーー!ねいのーーーん。イノミ!」
「この手を離せばあんたは落ちる。あんたが殺した人たちを思い出してみろ。その人たちの命がどれだけ尊いか考えてみるんだ。そうすれが命だけは助けてやる。」
「おい待て!貴様降ろせーーーチャン・ヨンシルーーー!俺を降ろして行けーーー!」

チャン・ヒジェの家。
チャン・ソンフィは命が尽きようとしていました。ソンフィは自分を看取るヒジェに水の力で動く渾象(ホンサン)をヨンシルと作り上げたと言いました。ヒジェは奴婢が渾象(ホンサン)を作れるはずがないとバカにしました。チャンフィは幸せそうに笑って亡くなりました。

ヨンシルが乗った船が出港しました。すぐに兵士が現れてヨンシルは捕まってしまいました。渾象(ホンサン)は船主が海に投げ捨てました。チャン・ヒジェはヨンシルに漢陽の奴婢に回される命令書を見せて笑いました。
「お前は役所の所有物だ。まだ泣くには早い。お前の父との義理を果たして葬儀だけは出させてやる。」

チャン家。
ヨンシルは亡くなった父を目の当たりにしました。ヨンシルは父の足に白い旅を履かせてあげました。
(アイゴーという哭泣する専門の人が枕元にいました)

「ナウリーーーー!ナウリーーー!ナウリーーー!」
ヨンシルは思い切り泣きました。

感想

うむむっ。これはこれはまた酷い。面白くなーい。ガキっぽい低俗なストーリーが気に入りません。考え方を変えてみれば、当時の朝鮮はこの程度だったのかもしれないという変なリアリティーを感じてしまいます。両班から良民までは口を開けば汚い言葉を奴婢に言いまくっていたのかもしれないということも十分あり得ます。このドラマの面白いところって何だろう。ソン・イルグクがひたすらいじめに耐えているドMなところでしょうか?男の意地悪もドラマで見ると強烈ですね。不思議なのがチャン・ヒジェがチャン・ソンフィに対して意地悪じゃないところです。叔父という親戚にあたるからなのでしょうか。キム・ハクチュのチャン・ヒジェに対する態度は冷酷でしたがチャン・ヒジェはオジサンに対して礼節を守っていてヨンシルの悪口をチクチクという程度に終わっています。ヒジェがソンフィに意地悪な気持ちが出ないことはまったく謎ですね。

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