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武神(全56話)あらすじネタバレ感想 韓国ドラマ 韓国時代劇

「武神」(全56話)あらすじネタバレ感想 韓国ドラマ

あらすじダイジェスト

1217年、チェ・チュンホンの圧政に民は苦しんでいました。チェ・チュンホンはムサンとウォラの幼馴みのいる村を皆殺しにしました。スボプ法師に助けられたムサンとウォラは寺で育ちました。僧侶のムサン(のちのキム・ジュン金俊)は寺で武芸と仏教の修行をするなかでウォラを慕っていました。ウォラもムサンを慕っていました。ある日、ムサンは捕まりほんとうに僧侶かどうか調べられました。ムサンはチェ・チュンホンの奴婢であることが発覚しました。ムサンは殺されるところをチェ・ウの娘のチェ・ソンイの口添えで労役の刑になりました。キム・ジュンは撃毬(キョック)の選手として選ばれました。撃毬(キョック)は馬に乗り毬をゴールに入れる競技でした。しかし競技とは名ばかりでキョックの本質は奴隷たちを武人がなぶり殺す殺戮のゲームでした。キム・ジュンは死にもの狂いで戦いました。ジュンを気に入ったソンイは父から上等の杖匙を借りジュンに与えました。キョックに勝ったキム・ジュンの望みははウォラを寺に返すことでした。チェ・ウはチェ・ヒャンの刺客からキム・ジュンに助けられました。チェ・ウはチェ・チュンホンの跡を継ぐことができました。チェ・ウは元寇に備えました。チェ・ウはキム・ジュンを側近にしました。

チェ・ヤンベクに告白してふられ続けていたチュンシムはキム・ジュンとの結婚を控えたウォラに嫉妬しました。チュンシムはウォラを騙しました。ウォラはチェ・ウの庶子マンジョンに手籠めにされて自害してしまいました。

・・・数年後、ヤクソンと結婚させられたソンイは子供が生まれていました。元は高麗に攻めてきていました。チェ・ウは元に徹底抗戦するのでありました。キム・ジュンは精鋭部隊で元を撃退しました。しかし元はどんどん南下してついにチェ・ウは元に降伏しました。高麗ではダルガチ(元の支配者)が好き放題しており暴れていました。チェ・ヤンベクは手柄を焦りダルガチの暗殺に失敗しました。キム・ヤクソンはソンイに愛されていないので酒浸りになりダメ人間になっていました。チェ・ウはキム・ジュンへの権力の譲渡を考えるようになりました。

チェ・ウはキム・ジュンとヤンベクを奴婢の身分から解放し、将軍にしました。兄貴分のヤンベクはキム・ジュンに劣等感を抱いていました。蒙古軍を退けたチェ・ウとキム・ジュンたち。戦いの中でキム・ジュンはイム・ヨンを救い部下にする。ウォラとそっくりなアンシムというチェ・ウの妾を愛してしまい、思いつめたキム・ジュンにチェ・ウは結婚を許可します。月日は流れ、ソンイが亡くなり、チェ・ウは萬全(チェ・ハン)を後継者に指名してキム・ジュンに未来を託し亡くなります。しかしチェ・ハンはすぐに父の妾と遊びはじめ本性を現しました。チェ・ハンは愚かな男で次々と粛清して国力をそぎ落としていきました。

蒙古の大軍が押し寄せて次々と高麗の城が陥落していきました。チェ・ハンは相変わらず同胞を粛清して高麗は弱くなっていきました。キム・ジュンはチェ・ハンを排除しようと考えましたがチェ・ハンは病気で死にました。ヤンベクは勝手にチェ・ウィを都房の後継者に擁立しました。キム・ジュンはヤンベクを討ちました。キム・ジュンは元に対し徹底抗戦を主張しましたがイム・ヨンや親元派の高麗王は反対しました。キム・ジュンは都房の最高権力者となりました。

そして最終回、元は日本を征伐するために高麗への出兵を求めてきました。キム・ジュンは元に抵抗するつもりでしたが、義理の息子のイム・ヨンたちに殺されるのでした。

感想

これは日本人から見たら「新感覚」のドラマです。バカバカしいところも多々あるのですが、史実に沿っていて面白いです。何が面白いかというと、ズバリキム・ジュンの不屈の闘争心が面白いのです。あの生意気そうなまなざし(笑)はほんと面白いですw絶対に降伏しないぞーというキム・ジュンの表情は彼が出演するほかのドラマでも見せているようですよ。

歴史では元に蹂躙される高麗をうまくドラマ化してあるように思います。ドラマの娯楽性も高いですが、潔いくらいバカバカしいノリだからこそ面白いといえましょう。

このドラマでチェ・ヤンベクの演じているパク・サンミン、ヤンベクの存在はほんとうに強烈でした。彼の劣等感がほんとうにもうすごい。チェ・ウも存在感ありまくりでした。

高麗のむちゃくちゃぶりを撃毬とダルガチ、マンジョンで表現していてまさに地獄みたいな世の中、貴族も幸せになれない世の中をある意味上手に演出していましたね。

キム・ジュンの何がすごいかというと、チェ・ウの奴隷として生まれたのに、門下待中まで上り詰めたところがすごいのです。

娯楽度★★★★★
不屈の闘争心★★★★★
史実★★★★☆

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