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「大王世宗(テワンセジョン)」(全86話) 第48話 政敵を圧迫する術 あらすじとネタバレ感想

「大王世宗(テワンセジョン)」(全86話) 第48話 政敵を圧迫する術 あらすじとネタバレ感想

あらすじ

パク・シルの部隊は宗氏に襲撃されてやられました。宗俊は朝鮮の捕虜になりました。世宗は撤退を上王に申し出ました。征伐したのは倭寇を抑えるためで支配するためではありませんと世宗はいいました。上王太宗は支配こそが最短の近道だといいました。

ユン・フェは宗俊に久しぶりだなといいました。宗俊は殺すがよいといいました。「朝鮮の王は慈悲深い、そういったはずだ、そなたを生かす」とユン・フェはいい宗俊の縄をほどかせました。ユン・フェは宗俊に密書を持たせ、宗貞盛に渡すようにいいました。世宗は対馬が独立できるようになることを望んでいました。なぜなら対馬が独立した生活を送れるようになれば倭寇も朝鮮を襲う回数が減ると考えたからです。

ホ・ジョ、マルセンやメン・サソンら上王派は集賢殿に対馬を支配下に置かなければ民の不満は噴出するだろうといいました。パク・ウンは従属のために対馬駐屯が長引けば対馬の反乱も起きうるといいました。パク・ウンははじめて上王派と対立しました。駐屯が長引けば朝鮮の食糧生産は少なくなり男の働き手がいなくなっていたのでした。駐屯をするにはさらなる増税が必要で、夏には台風で食糧に乏しい対馬の駐屯地に食糧を補給できなくなるといいました。

世宗は武力によって支配するのではなく外交によって対馬を影響下に置くことを上王にいいました。

上王はマルセンに集賢殿が上王に対馬制圧をあきらめさせるように動いていたことを知っていて黙っていたのだなといいました。マルセンはそれは軍務ではないから黙っていたのだといいました。外交と民政の権限は王様がお持ちですとマルセンはこたえました。皮肉を言う上王に、撤収を命じてください、今なら功績が上王さまのものになりますとマルセンはいいました。もし侵略を命じたらどうするという上王に、マルセンはそうなれば民も大きく反発するでしょう、私はそのような状況を臣下としてみたくありませんといいました。「そなたこそ余の一番の忠臣だ」と太宗はいいました。

上王を説得した世宗をメン・サソンは恐ろしいものだとホ・ジョに言って警戒しました。

世宗は上王が王になるには人の道は捨てなければならないといっていたことを思い出しました。父に勝ってもうれしくない、だが余は民の暮らしと余の政治を守った、悪い気がしないのも事実だとあとは敵(宗氏)が余の考えを受け入れれば終わるのかと内官に語りました。

宗貞盛は世宗の和睦を希望する手紙を読みました。

大砲を磨いているヨンシルのところに明の学士ヨ・ジンがきました。ヨンシルは硬直して立ち上がり、ヨ・ジンの話に注目しました。ヨ・ジンは雨に備えなければならない、アラビア文字は便利だといいました。ヨ・ジンはヨンシルを命の恩人だ、感謝していると礼を述べました。ヨ・ジンは固まっているヨンシルの腕をポンポンと叩きました。

宗貞盛は白旗をもち朝鮮軍の司令官と会いました。宗貞盛はユ・ジョンヒョンにひざまずき、降伏を表明しました。ジョンヒョンは貞盛を立たせて歓迎するといいました。

1419年7月3日のことでした。

世宗は対馬を占領しませんでした。対馬は朝鮮と日本との窓口にして対馬の外交的地位を高めました、釜山、塩浦、チェポを開港し、貿易を振興することで対馬を経済的に保証しました。

