「薯童謠(ソドンヨ)」(全55話)第21話 モンナス博士の帰国 のあらすじとネタバレ感想
モンナス博士の帰国 あらすじ
明日はキム・ドハム(サテッキル)の博士の任命式で「百済神技」が手にはいるとキム・サフムがソンファ公主にいいました。ソンファ公主はモンナス博士の身を案じました。
モンナスはサテッキルにほんとうに博士になりたいかききました。博士になれば自由はないからです。サテッキルは小さい声ではいと答えました。モジンはサテッキルのために博士の服をしたためていました。サテッキルの兵士は太学舎の周囲に配置されました。
サテッキルは博士の帽子をかぶせられました。モンナス博士は七支刀をかざし、サテッキルは七支刀の先端を握り、三韓の誓いを行いました。百済のためだけに百済神技の技術を使うか?というモンナスの問に、はい、誓いますとサテッキルは「百済神技」の本を頭上に頂きました。
そこにサテッキルの兵士たちが現れモンナスたちに剣を突き付けました。モジンはさっと「百済神技」をサテッキルの手から取り博士に預けました。モンナスを救出しようと百済の兵士たちが新羅の兵士を攻撃しました。
背中に矢が刺さり倒れる太学舎の技術者たち。サテッキルの背中にも矢が当たりました。「キル」がいないという博士たち。チャンは村に戻りサテッキルを「救出」しました。
ソンファ公主はキム・ドハムをチャンが助けたという知らせを護衛官からききました。チャンがいるという話をきいてソンファ公主は戦場に走りました。チャンのところへ行こうとする公主を護衛官はとめました。チャンを追う新羅の兵たちをソンファ姫は止めました。
チャンはサテッキルの傷を布でしばり、背負って逃げました。モンナス博士が待っている船着き場まであと少しのところで新羅兵が追いつきました。次々と倒される百済の兵のおかげでチャンたちは船を出して逃げることができました。
ソンファ公主は船に乗るチャンを見て、ご立派です、生き抜いたこと、モンナス博士を助けられたことも、五色宝珠でご自分が何者かもわかるでしょうとチャンを思いました。
モンナス博士は威徳王に謁見しました。王はモンナス博士の苦労をねぎらい忠誠心は証明されたといいました。今後は10年前のことを一切口にしてはならぬと王は重臣たちに命じました。
阿佐太子はモンナス博士の苦労を申訳ないと謝りました。そしてモンナス博士に太学舎を機能させ百済を再興させ王権を高めてほしいと頼みました。
プヨソンは「結局私がモンナス博士を連れ戻してしまった」と落ち込んでいました。フクチピョンは以前の太学舎ではないからご安心くださいと主をなぐさめました。
技術者たちは百済の都にかえってこられて感無量でした。アテッコルチとモジンは再会を喜びました。モンナス博士の帰還を祝って宴が開かれました。
サテッキルは目覚めませんでした。医術師のコモは心配ないとチャンにいいました。プヨゲの妹のウヨンはモンナス博士に挨拶しました。ウヨンは博士になり太学舎の首長をしているといいました。「王族が太学舎の首長とは・・・」モンナスは快く思いませんでした。
モンナスたちは宴で豚の丸焼きなどのごちそうに喜びました。メクトスはポムセンのいた部屋で鳴いていました。「私が兄貴のかわりに息子になります。兄貴のかわりに立派な人間になります」とチャンはポムセンを慰めました。その様子をモンナス博士は見て喜びました。
モンナス博士はあの女性はどうなったとサテッキルの介抱をするチャンに聞きました。
キム・サフムはサテッキルの心配をしていました。真平王は追跡を阻んだソンファ公主を怒りました。サフムはドハムが連れ去られたことを秘密にしておくようにソンファ公主にお願いしました。
チョンミョン公主は側近にソンファ公主の失態の話をききました。側近はこれはソンファ公主を排除するよい機会だ、絶対に秘密があるとチョンミョン公主にいいました。
ソンファ公主の侍女と護衛官と女官は秘密を白状するように真平王の命令で拷問を受けていました。ソンファ公主は真平王に天の峠学者の百済人の男に恋をして逃がしましたと白状しました。娘を殺そうとする真平王を王妃がとめました。ソンファ公主は真平王の命令で幽閉されました。
山の絶景と秘湯を求めて穂高へ・・・ |
感想
チャンやモンナス博士にとって有利なことは、ソンファ公主にとって不利なことになってしまいました。これでは二人は幸せになれそうにありません。モンナス博士も王族の娘が太学舎の長をしているので支配されようとしています。今回のサテッキルは出番が少なかったですね。ソンファ姫はどうなっちゃうのでしょうか。首飾りの名前も知っているソンファ姫はチャンが百済の王族の庶子であることに気が付いたのでしょうか。続きが気になります。