「王と妃」 第51話のあらすじとネタバレ感想
辞職上書 のあらすじネタバレ感想
王妃は殿下はもう子供ではない、所帯をもった一家の主なのですといいました。王妃は女官に酒膳を用意させました。今日からは夫として私をお守りくださいと王妃はいい端宗と酒を飲みました。
(今の法律では未成年なのに^^)
首陽大君と夫人も酒を飲んでいました。夫人は殿下を支えることだけお考え下さいといいました。それはできぬ、殿下と私を引き裂く輩がるのでそやつらを倒し、邪魔者がいなくなるまで私は戦うと首陽大君はいいました。
(えっ過激すぎw独裁者タイプですね)
王妃は端宗に首陽大君がいなくなったら自分で自分を守らなければなりませんといいました。それだけの地位と力をお持ちですと端宗を励ましました。端宗は叔父上は私を殺すつもりはないといいました。首陽叔父上は私を恨みはしまいか、そうなったら・・・私には首陽叔父上に立ち向かう力はありませんと端宗はいいました。殿下は何もなさらなくてよいのです、周りに任せてください、殿下は安全ですと王妃はいいました。端宗は王妃を信じるといいました。
首陽大君は怒っていました。あれこれ理屈を並べ立てて自分を正当化していました。そして殿下が私を疑い忠臣を試そうとするなら・・・殿下はそんな方ではない・・・と純粋無垢な端宗を疑いました。
(疑り深いのは独裁者の常ですねぇ)
王妃の父は首陽大君を恐れていました。父は王妃に恵嬪に挨拶に行かないように頼みました。王妃は首陽大君を退ける機会です、力を貸してくださいといいました。
端宗は恵嬪に朝の挨拶に行ったあと、領議政の首陽大君がいないので私がこれからは親政を行いますといいました。
恵嬪に挨拶に行った端宗と王妃は私たちが恵嬪を守りますといいました。端宗が親政をすることは当然のことでした。官僚たちに反対する理由はありませんでそた。
クォン・ラムは首陽大君は退いてはならぬと仲間にいいました。首陽大君は登庁するしかないという話がなされました。
ホン淑嬪は端宗と王妃の挨拶を断りました。淑嬪が自分からご挨拶に大殿に行くといいました。王妃の説得で、淑嬪は王と王妃の挨拶を受けました。しかしこのことは王室のしきたりに反することでした。
端宗は親政をはじめました。文宗の大祥(テサン)があるので今回は民が苦しんでいるので質素に行い恩赦を行い国を安定させたいといいました。臣下が首陽大君について言い出したところ、端宗は今は父上の話をしているので遮ってはならぬといいました。首陽派の重臣たちは焦りました。
オム・ジャチは錦城大君と永豊君らと酒を飲み、これからは殿下をお守りしようといいました。臨灜(イミョン)大君はよい顔をしませんでした。
首陽大君は命令もないのに自ら謹慎することは無礼だと左議政は首陽大君に登庁をすすめました。首陽大君は私は罪を犯したので自分で謹慎しているのだといいました。
(すっごい自分勝手なやつですね。身分がなかったら通常は許されないことですね。)
首陽大君は辞職願をしたためました。
ハン氏は大君たちの動きを逐一監視していました。
右議政のハン・ファクは譲寧大君に頼みに行きました。譲寧大君は自分は命をかけて端宗殿下を守ると誓ったので私は口出しできませんといいました。
首陽大君は都承旨に会いたいと連絡を受けました。クォン・ラムは怪訝に思いました。首陽大君は領議政を辞職するのではないかという噂が官僚たちに広まりました。
都承旨を呼んだ首陽大君は、都承旨を外に待たせておけといいました。
(噂を広めるために演技をしてせっこーい)
「辞職上書」という四文字だけを書いて首陽大君は筆を置きました。
(やめたくなーい、権力手放したくなーい、甥っ子よりも自分がかわいい!)
クォン・ラムが訪ねてきましたがハン・ミョンフェは居留守を使いました。ハン・ミョンフェは大君様が辞職なされる日が功臣達の命日になるでしょうといいました。夜、首陽大君は辞職上書を都承旨に渡し、今日中に殿下に渡してくださいと伝言しました。
(どうやら端宗が引き止めるかどうかを悩んだうえに、端宗が首陽大君を慰留することに賭けたということなのであって、冒頭の夫人との会話からも辞職しようとは思ってないのですね。端宗殿下は私を試すような人ではないといいつつ、首陽大君は端宗を試して卑怯でまったくせこいやつです。)
(どうやら端宗が引き止めるかどうかを悩んだうえに、端宗が首陽大君を慰留することに賭けたということなのであって、冒頭の夫人との会話からも辞職しようとは思ってないのですね。端宗殿下は私を試すような人ではないといいつつ、首陽大君は端宗を試して卑怯でまったくせこいやつです。)
感想
首陽大君、とても嫌な奴です。本心は絶対に言わないくせに行動で端宗をたぶらかして操縦しています。なんていやなやつなのでしょう。端宗に命を捧げるといった首陽大君。このあとどうなるかは歴史のとおりなのですが、ドラマでの首陽大君は言葉の端々に自分以外の派閥は殺して粛清したいと言っており、ほんとに殺意と強い欲望とそれを隠した仮面が人格に同居しており気味の悪い人物ですね。総理大臣相当の職になってずーっと休んでいても問題にならない朝鮮の仕組みも変わっていますね。