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韓国ドラマチャン・ヨンシル~伝説の科学者~10話のあらすじ詳細とネタバレ感想

チャン・ヨンシル~伝説の科学者~10話「天上時計の修繕」のあらすじ詳細とネタバレ感想

チャンヨンシル 韓国ドラマ

あらすじ

ヨンシルは明の皇族の親戚の娘チュ・ブリョンに捕まりました。ブリョンは命を助けてやったのに怯えているヨンシルを見て小心者だと呆れました。ヨンシルが辺りを見回すと大型の水運儀象台がありました。
「水運儀象台が300年前に焼失したはずがなぜここに?」
そこにブリョンの父チュ・テガンが現れてヨンシルに水運儀象台を修理して再び動くか死ぬかのどちらかを選ぶように迫りました。

ヨンシルは木造の水運儀象台を観察して修理する方法を思い描きました。
「天衡がない。一定の速さで回すには必要だ。音で時を告げるには歯車を作って人形が時を金と太鼓で知らせるようにしよう。すごい。水車で渾天儀を作るとは・・・。必ず直して帰ってやる。」

会同館ではユン・ボンがチャン・ヨンシルの首を差し出すまで使臣を軟禁すると告げました。

ヨンシルはチュ・テガンに修理の見積もりを話しました。ヨンシルは一人では組み立てられないとチュ・ブリョンに手伝うように言いました。

ヨンシルの同僚(よく見たら寺奴婢ソックでした)はヒジェがヨンシルを殺したに違いないと上司のチェ・ボクに言いました。するとキム・ハクチュが通りがかったので二人は身を隠しました。

キム・ハクチュはチャン・ヒジェの部屋に勝手に入りました。ヒジェはヨンシルが死んだかハクチュに尋ねました。キム・ハクチュはヨンシルがチュ・テガンの家にいるので時期を見て殺そうと言いました。ソックとチェ・ボクは部屋の外で二人の話を盗み聞きして怖くなり逃げ出しました。

チャン・ヒジェはユン・ボンからチュ・テガンの暗殺の任務を請け負いました。ユン・ボンはヒジェに回回国の渾天儀を見せました。
「毒が塗られている。手に着くと数日にわたり毒が回って死ぬ。」
ユン・ボンは渾天儀をチュ・テガンに見せて使い方を教えてほしいと頼むよう命じました。ユン・ボンは部品を抜き取り事が成功したら残りを渡すと約束しました。ヒジェが去るとユン・ボンは手下のムサンにヒジェを見張るよう命じました。
チュ・テガンの家でヨンシルはチュ・ブリョンとともに水運儀象台の水車と人形を修理しました。チュ・テガンと娘は水車が回り人形が動く様子を見て喜びました。ヨンシルはオリジナルを作った学者が素晴らしいと言いました。学者肌のブリョンはヨンシルに色々尋ねていました。ヨンシルはチュ・テガンとブリョンとともに部品を作りました。テガンは民の暮らしに水運儀象台を役立てたい仏郎機国(スペイン~ポルトガルあたりの国)は儀象台のおかげで豊になったと語りました。ヨンシルは民を第一に考える世宗のことを思い出しました。チュ・テガンは朝鮮の王が民のために独自の暦を作ろうとしていることを察しました。ヨンシルが答えられないでいるとテガンは暦ができれば民が住みよい国になるだろうと言いました。

チャン・ヒジェとキム・ハクチュはチュ・テガンの家に現れました。チュ・ブリョンはヒジェ作業小屋に押し込みました。
「ヨンシルを司天台に上げて逃げた男よ。」
ブリョンは父に教えました。
ヒジェは作業しているヨンシルを見て驚きました。
ヒジェと目が合ったヨンシルは怒ってヒジェに飛び掛かり殴りかかりました。
ブリョンを警護する武人は「すぐに終わります」と心配するお嬢様に言いました。
ヒジェはヨンシルに殴られて倒れました。しばらくすると部屋が静かになりました。疲れたヨンシルは仰向けに地面に寝転がり、ヒジェは痛みをこらえながら立ち上がり水運儀象台を見て驚きました。
「今や旦那様も囚われの身です。何しに来たんですか?」
「お前を助けに来た。」
「キム・ハクチュと殺そうとしたくせに。今更何をしに来たんですか。」
ヨンシルはヒジェの襟首を掴みました。
「私にはわからぬ。お前が教えてくれ。」
しばらくしてヒジェはヨンシルに装置を動かすように言いました。ヨンシルが舵を回すと水が流れて水車と人形が回転しました。ヒジェは満足そうにうなずくと自分も手伝うと言いました。

