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サイムダン41話のあらすじ感想 師任堂-宜城君が大逆罪人として投獄!Saimdang, Light's Diary Episode41

サイムダン(師任堂)色の日記 41話のあらすじと感想<完全版>

サイムダン(師任堂)41話のあらすじ韓国ドラマ

目次

サイムダン41話のあらすじ 悲しい選択

イ・ギョム(宜城君)は炎の中から半分になった絵を取り出しました。
小屋の台に一枚の絵と手紙が置かれていました。
「悩みました。宜城君宛のこの文(ふみ)は悩んだ末に下した結論です。あなた様の手を握り逃亡することも考えました。そうなれば子どもたちは生涯世間の笑いものになります。二度と会えぬ我が子を想いつつ、子を捨てた母として生きる自信はありません。母として生きる道を選びます。死ぬまで後悔しません。現世で叶わなかった縁、来世で結ばれるでしょうか。」
宜城君は師任堂(サイムダン)の絵に手を置きため息をつきました。絵には小屋に師任堂(サイムダン)と宜城君をかたどった二人の人物の姿が描き込まれていました。宜城君は指で絵をなぞり何度も深いため息をつきました。
「師任堂。師任堂!師任堂!」

師任堂(サイムダン)は宜城君が呼ぶ声を聞いて山を降りました。

「サイムダーン!!!」
イ・ギョム(宜城君)は泣きました。

寿進坊(スジンバン)のイ家。
「循理(じゅんり)は家を保つ本(もと)なり。勤倹は家を治める本なりて和順(ファスン)は家を整える本なり。読書は家を起こす本なりて・・・。」
師任堂の次男、イ・ヒョルリョンは本を読みながら庭を歩いていました。長男のソンは家を修理しメチャンはウが見守る隣で絵を描き、使用人のヒャンは洗濯物を干していました。
「みんな!」
「母上!」
子どもたちは母のもとに集まりました。
師任堂は子どもたちを抱き寄せました。

王の部屋。
「サイムダンが帰っただと?」
中宗は内禁衛将(ネグミジャン)から報告を受けました。
「金剛山に行っていたそうです。」
「宜城君はどうした。」
「捜しておりますが・・・。」
「わざと逃がしておるのか?」
「殿下。どうしてそうおっしゃいますか。」
「師任堂。あの女の外出を禁ずる。余が命令を解くまでは、働いても、外に出てもならぬ。」
「ご命令しかと承りました。」
「宜城君。奴は余の足を舐めながら泣きつくであろう。」

寿進坊(スジンバン)のイ家。
「大丈夫か?」
イ・ウォンスは愛人のクォン氏の腕を支えていました。
「あ〜ん。ろくに食べられず吐いてばかりよ。」
お腹が大きくなったクォン氏は言いました。
「可愛そうに。」
イ・ウォンスはクォン氏を可愛がりました。
そこに内禁衛(ネグミ)の兵士が現れました。
「こんな大勢の人が何しに来たんですか?」
イ・ウォンスは言いました。
「奥様。」
ヒャンはサイムダン(師任堂)を呼びました。
「何事ですか?」
師任堂は庭に出ました。
「申門師任堂は王命を受けよ。店の帳簿から収賄の疑いが浮上した。調査が終わるまで外出を禁ず。」
「収賄の疑いって?」
メチャンは母に言いました。
「母上は潔白です。」
ヒョルリョンは言いました。
「待て。収賄の罪ならば・・・。ヒョルリョンは科挙を受けられぬのか?」
イ・ウォンスは言いました。
「楊柳紙所(ヤンニュンジソ)は不正とは無縁です。」
師任堂は兵士に言いました。
「私たちが何をしたというのだ。ここを誰の屋敷と心得る。私は水運判官(パングァン)だー!」
イ・ウォンスは言いました。
「黙らぬか!王命だ。家を包囲せよ!」
武官はイ・ウォンスを叱りました。
「王命だと?夫人。どうなっている。」
「ちょっと。私はこの家と無関係だから帰らせてもらうわ。」
クォン氏は武官に言いました。
「出てはならぬ!」
「あ〜ん。お腹の子に障るわ。」
クォン氏は腹を押さえました。
「早く中へ入りなさい。」
イ・ウォンスはクォン氏を大事そうに連れて行きました。
「待っていなさい。すぐに疑いは晴れるわ。大丈夫よ。」
師任堂は子どもたちを励ましました。

