「薯童謠(ソドンヨ)」(全55話)第17話のあらすじとネタバレ感想
あらすじ
兵士が消え侍女は姫とチャンと合流しました。
モンナスは「百済神技」を盗もうとしたのは真覚寺の女性のせいだったとサテッキルにいいました。モジンも理解できないといいました。モンナスはヨンガモの苦悩を理解しなかったせいでヨンガモを死なせたことを後悔しているとモジンにいいました。
キム・サフムはドハムからの報告をききました。新羅の真平王は高句麗の様子がおかしいといいました。高句麗が百済の味方をすればたいへんだ、モンナス博士から情報を得るようにサフムに命じました。
百済の阿佐大使とプヨソンたちは会議をしていました。阿佐太子は高句麗に新羅を攻めさせることを提案しましたが、プヨソンは高句麗に頭を下げるのは嫌だと反対しました。阿佐大使は百済が新羅を攻撃する際に、高句麗軍を新羅の国境に置いて戦力を二分したいといいました。
明光鎧は光を反射し虫も寄せ付けない幻の鎧をくれたら交渉に応じると高句麗の使臣は阿佐太子にいいました。そのような伝説の鎧は阿佐太子も知りません。太子は太学舎に明光鎧を作らせるように命じました。
ソンファ姫とチャンは貧しい衣服に着替えていました。貧しい老女が死にかけているところを助けに行こうとするソンファ姫をチャンは止めました。身分札を作るためには姫の宝石が必要でした。そしてチャンはソンファ姫にこれからは新羅の民として畑を耕し税を納めなければなりませんといいました。ソンファ姫はできますとチャンに言いました。チャンは平鍬で土を掘るのでソンファ姫に備中鍬で耕して種をまいてくださいといいました。
ソンファ姫は畑を耕し納屋で笊(ざる)を作りました。チャンは笊が折れて穴があいてるし血がついていては売れませんといいました。ソンファ姫は貧しい生活がつらくて泣きました。チャンはソンファ姫は王宮に帰るべきだと思いました。次の日にはソンファ姫はしっかりと畑を耕し、笊もきれいに作ることができました。チャンとソンファ姫はうまく笊が作れて喜びました。チャンはこのままでは姫を手放せなくなると思いました。
市場でチャンは動物の皮を、ソンファ姫は笊を売ることにしました。ソンファ姫は高級な扇子を役人にわいろとして渡して市場での販売の権利を得、貧しい草鞋屋のおばあさんと一緒に笊と草鞋を売り始めました。大きな笊が豆と交換で売れたので姫は喜びました。ソンファ姫はおばあさんに売り上げをすべて恵んであげてしまいました。チャンは姫に帰るべきですといいました。そうしたらおばあさんが二人の小屋に一足の草鞋をお礼をもってきました。おばあさんは自分のはいていた草鞋をソンファ姫にあげたのでした。ソンファ姫はこれで民になれましたと喜びました。
ソンファ姫はもう私は姫ではないからと侍女に暇を出しました。チャンとソンファ姫は旅立ちました。
プヨソンはヨンガモが暮らしていた村に見張りをつけるように部下に命令しました。プヨソンは奪われた領土を取り戻すために太子の反対を押し切って新羅に出陣しました。
新羅では百済に対応するために兵を出陣させていました。
ソンファ姫の侍女がキム・サフムのところに帰ってきました。拷問をしろと命じるサテッキルに侍女はすぐに姫の居場所を白状しました。
ソンファ姫は木で作った指輪をチャンにあげました。姫は私たちも木になりましょう、揺れて折れて根の張る木になり頑張るのはやめましょうといいました。チャンは阿佐太子の首飾りをソンファ姫にあげました。チャンは私が何者なのかについてはもう忘れます、木になれというなら木に、山になれというなら山に、海になれというなら海になりますとソンファ姫に誓いました。
小さな家の中には布団が一枚だけ敷かれていました。先にどうぞというチャンにソンファ姫は喜んで寝床に入りました。そこに新羅の兵たちが入ってソンファをさらおうとしました。チャンは戦って兵たちを倒し逃げました。夜も昼も新羅の兵に追われる二人は崖の上に追い詰められてしまいました。サテッキルと姫の護衛官はチャンにあきらめろといいました。
ソンファ姫は自害用の小刀を取り出しチャンを逃がさないとここで死ぬといいました。ソンファ姫はチャンに生き延びて、生きて絶対に再開するのです、早く馬に乗って、死んだら終わりです、私は生きて恋を成就させます、行ってください、お願いです、馬に乗ってといいました。ソンファ姫は阿佐太子の首飾りをチャンに返し、百済に行ってお父様を探すのですといいました。
兵たちはソンファ姫の命令を破りチャンを追いました。
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感想
伝説の鎧「明光鎧」とは!?防御能力はいかほどに。テレビゲームに出てきそうな鎧のようです。調べてみたら、明光鎧はほんとうにあったみたいで、高貴な人のみが身に着けることのできる鎧のようです。
民の暮らしをするソンファ姫。果たしていつまで貧しい生活に耐えられるのでしょうか。こんなときは技術を持っているチャンは強いですね。
プヨソンが勝手に出兵しました。阿佐太子はどうするのでしょうか。プヨソンを見殺しにするチャンスです。
そして夫婦の近いをしたチャンとソンファ姫の初夜のところに、兵隊の恰好をしたならず者たちが!あっれー、チャンは今そこで見張ってたのになぜこうなってしまったのでしょうか。ちょっと理解できない演出ですね。
古今東西、あらゆる演劇で、純粋に愛し合う善男善女が、女性を奪おうとする悪い男に追われる様子は感動的ですね・・・