漢陽のソヒョン王女の住まい。
お忍びで来ていた世宗はイ・チョンに皇帝に許しを請う書状とチュ・テガンという皇族にヨンシルとヒジェを捜すように頼む所蔵を持たせました。イ・チョンは世宗に拝礼して必ず任務を遂行することを約束しました。

ハ・ヨンは部下の官僚からヒジェまで捕らえられたのでそろそろ決意するように促されました。

夕方。
ソヒョン王女の家に刺客が現れました。王女は剣で腕を斬り付けられました。

太宗は娘に御医を遣わし犯人(おそらくハ・ヨンの一派)を皆殺しにしてやると怒りました。太宗は世宗に古い書物を与えました。すると書物の中に血染めの文字(色あせている)が書かれていました。
「同じ類のものを目にしたのだな。」
太宗は世宗に二心を抱く臣下と向き合うことはとてもつらく孤独なことだと話し耐えている息子を思うと胸が痛むと話しました。
「私の死後もかわらぬ忠誠を誓う者を紹介したい。入れ。」
太宗は命じました。すると部屋に流刑に処せられたファン・ヒが入って拝礼しました。
イ・チョンは明の館に着きました。ソックとチェ・ボクはキム・ハクチュが来たことをイ・チョンに教えました。

ヨンシルとチャン・ヒジェは完成した水運儀象台を見て感動して笑いました。ヒジェは外に出ると見張りの兵士からあと一日以内にチュ・テガンを殺すように命じるユン・ボンの密書を受け取りました。

ヨンシルがヒジェの服を片付けていると青い絹の包みを見つけました。ヨンシルが箱を開こうとすると「だめだ!」とヒジェが叫びました。ヨンシルは転んでしまいました。
「チュ大監に差し上げるものだ!触れるなよ!回回国の天球儀だ。これでお前を助けるはずが一緒に儀象台を作るはめになった。」
ヒジェは嘘をつきました。
ヨンシルは見るだけならとヒジェに頼みました。ヒジェは時を知ることができると赤道儀と黄道儀を指し示しヨンシルに説明しました。ヨンシルは簡儀の作り方を思いつきました。ヒジェもヨンシルの説明に理解を示し微笑みました。
「私たちは朝鮮に帰れるぞ!はっはっはっは。」
その様子をユン・ボンの手下のムサンが見ていました。

ユン・ボンはムサンにキム・ハクチュを紹介しともにチュ・テガンとヨンシルを殺すように命じました。

イ・チョンはチュ・テガンに世宗からヨンシルとヒジェを捜すように頼んだ書状を渡しました。チュ・テガンは世宗に感銘を受けました。チュ・テガンはイ・チョンをヨンシルのもとに案内しました。

夜になり、ヨンシルはソックとイ・チョンと会う事ができました。チュ・テガンはほとんど直った儀象台を見て驚きました。ブリョンはあとは天上儀を直せば終わりだと父に言いました。テガンはヨンシルとヒジェに朝鮮に帰るように言うと二人は感謝しました。そこにムサンがヒジェに例の物をテガンに渡すように言いました。ヨンシルは箱を見つけるとムサンは「どうぞ」と蓋を開けて回回国の渾天儀を見せました。

感想

毒が塗られた回回国の渾天儀。悪い奴らはつるんじゃいますよね~。ユン・ボンとムサンとキム・ハクチュですか。チャン・ヒジェの役回りは実に微妙ですね。ソックまで書雲観の使用人になっているとは気が付きませんでした。ヒジェまで倒すとはやっぱりチュモン、いえ・・・ヨンシルの腕っぷしは強いですね。そしてヒジェの未亡人ソヒョン王女に対する恋慕の情のような演出がなされていて、今回もコミカルなストーリーでした。感想というほどではありませんけど、王様も両班も威張ってる姿じゃなくて現代に近い感じの人情が出てますね~。ちょっと検索してわかったのが水運儀象台がなんと長野県の諏訪湖畔にあるそうな!お近くの人は是非行ってみてくださいね。

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