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チョン・ドジョン鄭道伝40話イ・バンウォンの欲望 のあらすじネタバレ感想

韓国ドラマチョン・ドジョン鄭道伝40話のあらすじネタバレ感想

あらすじ

「圃隱、いいから返事をしてくれー」
鄭道伝は鄭夢周を抱いて泣きました。李芳遠はその様子を見に来ていました。



「よくもあんな恐ろしいことを平気で・・・」イ・ジランは嘆きました。李成桂はジランにバンウォンはどこにいるかとききました。
「師匠、大業のためにはこうするしかなかったのです。」李芳遠は鄭道伝に言いました。ドジョンはバンウォンの手を放しました。「私のことを、なれなれしく呼ぶな。
ミン氏は「お父上のためにやったのです。落ち込まないでください。」と不安定になっているバンウォンを慰めました。バンウォンは息子だから父は自分を殺しはしないだろうといいました。

李成桂「お前が圃隱先生を殺せと指示を?」
李芳遠「鄭夢周の詩を読みましたね。大業に加わる意思がありませんでした。」
李成桂はバンウォンに物を投げました。バンウォンの頭から血が流れました。李芳遠は鄭夢周は大業の敵だから殺したのです。お許しくださいと父に許しを請いました。李成桂は剣を抜いてバンウォンを斬ろうとしました。「お前は畜生よりも劣っている!」「私は父上を王にしたかっただけです。」「王だと?人の命を奪って玉座に座った者は王になることはできぬ!お前が、父親をそんな男にしたのだ。」「父上の身勝手な欲が私をそのようにさせたのです。」李芳遠は李成桂に逆らい鄭夢周を殺す正当性をひたすら訴えました。李芳遠は「まだまだする(殺す)べきことがたくさんあります」と自首しないといいました。

「バングァ兄上を読んでくれ。私は最後までやり遂げる」荒々しい息遣いで李芳遠は手下に命じました。

王瑤(恭譲王)は「守待中・・・・」と泣いていました。そこにペ・グンニョム将軍が兵を率いてあらわれイ・スンインを連れて行きました。ペ将軍は「李芳遠は国の安定と繁栄のために鄭夢周を倒したのです」と鄭夢周一味を粛正し鄭道伝らを放免する裁可を求めました。王瑤は怒りと恐怖で震えました。

王瑤はペ・グンニョムを守門下待中に任命しました。チョ・ジュン、ナム・ウン、イ・ジランも昇格させました。イ・セクは韓州に流刑になりました。鄭夢周が殺されたせいで、高麗派の忠臣たちは粛正されました。ワン・ゴン(王建)が建設して475年、高麗の滅亡が迫っていました。

李成桂はこんな汚いことをして権力を握りたくない、すべてを捨てると落ち込んでいました。カン氏は「もう玉座は目の前です」と気迫で李成桂に迫りました。李成桂は東北面に帰るといいました。

ナム・ウンは主人の鄭道伝の行方を捜していました。鄭夢周を失い絶望した鄭道伝は姿を消していました。

チョン・ドジョンがいないのでチョ・ジュンらは大業が進まず困ったといいました。イ・バンウォンは力ずくで廃位を進めてはどうだといいました。ユン・ソジョンらは都堂で廃位を検討する会議を開き、イ・ソンゲを王として擁立することにしました。皆はペ・グンニョムに上奏の音頭を頼みました。

