「王と妃」 第52話のあらすじとネタバレ感想
混乱する王宮の行方は のあらすじネタバレ感想
首陽大君は辞職上書を端宗に出しました。端宗は驚いた表情で上書を読んでいました。上書には殿下は安平大君を殺して悪いのは私です、しかし癸酉靖難を起こしたのはひとえに殿下をお守りしたいからでした。私の辞任を許可してどうぞ親政を行ってくださいと書かれていました。端宗は首陽大君の家に輿に乗って行くといいました。「私が愚かだった。首陽叔父上を疑うとは」
そこに王妃が来ました。「夜分に上書を奉ずるのは承政院の慣例なのですか?」と王妃は都承旨のシン・スクチュにききました。都承旨は緊急の場合や急報のみお伝えするもので首陽大君は議政府の長で軍の長でもあるので、といいました。端宗は涙を流して放心していました。王妃は首陽大君は決して辞任しませんといいました。端宗は首陽大君の上書を読めば叔父上の忠心はわかる、疑うべきではなかった、私の考えが足りませんでしたといいました。王妃は涙を流し、あの方は自ら退かれる方ではありません、そのような人のために涙を流されるのですか、なにもわかっておられないのですねといいました。端宗は辞職上書を返しに首陽大君に会いに行くといいました。恵嬪は端宗を引き留め宮殿の門を閉じさせました。
(首陽大君が王位を狙っているとも知らずにかわいそうで純粋な端宗殿下・・・)
恵嬪は首陽大君は兄を殺すようなお方ですから甥も殺せるお方ですと端宗にいいました。端宗はうなだれてそんな人ではありませんといいました。恵嬪は髪を下して首陽大君の望み通り浄業院に行きますといいました。「おほおー。首陽大君は喜ぶでしょうね。目の敵がいなくなるのですから」端宗は恵嬪に申し訳ありませんと謝りました。恵嬪は「もうすぐ首陽大君は王位を奪うはず、それを阻む力が私にはありません。万が一殿下の身に何か起ころうとも無力な私には何もできません。」といって髪を下せと女官に命じました。「殿下は悪くありません。幼い君を侮蔑している首陽大君が悪いのです。私が髪を下し首陽大君に警告します。王位を奪う考えは捨てよと。殿下、よく見ていてください。この髪一本一本に恨みつらみがこもっています。早く切りなさい。」
端宗「おばあさま、許してください、二度と首陽大君を頼りません、お怒りを鎮めてください!」
端宗と恵嬪は抱き合って泣きました。恵嬪は殿下ののお命を首陽大君から守りたいだけです、祖母の私が殿下をお守りいたしますと端宗を抱きしめました。
首陽大君の屋敷に内官が訪れました。ハン氏は慰留するなら都承旨をよこしたはずだ、お父様は殿下と直談判して今日中に登庁せねばなりません、そうしなければキム・ジョンソの残党が復讐するでしょうといいました。首陽大君夫人はその通りねとハン氏の説明に納得しました。チョン内官は涙を流して恵嬪が立ちふさがったせいで・・・と端宗が大君に会おうとされたことを阻まれたと泣きました。チョン内官は辞職願を取り下げ登庁してくださいとお願いしました。首陽大君は端宗に「毎日殿下のご健勝を願っています。どうかお気のめすままになさってください。私などにかまうことなく殿下は王位をしかとお守りください」伝言を伝えるようにチョン内官に頼みはっはっはっはと笑いました。
(恵嬪を憎んでいる顔です)
譲寧大君は宮殿に行きました。宮殿の門は固く閉ざされており譲寧大君は入れませんでした。その様子をオム・ジャチはしっかりとみておりました。譲寧大君は賓庁で味方の都承旨のチョン・インジに八つ当たりをしました。
官僚たちはいまの首陽大君はキム・ジョンソのようだと噂が立っていました。
譲寧大君と孝寧大君は話し合ていました。孝寧大君は、首陽大君は王の器だが、しかし全権を握る首陽大君は役人たちの命を握っており皆が首陽大君の顔色を窺っていました。長子相続の原則がなければ王位は弱肉強食の骨肉の争いが絶えません、今回は黙っていてくれ、兄上は殿下を命をとしてお守りすると言いましたではないかと譲寧大君にいいました。
(孝寧大君は正しいです)
端宗はようやく事態を理解しはじめました。首陽大君を退けなければ恵嬪が追い出されることに。
王妃の父は、王妃に慎重を期すべきですと注意をし首陽大君の状況について教え、いまは首陽大君を排除してはいけません、名分がありません、しかしいつか機会は訪れるでしょうといいました。
王妃は首陽大君が王位に興味がないように見せかけるために演技をしているのですといいました。王妃の父は首陽大君を信じましょうといいました。
王妃「殿下はこの国の君主です。首陽大君の顔色をうかがい命乞いをせよとは・・・とても申し上げられません。そんな屈辱を受けるよりは・・・」
(じゃーーーんと効果音w)
錦城大君はチョン内官に「そなたは功臣だったな。今後は身の処しように気をつけよ。」と警告しました。
桃源君夫人ハン氏はハン・ミョンフェに助けを求めました。ハン・ミョンフェはもつれた糸は本人がほどかなければならないといいました。クォン・ラムは譲寧大君に助けを求めました。譲寧大君はそっぽをむきました。
錦城大君と永豊君は酒で有利な状況を祝っていました。
チョン内官は首陽大君の伝言を端宗に伝えました。端宗は涙を流しました。
夜中に、首陽大君は秘書のイムを呼び、宮殿に行く支度をしました。首陽大君夫人は、首陽大君の装束をみて驚きました。
(どびゃーんとどらの音www)
なんと首陽大君は罪人の衣装に着替えて髪を下していました。なぜ罪人のふりをするの?と聞く夫人に首陽大君は私は罪人なのだと言いました。
感想
あー腹立たしい(笑)やめる気がないのに子供の端宗に泣き落としの演技をして王様を騙してたぶらかしています!!!これはひどいっ。
極め付けは罪人の装束です。これはいやがらせにしか見えません。気味が悪いやつですね。ほんとうにこんなことをしたのでしょうか、記録に書いてあったのかなぁ。
見かけは誠実なふりの演技をして本心は殺気に満ちて気持ち悪いですw
韓国の人はドラマの首陽大君をどう思ってるのでしょうw