チョン・ドジョン鄭道伝45話のあらすじネタバレ感想

あらすじ

イ・ソンゲは重臣たちを集めました。毋岳は狭すぎるとチョ・ジュンは遷都に反対しました。世子の義父は賛成しました。ハ・リュンは風水書に書かれた通りの吉祥の地だといいました。チョ・ジュンは開京も吉祥の地だといいました。イ・ソンゲは開京は地の気が衰えたといいました。

チョン・ドジョンは毋岳はよくないといいました。新しい都を定めるには風水などを口にする儒者にまどわされないでくださいと言いました。「大多数の重臣たちと同じように遷都は望んでいない。君主の思いやりのない地を都とすることはできない。遷都によって国の雰囲気は一新されることはよいでしょう。民への被害を恐れるなら開京に残り、雰囲気を一新したいなら民も暮らしやすい土地で遷都を行いましょう。」

イ・ソンゲは三峯が言っていたような土地がひとつあるといいました。イ・ソンゲは漢陽がいいといいました。

チョ・ジュンは遷都の相談を門下待中の私に相談するべきではないかとドジョンに厳しく言いました。吁斎チョ・ジュンは面子を潰されて不機嫌でした。

ハ・リュンはチョン・ドジョンに皮肉を言いました。チョン・ドジョンは「今度つまらないことをしたらいのちはないぞ。靖安君の屋敷に出入りするな」と李芳遠に取り入ったハ・リュンを脅迫しました。

明の皇宮では李芳遠が拘束されていました。バンウォンは女真族との接触はチョン・ドジョンの仕業だ。チョン・ドジョンは世子を操っていると朱元璋にいいました。朱元璋は李芳遠の縄をほどかせ財物を与え帰国させました。

朝鮮では漢陽への遷都が進められていました。チョン・ドジョンは無学大師の風水の助言で宮殿の向きを東に決めた官吏を投獄しました。無学大師は朝鮮の未来のために東向きがいいといいました。チョン・ドジョンは東向きの宮殿など聞いたことがないといいました。チョン・ドジョンは昔から帝王は北を背にして南向きに建てた、風水ごときに従えば犬にも笑われるだろう、漢陽はこの世で唯一の性理学の都にするのだと無学大師にいいました。

（日本の都は東向き(^^♪）

漢陽に思政殿（サンジョンジョン）、勤政殿（クンジョンジョン）が完成しました。チョン・ドジョンは楽をして衰退を招かないように名付けました。宮殿では重臣たちにごちそうが振る舞われました。チョン・ドジョンは「詩経」と「書経」から美しい言葉を選びましたと言いました。世子李芳碩は鄭道伝を労わりました。李芳果はドジョンを褒める李芳碩に嫌味を言いました。

イ・ソンゲは鄭道伝に宮殿（法宮）の名前を付けるように言いました。チョン・ドジョンは景福宮がよいと言いました。

「儒宗功宗」と書かれた書をイ・ソンゲは「三峯、ふがいない私のせいで大業は苦労の連続だっただろう。受け取ってくれ。」と言い鄭道伝に渡しました。イ・ソンゲ「私は、すべてわかっている。私のために苦労したことを。」
鄭道伝「殿下が落馬されたことを忘れず、私が死刑を言い渡された日を忘れなければこの朝鮮は民本の精神とともに発展し続けるでしょう。」
李成桂「泣くな、泣くな。三峯よ。ありがとう。感謝する。」
鄭道伝「チューナー。」
李芳遠は李成桂に愛される鄭道伝に殺意が沸いてその場にいることができませんでした。

李芳遠は景福宮の外で夜風にあたっていました。ハ・リュンに「腹が立ってあそこにいられなくなった」と言いました。「そんな時こを笑顔でいてください。靖安君さまには多くの家臣と私兵がいます。待っていれば必ず時期は来ます。ここは人目に付きますのでひとまず失礼します」とハ・リュンは助言しました。李芳遠は死んだチョ・ヨンギュンに代わる人材を探してくれとハ・リュンに頼みました。

歌を吟ずるイ・ソンゲに神聖な法宮でおやめくださいとチョ・ジュンは諫言しました。チョン・ドジョンは民にも聞こえる大声で歌ってくださいとイ・ソンゲに言いました。「せっかくだから三峯が歌ってみては？早く歌いなさい」鄭道伝は遠慮しました。「歌がダメなら踊ってくれ。歌うか踊るか三峯が披露しなさい」と言いました。世子の李芳碩も三峯をたきつけました。

鄭道伝は流刑の村で見おぼえた消災洞舞踊を披露しました。李芳遠はますますの腹立たしさを我慢していました。鄭道伝は李成桂とチョ・ジュンと一緒に楽しそうに踊りました。

イ・セクに陽村クォン・グンは朝廷に出仕するといいました。イ・セクは好きなようになさいと弟子に言いました。「久しぶりに師匠と呼ばれた。そうだったな。私にも大勢の弟子がいた。かわいがっていたモンジュ、スンイン、早く再開したいが・・・まだ私をあの世に逝かせてくれない。行きなさい。」

鄭道伝は士大夫たちに過去のことは水に流して身を粉にして朝鮮のために働いてくれと言いました。陽村クォン・グンは鄭道伝への復讐心をこらえてしぶしぶ「イェー」と答えました。

李芳遠とミン氏とハ・リュンは高麗の旧臣を味方につけたチョン・ドジョンを激しく憎みました。

陽村は靖安君の味方になることを嫌がりました。ハ・リュンはいつかあの方の世が来ると陽村を説得しました。クォン・グンは圃隱を殺した李芳遠よりも三峯を選ぶと怒って去りました。

鄭道伝の行列の前にイ・スクポンが現れました。イ・スクポンは鄭道伝に私兵を官軍として訓練することを訴えました。その様子をハ・リュンは見ていました。鄭道伝は「国防は一日たりとも怠ることはできない。」と言いました。「本当は王子たちの私兵を廃止するためでは？今は明との関係を安定させるべきでは。」鄭道伝はイ・スクポンをなだめようとしましたが引き下がらなかったので彼を痛めつけました。倒れたスクポンをハ・リュンは味方にしようと見ていました。

鄭道伝は李成桂の死期が近いこと、私兵の廃止が進まないことを焦っていました。訓練場で李芳果はとてもいらだっていました。「この恥辱を必ず晴らしてやる」軍事訓練は中止になりました。宮殿では明の皇帝のチョン・ドジョンへの怒りの手紙が読み上げられていました。チョ・ジュンやナム・ウンらは誤解だと言いました。明の皇帝は鄭道伝を明に押送することを望みました。

李成桂「朱元璋めー許さんー！」

感想

ここは感動するべきところなのか、苦労して陰謀を企ててきた鄭道伝に涙するべきなのでしょうが、私も李芳遠みたいに平常心で見ていました(^^♪どーにも権力闘争のような醜いドラマは感動できないです。いくら鄭道伝を正義の味方のように描いてもちっとも美しくないし。確かにどのように権力闘争が行われてきたかという歴史を知るうえではよいドラマです。日本のドラマにはこの手の権力を簒奪したドラマはほとんどありませんから。なんとなくドジョンをイ・イニムに投影させようという作者の意図が感じられます。最後は怪物になって殺されるといった様子を描きたいのかな。宴会シーンを見ても政敵が混じっていて後患の絶えない今日のドラマのような緊張した状況では心から笑えませんよねｗ

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