ヨンシルは水車を作って灌漑方法を導入しました。朝鮮の民たちはとても喜びました。

パク・ウンは集賢殿になじんでいました。チェ・マルリはパク・ウンによってしっかり育てられていました。書雲館(ソウンガン)の重室ではチェ・チョングが気象を占っていました。灰を竹の筒に入れ、吹き付けて様子を観察しました。占いによると、今年の天気は日照りが続くという結果になりました。

キム・ジョンソは貯水池の造営をさぼった役人を尻たたきの刑に処していました。やりすぎだ、民の反感を買うという敬寧君。干ばつで餓死者がでるほうが最悪だとキム・ジョンソはいいました。

世宗は干ばつに備えて貯水と水車の造営を指示しました。

イ・チョンは活版印刷の発明を急いでいました。きれいに文字が印刷できない部下を厳しくしかっていました。余に言いたいのかと世宗はイ・チョンにいいました。私は適任ではないのですというイ・チョンに細かさがわかるイ・チョンは適していると世宗はいいました。そしてイ・チョンに水車を見せるとイ・チョンは喜んで水車の設置を引き受けました。

さっそく水車の政策を口うるさく支持するイ・チョンを世宗たちは笑いました。

治水にばかり時間を割いている世宗についてユ・ジョンヒョン、メン・サソンら上王派はパク・ウンに上王様の地位が弱まると嫌味をいいました。

上王は御医に脈が弱まっていると診断を受けました。あとどのくらいだと上王は御医にききました。

元敬王后は昭憲王后につらくても余裕の笑みを見せることについて指導しました。

夜、ユン・フェが雨の中慌てて王の寝殿まで駆けてきました。何事だときく世宗。大雨で洪水が起きたのでした。書雲館の占いと反対のことが起きてしまいました。

感想

前半は対馬の戦後処理について、後半は占いの天気予報の結果に基づく干ばつ対策、でした。
対馬のことは、対馬を政治的な影響下に置くこと、つまり利益を与えることによって倭寇を減らすという政治、後半はあたりもしない占いを信じて灌漑農業を推奨して洪水おきちゃって的外れなことになってしまったといったところでしょうか。

倭寇については半分ほどは中国人だったという記録がありますから、実際どのような感じだったのかよくわかりませんね。意外と対馬は多国籍で朝鮮の人も一緒に海賊してたりしてw海賊でも国家の枠組みの中に組織されるとおとなしくなるのは万国共通ですね。

占いで天気予報ですか・・・まったく論理的ではありませんね。発明ができるほど推論する能力をもっていたなら占いがただのインチキなことくらいわかってもいいのに、ね。

ヨンシルは憧れのヨ・ジン先生に硬直しちゃって、まだまだのようですね。ヨンシルは身分が低いのかセリフが少なくて、残念です。

世宗の政策が偏ったせいで、水害のことまでは考えてなかったようですね。水害といえば、堤防や河川工事のない昔のほうがいまよりももっとひどかったと思いますから、どれだけ深刻な害になったのか、江戸時代の関東は水路を作るまでは湿地だったところもかなりあったというくらいですから、朝鮮でも水害となれば広い範囲が水浸しになったのかもしれません。それに加え北のほうはとても寒そうですから、いつもおなかいっぱいに飯は食えなかっただろうとは思います。

そしてまた気になったので太宗の寿命があとどれくらいか調べてみました。太宗の崩御まであと3年くらいでした。

それにしても代々の朝鮮王の寿命は短いですね、英祖くらいですね、長生きなのは。王以外の兄弟は長生きすることから遺伝的には短命ではないようです。

ちょっと英祖の人生を見てみましょうか。英祖の母は卑しい身分(トンイの主人公)で、兄は早くに病死したので政治的なライバルはいませんでした。世継ぎあらそいは周りが勝手に決着をつけてくれたようで、ヨニン君には奇跡的にも周囲に守られ決断をせまられるような影響はなかったような感じかな!?英祖の政治は政局が一方に偏らないようにしたもので、そのこともストレス解消につながったのかもしれませんね。もしかしたら一局集中になると王様の寿命が縮まるのかもしれません(笑)

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