王宮。
「邸下(チョハ)。殿下が申氏夫人の外出を禁じられました。」
護衛の武官は世子の天胤(チョンニュン)大君に言いました。
「宜城叔父上は?」
「行方不明です。」

夜の寿進坊(スジンバン)。
師任堂は縁台に座り悩んでいました。
「母上。」
「ソン。」
「部屋に入ってください。お体に障ります。」
「あなたはなぜ寝ないの?」
「眠れないのです。何が起きたのか・・・。」
「あなたたちには申し訳ないわ。私のせいよ。」
「母上はどうして謝るのです?母上は悪くありません。悪いのは父上・・・。」
「ソンや。我が子ソンはたくましくなったわね。心配せずにもう部屋に戻りなさい。」
「はい。母上もお部屋へお帰りになってください。」
「わかったわ。」
イ・ソンは部屋に入りました。
「誰だ!」
見張りの兵士は言いました。
師任堂は立ち上がり様子を探りました。
天胤(チョンニュン)大君が庭に現れサイムダンに会いに来ました。

天胤(チョンニュン)大君は事の次第を師任堂に話しました。
「恐ろしい。宜城君がどうして殿下に刀を?どうすれば。どうすればいいの?私のせいで大逆罪人となったあの方をどうして見捨てられましょうか。」
茶を持つ師任堂の手が震えました。
「申氏を餌に殿下は宜城叔父上を捕まえるつもりです。私が叔父上を救う手立てを考えます。もしも叔父上が家を訪ねてきたら身を隠すように言ってください。」
世子は師任堂に言いました。
師任堂は口を半開きにして動揺しました。

誰もいない部屋。
師任堂(サイムダン)はイ・ギョム(宜城君)を想い首元を押さえて泣きました。
「まさかそんな・・・私のせいで・・・・・・宜城君が・・・・・・・。ダメ・・・・ダメ・・・・ダメ・・・・・・。」

日中の比翼堂(ピイクダン)。
イ・ギョム(宜城君)は誰もいなくなった比翼堂(ピイクダン)に戻ってきました。比翼堂(ピイクダン)はすっかり荒れ果てていました。宜城君は倒れた椅子をもとに戻しました。
「はあ・・・・。」
宜城君は椅子に腰かけると紙を広げ筆を取り詩を書きました。
「人生は一度咲く花。天地は大きな木だ。しばし咲き落ちたとして悔しがることも恐れることもない。師任堂が生を選んだように私は死を受け入れる道を選ぶ。この世に魂が来るのが生で来たところに戻るのが死なら、葉が落ちたとて嘆く必要はない。そなたを守るために私が選んだ道だからだ。師任堂。私はこの世に未練はない。そなたと過ごした金剛山での三日が永遠に私の胸に残るのだから。」
イ・ギョム(宜城君)は地面を掘り起こして詩を隠して涙を流しました。すると大叔母のイ氏が庭に現れました。

宜城君は大叔母のイ氏に泣きながら拝礼しました。
「キョム。キョムや。私が罰を受けよう。身代わりになれるなら牢にも入ろう。財産を没収され流罪に処せられても構わぬ。毒薬も喜んで賜ろう。お前が生きるためなら私はどんなことでもする。」
イ氏夫人は地面に座り込みイ・ギョム(宜城君)を揺すりました。
「大叔母上に逆らい続けた私の当然の報いです。勉学もせずに遊び歩いてばかり。気苦労をおかけしました。産んでもいない子に転がり込まれて災難でしたね。」
イ・ギョム(宜城君)が言うとイ氏夫人は首を横に振りました。
「大叔母上のお顔にできたひとつのシミや、一筋の皺は私のせいで増えたのです。御恩をお返しするどころか謝ることしかできません。お許しください。」
「よいのだ。生きておればそれでよいのだ。母より先に逝く子はおらぬ。キョムや。(逝っては)ダメだ。ダメなのだ。」
大叔母はイ・ギョム(宜城君)を抱きしめました。

