「薯童謠(ソドンヨ)」(全55話)第15のあらすじとネタバレ感想
あらすじ
モンナスは「百済神技」の増補版を執筆しました。「百済神技」は百済の王と博士しか読めない貴重な本でした。花郎のサテッキルはこの本を盗むために10年以上太学舎に潜入していたのでした。サテッキルは父に兵を太学舎に派遣するように伝言しました。
ソンファ姫はキム・ドハム(サテッキルの本名)が優れた発明ばかりしている報告書を読み関心しました。しかし発明した時期が誰かと同じで怪しんでいました。姫の侍女はキム・ドハムという人はいないと報告しました。瑠璃も刀もオンドルもドハムが開発しているのにおかしいわと姫は思いました。ソンファ姫は新羅王にこのことについて尋ねました。そうしたらモンナス博士のところに技術と書を盗むようにドハムに命令したと新羅王はいいました。
チャンたちの身を案じたソンファ姫はドハムの父のところに行きました。ドハムの父はもうすぐ任務が終わりそうだと「百済神技」が手に入ると姫にいいました。本を奪ったら皆殺しにするとドハムの父はいいました。
チャンたちはモンナスに手紙が入る怪しげな穴と小道が続いていることを報告しました。モンナスはこの穴のある場所を見張って密偵を探すようにいいました。モンナスは「百済神技」が狙われていると気が付きました。
サテッキルはモンナスの部屋で「百済神技」を探していました。サテッキルは本を探しても見つかりませんでした。
ソンファ姫はチャンたちを助けるために真覚寺に行きました。そして姫はチャンの小屋に行きましたがチャンはいませんでした。ソンファ姫はチャンへ置手紙をしましたがサテッキルが手紙を見つけて盗みました。
森でソンファとチャンは出会いましたが、そこをモジンに見つかってしまいました。「ここはどこですか?真覚寺はどちらですか?」と道を尋ねるふりをしましたが、モジンは高貴な女性が森にいることを不審に思いました。
新羅の兵は真覚寺に到着し、皆殺しの命令を待っていました。モジンはポムノにチャンを見張るように命令し、ウンジンたちに真覚寺の様子を探るように命令しました。寺に商売に行ったウンジンはお嬢様を紹介するように侍女に飾りをあげて懐柔しました。
モンナスはチャンを呼び出している間にサテッキルは再び「百済神技」を探しました。そして論語の表紙の本の中に百済神技が記されていることを見つけ、本を盗みました。
チャンはモンナスに用事があるといい、サテッキルとすれ違いました。サテッキルは博士すまないといいながら太学舎を去りました。ソンファ姫に会いに行ったチャンをポムノは止めました。
サテッキルは「百済神技」を得たので太学舎を皆殺しにする命令を出しました。しかし書をめくってみると、その本は秦の技術書で「百済神技」ではありませんでした。サテッキルは慌てて命令を止めて、チャンの小屋に盗んだ本を置きました。
ポムノはチャンを小屋に連れて帰り、自分の部屋でじっとしているようにいいました。チャンはサテッキルが置いた本をめくり、これは自分の本ではないといいました。そこにモンナス博士とモジンがきてチャンを問い詰めました。モンナスはサテッキルかチャンが本を盗んだことを見破りました。モンナスは本を触ると手に色がつくようにしていたのでした。
サテッキルとチャンは縄で縛られました。サテッキルはチャンが盗んだといい、チャンは小屋にあったから触ってみたといいました。しかしサテッキルにはアリバイがありませんでしたが、チャンはポムノと真覚寺にいたので一緒だったといいました。「あの女のところへ行ったの?」とモジンは怒りました。モンナスは二人の部屋を調べるように命じました。
モジンはウンジンたちに真覚寺の女性が何者なのかききました。そうしたら女性は高貴な身分で寺には工房があり新羅の官吏が出入りしているといいました。
ポムノはメクトスとウンジンらを呼んでチャンは犯人じゃないといいました。サテッキルが好きなウンジンはサテッキルは犯人じゃないわと反撃しました。ポムノは父のメクトスにチャンは犯人ではなくサテッキルが犯人だといいました。ポムノはメクトスとチャンが高貴な女性と恋愛していることを秘密にしておこうと約束しました。
サテッキルの部屋から姫のチャンへの置き手紙がでてきました。サテッキルまで高貴な女性と関係があると知ったモンナスとモジン。
感想
いよいよサテッキルの正体がバレそうです。サテッキルは仕事とはいえ、チャンに罪をなすりつけてひどいやつですね。チャンやモンナスたちの発明もぜんぶ自分の手柄にしてせこい野郎ですwモンナスとモジンもチャンのことをいつまでも信じてなくてほんとにいやなやつです(笑)
一方でメクトスとポムノはチャンのことを信頼していてウンジンもチャンを仲間だと思っているようですね。
新羅の兵に囲まれた太学舎ですが、だれかやられちゃうのではないかと次回のお話しが気になります。