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「大王世宗(テワンセジョン)」(全86話) 第53話 朝鮮の空は民のもの あらすじとネタバレ感想

「大王世宗(テワンセジョン)」(全86話) 第53話 朝鮮の空は民のもの あらすじとネタバレ感想

朝鮮の空は民のもの あらすじ

上王の太宗は孫のヒャン(文宗)の弓の練習に付き合っていました。ヒャンに空に心を向けて帝王は天の心を推し量れてこそ民心を得られるのだと説きました。ヒャンは天の心を読んだと上王にいいました。「臣下の力を集めて使う者が帝王だと学びました。」上王はこれはまいった、孫から帝王学を教えてもらったと笑いました。太宗が手伝うと弓矢は的の中央に命中しました。ヒャンはなぜだかうれしくありませんでした。その理由はまだヒャンにはわかりませんでした。上王は己で得られた結果ではないからだ、うれしくなくて当然だといいました。太宗はまずは己を鍛えるのだ、そうすれば政敵を討ち取る力も得られて国王になれるとヒャンに教えました。

ヨンシルは明と朝鮮の空は違い、宗大夫(チョンデブという星座)は朝鮮の空にのみ存在し、天象列次分野之図で見られますと説明しました。ヨンシルは世子を抱きかかえて天市垣門や宗人、市留縷などの星座の解説をしました。

マルセンの手下のキム・ムンは隠れて世宗を監視していました。

世宗は朝鮮の暦を作ろうといいました。

ジョンイとジョンソ姉妹やユ(首陽大君)たち4人の兄弟はヒャンに水をかぶせていたずらをしました。昭憲大君は長女のジョンイのふくらはぎを鞭でたたきました。いじめた理由を言いたくないとジョンイはいいました。ユ(首陽大君)は私が悪いのです、何もかも私が計画したことなのです、兄上は嫌いなのです、何もかももって、おじいさまもちちうえも民も兄上ばかりえこひいきするから・・・と自分のふくらはぎを母に差し出しました。ユ(首陽大君)は幼いころからヒャン(文宗)を憎んでいました

(このドラマでも首陽大君は悪者です、よほど韓国国民に人気がないのでしょうか?)

朝鮮の暦を作ることはすなわち明に逆らうことでした。天を支配するのは明の役目なのだというマルセンにキム・ムンは天を支配できるのは明の皇帝だけだと思いますか?と自分の意見を言いました。マルセンは「政治とは現実だ。朝鮮の意見より明の意見のほうが重要だ。朝鮮独自の暦を作れば明の皇帝に対する反逆だと思われるだろう」といいました。

ヨンシルは明の皇帝を説得するために明に行きたいといいました。ユン・フェは人の気配がしたので見に行ったら後から来たピョン・ゲリャンと出会いました。ユン・フェは大きく息を吸って驚きました。部屋の外には靴のほか、一足だけ奴隷の草鞋が置いてありました。

官奴のヨンシルは卑しい身分だからなりません、官奴は勅使になれませんとチョン・インジはいいました。軍器少監のチェ・ヘサンは腹を立てました。インジは軍器少監に随行する形でならヨンシルは国境を越えられるといいました。

マルセンは軍器少監のチェ・ヘサンを遠くにやる作戦に出ました。秘密が漏れていたことは世宗も知りました。

マルセンはピョン・ゲリャンを自宅に招きました。ピョンの妻が領議政の妻になってしまったことはまだ知られていないとピョンを脅迫しました。マルセンの家から出てきたピョン・ゲリャンを見て機密を漏らした犯人はピョン・ゲリャンだとチョン・インジは思い込みました。チョン・インジはマルセンの策にはまってしまいました。

翌日、世宗はチェ・ヘサンとチャン・ヨンシルに新たな火薬技術の習得を目的に明に派遣するといいました。ヨンシルはヨ・ジンの招きに応じるために明に行くというのでありました。マルセンは「私も喜ばしいことだと思います」と賛成しました。

落ち込んでいるヒャン(文宗)に太宗はなぜ悲しそうなのだとききました。ヒャンは弟を悲しませてしまった、これからはユをお招きくださいといいました。察した太宗は今後はお前の姉弟を招こうと約束しました。ヒャンは元気になって喜びました。そして「朝鮮の暦をもつことは罪ですか?」と祖父にいうと太宗の表情が凍り付きました。

太宗は世宗のところに来ました。太宗は明に歯向かうことだと怒りました。国益のためなら明にウソをもつくつもりだ、朝鮮の空を民に返してやりたい、父上に殺されてもと世宗はいいました。

マルセン「これぞ、まさに漁夫の利だな」

太宗「この父に最後まで戦うというつもりなのだな」ブチ切れた太宗は頭の血管まで切れて倒れました。太宗は世宗に知らせるなと敬寧君を制止しました。

世宗、ユン・フェ、イ・ス、チョン・インジたちはマルセンたちに勝つことは不可能でした。マルセンに勝てる人間が必要ですとイ・スはいいました。

太宗は「私はまずチョ・マルセンと戦う。敬寧、お前は朝鮮の王子だ。ならば父の身を案ずる前に訓示の行く末を案じよ。チョ・マルセンを討つための大義名分を探せ。それが王様の大きな助けとなる。それこそが朝鮮の未来のためになる。」と敬寧君に命じました。

世宗「チョ・マルセンに太刀打ちできる者、それは誰だ?」
ユン・フェ「ファン・ヒにございます殿下。」

ファン・ヒは鍬を担ぎ、農民たちと楽しく踊っていました。そこにチョ・マルセンが挨拶に来ました。
ファン・ヒ「訪ねてきてくださると信じていました。」
マルセン「時が訪れました大監。今こそともに力を合わせ、この国を立て直すときです大監。」

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感想

朝鮮独自の暦を使う、七政書の制作がはじまりました!マルセンの手下のキム・ムンは世宗に感化されてきたような感じでしたね。首陽大君は文宗を憎んでいじめて、悪い子になっていましたね。このドラマでも首陽大君は嫌われているようです。

ファン・ヒは「時が来た」とマルセンに言われて、いったい何を期待して待っていたのでしょうか。続きが気になりますね。

それにしても太宗役の人、いつも表情がありませんね。笑っていても、チャンをあやしていても表情が怖い(笑)

マルセンは譲寧大君の忠臣を求めたということはやっぱり頭の悪い譲寧大君を王にしたいのかな!?

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