夜の比翼堂(ピイクダン)。
「なぜ戻ってきたのですか。早くお逃げください。申氏夫人も軟禁されたのにこんな酷い話がありますか!」
イ・フはイ・ギョム(宜城君)に言いました。
「フや。私と付き合って何年になる?」
「え?」
「私に連れまわされて恥もかいただろう。酷い目にもあった。」
「・・・・・・。」
「覚えてるか?妓生のいる店に忍び込み殺されかけた。」
「覚えてますよ。」
「子供じみた若造だったが今は悔いておらぬ。豪胆に生きたのだからな。」
「・・・・・・・。あなたと一緒に店に忍び込んだ頃が幸せでした。王族とは名ばかりで・・・ろくに財もなく才能もないこの私にあなたは人間らしく生きる喜びを教えてくれました。」
「フや。お前は無能でもはみだし者でもない。朝鮮一心が温かい。自信を持て。さあ。」
宜城君はイ・フに酒をつぎ、自分も注ぎ口から酒を飲みました。
「これが最期の頼みだ。私は義禁府の牢へ行く。申氏夫人を・・・師任堂を守ってくれ。」
「叔父上。何をおっしゃいますか。自ら牢に出向くなんて!早く逃げてくださいよ!叔父上!」
「おい。一杯くれ。」
酔った宜城君は酒を飲み干しました。

翌日の王宮の門前。
宜城君は光化門(クァンファムン)の前に立ちました。

王の部屋。
「殿下。大逆罪人イ・ギョムが自ら義禁府の牢に来ました。申氏夫人はどうなさいますか。」
内禁衛将(ネグミジャン)は中宗に報告しました。

寿進坊(スジンバン)。
「申門師任堂に告ぐ。楊柳紙所(ヤンニュンジソ)を調べた結果、収賄の証拠はないゆえ禁を解けとの殿下の王命が下った。」
武官は師任堂に言いました。
「好き勝手しやがって!罪人扱いしたり取り消したりいい迷惑だ。」
イ・ウォンスは武官に言いました。
「外に出られるの?」
クォン氏は立ち上がり逃げようとしました。
「どこへ行く?」
「また捕まったらたまらないわ!」
クォン氏はイ・ウォンスのもとを去りました。
「身重なのにどうする気だ。すぐに連れ戻すから安心せよ。」
イ・ウォンスも逃げました。
「引き上げよ!」
武官は部下に命じました。
「もしや、宜城君が戻られたのですか?」
師任堂は武官に尋ねました。
「自ら義禁府に来て処罰を求めたのだ。大逆罪人ゆえ毒薬を賜るだろう。」

イ・ギョム(宜城君)は牢屋の中で静かに目を閉じていました。

師任堂(サイムダン)は駆けだしました。

町角。
「奥様はどうなった?」
元流民の大将は官職を得た仲間に尋ねました。
「奥様は解放されました。楊柳紙所(ヤンニュンジソ)も再会できる。」
青色の官服を着た元流民は言いました。
「宜城君様は?」
「さすがに難し。」
「民に罪を着せて許されると思うのか!」
「この国は腐ってる。」
「このような時に私たちは戻って奥様のお傍にいるべきでは?」

牢屋。
「なぜ戻ってきたのだ。」
中宗が牢に現れました。
「毒薬を賜るためです。」
宜城君は答えました。

義禁府の門前。
「宜城君に会わせてください!一度だけでもお願いします!」
師任堂(サイムダン)は門をくぐろうとして兵士に止められました。

牢屋。
「どうして毒薬を望むのだ。」
中宗は宜城君に言いました。
「罪人として隠れ暮らすならすべてを認めて毒薬を頂戴します。」
「無礼者め。毒薬を与えるかどうか決めるのは余だぞ。貴様の生死は余が決める。」
「そうしてください。しかし・・・。」
「師任堂のことか?」

「宜城君に会わせてください!どうかお願いします!」
「入るなとの王命だ!」
「だめです。お願いします。」
師任堂(サイムダン)と兵士が揉み合う声が牢屋の中に聞こえてきました。
「宜城君!宜城君!会わせてください!」

