朱蒙(チュモン)6話7話あらすじ
キャスト
朱蒙(チュモン):ソル・イルグク
召西奴(ソソノ):ハン・ヘジン
金蛙(クムワ):チョン・グァンリョル
帯素(テソ):キム・スンス
6話7話のあらすじ
チュモンはヨンポの策略で製鉄所が爆発して漢の使臣に鉄器の製造所があることが発覚した外交の責任を負わされクムワ王に追放されました。街をさまようチュモンは懐のものをマリとヒョッポとオイに盗まれてしまい一文無しになってしまいました。
帯素(テソ)の臣下は金蛙(クムワ)王に早くテソを世子にするよう進言しました。クムワは拒否しました。テソはまだ父上の心にチュモンがいると思いました。
チュモンはテソの刺客に殺されそうになりました。そこに謎の剣士が刺客を追い払いました。腹に傷を負ったチュモンは気を失いました。
マリとヒョッポとオイは倒れているチュモンを見つけました。彼らはチュモンを助け、神殿で医術を習ったプヨンのところに運びました。
テソは部下から暗殺失敗の報告をききました。ヨンポは柳花(ユファ)が腕の立つ者を送ったのではないかといいましたがテソは金蛙(クムワ)がチュモンを助けたのだと思いました。
クムワ王の側近ソンジュは王のチュモンが傷を負って行方不明になったことを報告しました。王はソンジュになんとしてでもチュモンを探すように命じました。
プヨンはチュモンの手当てをしました。
トチは塩の密売で富を得たのだと召西奴(ソソノ)は言いました。サヨンは鉄の武器を扶余からひそかに持ち出しているクンチョン(ヨンタバル)様には叶いませんといいました。ケピルはヨミウルから今すぐ宮殿に参られよとの伝言をききました。ソソノは敵になるかもしれない扶余を見に行きたいといいました。
国巫ヨミウルはヨンタバルをクムワ王に紹介しました。ヨンタバルは匈奴族が後継者争いでもうすぐ漢に和平を申し入れると王に言いました。ヨンタバルは諸国の情勢をお伝えします見返りに扶余と漢の交易権がほしいといいました。クムワ王は取引を承諾しました。
テソはひとり剣の稽古をしていました。その様子を見ていたソソノはどこの宮殿にいる侍女だ?とソソノを脅しました。ソソノはテソを突き放し武術の構えをとりました。
行くあてのないチュモンにプヨンはトチを紹介しました。トチはまた借りを与えたな、借りを返せなければどうなるかわかるだろ?とプヨンを脅しました。
夜、トチはチュモンを連れて塩の闇取引に行きました。取引現場でソソノが私兵を率いてトチを襲いました。ウテはあと一歩でトチを殺せそうでしたがチュモンがトチを助けました。トチはチュモンに感謝しました。
感想
ちょっと単純な気がしましたが、古代ということで大目に見ています。この単純さがかえってわかりやすい物語となり面白く感じることもありました。不思議に思うのは国巫の存在です。ヨミウルは国王と肩を並べる存在として描かれていますよね。古代の巫女はそんなに地位が高かったものなのでしょうか。中世になると巫女やムーダン、巫覡は人を惑わし卑しい身分として地位は落とされ近世では完全に賤民の身分ですよね。人間が現実を認識できる賢さをもつほど呪いはただの嘘によるなぐさめや詐欺でしかないと気が付く人も多くなりました。いまだにそれを信じている人も現代ではまだたくさんいますけど・・・インチキによって洗脳されてお金と社会的身分を失う人は時々ニュースになりますよね。そんなこととが当たり前のように信じられていた時代は空想と事実が混ざった半空想的な世界観だったのかもしれません。