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「王と妃」 第56話のあらすじとネタバレ感想

「王と妃」 第56話のあらすじとネタバレ感想

56話信頼を取り戻す二人 のあらすじネタバレ感想

端宗は自分が譲位すれば首陽大君との関係を裂く者はいなくなると涙を流しました。
そこに孝寧大君がやってきて、王室と重臣と話し合ってから譲位してくださいといいました。

「たるんでおるぞ!いくら命令でも譲位を言葉通り受け取るとは大監。私は恥知らずな人間になりたくない。世間に顔向けできぬ。甥の王位を狙う厚顔無恥な人間だと後ろ指を指される。恥ずかしくて顔をあげられぬ。」

・・・と首陽大君はシンスクチュにキレました。

端宗は孝寧大君に私は針の筵に座っているようだといいました。
孝寧大君「殿下は首陽大君をお疑っておいでです。信じておられるなら譲位など口にするはずもありません。王位に欲のある者が殿下に辞職願を出し席藁待罪をしますか?殿下、首陽大君を信じてください。」

端宗「大勢の人たちが首陽大君を信じるなと・・・私が間違っていました。首陽叔父上を疑うなんて、深く恥じています。何をしている、首陽叔父上はどこだ?首陽大君をお呼びしろ、ぐずぐずするな!」

チョン内官「首陽大君はお帰りになられました・・・今すぐ輿を遣わして・・・」
端宗「いや、私が首陽叔父上の家に行く。輿を用意しろ。」
チョン内官「はい殿下。」
端宗「孝寧大君のおかげで目が覚めました。二度と叔父上を疑いません。

首陽大君は家に帰り腹を立てていました
首陽大君「殿下は私を試すつもりだ。私を信じている目ではない。私にはわかる。文宗が病弱だったゆえ私が殿下をお世話した。私が守ってきたのだ。私の膝の上で昔話を聞きながら眠ったことも何度もある。自分の子供より愛し情を感じている甥だ。その殿下が疑いの目で私をご覧になったのだ。こんな屈辱はないだろう。目の前が真っ暗でどうすべきかわからぬ。きっと成長なされたら私と距離を置くだろうと心の準備をしてきたが、これほど早くその時が訪れるとは。」

端宗が首陽大君の屋敷に行きました。首陽大君は出迎えもせず、部屋にお通ししろといいました。

王妃は殿下が親政をすると一言いえば・・・と端宗の身を案じました。王妃の父は首陽大君は簡単に引き下がる男ではありません、首陽大君に殿下を殺す名分を与えてはなりません、殿下が成人される日まで耐えてくださいといいました。

首陽大君は端宗が来ても黙っていました。
首陽大君「私は殿下を門までお迎えに行きませんでした。君主に対してもってのほかです。不忠義で不遜な態度です。殿下に接するのが苦痛になってきました。君臣の礼を尽くすなら臣下の本分さえまっとうすればよいのです。殿下がお望みならこれからはそうします。ですが・・・私にとって殿下はただの君主ではありません。心の奥底ではいつも殿下を実の子のように思ってきました。」
端宗「承知しています。ゆえに叔父上に謝りに来たのです。首陽叔父上、機嫌を直してください。叔父上を疑ったのは軽率でした。」
首陽大君「私が浅はかでした。公私を区別できなかったのです。愚かでおごっていました。私は高慢で思慮が足りませんでした。」
端宗「首陽叔父上許して下さい。これからは叔父上を大事にします。私は父上より叔父上のことが好きでした。叔父上が参殿なさるのを毎日待っていました。叔父上がいらっしゃれば雷も怖くありませんでした。首陽叔父上、私が謝ります。許してください。」
端宗は首陽大君に拝礼しようとしました。首陽大君はそれをとめて端宗を抱きました。
端宗「叔父上、もう王でいるのは嫌です。何を信じればよいかわかりません。こんな毎日はつらすぎます。私は王の座など捨てて平穏に暮らしたいのです。私を見捨てないでください。怖くてたまらないのです。首陽叔父上・・・。」
端宗は泣きじゃくりました。

王妃はいつでも端宗が帰ってきてもよいように一晩中明かりをつけさせました。ホン淑嬪は首陽大君に従うように王妃に進言しました

首陽大君の家で端宗はごちそうを食べ首陽大君の家に宿泊しました。

当時の朝鮮は王と王妃も明に承認されなければ地位を保てなかった。しかし首陽大君は王妃の任命書をもらいに行くことを先延ばしにしていました。そうしたとき、端宗の譲位騒動が起きました。端宗が深夜に独断で首陽大君に王位を譲ると言い出したがこの一件が思いがけない波紋を引き起こしました。

賓庁では端宗が首陽大君の家に泊まったとのうわさが広まりました。ハン・ミョンフェはそれを否定しました。首陽大君一家は王宮にいらっしゃいますといいました。王室は首陽大君一家を招き和やかなひとときを過ごしていました。しかし桃源君夫人は王妃に一言も話しませんでした。淑嬪は首陽大君夫人に大君は王妃の任命書をお忘れなのかときき早く頼むようにいいました。譲寧大君は端宗が譲位しなかったので不機嫌でした。孝寧大君は世宗の長子相続は国を安定するための原則だといいうと、譲寧大君はそれは間違いだといいました。オム・ジャチはそれをしっかりときいていました。

首陽大君は端宗に王妃は一切政治にかかわってはなりませんといいました。端宗はおびえながらも「はい叔父上」といいました。

オム・ジャチから報告を受けた恵嬪はショックで具合が悪くなり血を吐きました。「首陽大君を冥土に送るまで私は死なぬ。」

恵嬪の様子を見ていた奴隷はヒャンイに報告しました。ヒャンイは奴隷に金を投げました。ヒャンイはハン氏にそれを報告しました。

(王妃に政治をするなというくせに、身内の女性に政治をさせる首陽大君)

ホン・ユンソンは端宗が首陽に譲位をしたうわさを広めました。

うわさを聞いた錦城大君は焦り決起を決めました。

(ハン・ミョンフェの作戦につられてしまいました)

クォン・ラムは首陽大君の屋敷に行きました。

クォン・ラム「王位をお望みですか?

感想

いやぁ、いやらしいですねぇ。首陽大君は本音を偽って端宗を苦しめています。端宗のためといって端宗を苦しめている首陽大君になぜ本人は気が付かないのでしょうか。泣いてみたけど首陽大君の本心を感じられる年頃になったのか、やっぱり恐怖を感じる端宗。まるで詐欺師に毎日たかられているような状況ですね、これでは正気が保てなくなるでしょう。それがまさに首陽大君の狙いなのですから。孝寧大君の目も節穴なのか、それとも首陽大君を王位につけたいのか・・・。ほんとうに端宗のことを思っているならこんなことやあんなことして苦しめることは絶対にしませんよね!

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