「実にしぶとい縁だな。貴様と師任堂・・・。」

「宜城君!宜城君!命だけはお助けを!何かの間違いです。宜城君!宜城君!」

「なんと切ないのだ。あの女の叫び声は。」

「大逆罪人イ・ギョムに早く毒薬をください。若者を惑わし民を欺いた罪。青臭い理想を掲げ政治をした罪。芸術のため比翼堂で徒党を組んだ罪!すべての罪を、認めます。だから、師任堂とその家族は赦してください。」
宜城君は師任堂の悲鳴を聞いて苦しみました。

「キョムや。私はあの女人を罰しようとは思っておらぬ。だが死ぬまで苦痛の日々を送らせる。自分の身代わりとなってお前が殺されたという、罪の意識の日々を永遠に。そして望み通り、貴様を殺してやる。」
中宗は宜城君に言うと去りました。

中宗が義禁府の門から出てきました。
「下がれ。」
「殿下。殿下。殿下。殿下。宜城君の毒薬をおやめください。宜城君に罪はありません。私に罪があります。私を罰してください。宜城君に罪はありません。」
中宗に命乞いをする師任堂
師任堂(サイムダン)は中宗の足元に両手をついて頼みました。
「なんとも涙ぐましい光景だ。そなたはキョムに。キョムはそなたのために命を差し出すという。」
「殿下。お助けください。代わりに私を罰してください。」
「大逆罪人イ・ギョム(宜城君)を、五月十五日午の刻をもって、耽羅(タムナ)へ流罪とする。かの地で、毒薬を仰がせる。」
「それだけはいけません!殿下!殿下ーーーー!殿下ーーー!あ〜!あ〜!あ〜!これが、宜城君の、選んだ道なのですか?死を選んだのですか?」
雨が降り、師任堂の心に深い後悔が生まれました。

師任堂(サイムダン)は楊柳紙所(ヤンニュンジソ)に行きました。
「奥様!」
元流民たちが集まってきました。
「そなたらどうしたのだ。故郷に帰らなかったのか?」
師任堂は力なく言いました。
「奥様を置いてはいけません。ここが我々の故郷です。」
「私たちは奥様のお傍を離れません。」
「奥様。力を落とさないで。」
「ありがとう。ほんとうにありがとう。」
師任堂は気力を振り絞りました。

「流れる歳月は罪なき者の死をせかすが、狭い部屋に座り何もできずにいる。」
師任堂(サイムダン)は日記を書き始めました。

現代。
「流れる歳月は罪なき者の死をせかすが、狭い部屋に座り何もできずにいる。この悲しみは天にも届く。過ぎ去った記憶を記録しておこう・・・・。」
ソ・ジユンは寿進坊(スジンバン)日記を読みました。

朝鮮時代。
「過ぎ去った記憶を記録しておこう。身を切る思いで過ぎ去った記憶をたどり、記録しておこう。」
師任堂は涙を流しました。

現代。
「私たち(師任堂と宜城君)の魂は一つゆえ、離れていても別々ではなく、叩かれ、伸ばされた金箔のようにただ遠く離れているだけ。」
ソ・ジユンは詩を書き写しました。
「まさか・・・あり得ないわ。」
「おお。不吉な感じの空模様よ。今日はやめておきましょ。どうしたの?ぼんやりして。」
コ・ヘジョンとサンヒョンがクラブの物置部屋に入ってきました。
「先輩。期待通りにミン教授は動くでしょうか?待ちくたびれました。この絵(肖像画)は隠さないのですか?」
サンヒョンは言いました。
ジユンは椅子から立ち上がり師任堂の肖像画を見上げました。
「誰も興味を持たないわ。金剛山図にしか興味がない。」
ヘジョンはいました。
「雨が降ってきた。」
「ヘジョン。サンヒョナ。この絵を見て。絵が薄れてきた。」
「普通だけど?」
「寿進坊(スジンバン)日記。寿進坊日記の最期の部分は解読したの?」
ヘジョンは慌てて日記の最期を読み始めました。
「この悲しみは天にも届く朝に夕にと嘆くうち肝血(かんけつ)が溶けてゆく。」
ジユンはつぶやきました。
「師任堂の心が・・・絵に現れたのよ。」
「ジユン。大丈夫?」
「どうしたんですか先輩。」
「だめ。だめ。」
ジユンの目には絵が揺れていました。

