「王と妃」 第55話 譲位の王命 のあらすじとネタバレ感想
55話譲位の王命 のあらすじネタバレ感想
桃源君夫人ハン・ジョンの出産シーン(どうでもいいね!)
王族なのに「南無観世音菩薩」って首陽大君のお宅は父の世宗や祖父の太宗を愚弄しているのでしょうか!?
苦労して寺の数を26まで減らしたのに(笑)
王になりたいなら仏に祈ってはだめでしょう。
端宗は王位を狙っている桃源君夫人を激励する手紙を書かせました。
(もうむちゃくちゃだー)
首陽大君の側近の妻たちは貢物を持って姉の桂陽君夫人に挨拶をしていました。
「生まれました・・・・・・泣き声が弱弱しいですね・・・」
桃源君夫人は男の子を生みました。
端宗は譲位して上王になるといいました。
(あっさり職務放棄~端宗はそれが意味するところをまるでわかってないようです。)
首陽大君は自分が王になるという噂を抑えずに黙認していました。
王妃は「譲位などそれが君主の言うことですか。譲位なされば殿下は殺されます。火を見るより明らかです。」と涙を流して父に話しました。
首陽大君は自分の欲望と世間の評判を天秤にかけて笑いました。
端宗は都承旨に譲位の命令を書かせようとしたら・・・都承旨は聞き違いかと端宗に尋ねました。
すぐに臣下たちが集まってきて「王命をお取り下げくださいませー」と合唱しはじめました。
チョン内官までもが涙を流して懇願しました。
知らせをきいた首陽大君は「なんということだー!すぐに王宮に行くぞー!」と言いました(笑)
(ほんとうはうれしくてこの機会を逃したくないくせに)
恵嬪は首陽大君の死を見届けるまで死ねないわと永豊君に言いました。永豊君は端宗の譲位について知らせると「ネイノン、イノミ不届きな!許せない!」とせき込み病気が悪くなりました。
臣下たちが合唱しているところに首陽大君が宮殿に到着しました。
首陽大君「殿下(チューナー)」
端宗「首陽大君、ようこそ。叔父上を待っていました。」
首陽大君「殿下」
端宗「何も言わないでください。これは前から考えていたことです。私にも分別はあります。」
首陽大君「殿下。」
端宗「もう決心したことです。」
首陽大君「私が、自害しましょうか?これは私に死ねというのと同じことです。」
端宗「私は君主としてふさわしくない。考えてみてください。太宗は長男の譲寧大君でなく三男の忠寧大君に譲位なさいました。譲寧大君や孝寧大君もためらわずに優秀な弟に王位を譲られました。そのおかげで不朽の名君が存在し得たのです。もともとこの座は叔父上のものです。叔父上が君主だったら安平大君らが謀反を起こしたでしょうか。いいえ。夢にも思わなかったはずです。キム・ジョンソは私が幼かったから謀反を起こしたのです。安平大君らが死んだのは私のせいです。資格の無い者が王位にいるから忠臣が逆臣になったのです。私は間違っていますか首陽叔父上。
同副承旨ハン・ミョンフェ「お言葉ですが金宗瑞や安平大君らは・・・」
首陽大君「同副承旨は下がりなさい。」
同副承旨「どうして安平大君らが・・・」
首陽大君「聞こえなかったのですかー」
(声でかっ)
ハン・ミョンフェは部屋から出ていきました。
首陽大君「譲位をなさると言い張られるのでしたら私は再び席藁待罪をいたします。それでもなさるというのならこの命を絶ち不忠をお詫びいたします。」
端宗「不忠ではない。
首陽大君「不忠です。」
端宗「自ら王位を退くのになぜですか。」
端宗は涙を流しました。
首陽大君「チューナー。私が自害しましょうか?・・・私が死にましょうか?チューナー!」
ほぼ全権を掌握している首陽大君。彼は「自害してでも譲位をお断りします」というのになぜ権力を手放さないのでしょうか!まだおじさんにだまされている端宗君。かわいそう!謀反の噂を否定するためには権力を手放すしか正解はないはずです。それをしないということはズバリ王位がほしーの俺様は!ということでしょう。さんざん端宗に迷惑をかけていて王権を自分に集めて自分のまわりだけ強化して端宗からは権力をほぼ奪っていて首陽大君はほんとうに悪いやつですね!ハン・ミョンフェも王命を書き記したいくせにためらう演技なんかしてせこすぎ~。これが日本のドラマだったら炎上していると思います(笑)