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「薯童謠(ソドンヨ)」(全55話)第20話 屈辱的な取引 のあらすじとネタバレ感想

「薯童謠(ソドンヨ)」(全55話)第20話 屈辱的な取引 のあらすじとネタバレ感想

屈辱的な取引 あらすじ

阿佐太子は新羅との戦争で勝利を収めました。威徳王は阿佐太子を褒めました。阿佐太子はプヨソンを救い敵の矢を奪ったチャンのおかげだと威徳王に紹介しました。威徳王はチャンを褒めました。プヨソンは気に入らない表情をしていました。褒美をやろうという威徳王にモンナス博士を百済に呼び、博士の傍にいさせてくださいとお願いしました。モンナス博士は新羅に無実の罪で追われた後も百済に忠誠を誓っているとチャンはいいました。プヨソンとヘドジュ、プヨゲはプヨソンは謀反人だといいました。阿佐太子はだれかが香炉を置いたかもしれないので、モンナス博士を呼びましょうといいました。

阿佐大使は護衛部隊を太学舎に送るように指示し、太学舎を何としてでも呼び戻すようにいいました。プヨソンとヘドジュ(百済の高官)とフクチピョンは兵を使って阻止することにしました。王宮からでようとするチャンと兵士たちの前にフクチピョンが立ちはばかりました。まだ王命はないというフクチピョンは兵を使ってチャンたちを取り囲みました。

阿佐太子は威徳王にチャンを新羅に送ったので王命をくださいといいました。威徳王は反対派を甘く見てはいけませんといいました。そこにワングはチャンが捕まったことを知らせに来ました。

プヨソン「己の無力さを思い知らせてやる。」

夜、阿佐太子とチャンは宮殿で佇んでいました。
阿佐太子「せっかくの機会をまた失った。」
チャン「機械ならまたつかみます。殿下は戦争で得た自身まで失われたのですか?今回は運が悪かっただけ。受け流すことも大事です。」
阿佐太子「なぜ私という人間はこうなんだ。状況が悪くなるたびに自身をなくす。」
チャン「はい・・・気を取り直してください。まだこれからです。必ず博士を呼び戻します。機会なら何度でも作ればいい。どうしても呼べないならかわりを探します。私が博士のかわりになってもいい。たわごとだと思っても信じてください。」
阿佐太子「はっはっはっは。そうか信じてみよう、何としてでもモンナス博士を連れてきてくれるのだな。お前を信じてみよう。」

モンナス博士はサテッキル(キム・ドハム)の博士への任命式を晦日にしようといいました。サテッキルを好いている娘は彼に筆をプレゼントしました。サテッキルはモンナス博士に百済での太学舎の生活を知りません。自分を捨てた祖国になぜ忠誠を誓うのか問いました。モンナス博士は王室のためだけではない百済の民を取り巻く万物への忠誠だ。私はひとたび心を預けるとなかなか抜け出せない。だから太学舎からも離れた気がしないといいました。

部屋に戻ったサテッキルは尊敬するモンナス博士のもとに密偵として残りたくないと思いました。

新羅のウィソン将軍は穀倉地帯を百済に奪われました。真平王は兵をたくさん失ったのでもう戦争したくないといいました。チョンミョン公主は体制を整え必ず奪い返してみせますといいました。ソンファ公主は「あれ」を百済に渡せばいいのですといいました。

阿佐太子は倉庫が空になっているという報告を受けました。貴族たちが税を納めないというのでした。新羅から連絡がありました。阿佐太子は知らせをきいて驚きました。

先代王の金頭帯(クムドゥデ)が新羅から届きました。プヨソンが盗んだ先代王の首は偽物だったのでした。偽物の首に祭儀を上げていたとは恥だと阿佐太子はいいました。プヨソンは本物だったと主張しました。

フクチピョンも妙だったといいました。プヨソンは阿佐太子が新羅に騙されているのだといいました。首が偽物だったということなどあってはならないことだといいました。

チャンは官僚からその話をききました。

プヨソンは阿佐太子に首が本物かどうかを確かめる方法を探してください、モンナスの知恵を借りてでもやってくださいといいました。50年も前の首をどうやって確かめる気か、私を脅迫する気かと阿佐太子はプヨソンに言いました。

チャンは地面に埋まっている人間の頭蓋骨を掘り起こしました。50年たった頭蓋骨がどれかを調べていました。「そうか歯が!歯は人によって抜け方が違う!」チャンは市場に行き人々の歯を観察しました。歯の抜け方は人それぞれであることにチャンは気が付きました。ワングは陛下のオンドルの調子が悪いから見てくれないか頼みました。オンドルを見たチャンは灰がたまっているからあだといいました。ワングは「やはりモノづくりはモンナス博士が一番だ。博士はどうして湿病を見つけたのだ?」とチャンにいいました。チャンは実は自分が気が付いたことをワングに話しました。ワングはチャンに書庫に入って医療の資料を読むことを許可しました。

チャンは阿佐太子のところに行き、王の首の真偽を確かめる方法がわからなかった、どの歯が抜けたかわからなかったといいました。太学舎のアテッコルチが持っている王の病状日誌でわかるとチャンはひらめきました。

3日後、阿佐太子は新羅の公主ソンファと会談しました。チャンとプヨソンとアテッコルチはこの目で先代王の頭蓋骨が本物かどうかを確かめました。チャンは新羅の公主が持参した頭蓋骨から歯の状況を絵にしました。簾を挟んだ同じ部屋にはソンファ公主がいて、ソンファは聞き覚えのある声にチャンのはずはないと思いました。ソンファ公主は奪われた穀倉地帯と先代王の首を取引条件にしました。

威徳は病状日誌から作成した歯の絵と頭蓋骨の歯の絵を見比べました。新羅が持っている頭蓋骨は本物の先代王の骨でした。陛下、私を殺してくださいと威徳王はいいました。100日間慰霊祭をすると阿佐太子は命じました。プヨソンたちは阿佐太子の功績に腹を立てました。

5日後、阿佐太子は新羅の取引に応じました。太子は祖父に拝礼しました。そのとき見えた太子の首飾りにソンファ公主は気が付き動揺しました。「確かにソドンの首飾りと似ていたわ」

感想

チャンは阿佐太子の子分になってちょっとは身分が安定しましたね。そしてチャンはまた大活躍で阿佐太子の功績を作りました。ソンファ公主はチャンの首飾りとそっくりなものを阿佐太子も身に着けていることを見て、そろそろ気が付きそうかしら?ソドンヨのセリフは一言一言がしっかりしていて、これまで見た韓ドラの中でも一番誠実な脚本だと思います♪日本語訳がしっかりしているせいかな?

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