薯童謠(ソドンヨ)第33話 夜明珠の真実
あらすじ
フクチピョンは太学舎に逃げ込んだ人間を探して全員を呼び出しました。チャンの袖に血がついていることにウンジンとポムノは気が付きました。ウンジンはチャンの前に立ち血が見えないようにしました。ポムノは父メクトスを飲んだくれのおやじと呼び、メクトスはバカ息子と騒ぎ立てました。騒ぎを聞いてモンナス博士は何事かと出てきました。モンナスは太学舎に私兵を入れることは何事か!とフクチピョンに言いました。そのとき背後で荷物が落ちる大きな音がして、ウンジンは「誰なの?誰か忍び込んだみたい」ポムノは「あいつは誰だ」と騒ぎましたらフクチピョンは太学舎の外に出ていきました。チャンとウンジンとポムノは部屋に入り、チャンの傷の手当てをしました。メクトスもこのバカ息子め!ばらしやがって!と部屋に入ってきました。ウンジンとポムノとメクトスは恨みがあるからといってプヨソンの屋敷に行ってはダメだとチャンを心配しました。
阿佐太子はプヨソンと太学舎の責任者たちを呼び昨夜の騒ぎを叱責しました。阿佐大使は私の承諾を得ろとプヨソンを叱りました。プヨソンはモンナス博士に謝罪しました。そこにチャンが現れました。「腕が痛いのか?」と阿佐太子が心配したところ、プヨソンはこれを怪しみました。
阿佐太子はプヨソンの動きが怪しいので調べろと部下に命じました。
ソンファ公主は発見した鉱山が王族の所有になった知らせをきいて原因を報告させました。鉱山は夜明珠があったので王室の管理となったことを知りました。夜明珠はチャンが身に着けていた宝石と同じであることをソンファ公主は知りました。
チャンはチャンのことを知っている2人組を捕まえる作戦に出ました。2人組はヨン・ギョンフ(大将)に捕まえさせました。捕まった2人組はヨン・ギョンフ(大将)が遠くに逃がすことにしました。
ソンファ公主は五色夜明珠は王の直系の証であることをチャンに言いました。チャンとソンファ公主はチャンが4番目の王子であることを知りました。
ヨン・ギョンフ(大将)は港で2人を入れた箱を船に乗せようとしたら暴れた1人の箱が空きました。その1人を阿佐太子の兵が連れ去りました。阿佐太子がその1人と会おうとしましたら、プヨソンの兵が現れ殺してしまいました。
チャンは自分が不要な王子なら殺される覚悟を決めて威徳王に会う決心をしました。
感想
やっとチャンは直系の王子であることを知りましたね。直系ということは、威徳王がお父さんだという意味までわかったのかな!?ヨンガモと威徳王の子というところまで明確に察することができたのでしょうか。状況証拠からは間違いなさそうですが、まだ肝心の威徳王の認知がありませんので、まだ出自は明確になっていないということでしょう。王子という身分が分かっても、阿佐太子のように正妻の子供ではありませんから、立場は常に死の危険が伴っていて決して幸せとはいえない状況です。ソンファ公主もそれを察してチャンに付き添っていましたね。続きがどうなるのか、また次回が楽しみです。