薯童謠(ソドンヨ)(全55話)第10話 王の危篤のあらすじ
太学舎のところに百済の王が危篤である知らせが届きました。王の病を治す方法を探してくれという命令でした。サテッキルは太学舎の女性の手を握り、心を掴むことで信頼を得ていました。だれにでも色仕掛けをするサテッキルに嫉妬したウンジンは目立ってサテッキルの心を得ようとがんばりました。ウンジンは新しい服を作り太学舎の仲間に披露しました。現代的なノースリーブに半ズボンを履かせられたメクトスと彼の息子は下着みたいだ早く服を着ろと不評でした。ウンジンもノースリーブにスカートと現代的な服を作ったため評判はいまいちでした。ウンジンとメクトスとポムノは罰を与えられました。
百済の威徳王が危篤との王の側近ワングの知らせを受け取ったモンナスは王の病気を治す方法を探しました。サテッキルは王の病状を写して新羅王に知らせました。新羅王から大きな功績があったときにはソンファ姫をほんとうに娶ってよいという話にサテッキルは喜びました。
チャンは石をあちこちから集めてきて火を焚いて石の温まり具合と冷め具合を調べていました。ついでに書物に挟んであった病状日誌を読んで病気の原因が湿気にあることを突き止め床を温めることで湿気を追い出すことを発明しました。
薯童謠(ソドンヨ)(全55話)第11話 太子の生還のあらすじ
サテッキルは石を盗んだ犯人をかばうために出頭ししました。棒で打たれそうになったところを花郎の風月種で太学舎に潜入中であったのですぐに解放されました。不思議がる太学舎の仲間をいいくるめてそのことについて忘れさせました。モンナス博士はチャンの発見をもとにオンドルを開発しました。地面に溝を掘り、溝上に石を敷き詰めて床を温めるのでした。いつも火を焚くので暖かい料理を作れ、寒さと湿気を掃えます。サテッキルはモンナスの説明をきいてモンナス博士を尊敬しました。モンナスはチャンのおかげだといいました。
モンナス博士がチャンをほめたところ、ウンジンの母モジンだけがチャンを差別して不満に思いました。チャンは母の言葉を思い出し、はじめて仲間に認められたことをあの世の母に報告しました。ソンファ姫は寺に住まいを移したとチャンに報告しました。これでチャンと毎日会えるとソンファ姫はいいました。ソンファ姫はチャンは尊敬に値する人なのでこれからは敬語を使いますとチャンに言いました。
太学舎ではプヨソンの目を盗んで王の寝室にオンドルを建設する計画を立てました。
チャンは「平民と民・・・」とつぶやいて思い煩っていました。眠れないので森を歩いていたらチャンは二人の怪しい人間を捕まえました。太学舎のところに連れてきたところ、みんなは「太子様」といってひれ伏しました。なんと阿佐太子が太学舎のもとへ来ました。
阿佐太子はプヨソンのいないところで兵士を育成するので軍師になってくれとモンナスに頼みました。モンナスは博士は軍人になって政治に関わってはいけないと断りました。そのかわり、モンナスは武器を作ることに同意しました。阿佐太子はオンドルを紹介してもらい、チャンがオンドルを発明したことを知りました。
プヨソンは父プヨゲを王位につけるために町にプヨゲを称える歌を流しました。そこに兵がやってきて阿佐太子の生存を知りました。プヨソンは阿佐太子を殺すようフクチピョンに命じました。すぐに阿佐太子とチャンたちのところに刺客がきました。刺客は阿佐太子の首飾りを奪っていきました。チャンは荷物を背負ったまま刺客と戦い倒しました。
チャンは百済城のお堀に16匹の亀を浮かべました。亀の甲羅にはそれぞれ文字が書かれていました。チャンは百済王と阿佐太子が死んだらプヨソンの仕業だという噂を流したのでした。噂はたちどころに都に広がりました。フクチピョンは阿佐太子を探しに行きました。
阿佐太子は自分の首飾りが誰かのものと入れ替わったことに気が付きました。
フクチピョンはチャンと阿佐太子のいる小屋を囲みました。そこにプヨソンが軍を率いてフクチピョンの部下たちを殺しました。そしてご無事で何よりとプヨソンは阿佐太子に跪きました。今ここで阿佐太子を殺してしまってはプヨソンが王になれないからでした。チャンのおかげで阿佐太子は命からがら百済宮へ帰ることができ政務に復帰しました。阿佐太子はチャンにオンドルの建設を命じました。
阿佐太子が拾ったチャンの首飾りには「四」という文字が刻まれていました。四は、四男という意味をもっていました。
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感想
チャンとソンファはいい感じに仲良くなっていますね。ほんとにイ・イ・カ・ン・ジ♪微笑ましいです。チャンも10年以上苦労したのですから、幸せになってほしいですね。サテッキルは太学舎の女性にボディータッチして女性の気を引いてずる賢い男ですね。ああいうせこいタイプは私は嫌いなのですが、みなさんは好きなタイプですか?そしてオンドルという床暖房、日本の朝鮮系の貴族の家にもオンドルがあったそうですからオンドルは間違いなくあちらの文化なのでしょう。でもどうして日本には広まらなかったのかな?オンドルにしておけば多湿の日本とはいえ、床下を乾燥させることも可能だったのではないかと思います。ちょー不思議ですね。そのかわり、日本には「囲炉裏」がありました。オンドルは「ジャイアント」でガンモのお母さんが一酸化炭素中毒でなくなってしまいましたから、危険なもの、24時間火を焚く奴隷が必要なのでお金持ちしか使えなかったものかもしれませんね。
でもやっぱりちょっときになりますね。オンドルは雨が降ったら溝に雨が溜まってしまわないのかなぁ。
そして首飾りがチャンのものと阿佐太子のものと入れ替わったところです、前にチャンが水の中に首飾りを投げていたのになぜ首飾りがここにあるのでしょうか!?よく見てなかったのか、理由がわかりませんでした。
フクチピョンはあの人がいままで演じた役の中ではほんとうに悪いやつですね(笑)おじさん怖いです。