朝鮮時代。
師任堂は泣きながら日記を書き続けました。

現代。
ジユンには師任堂の悲しみが自分のことのように感じられました。

朝鮮時代。
日記を書き終えた師任堂は日記を抱えて嗚咽しました。

現代。
「だめ。だめ。はあ。はあ。」
ジユンはうなされるようにつぶやきました。

クラブの前に怪しげな男たちが車から降りてきました。

朝鮮時代。
師任堂は日記を抱えたまま苦しみ出しました。

現代。
「ここにお宝があるそうだな。」
やくざがジユンたちのいる部屋に現れました。
「ミン・ジョンハクの手先?」
ヘジョンは男たちに言いました。
「さあな。捜せ。」
やくざは部屋を荒らしはじめました。
「きゃ〜。出てってちょうだい!」
ヘジョンは悲鳴を上げました。
「だめ〜!だめ〜!」
ジユンは叫び金剛山図の真作を持って逃げました。
やくざはジユンの後を追いかけました。
ジユンは階段を上がりました。
「まちやがれ!」
やくざはジユンを追いかけました。
ジユンとやくざは屋上でもみ合いになりました。
「だめ〜!あ〜!」
ジユンは屋上から転落しました。

朝鮮時代。
師任堂は倒れました。

現代。
「クソッにげるぞ!」
やくざは引き上げました。

ジユンは意識を失いました。

夢の中。
「ここは?一体・・・どこなの?私は、死んだのかしら?」
ジユンはつぶやきました。
師任堂も同じように夢の中を彷徨っていました。

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感想

一体何なのでしょうこのドラマ。正気と狂気を往復して私もどう解釈していいかわかりません。はっきりいってキチガイじみた演出です。お朝鮮の人の考えることがどうしても理解できません。面白いドラマは本当に面白いのに、このドラマは異常すぎて理解できません。

この独特の思考回路がどうにもわからないのです。どうすればこんな酷いストーリーになるのか、このあらすじのどこが良いと思って作ったのか私にはわかりません。

人間としてわかるのは愛する人を死なせたくないという切なる思いだけですが、余計な演出のせいで気分が悪くなりました。

ドラマ中での推定年齢四十歳〜四十一歳と思われる師任堂は宜城君に愛の告白をしています。まさしく愛の告白でしょう。このドラマで師任堂は李元秀(イ・ウォンス)を愛してはいません。ここに来て気持ちがはっきりしました。師任堂のお手紙を読んだ宜城君は興奮しちゃって何度も「さいむだ〜ん!」と呼ぶ始末(笑)ここは笑う場面じゃありませんが、宜城君の師任堂への愛がますます深まってしまうという、別れるべき関係なら興奮させたらダメでしょ!と突っ込むべきところです。

中宗は悪い男で罪のでっち上げでとうとう道具のように都合よく可愛がってた宜城君を殺す決断を下しました。

死を目の前にしてサイムダン(師任堂)もイ・ギョム(宜城君)も大叔母やイ・フも本音を口にする最期のチャンス到来!

死ぬ前って「やっぱりこの世を去る前に言っておきたかった!」なんてことで、やっぱり一番後悔していることが愛している人に愛していると伝えられなかったことなんですね。ここはわかりますよ、凡人の私でも。普段は言えなかったり日常のストレスが邪魔して向き合えない好きだという気持ち。人ってどうして愛情を正直に表現できないのでしょうね。そこだけは、私にもよくわかります!!!

やっぱりわからないのは中宗などの悪の思考回路と作者の思考回路です。ドラマの中宗って日本の価値観じゃ思いっきり悪党じゃないですか。でも朝鮮では中国皇帝と王族の次くらいに偉い人なんですよね。だからどんなに悪いことしても偉い人で正しい人で徳があって善い人と称えられている。それは今の朝鮮半島だって変わりないしその思考回路がまったくもって理解できません。ドラマの王様が怯えているのはわかりますが、世子も立派なのにさすがにその歳でびびって処刑することで心の平安を取り戻してるのはさすがに日本の価値観では異常です。

戸惑いながらもまだちょっとだけ続きがありそうなので、早く見終えてすっきりしたいです。

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