朱蒙(チュモン)13話あらすじネタバレ感想
後継者の競い合い あらすじダイジェスト
ヨンポ王子は弟の朱蒙(チュモン)を殺そうと十数人の刺客を送りました。チュモンは刺客たちを全員倒しました。その様子を見守っていた金蛙(クムワ)王は飲んだくれているチュモンに母が病気になり王宮に戻るように説得しました。
帯素(テソ)王子はヨンポ王子にチュモンを殺そうという考えはもう捨てろと言いました。テソはチュモンと正々堂々と競いたいとヨンポに言いました。
(韓ドラの悪役としては珍しい生真面目さです。たいていはテソのような悪党しかでこないのにw)
鍛冶の親方のモパルモはヨンポと側近が武器を持ち出していることをチュモンに相談しました。チュモンは親方は命が危ういので手出ししないように言いました。
帯素(テソ)はチュモンを死ぬより苦しい目に味合わせてやるとヨンポに言いました。
金蛙(クムワ)王はチュモンにヘモスから武芸を学んだと言いました。クムワは神に誓ってヘモスの志を果たしてみせると誓いました。
クムワ王は王子と夫人、重臣たちを集めました。クムワは世継ぎの皇太子の選定について話しました。王妃は長男のテソにすべきだと主張しました。テソは王様のお望み通りに弟たちと競いたいと言いました。ヨンポは何かを言おうとしましたが父に叱られ命令に従うと言いました。クムワはチュモンにも兄と同じように重職を与えると言いましたが、チュモンは罪を犯したので父の厚意を受けるわけにはいかないのでもう一度宮殿の外に出て世の中のことを学び修行したいと言いました。
ヨンポは兄の地位を奪ったりできませんと言いました。テソは一度競ってみようと自信たっぷりに母に言いました。
ヨミウルは重大なことを自分に相談しなかったクムワに腹を立てていました。
チュモンの母の柳花(ユファ)姫はいつでも戻ってこられるので心配はない、外にお行きなさいとチュモンに言いました。
ヨンタバル商団も王子たちが競う話を知りました。策士のサヨンはチュモンに機会を与えるためだろうと言いました。ヨンタバルは面白い事になってきたなと跡目争いに興味を示しました。召西奴(ソソノ)はチュモンとの出会いを思い出し喜んでいました。そして次にテソとの出会いを思い出し、微笑みました。
トチはテソに大金を渡しました。テソは兄上のためにしていることだと言ったら、トチはヨンポ王子様が世継ぎにふさわしいと吹き込みました。欲深いヨンポは喜びました。
ヨンンポが沃沮(オクチョ)に売るためにトチに渡した武器を漢のヒョント城の鉄器軍が奪いました。クムワ王のもとに手紙が届き、扶余は交易を断ち玄菟(ヒョント)城に来て皇帝の沙汰を待つように命令が下りました。武器を盗んだ罪は親方のモパルモのせいになりました。
クムワに質問されたモパルモはソンポのピョンガンブに渡しただけですと言いました。クムワはソンポの叔父ポルゲに事件の捜査を任せました。ヨミウルはクムワに玄菟(ヒョント)城に行くように言いました。
ヨンポはトチを殴りました。トチは命乞いをしつつ、自分を殺せば口を封じられなくなるとヨンポを脅迫しました。ヨンポはプヨンも話せば殺すぞと脅迫しました。
テソ王子は自分が父にかわりヒョント城のヤンジョンに会ってくると言いました。父上の屈辱を私がかわって受けますと言いました。プドゥクプルも王子と一緒に行くと言いました。
扶余は漢から塩が買えなくなるとの噂で塩一升が絹二反の価格に高騰していました。塩の専売権を得ているヨンタバルは様子を見ることにしました。
感想
私はヨンポがテソを殺すと思うのですが、みなさんはどう思いますか?ヨンポにとって自分が王になるためには優れたテソは邪魔でしかないと思うのです。まっとうなやり方ではヨンポはテソに勝てませんから。ヨミウルは国の将来に対し忠実な巫女なのか、己の欲望に忠実なのかまだ明確な意思表示が出ていませんので、政治的立場は神秘的ですね。そして漢という帝国と辺境の部族が扶余にとっての脅威のようですが、扶余の国がどこにあるのか、歴史通りに東扶余のことを言っているのか、だとすると西扶余(ヘモス)との関係はどうなのか。そのあたりのことがまだよくわかりませんね。