知らせはすぐに王瑤(恭譲王)のもとに届きました。

ペ・グンニョムはまず王大妃教旨を迫りました。「よくもこのようなことを!」王大妃は目の前でいる李成桂派の重臣たちを憎み睨み付けました。

「あの手を使うしかないか、輿を用意しろ」と王瑤は部下に命じました。

「なぜそんなばかげたことを?」李成桂は廃主の知らせをきいて机をたたき怒りました。

王瑤は輿に乗り臣下の盟約をするために李成桂の屋敷を訪れました。「イ・ソンゲ将軍は私に尽くしてくれたことを一日も忘れたことはありません。これからは同盟を結びたいと思いここに来ました。イ将軍、我々子孫の代まで協力し合って争うことのない関係を築きましょう。同盟に承諾してください。」「イ将軍~早く出てきてください」カン夫人は李成桂に行ってはならないといい、王瑤を門前払いしました。李芳遠は廃位になるまでおとなしく宮殿でお待ちくださいと王瑤を脅迫しました。そこにナム・ウンが王大妃から廃位の任命書を持ってきました。王瑤は廃主となり原州に流刑となりました。

「この罪をどう詫びればよいのだろう。あの世にいるご先祖様にあわせる顔がない。どうやら私は運に見放されたようだな」と王瑤は自分を笑いました。

李成桂のもとにナム・ウンが来て王位に就く準備ができましたといいました。李成桂は下がりなさいとナム・ウンにいいました。

ペ・グンニョムたちは李成桂の家に玉璽を持ってきました。「殿下 我々の意をお察しください」臣下たちが合唱をはじめました。李成桂はジランにいいました「私はもうすぐ東北面へ行く。私を煩わせないで早く帰るように」李成桂は玉璽の受け取りを拒否しました。「また人の目を気にしていますか。降参して早く玉璽を受け取ってください」とふざけるジランに「兵士たちに首を斬られたくなければ早く帰れと伝えてくれ」と本気で言いました。

李芳遠は李成桂を王位に就けるためには三峯の説得が必要だと思いました。

チョン・ドジョンは村人と一緒に畑を耕していました。ドジョンが隠れている村にも噂が届きました。

ハ・リュン(浩亭)は陽村を止めていました。そこに鄭道伝が通りがかりました。陽村はドジョンを憎んで去っていきました。ドジョンはハ・リュンに圃隱の墓はどこかと尋ねました。

ドジョンはチョン・モンジュの墓の前で手を取り合って「一生友達だろう?高麗を立て直そう」といわれたことを思い出しました。ハ・リュンは冷静で執着心のある者が支配者となるものです。李成桂将軍はあまりにも純粋すぎます。王としては弱すぎます。「だから選んだのだ。新しい王になるのは純真な英雄で十分だ。権力への意思もいらない。」鄭道伝はいいました。

李芳遠がドジョンのまえに現れました。「私は過去に未練は残しません。いつか来ると思って部下にここ(チョン・モンジュのお墓)を見張らせていました。」李芳遠はドジョンに父を説得するように頼みました。ドジョンは「民心と正当性を失った、お前を仲間に入れたことを後悔している、私のことをなれなれしく呼ばないでくれ」とバンウォンにいい去りました。「新しい世は政敵の血が付いた刀からうまれるのです」とバンウォンはドジョンに叫びました。その様子をハ・リュンは見ていました。

李成桂は臣下たちの前に姿を現しました。李成桂は玉璽をつかむと「これは邪悪な物だ!これは、人の命を奪う魔物だぞ!人をおかしくさせる。この李成桂を畜生にする化け物だ!これに何の価値があるのだ?たかがこんなもので何を騒いでいるのだ。これがそんなに大事か!」と玉璽を地面に投げつけました。

チョン・ドジョンは地面に転がった玉璽を拾いました。

「病状が悪化していないか心配してインしたがお元気そうな姿を見てうれしく思います。私チョン・ドジョンは主君に話があってまいりました。」

感想

いよいよ目の前に餌がぶら下がっているというところでよだれをたらして餌を持っている主を殺そうと飛びかかる者と、マテをして餌をくれるまで待っている者とに分かれましたね。どちらも結果は同じなのですが、ほかの者たちから見たらその印象はまったく違います。しかし李成桂やチョン・ドジョンはほんとうにドラマのような正義のヒーローで温和な人物かというと、そんなはずはないのではないかと思いますwもっと殺伐としていたのではないでしょうか。

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